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CLUSTERPRO技術認定セミナーのご紹介
CLUSTERPRO オフィシャルブログ ~クラブロ~
はじめに
CLUSTERPRO技術認定セミナーは、NECが開催しているWebinar形式のセミナーです。オンラインで参加できるため、場所に左右されず、CLUSTERPROによるHAクラスター構築の考え方を学んだり、構築方法を一通り体験することができます。
今回はCLUSTERPRO技術認定セミナーの受講までの流れ、学習内容、推奨環境、注意事項についてご紹介します。
この記事の内容
1. CLUSTERPRO技術認定セミナーとは
CLUSTERPRO技術認定制度は2012年2月から始まり、累計認定者数は2024年8月時点で2,900人を超えており、NECが提供している技術認定制度全体の中でも人気のある技術認定となっています。
技術認定制度の詳細については、「CLUSTERPRO技術認定」を参照ください。
CLUSTERPRO技術認定セミナーは1日間で実施するセミナーで、基本的に毎月最終木曜日と金曜日にそれぞれWindows版とLinux版が各1回ずつ開催されています。
こちらのお申込みページから申し込むことができますので、本記事を参照いただきご興味を持たれましたら、是非参加してみてください。
2. CLUSTERPRO技術認定セミナーの流れ
- ・技術認定セミナーの申し込み~受講まで
CLUSTERPRO技術認定セミナーの申し込みから受講当日までの流れは以下の図の通りです。
- 申し込みが受領されると、Webinarで用いるWeb会議サービス「Zoom」とハンズオン環境への接続先情報が事務局からメールで送られます。技術認定セミナー当日までに、Zoomとハンズオン環境に接続できるかどうかを試すことができます。
勤務先のセキュリティ設定等により環境に接続できず、ハンズオンの実施ができない場合がありますので、必ず事前に接続確認することをお勧めします。
- ・技術認定セミナー当日
大まかに午前が座学、午後がハンズオンと分かれています。
Webinar形式ではありますが、講師側からハンズオン環境をモニタリングしていますので、途中で進行に追いつけなくなったり、うまく構築できない場合などは講師からサポートをさせていただきます。
午前
CLUSTERPROについての説明とハンズオンでHAクラスターを構築する環境についての説明
- CLUSTEPRRO技術認定試験や、CLUSTERPRO新機能などのトピックスについての説明と、本セミナーでHAクラスターを構築する環境についての説明があります。
本セミナーではAmazon Web Services(以下、AWS)上でHAクラスターを構築するため、AWS上でHAクラスターを構築する上で知っておくべきことの説明が中心となりますが、他のオンプレミスや仮想、クラウド環境へも流用可能な知識について学ぶことができます。
- 午後
CLUSTERPROのハンズオン
- AWS上のハンズオン環境で、CLUSTERPROによるHAクラスターの構築が体験できます。
Webサーバーを2台使用して、仮想IPアドレスで接続するミラーディスク型のHAクラスターを構築することで、CLUSTERPROによるHAクラスター構築の基礎を学ぶことができます。
また、構築を体験するだけでなく、CLUSTERPROの設定内容についての説明や両系活性(スプリットブレイン)を回避する方法などHAクラスターを構築する上で有用なノウハウを学ぶことができるので、実際に業務でHAクラスターを構築する際に役立つ情報を得ることができます。
ハンズオンが終了したら、アンケートに回答して技術認定セミナーは終了となります。
セミナー終了後もCLUSTERPROに関する質問や、当日構築したハンズオン環境を自由に操作できる時間が用意されていますので、HAクラスターの設定変更や、障害発生時の動作を確認する等、色々と試すこともできます。
- ・技術認定セミナー終了後
後日、事務局からCLUSTERPRO技術認定試験を受験するためのWebサイトへの接続先情報がメールで送られますので、各自受験して合格すると、CLUSTERPRO認定技術者として認定されます。
セミナーで利用した資料はこのWebサイトからダウンロードすることができ、技術認定試験は資料やガイドなどを見ながら3回まで受験可能ですので、まずはお試しに1回受験して、要領が分かったら準備をした上で再度受験すると合格しやすいです。
3. 推奨環境と注意事項
また、CLUSTERPRO技術認定セミナーにおけるハンズオン環境上の注意事項がありますので、併せて紹介します。
- ・推奨環境
デュアルディスプレイもしくはディスプレイ+Zoomにアクセスできるデバイス
- 講師の説明や説明に使用する映像などはZoomで配信しますが、ハンズオンも併せて行うため、ディスプレイが2つあると画面の切り替えが不要となり、スムーズに受講できます。
もしディスプレイが1つしか用意できなくても、ZoomはiPadなどの画面が大きいタブレット端末から接続し、ハンズオンはPCで行うなど、デバイスを分ける方法が効果的です。
- 安定したネットワーク通信環境
- ネットワーク通信が不安定な環境で受講すると、Zoomの音声が途切れて聞こえたり、画面表示が乱れる可能性がありますので、安定して通信が可能な有線接続や無線ネットワーク環境で受講するのがお勧めです。
- ・注意事項
ハンズオン環境へのアクセスはMicrosoft EdgeやGoogle ChromeといったWebブラウザ経由で行います。
この時、ハンズオン環境の解像度が最初に環境にアクセスしたときのWebブラウザのウィンドウのサイズに依存して固定されてしまいますので、ハンズオン環境に接続する時は最初からWebブラウザのウィンドウのサイズをできるだけ大きくした状態で接続することをお勧めします。Webブラウザ画面が小さい時にハンズオン環境に接続すると、いざ大きく利用したい時に最大化しても、解像度が変わらないままですので注意が必要です。
もし、デュアルディスプレイや別途Zoom用デバイスの用意ができず、Webブラウザ画面を大きくした状態で接続できない場合は、ハンズオン環境で画面がはみ出したり、スクロールバーによる画面操作が必要となる等の影響があります。
まとめ
今回は、CLUSTERPRO技術認定セミナーについて、受講までの流れ、学習内容、推奨環境、注意事項についてまとめてご紹介しました。
HAクラスターについて学びたい方、CLUSTERPROでHAクラスターを構築する予定がある方などに有用な情報が満載ですので、本記事で興味を持たれた方は次回の技術認定セミナーに申し込んでみてはいかがでしょうか?
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