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CLUSTERPRO X 5.1のご紹介~Cluster WebUIでAWS CLIのコマンドラインオプション・環境変数を設定する~
CLUSTERPRO オフィシャルブログ ~クラブロ~はじめに
本記事では、Cluster WebUIのAWS関連機能強化の内容についてご紹介します。
この記事の内容
1. Cluster WebUIのAWS関連機能強化
- インターネットアクセス時にProxyサーバーを経由する。
- AWS CLIの動作に関する細かなチューニングを行う。
- その他、環境やシステム要件に対応するために設定変更する。
- [コマンドラインオプション]
ー[AWS CLIコマンドラインオプション] - [環境変数]
ー[AWS関連機能実行時の環境変数]
- CLUSTERPRO X 5.1 > Windows > リファレンスガイド
→ 第2章 パラメータの詳細
→ 2.2 クラスタプロパティ
→ 2.2.18 クラウドタブ
- CLUSTERPRO X 5.1 > Linux > リファレンスガイド
→ 第2章 パラメータの詳細
→ 2.2 クラスタプロパティ
→ 2.2.19 クラウドタブ
1.1 AWS CLIコマンドラインオプション
例として、ネットワーク上の理由によりAWS CLI(aws ec2)コマンド実行時にエンドポイントに対する通信タイムアウトエラーが間欠的に発生しているケースを考えます。このケースではタイムアウト時間を少し長くするためにAWS CLIの--cli-connect-timeoutまたは--cli-read-timeoutオプションを指定することで改善されることが期待できます。
AWS CLI(aws ec2)のコマンドラインオプションとして"--cli-connect-timeout 120"をCluster WebUIで設定する手順は次の通りです。
- 1.Cluster WebUIの設定モードから「クラスタのプロパティ」を開きます。
- 2.「クラウド」タブをクリックします。
- 3.[コマンドラインオプション]の下にある[AWS CLI コマンドラインオプション]の「設定」ボタンをクリックします。
- 4.[aws ec2]の項目に"--cli-connect-timeout 120"を入力します。
・Amazon CloudWatch 連携
■ aws ec2
・AWS Elastic IP リソース
・AWS 仮想 IP リソース
・AWS セカンダリ IP リソース
・AWS Elastic IP 監視リソース(Windows) / AWS Elastic IP モニタリソース(Linux)
・AWS 仮想 IP 監視リソース(Windows) / AWS 仮想 IP モニタリソース(Linux)
・AWS セカンダリ IP 監視リソース(Windows) / AWS セカンダリ IP モニタリソース(Linux)
・AWS AZ 監視リソース(Windows) / AWS AZ モニタリソース(Linux)
・AWS 強制停止リソース
・Cluster WebUI によるクラウド環境情報の取得
■ aws route53
・AWS DNS リソース
・AWS DNS 監視リソース(Windows) / AWS DNS モニタリソース(Linux)
■ aws sns
・Amazon SNS 連携
- CLUSTERPRO X 5.1 > Windows > スタートアップガイド
→ 第6章 注意制限事項
→ 6.3 CLUSTERPRO の構成情報作成時
→ 6.3.11 AWS CLI コマンドラインオプション
- CLUSTERPRO X 5.1 > Linux > スタートアップガイド
→ 第6章 注意制限事項
→ 6.4 CLUSTERPRO の情報作成時
→ 6.4.19 AWS CLI コマンドラインオプション
1.2 AWS関連機能実行時の環境変数
- 1.Cluster WebUIの設定モードから「クラスタのプロパティ」を開きます。
- 2.「クラウド」タブをクリックします。
- 3.[環境変数]の下にある[AWS関連機能実行時の環境変数]の「設定」ボタンをクリックします。
- 4.「追加」ボタンをクリックし、必要な環境変数としてHTTP_PROXY、HTTPS_PROXY、NO_PROXYを追加します。
- 「AWS関連機能実行時の環境変数」と環境変数設定ファイルの両機能を併用することはできません。
- 環境変数設定ファイルは旧バージョンとの互換性維持のための機能です。CLUSTERPRO X 5.1における環境変数の新規設定には「AWS関連機能実行時の環境変数」の使用を推奨します。
・AWS 仮想 IP リソース
・AWS セカンダリ IP リソース
・AWS DNS リソース
・AWS Elastic IP 監視リソース(Windows) / AWS Elastic IP モニタリソース(Linux)
・AWS 仮想 IP 監視リソース(Windows) / AWS 仮想 IP モニタリソース(Linux)
・AWS セカンダリ IP 監視リソース(Windows) / AWS セカンダリ IP モニタリソース(Linux)
・AWS AZ 監視リソース(Windows) / AWS AZ モニタリソース(Linux)
・AWS DNS 監視リソース(Windows) / AWS DNS モニタリソース(Linux)
・AWS 強制停止リソース
・Amazon SNS 連携
・Amazon CloudWatch 連携
・Cluster WebUI によるクラウド環境情報の取得
- CLUSTERPRO X 5.1 > Windows > スタートアップガイド
→ 第6章 注意制限事項
→ 6.3 CLUSTERPRO の構成情報作成時
→ 6.3.12 AWS 関連機能実行時の環境変数
- CLUSTERPRO X 5.1 > Linux > スタートアップガイド
→ 第6章 注意制限事項
→ 6.4 CLUSTERPRO の情報作成時
→ 6.4.20 AWS 関連機能実行時の環境変数
まとめ
今回は、Cluster WebUIを使用したAWS関連機能実行時のコマンドラインオプションや環境変数の設定方法についてご紹介しました。CLUSTERPRO X 5.0までと比較してより設定が容易になっていますので、設定が必要となった時にご活用ください。
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