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CLUSTERPRO X 4.1のご紹介~Amazon Linux 2 対応~
CLUSTERPRO オフィシャルブログ ~クラブロ~
はじめに
CLUSTERPRO Xの新バージョンであるCLUSTERPRO X 4.1を2019年4月10日より出荷開始しました。
今回は、CLUSTERPRO X 4.1から追加されたAmazon Linux 2 対応についてご紹介します。
そのほかの機能強化ポイントは こちら。
この記事の内容
1. Amazon Linux 2とは
Amazon Linux 2 は Amazon Linux の次世代バージョンで、Amazon Web Service (以降、AWS) が提供する Linux サーバーオペレーティングシステムです。
以前よりご要望が多く寄せられておりましたが、CLUSTERPRO X 4.1より対応を開始しました。
2. Amazon Linux 2 使用時のポイント
Amazon Linux 2 でCLUSTERPROを使用する際は、動作確認済みkernel一覧に記載のカーネルバージョンでご使用ください。
2019年4月25日時点の対応カーネルは"4.14.88-88.76.amzn2.x86_64"です。
AWSが公開しているAMIの中から、上記の動作確認済みカーネルに対応するAMIを選択する際には、"2.0.20190115"で検索することで確認が可能です。
- ※使用するAMIのカーネルバージョンが異なる場合は、カーネルをアップグレード、ダウングレードいただくことで動作させることが可能です。
3. HAクラスター構築手順
HAクラスターの構築は、その他のLinuxのHAクラスター構築の手順と同様です。
今回は、「VIP制御によるHAクラスター」を構築してみました。
- ※VIP制御に使用するAWS CLIは、Amazon Linux 2 にプリインストールされているバージョンを使用しました。
構築手順の詳細は、HAクラスタ構築ガイドを参照ください。
コミュニティAMIで、AWSが提供するAMIの中から動作確認済みカーネル"4.14.88-88.76.amzn2.x86_64"に対応するAMIを選択します。
- 1.AMIの選択で、コミュニティAMIを選択します。
- 2.オペレーティングシステムの"Amazon Linux"にチェックを入れます。
- 3."2.0.20190115"で検索して対象のAMIを選択します。
今回は、東京リージョンの”amzn2-ami-hvm-2.0.20190115-x86_64-gp2 - ami-0d7ed3ddb85b521a6”を選択します。
実際にHAクラスターを構築し、動作確認してみました。
その他のLinuxでHAクラスターを構築する時と同様の手順で、Amazon Linux 2でもHAクラスターが構築できました。
まとめ
今回は、CLUSTERPRO X 4.1の機能強化ポイントのAmazon Linux 2 対応について、使用時のポイントを交えてご紹介しました。
Amazon Linux 2 のHAクラスターを構築する際は、本記事を参考にしていただければ幸いです。
また、CLUSTERPRO X 4.1の試用版を提供しておりますので、ぜひご活用ください。
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