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CLUSTERPRO X 4.0の新機能のご紹介~AWS DNSリソース~
CLUSTERPRO オフィシャルブログ ~クラブロ~
はじめに
CLUSTERPRO Xの新バージョンであるCLUSTERPRO X 4.0を2018年5月9日より出荷開始しました。
今回は、CLUSTERPRO X 4.0の新機能の中からAWS DNSリソースについてご紹介します。
そのほかの機能強化ポイントは こちら。
この記事の内容
1. AWS DNSリソースとは
AWS DNSリソースは、Amazon Route 53を利用して接続先の切り替えを提供するリソースです。
Amazon Route 53へAmazon Web Services(以降、AWS)で利用する仮想ホスト名(DNS名)に対応する IP アドレスを登録/削除します。これにより、クライアントはフェールオーバーグループが起動しているノードに仮想ホスト名でアクセスすることができます。
※Amazon Route 53は、クラウドドメインネームシステム (DNS) ウェブサービスです。詳しくはこちら。
2. AWS DNSリソースのメリット
これまで、AWS上でHAクラスターを構築する場合に、CLUSTERPROではクラウドリソース(AWS 仮想IPリソース、AWS Elastic IPリソース)を使用して「VIP制御方式によるHAクラスター」、「EIP制御方式によるHAクラスター」の構築が可能でした。
さらに、今回追加されたAWS DNSリソースを使用することで、「DirectConnect接続」や「VPC Peering接続」、「マルチリージョン」などの環境でも、クライアントは現用系のサーバーが切り替わったことを意識することなく接続が可能です。
3. AWS DNSリソースの設定
AWS DNSリソースを使用したHAクラスターの構築手順の詳細は、後述の構築ガイドを参照ください。
以下の図は、AWS DNSリソースの設定画面のイメージです。
Cluster WebUIでAWS DNSリソースの起動/停止を確認します。
※Cluster WebUIはCLUSTERPRO X 4.0の新機能です。
CLUSTERPRO X 4.0 ソフトウェア構築ガイド
- Windows > クラウド > Amazon Web Services > HAクラスタ構築ガイド
- Linux > クラウド > Amazon Web Services > HAクラスタ構築ガイド
まとめ
今回は、CLUSTERPRO X 4.0の新機能のAWS DNSリソースについてご紹介しました。
CLUSTERPROのホームページからフル機能が使える試用版がダウンロードできますので、ぜひCLUSTERPRO X 4.0をお試しください。
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