特長

NEC Cloud System (OSS構築モデル)

OpenStackのコアデベロッパーとして、
安心・安全・高信頼のクラウド基盤を実現します

オープンなクラウド基盤の提供

ITとネットワーク双方の技術力をベースに、OpenStackやSDNなどのオープンスタンダード技術とNECのミッションクリティカルシステム構築技術を融合。通信事業者やデータセンター事業者、企業の情報システム向けに高い信頼性と拡張性を備えたクラウド基盤を提供します。

OpenStackの開発メンバーとして、発展と継続を支援

お客様がOpenStackをベースとしたクラウド基盤を安心して活用・長期利用できるよう、様々な取り組みで支援。下記のようなコミュニティ活動を通して、OpenStackの機能・品質強化に貢献しています。

  • 9つのコンポーネントで22名の開発者が活動
  • 8つのコンポーネントに、1名のPTL*と8名のコアデベロッパーを輩出
  • 国内企業ではトップの開発貢献(3年半・7バージョン連続1位)

*PTL:Project Team Leader
(2016年4月時点)

【プレスリリース】ネットワーク仮想化のオーケストレーション機能に関するエコシステム形成に貢献

NECはネットワーク機器のマルチベンダ環境サポートを推進する「OpenMSA Community」に参画し、エコシステム形成に貢献しています。

OpenStackを活用し、要件に合わせてSIを実施
最適なクラウド基盤を実現します

オープン性の高いクラウド基盤を実現

NECでは、OpenStackを活用した自社のクラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」の構築・運用経験ややお客様要件からクラウド基盤の機能要件を整理しています。これらの要件のうち、OpenStackで実現できない機能は、OpenStackの改造や他のOSSとのインテグレーションにより実現することでオープン性の確保に貢献しています。
さらに、OpenStackも非機能要件(可用性・性能・運用性・拡張性等)を分析し品質強化した上で活用。新たに改造や開発を行ったソースコードはオープンソースコミュニティに還元する事で、オープン性の高いクラウド基盤を実現します。

高信頼なクラウド基盤を短期間で構築

クラウド環境に求められている必要な要件や機能を標準モデル化し、事前に製品の組み合わせとして検証をしています。
これらを、システムの要件・規模に応じて選択し、Building Block方式として組み合わせて提供することで、個別に構築する場合と比べて、構築期間を最大50%短縮できます。
また、構築手順を自動化するツールを使用することで人的ミスも削減可能。高信頼なクラウド環境を早期に実現します。

運用の自動化・標準化を推進

仮想サーバの払い出しやネットワーク設定など、クラウド運用の日々の作業を自動化する機能を提供し、運用負担の軽減を実現します。また、クラウド基盤全体の運用ルールや手順を規定したガイドの提供により、運用の標準化推進を支援し、サービス品質の向上を実現します。

OpenStackの品質強化、万全なサポート体制

NEC社内にOpenStackの専門部隊を設置し、あらかじめ徹底した評価、分析を行い、問題の解決や回避方法を確立しています。さらに、クラウド基盤に採用している全てのOSS製品を、NECがワンストップでサポート。高SLAサポートサービスとして、24時間365日対応や、障害発生時の緊急回避処置も提供しています。
また、運用フェーズにおいても、お客様の日々の運用を代行するサービスも提供しています。