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米国サッカー殿堂様

顔認証を使ってユニークでインタラクティブな体験を実現
~米国サッカー殿堂~

業種:
  • サービス業
業務:
  • マーケティング
  • その他業務
製品:
  • ソフトウェア/その他
ソリューション・サービス:
  • 生体認証/顔認証
  • AI・ビッグデータ

はじめに

米国サッカー殿堂「National Soccer Hall of Fame(以下NSHOF)」は、2018年にテキサス州を本拠地とするサッカーチームFCダラスが5500万ドル(約59億円)をかけトヨタ・スタジアムをリノベーションした際に併設オープンした博物館です。本施設では、NECとのパートナーシップのもと、VR(バーチャルリアリティ)やジェスチャー・テクノロジーを搭載した大型タッチスクリーンを至る所に設置し、米国サッカーの歴史を称賛しながら、これまでにない体験型の世界を演出しています。NECの顔認証技術の導入により、米国サッカーの歴史を現代に蘇らせたことで、魅力をさらに引き出し、ファンにより愛着をもってもらえる場を提供しています。

課題

博物館での新しい体験を提供したい

米国サッカー殿堂は、米国サッカーを一般的な展示ではなく、前例のない画期的な方法で紹介したいと考えていました。そのためには、殿堂入りした歴代の選手に敬意を払うことはもちろん、次世代のテクノロジーを活用することも必須だと考えました。「館内をいかにインタラクティブな空間にできるかが決め手になる、と企画当初から話していました」とNSHOF取締役のショーン・ブーホルツ氏は語ります。背景には、「心から楽しめる場所にしたい」という想いが大きかったからだといいます。「来場者には、サッカーの歴史がわかる400点もの素晴らしい展示物を見るだけでなく、その世界に入り込んでもらいたい。実際に来て、ゲームで対戦して、楽しんでいただきたかったのです。」

FCダラス 広報部長
ジーナ・ミラー氏

また、FCダラスの広報部長 ジーナ・ミラー氏は各展示コーナーをスムーズに体験できることも欠かせなかったと語ります。「顔認証技術の提案を受けた後も、カメラの設置場所等、来場者が顔認証されていることを意識しないで楽しめることを第一に考え、工夫する必要がありました。」

NSHOF取締役
ショーン・ブーホルツ氏

ソリューション

このような課題を解決するため、テクノロジーパートナーをNECに決めるのは自然な流れだったとブーホルツ氏は語ります。「NECを選んだのは、世界で最も素晴らしい顔認証技術(※)を持っていたからです。」そのNECの顔認証AIエンジン「NeoFace」を導入し、従来の博物館と一線を画したユニークな体験作りに取り組みました。

NECアメリカ 戦略企画部長
ケン・ウィルソン氏

館内では、約50台のカメラを設置し、来場者の許可を得て顔を認識します。「館内に入ると、まずタブレット上で好きなチームやポジション等簡単な質問に答えていただき、写真を撮ります。するとシステムに登録され、各展示コーナーですぐにその人を識別するようになるのです。」とNECアメリカの戦略企画部長 ケン・ウィルソン氏は説明します。巨大なタッチスクリーンにVRとジェスチャー・テクノロジーが搭載された13種のオーディオ・ビジュアル展示は、来場者が近づくと瞬時に認識します。すると来場者は、名前の入力や細かな設定をせずとも、好みの設定でゲームに参加したり、スコアを記録したり、他来場者との対戦ができます。また、後で自分用にカスタマイズされたウェブサイトへアクセスし、館内のフォトスポットで撮影した写真やVR体験の思い出をSNSでシェアすることもできます。

「展示に近づいた瞬間に、システムが来場者の顔を認識し、好みにぴったりの世界が現れるのです。」とミラー氏が語るように、来場者一人ひとりが夢中になれる、特別な体験を提供できるようになりました。

この取り組みは、NECの顔認証技術が、従来のセキュリティー目的のみならず、顧客体験(カスタマー・エクスペリエンス)向上にも貢献した一例となりました。「館内でNeoFaceを体験した方々の反応を見られるのは非常に嬉しいです。自分の顔アイコンと、好みのコンテンツが飛び出てくると、皆さん驚かれます。」とウィルソン氏は話します。

成果

FCダラス オーナー
ダン・ハント氏

2018年にオープンして以来、併設するトヨタ・スタジアムには年約200万人が訪れます。FCダラスのオーナーであるダン・ハント氏は、NECは博物館の新たな道を切り開いたと語ります。「すでに10件以上の博物館やスポーツ殿堂から問い合わせがありました。」ハント氏は、他にはない特徴を持つことが、スタジアム自体の来場者を増やす上で重要だと考えています。「この取り組みこそが来場者の増加をけん引し、さらに多くの方に来ていただけるだろうと期待しています。」

米国サッカー殿堂がNECと連携して顔認証技術を導入したことで、博物館での体験は一変しました。これまで一度も実現されなかった体験型の空間を作り出したのです。来場者は米国サッカー殿堂でしか味わえない体験を満喫しているとミラー氏は言います。「来場者の方々の反応は、ただただ「すごい!」という驚きです。」

ブーホルツ氏も同様に話します。「誰も成しえなかったことを実現できたこと、そして殿堂入りした選手に囲まれ、最新のテクノロジーに感動するお客様を見られることが、何よりの幸せです。」

  • NECの顔認証技術は米国国立機関によるベンチマークテストでNo.1の性能評価を獲得

ユニークでインタラクティブな体験をNECの顔認証が実現~米国サッカー殿堂~ [02:28]


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(2019年6月27日)

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