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イベントレジスト株式会社様


高精度の顔認証技術を使ったイベント受付システムで主催者にも来場者にもメリットをもたらす
- 業種:
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- サービス業
- 業務:
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- マーケティング
- その他業務
- 製品:
-
- 統合型システム
- ソリューション・サービス:
-
- クラウド
- サービス/その他
事例の概要
課題背景
- イベント来場者に会場入口でチケットを提示いただく手間をかけず、スムーズに受付を行いたい
- 認証のための機材やシステム環境の準備、受付の人件費などを抑えたい
- 受付の段階からテクノロジーを感じる、話題性の高いイベント企画を提案したい
成果
自分自身の一部であり、なくす心配がない「顔」でイベント入場が可能
来場者は、参加申込み時に自身の顔を登録、イベント当日はこの顔写真との照合で本人確認を実施。受付の前でチケットやQRコードを慌てて探す必要がなくなったうえ、入場手続きもスピードアップ
タブレット端末の活用で、設営・撤去も手軽に
受付にタブレット端末を設置し、クラウドサービスで来場者の顔認証を実施するシステムを構築。イベント主催・運営者の受付関連業務の負担が軽減
先進テクノロジーを体感、「誰もが笑顔になる」話題性の高いイベントに
顔認証でスムーズに受付を通過できる『ワクワク感』のある先進テクノロジーを体感することで、来場者の誰もがイベント入場時から笑顔になる
導入ソリューション


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事例の詳細
導入前の背景や課題

代表取締役/CEO
ヒラヤマ コウスケ氏
イベント受付業務を改善すべく「忘れることがない」手段を模索
自治体や企業がイベントを成功させるには、その企画検討に加え、会場選定やイベント告知、集客、来場者管理、決済処理、当日の受付など多種多様な業務も一つ一つこなさなければなりません。
イベントレジスト株式会社様ではこうしたイベント主催者の負担を解消するため、イベントにかかる各種業務の効率アップと改善を実現するオンライン イベント プラットフォーム「EventRegist(イベントレジスト)」を開発・運営しています。
同社代表取締役/CEOのヒラヤマコウスケ氏は「体験重視のマーケティングが注目されるようになってきた今、人と人とがリアルに交流できるイベントが増えています。そのため、期待してご来場いただいたお客様に満足していただけるイベント運営が一層求められています」と、昨今の企業主催イベントの傾向を説明します。
こうした傾向を受けて、同社は数年前から受付手段の改善に取り組んでいました。セールス&マーケティングの村松烈氏は、「当時、受付のおもな方法はQRコードの読み取りだったのですが、会場に着いた来場者がQRコードを印刷した紙やスマートフォンの保存画面を探して手間取りなかなかご入場いただけない場面に何度も遭遇しました。多くのお客様を集める大規模なイベントではこれが受付の混雑につながることもしばしばです。そこで私たちは、来場者の負担をなくすために『探す必要がない』『忘れない』手段を模索したのです。また主催者の方々からも、より革新的な受付方法の提案を求められていました」と当時を振り返ります。
選択のポイント

セールス&マーケティング
イベント業務管理士
村松烈氏
世界最高レベルの顔認証を用いた受付でイベントの話題性が高まる
検討を進めるうちに、生体認証を用いる方法が有力候補としてあがりました。自らの身体の一部を認証に使えばチケットなどを用意する必要はありません。数ある生体認証方法のなかから、同社は最終的に顔認証を選択しました。
「指紋認証や声紋認証と比べたとき、顔認証はカメラで自分を撮影するだけという手軽な方法である点が魅力的だと思っていました。ちょうどその頃NECと話をする機会があり、そこで高精度な顔認証クラウドサービス『NeoFace Cloud』を紹介いただきました」(ヒラヤマ氏)
世界最高レベルの認証精度、かつ簡単に短時間で認証できるといったNeoFace Cloudの機能は同社の要件を十分満たしていました。さらに月額料金制のクラウドサービスである点も、イベント主催者のコスト削減をもたらす効果的があると考えました。そして同社は2018年8月、NeoFace Cloudによる顔認証機能を組み込んだ非接触型イベント入場管理システム「KAOPASS(カオパス)」を開発、提供することを決断しました。
村松氏は「KAOPASS」へのNeoFace Cloud採用を振り返り、「受付のレイアウトやフローはイベントごとにさまざまです。来場者が顔認証での受付を短時間で行えるよう、NECは「KAOPASS」に最適な設定方法などについて、NeoFace Cloudの豊富な導入実績をふまえて支援してくれました。担当の方が直接イベントの現場に来てフォローしてくれたのも心強かったですね。技術面だけでなく運用面など全体を俯瞰したうえで最適な使い方を提案いただけたので、我々も成功への確信をもって『KAOPASS』に顔認証を採用できました」と充実感を語ります。
導入後の成果
先進技術を体験できるワクワク感が、イベント受付を変えた
KAOPASSはすでに多くのイベントで実際に利用されています。主催者はEventRegist上で顔認証の利用を申し込むだけ、来場者は事前に自分の顔写真をアップロードするだけで、当日は短時間で受付を済ませられます。その結果、主催者には受付にかかるコストの削減や、人員の適切な配置による円滑なイベント運営といった効果がもたらされました。
一方、KAOPASSを体験した来場者からは好意的な反響がありました。「何人もの来場者の方から『受付時間が短いね』との声をいただきました。従来の受付では当たり前だった『受付票を探す』『QRコードをリーダーにかざす』といった動作自体がなくなることによって体感時間も短くなるのではないでしょうか。画面の前に立つだけで受付が完了するKAOPASSなら荷物を持ったままでも最小限の動作で受付が済みます」(村松氏)
ヒラヤマ氏も「先進的な技術を体験できるという『ワクワク感』が、受付け待ち時間というものに対する意識を大きく変えたと実感しています。顔認証に成功して自分の名前を呼ばれると、多くの方が喜んでくれます。そうした様子を見て、KAOPASSは受付で来場者を笑顔にするサービスなのだと気づかされました」と語ります。
KAOPASSは今後、多言語対応をはじめさらに機能を強化し、活用の場をイベント以外にも広げていく予定です。「NECのパートナープログラムに加わったことで、さまざまなお客様から新たな引き合いも複数獲得できました。イベントをはじめとするコミュニティ活動の場がますます多くなることを見据え、KAOPASSを軸にそういった活動の運営をトータルで支援していきたいです」(ヒラヤマ氏)

お客様プロフィール
イベントレジスト株式会社
所在地 | 東京都渋谷区神宮前6-18-2 グランド原宿 701 |
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事業概要 | イベントプラットフォーム「EventRegist (イベントレジスト)」の開発・運営 |
URL | ![]() |

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(2019年3月28日)
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