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R16新機能
R16 機能強化内容の概要説明
入出力強化
- 書き出しコマンドによるPDF出力時に、セキュリティを設定できるようになります。
設定可能なセキュリティ項目は以下になります。
- 文書を開くときのパスワード
- 文書を印刷および編集する権限設定を変更するときのパスワード
- 印刷を許可/不許可
- 変更を許可/不許可
- 注釈の作成、フォームフィールドの入力と署名を許可/不許可
- テキスト、画像、およびその他の内容のコピーを許可/不許可
これにより、出力したPDFの運用の幅が広がります。また、PDFのセキュリティ設定を行うための他のアプリケーションが不要となります。

JIS記号
- JIS規格[JIS B 0001:2019 機械製図]、[JIS B 0420-1:2016 製品の幾何特性仕様(GPS)-寸法の公差表示方式]における「円すい(状)の面取り」、「区間指示」、「長さに関わるサイズの指定条件」を意味する記号に対応しています。
寸法線コマンドでは、記号パターンとして「円すい(状)の面取り」、「区間指示」、「長さに関わるサイズの指定条件」(CAE2Dとしては長円枠と表記)を選択できます。

コメントコマンドなどでは、特殊マークを記述することで「円すい(状)の面取り」、「区間指示」、「長さに関わるサイズの指定条件」(CAE2Dとしては長円枠と表記)を表現できます。
操作性の改善
- 単純コメントについて、半角文字と全角文字でそれぞれ異なる文字フォントを指定できるようになります。
また、すでに図面上に配置されている単純コメントに対して、半角文字と全角文字でそれぞれ異なる文字フォントを一括で指定して変更できるようになります。
文字フォントは個別、一括変更の他に、モード、SCFでも設定できます。 - グループの接点での配置操作において、移動基準点に線を指定できるようになります。
それにより、線と線が接するように配置操作を行えます。
作図・編集機能の強化
- コメントに取り消し線を描画できるようになります。
修飾文字「~K」をコメントに指定することで取り消し線が描画されます。 - 作図・多角形コマンドで多角形を作成したタイミングで、簡単に中心線も描画できるようになります。
その他の機能強化
- カスタマイズ可能なメニューについて、Unicode文字を設定できるようになります。
これにより、メニューの表示を中国語等にカスタマイズできます。

- 各メニューのカスタマイズをユーティリティで簡単に実施できるようになります。
カスタマイズ可能なメニューは以下です。
- メニューバー
- ジャンプメニュー
- オンスクリーンメニュー(L1)
- オンスクリーンメニュー(L2)
DXF/DWG変換の強化
- AutoCAD 2020に対応しています。
- 修飾文字(取り消し線)の新アイテムに対応しています。
SolidWorks連携機能の強化
- SOLIDWORKS2020に対応しています。
- 修飾文字(取り消し線)、特殊文字(「区間指示」、「長さに関わるサイズの指定条件」(CAE2Dとしては長円枠と表記))の新アイテムに対応しています。
Obbligato連携機能の強化
- Obbligato III R4.3に対応しています。