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R15新機能

R15.2 機能強化内容の概要説明

入出力強化

  • Windows 上のローカルファイル、CAE-EDBServer、OBL-CAEServer 内の図面/パターンを書き出せるようになります。
    ファイル、図面DB、図面管理コマンドそれぞれで書き出し機能を追加しています。また、複数図面/パターンを一括で書き出せるようになります。
    これにより、R15.1までのように作業場に一旦コピーする必要が無くなり、作業効率が向上します。
書き出しイメージ
  • PDF変換ユーティリティ(drawtopdf)を提供します。
    Windows 上のローカルファイル、CAE-EDBServer、OBL-CAEServer 内の図面/パターンをPDFデータに変換できます。解像度やPDFのプロパティ等の指定も可能です。

操作性の改善

  • グループ・グループコマンドで、複数のパーマネントグループを一括で選択する操作が簡単になります。
    従来はグループ指示で一つずつ選択する方法しかありませんでしたが、パーマネントグループだけを対象に領域指定や、ワイルドカード「*」を使ったグループ名指定で複数選択できるようになります。
  • レイヤ・層設定コマンドおよびレイヤ・層色コマンドにおいて、自動再配色の方法を選択できるようになります。
    システムでの自動再配色、SCFの設定値、他の図象の設定値から選択できます。また、SCFの設定値を層定義時の層色とすることもできます。これにより、他図面から流用した図象等の、バラバラになっている層色が統一しやすくなります。
  • 最小化したビューポート上にマウスカーソルを乗せたときに、図面の情報を表示するようになります。
    図面のプレビューとワークシート番号、図面名等、ビューポートのタイトルの内容を表示します。
図面情報表示イメージ
  • シート切替ダイアログにおいて、シートの内容をプレビュー表示できるようになります。

作図・編集機能の強化

  • 破断線の波線を作図・線コマンド/接続線コマンドで描画できるようになります。
    R15.1までは、波線は作図・自由曲線(スプライン曲線)コマンドでのみ描画可能でしたが、ジグザグ線と同様の操作感で作図できるようになります。

その他の機能強化

  • コマンドAPコンパイラでコンパイルした際に、コンパイル状況に日付と時刻を表示するようになります。

DXF/DWG変換の強化

  • AutoCAD 2019に対応しています。

SolidWorks連携機能の強化

  • SOLIDWORKS2019に対応しています。

Obbligato連携機能の強化

  • Obbligato III R4.2に対応しています。

R15.1 機能強化内容の概要説明

入出力強化 – 書き出しコマンドのSCF対応

  • 書き出しコマンドのオプション設定ダイアログの既定値を、SCFで設定できるようになります。
    これにより、PDFを常にモノクロで出力するなど、お客様の運用に合わせた設定で書き出しを実行できます。
SCFで設定できる項目
PDF TIFF BMP
書き出し先 書き出し先 書き出し先
解像度 サイズ 幅・高さ
OLEオブジェクトの解像度 用紙サイズ
用紙サイズ 図面の用紙サイズに対するスケール 領域指定の場合のサイズ設定
幅・高さ  
概要 タイトル 解像度  
作成者 圧縮形式  
サブタイトル 回転角度  
キーワード 出力位置  

入出力強化 – 書き出しコマンドのカスタマイズ

  • 書き出しコマンドのPDF/TIFF/BMP出力機能で、利用者公開ルーチンやActiveXオートメーション機能を使ったカスタマイズができるようになります。
    カスタマイズでは、コマンドと同等のオプションを指定した出力が可能です。
    これにより、複数図面を一括で出力するなど、自動化システムへの組み込みを実現でき、作業の効率化が望めます。

操作性の改善

  • タイプ・線種変更コマンドで、複数の領域を指定して一括で線種や線の太さ変更できるようになります。
  • 要素色が「無色」の要素をカラー出力する際に、線種と線の太さの色で出力するか、指定した色で出力するかを、SCFで選択できるようになります。
    色を指定する場合の既定値は黒色です。
  • 作業場に既に同名の図面が存在する場合、図面コピー時の確認メッセージで該当図面のワークシート番号を確認できるようになります。

その他の機能強化

  • 英語OS上での日本語版CAE2Dの動作をサポートしています。
    対象OSはCAE2Dがサポートしている全OSです。
  • edblsによる図面枚数検索の性能を改善しています。
    新機能の-Cオプションを使用することで、従来の-Tオプションと比べ、約2割の時間で検索が可能になります。

DXF/DWG変換の強化

  • AutoCAD 2018に対応しています。
  • DXF入力/DXF出力時のファイルの種類の既定値を、SCFでDWGに設定できるようになります。
    DXF変換ユーティリティもSCFの設定に従います。

IGES変換の強化

  • IGES入力/IGES出力時のコメントの変換機能を改善しています。
    IGES入力時、分割されているパラメータの上限を撤廃しています。
    IGES出力時、出力できる最大のバイト数を7,680に拡大しています。

SolidWorks連携機能の強化

  • SOLIDWORKS 2018に対応しています。
  • ANSI規格の溶接記号の変換に対応しています。
  • SOLIDWORKS 2017で追加されたギザギザ破断線の変換に対応しています。

Obbligato連携機能の強化

  • Obbligato IIIの最新バージョンR4.1に対応しています。