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地上波ライブ配信エンコーダソリューション
放送映像機器・サービスマスターシステムの運用を考慮したオールインワンのソフトウェアベースの地上波ライブ配信エンコーダをご提供します。
地上波ライブ配信の構成と運用
地上波のライブ配信では、動画配信サービスで運用されているターゲッティング広告の仕組みへの対応が必要となります。ターゲッティング広告では視聴者の属性に合わせて異なるCM(ネット広告)が提示される運用がされています。放送局のライブ配信では、アンタイムCMなど番組中に代わるCMタイミングに追随する必要があります。権利処理が残る番組へのマスク処理(フタかぶせ)が必要となります。NECの「地上波ライブ配信エンコーダソリューション」は、マスター設備への影響を最小限に抑え、ネットキュー連携によるちらみえのないCM自動フタかぶせやフタ端末による手動フタかぶせにより、放送局の地上波ライブ配信の効率化を実現します。
エンコーダ単体での運用からソリューションでの対応まで運用に合わせてご提供します。
NECライブ配信エンコーダソリューションの特長
特長① マスター連携による運用効率化
ARIBのアンシラリデータをエンコーダが直接処理を行い、本エンコーダ1台で配信プラットフォーム(OVP)との連携を行います。ソフトウェアベースのH.264エンコーダですので、マスター送出システムベンダーとして、各局のネットキュー運用に柔軟に対応します。
- CM差し替え運用の自動化
- ネットキュー(S5信号など)に連携したフレーム精度の自動フタかぶせと配信PF側に対しCM挿入タイミング(SCTE35)送出を行います。
(オプション:SCTE104入力への対応) - 番組開始位置の配信PFへの通知などマスターのネットキューの運用に合わせて、柔軟な対応が可能です。
- 音声モードに追随した自動音声ダウンミックス
放送用エンコーダと同様にアンシラリデータの音声モードを自動的に解釈し、ネット配信形式に合わせ、ステレオへの自動ダウンミックスを行います。
特長② 安心の国内体制
本体はExpressサーバを採用。5年間保守サポート付き
24H365日 H/W障害受付、対応体制
特長③ アプリケーションホワイトリストによるセキュリティ対策
NEC Solid ProtectはエンジンにMcAfee社の「McAfee Embedded Control」を採用。社内での対応が可能で、年度単位のライセンスは不要です。
特長④ 手動フタ端末
緊急時や番組の一部のフタを手動フタを行うことが出来ます。
エンコーダのモニタ出力を表示するも可能ですので、サブコントロールルームなどでエンコーダの稼働状況をみながら運用することができます。