Bio-IDiomとは

盗まれない。無くさない。忘れない。
信頼のカギは、あなた自身。

顔の形や瞳、耳、声、掌、指などの身体的特徴を瞬時に読み解き、個々人を特定する生体認証。
国家レベルから企業や個人のセキュリティ、サービスに至るまで、その可能性はさまざま。

NECは、半世紀にわたり生体認証の研究開発を続けてきたパイオニアとして、さらに柔軟で信頼できる生体認証を提供し、世界中の人と人、人と社会をつなげ、より安心で豊かな未来を創っていきます。

急速に進展するデジタルトランスフォーメーション

世界の人口が77億人に増加するといわれる2020年*1。インターネットや携帯電話の普及もさらに広がり、世界中には約300億個のIoTデバイスと数兆個のセンサーがあふれるといわれています*2
ヒトとセンサーの間に膨大な接点が生まれるなかでビッグデータやAIの活用も進み、世界はデジタル化の流れ=デジタルトランスフォーメーションによって、さらなる変化を遂げようとしています。

デジタルトランスフォーメーションの進展

この変革によってもたらされるのは、実世界のヒト・モノ・コトがデジタル世界を通じて深いレベルでつながりあい、私たちの生活やビジネスをより良いものに変える可能性にあふれた社会です。

  • *1
    国際連合
  • *2
    総務省「平成29年版 情報通信白書」

NECでもこの流れを先取り、IoT技術と通信インフラによってデジタル化された広範囲なデータを「見える化」する技術や、AI技術によって人の処理能力を超えた大量のデータを分析する技術、そして、人が理解しやすい対処方法を実世界にフィードバックする技術群を開発してきました。これにより、ヒト・モノ・コトに新たな意味性を付加することで、深い知識や知恵を共有するソリューションを提供しています。

新しいビジネスモデルの登場でゲームチェンジが起こる

デジタルトランスフォーメーションがもたらす一つの変化として、シェアリングサービスの加速が挙げられます。「民泊」「ライドシェア」をはじめとして、ネットワークがヒト・モノ・コトを適切に結びつけるプラットフォームサービスはいまや世界を席巻し、効率的でサステナブルな社会づくりへ貢献しています。
この流れは、個人間の取引にとどまりません。産業界でも、従来型の垂直統合された製造体制ではなく、世界中の工場とネットワークを築き、案件内容や依頼タイミングに最もふさわしい工場へと製造を発注する水平分業型のビジネスモデルも登場し始めています。このトレンドはさらにつづき、他企業や他業界とコラボレーションする水平協同型モデルへとシフトしていくことでしょう。
世界中を一瞬でつなぎ、思いもよらないマッチングを実現できるインターネットの長所を活かした新しいビジネスは、先進国を中心に進展する高齢化と労働人口の減少や、限られた資源の活用を背景として、今後さらに進展が進んでいくことが予想されます。

生体認証の必要性 安心してデジタルを活用できる世界へ

NECでは、デジタルトランスフォーメーションの実現へ向けてAI技術群「NEC the WISE」を中心としたICTソリューションを提供してきました。
実世界の情報をコンピュータでの分析が可能なデジタルデータへと変換する「見える化」、データから規則性や新しい価値を導き出す「分析」、そしてその結果に基づいて最適なアクションを促す「対処」を連動させるAIソリューションは、劇的な効率化や新たな価値創造をもたらし、より充実した働き方や持続可能な社会の実現に貢献しています。
しかし、実世界がデジタルと親和し、多くの接点が生まれる世界では、利便性が飛躍的に増す一方でなりすましやサイバー攻撃等のリスクが高まることも事実です。そこで有効性の高いソリューションとして注目を集める技術が、生体認証です。
生体認証は個人認証方式の一つで、その人だけしか持ちえない身体的・行動的特徴を利用して個人を識別する技術です。身体的特徴としては顔、虹彩、指紋、掌紋、静脈等、行動的特徴としては署名や声等が挙げられます。
一般的な個人認証であるパスワードや暗証番号、ICカードや鍵等と異なり、生体認証では忘失、紛失、盗難、偽造といったリスクがありません。安全・安心な社会の実現に貢献するセキュリティ技術として、さまざまな分野で活用が進んでいます。

NECが保有する世界トップクラスの生体認証技術群

生体認証技術は、一般的には顔認証や指紋認証が有名ですが、NECではそれだけではなく、以下のような複数の生体認証を保有しています。

  • 顔認証
  • 虹彩認証
  • 指紋認証 掌紋認証
  • 指静脈認証
  • 声認証
  • 耳音響認証

各技術はすべて世界トップレベルの精度を誇る技術であり、NECが生体認証のグローバルリーダーとして世界を牽引しています。

NECの生体認証技術群

NECの生体認証 Bio-IDiom

生体認証は、デジタルトランスフォーメーションが進展した世界において、実世界とデジタルの世界をつなぐ扉として機能させることができる技術です。その人自身がもつ重要な生体情報を「鍵」とし、必要に応じて複数の生体認証を組み合わせながら高度な認証をデジタルの世界の入口に構築することで、なりすましや悪意のある攻撃リスクを排除し、デジタルの利便性を最大限活用できる安全な扉を構築することができます。

NECではグループで展開している生体認証をBio-IDiom(バイオイディオム)と名づけ、実世界とデジタルを結ぶ扉として、広く社会にご活用いただけるように取り組んでいます。単語が集まって意味をなす「Idiom」と同様に、NECが展開する多彩な生体認証が、それぞれの特性を活かしながら社会全体に安全・安心・効率・公平という価値を提供していくことを表したブランド名です。
Bio-IDiomは、ユーザ自身を世界でただ一人の存在としてIdentification(認証)し、安全にデジタルを最大限活用いただける世界を構築します。

デジタル世界への安全な扉となるBio-IDiom