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NetBackup 10.0 新機能

Azure Blob不変ストレージ機能連携
[ランサムウェア対策強化]

バックアップを書き換え不能なストレージへ保存
ランサムウェア攻撃から大切なデータを保護

ランサムウェア攻撃やオペレーションミスなどから、バックアップデータが失われるリスクを回避します。
Azure Blob 不変ストレージに保存されたバックアップは、管理者であっても保存期限内の変更・削除を行うことができません。ランサムウェアの攻撃から、バックアップデータを保護できます。

バックアップ環境にAzure Blob Storage(不変ストレージ機能を利用)を遠隔保管先として構成します。

保管先を不変(WORM)ストレージ設定とし、指定期間内においては、バックアップの削除や変更が不可能な状態で保存できます。

バックアップを書き換え不能なストレージへ保存。ランサムウェア攻撃から大切なデータを保護

復旧データの事前検査[ランサムウェア対策強化]

アンチウィルスソフトと連携し、バックアップされた状態のデータをスキャン、感染ファイルの有無を検査

バックアップしたデータの中に、マルウェアが紛れ込んでいないかを検出します。
検出した状況をWebUI 上でお知らせし、そのバックアップイメージの確認及び、削除を実行できます。

WebUI ログイン後のダッシュボードに、検出した件数等が表示されます。「マルウェアの検出」画面には、バックアップイメージごとに検出結果(影響あり・なし等)を表示します。

※ マルウェアスキャンの対象について詳細はお問い合わせください。

<対応マルウェアスキャナ>

  • NetBackup Malware Scanner(Veritas社提供)
  • MS Defender(お客様所持)
  • Symantec Protection Engine(お客様所持)

アンチウイルスソフトと連携し、検出結果はWebUIでお知らせ

バックアップ状況の異常検出のアップデート

バックアップメタデータの異常を検出できます。バックアップ情報項目が通常運用時の範囲から異常に逸脱している場合は「異常」とみなされ、NetBackup Web UIを通じて通知されます。

NetBackup 10.0では、Webインターフェイスから異常発生の感度の調整や、検出対象のフィルタリング、初期設定等が可能となりました。レポーティングも強化され、運用面において便利な機能が追加されています。

統計的なバックアップ状況の異常検出

Kubernetes環境保護の機能拡充

Kubernetes環境のNameSpace単位のバックアップ先として、NetBackupが管理する保存先ストレージをサポート

バックアップストレージに保管したデータは、取得元と異なるKubernetes環境に復元可能です。 オンプレのKubernetes環境で取得したものを、クラウド上のKubernetes環境にリストアすることもできます。 Kubernetes環境に障害が発生した場合、別のKubernetes環境へリストアし、アプリケーションを立ち上げることができます。ダウンタイムの大幅な削減が見込めます。

Kubernetes環境のバックアップがNetBackup 10.0で機能拡充
  • 前バージョンまでは、バックアップデータをバックアップやリストアの実行エンジンであるVeleroが接続するオブジェクトストレージに格納していましたが、NetBackup 10.0ではVeleroは不要です。

新しいOS/環境のサポート

<プライマリ(マスター)サーバー、メディアサーバー、およびクライアント上>

  • Windows Server 2022
<仮想環境>
  • VMware VDDK 7.03
  • vSphere:
    vSphere 7.0、7.0 U1、7.0 U2、7.0 U3
    vSphere 6.7、6.7 U1、6.7 U2、6.7 U3
    vSphere 6.5、6.5 U1、6.5 U2、6.5 U3
  • VMware vSAN 6.5、6.6、6.6.1、6.7、6.7 U1、6.7 U2、6.7 U3
    VMware vSAN 7.0、7.0 U1、7.0 U2、7.0 U3