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Arcserve Backup r16.5 サポート情報 (ご利用者様向け)
【販売停止品】 |
注意: Arcserve Backup r16.5 製品は 2017年 1月 31日 で受注停止となりました。
◆注意◆ 本バージョンの製品に関しましては、下記の点にご留意ください。
- Arcserve Backup r16.5 製品は 2017年 1月 31日 に受注停止になりました。(アップグレード製品を含む)
現在は手配できませんので、後継製品をご利用ください。 - 本バージョンの製品は、提供元でのサポートが終了しています。
なお、NECではNECが保有するノウハウをもとに、PP・サポートサービスにてサポートを継続しております。 - Arcserve 製品の提供元が、CA社からArcserve社に変更になり、提供元での情報提供サイトも変更されました。サポートが終了している古い製品に関しては、恐れ入りますが製品情報や技術情報が削除されている場合があります。ご了承ください。
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SP1(RO69280) および SP1対応累積修正モジュール(RO70938) 事前適用のお願いArcserve Backup r16.5 には複数の不具合が修正されたSP1(RO69280)およびSP1対応累積修正モジュール(RO70938)が開発元よりリリースされています。Arcserve Backup r16.5 製品のインストール後に、以下からダウンロードしたSP1およびSP1対応累積修正モジュールの適用を、お願い致します。
また、SP1 適用時には、必ずSP1対応累積修正モジュールも適用頂きますよう、お願い申し上げます。 -
開発元で公開している注意/制限事項開発元のArcserve社において、Arcserve Backup r16.5 に関する注意/制限事項を公開していますので、 Arcserve Backup r16.5 導入前に必ずご確認くださいますようお願いいたします。
Arcserve Backup r16.5 for Windows 注意/制限事項 -
VMware ESX/ESXi 環境におけるゲスト OS バックアップ時の注意事項VMware ESX/ESXi に構築したゲストOSの raw バックアップを実施した際、「E3392 バックアップ サーバの TCP 再接続タイムアウトです。(エージェント=(ホスト名) @(IPアドレス)、ネットワークエラー=10054)」のエラーでバックアップが失敗することがあります。 本問題は、Agent for Virtual Machines に内包されている VDDK 5.1 に起因して発生します。安定したバックアップ運用を行うために、VDDK 5.0 に変更してご利用いただくことを推奨します。VDDK 5.0 は下記からダウンロード可能です。
https://my.vmware.com/jp/web/vmware/info/slug/datacenter_cloud_infrastructure/vmware_vsphere/5_0#drivers_tools
⇒ Automation Tools and SDKs
⇒ vSphere 5.0.x Virtual Disk Development Kit (xの値は問いません)別途インストールしたVDDKを使用するための設定方法は、Agent for Virtual Machines ユーザガイドの「付録A: トラブルシューティング」の「VMware バックアップに対する異なる VDDK バージョンの使用」をご参照ください。 -
CA ARCserve Communication Foundation サービスの注意事項Arcserve Backup r16.5 本体製品の「CA ARCserve Communication Foundation」サービスのプロセス(CA.ARCserve.CommunicationFoundation.WindowsService.exe) のメモリ(Private Bytes)の使用量が上昇することを確認しています。 この問題は現在、開発元のArcserve社で調査中のため、当面は CA ARCserve Communication Foundation サービスを停止する対処を行い CA.ARCserve.CommunicationFoundation.WindowsService.exe を起動しないようにしてください。
なお、本対処により Dashboard 機能を利用することはできなくなりますのでご注意ください。Windows Server 2012の場合1. 「スタート」の右クリックメニューの[ファイル名を指定して実行]に"services.msc"を入力して[OK]をクリックします。
2. 「CA ARCserve Communication Foundation」サービスを停止します。
3. 「CA ARCserve Communication Foundation」サービスのプロパティを開き、「スタートアップの種類」を無効に設定します。
4. [OK]をクリックします。Windows Server 2003/2003R2/2008/2008R2の場合1. [スタート]-[ファイル名を指定して実行]に"services.msc"を入力して[OK]をクリックします。
2. 「CA ARCserve Communication Foundation」サービスを停止します。
3. 「CA ARCserve Communication Foundation」サービスのプロパティを開き、「スタートアップの種類」を無効に設定します。
4. [OK]をクリックします。 -
Windows Server 2012 環境の惨事復旧を行う際の注意事項Arcserve Backup r16.5 のブートキットウィザードは、Windows Server 2012 サーバを復旧対象とした Machine Specific Disk を作成できない仕様となっています。
Windows Server 2012 サーバの惨事復旧を行う場合は、下記の何れかの運用となりますのでご注意ください。- ネットワーク共有フォルダの惨事復旧情報を参照する
別サーバのネットワーク共有フォルダに惨事復旧情報を複製し、複製された惨事復旧情報を参照して惨事復旧を行います。 - (リモート惨事復旧のみ)バックアップサーバに保存されている惨事復旧情報を参照する
リモート惨事復旧時、バックアップサーバに保存されている惨事復旧情報を参照して惨事復旧を行います。
(※)バックアップサーバの惨事復旧でローカルに保存されている惨事復旧情報を参照することも技術的には可能ですが、ディスク障害時に消失するリスクがあることからNECでは推奨していません。 - Flash FDDに手動コピーした惨事復旧情報を参照する
バックアップサーバ、または複製された惨事復旧情報を、事前に Flash FDD に手動コピーして Machine Specific Disk(MSD) を作成することができます。惨事復旧時は作成した MSD を使用して惨事復旧を行います。惨事復旧情報はバックアップサーバの以下のフォルダ配下に作成されます。{Arcserve Backupインストールフォルダ}\DR\{バックアップサーバ名}\{DR対象サーバ名}- 例) x86 OS の場合
C:\Program Files\CA\ARCserve Backup\DR\SERVER1\SERVER2 - 例) x64 OS の場合
C:\Program Files(x86)\CA\ARCserve Backup\DR\SERVER1\SERVER2
- 例) x86 OS の場合
- ネットワーク共有フォルダの惨事復旧情報を参照する
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WinPE DR 方式で惨事復旧を行う際の注意事項Arcserve Backup r16.5 の WinPE DR 方式の惨事復旧では、WinPE DR を起動する惨事復旧媒体を手動で作成する必要があります。 Arcserve Backup r16.5 のインストールDVDから WinPE DR を開始できませんのでご注意ください。
WinPE DR用の惨事復旧用媒体の作成方法は、Disaster Recvoery Option ユーザガイドの「第 3 章: WinPE を使用した惨事復旧」ご参照ください。 -
デバイス関連の注意事項1. 集合型テープ装置使用時の注意事項 1集合型テープ装置を使用時に、リムーバブル記憶域管理 (RSM) など他のプロセスとの競合により、次のような現象が発生する場合があります。
- Arcserve Backup のマネージャでメディアを認識できない、または認識できてもフォーマット等を行えない
- 不定期に SCSI ポートエラーが発生する
- 集合型テープ装置でバックアップの途中で「メディアが見つからない」となる
これらの現象が発生した場合、以下の設定の確認および再設定を行ってください。- (Windows Server 2003のみ)
Arcserve Backup マネージャを起動し、「デバイス環境設定」から「デバイスの有効/無効(RSM対応)」を選択し、対象チェンジャ装置を有効とします。その後、再度「デバイス環境設定」を起動して「テープライブラリ」で「ライブラリセットアップ」を起動してライブラリの設定を行います。その後、再度「デバイス環境設定」を起動して「テープライブラリ」で「ライブラリセットアップ」を起動してライブラリの設定を行います。 - Windows の [スタートメニュ] -「プログラム」-「管理ツール」-「コンピュータの管理」を起動し、「システムツール」-「デバイスマネージャ」-「メディアチェンジャ」で対象チェンジャ装置を選択します。
右クリックで「プロパティ」を表示し、「全般」タブの「デバイスの使用状態」が「このデバイスを使う(有効)」となっていない場合は有効とします。
Windows のドライバでサポートされていない装置は「不明なメディアチェンジャ」となりますが、この場合も設定を「有効」とします。 - Windows の [スタートメニュ] -「プログラム」-「管理ツール」-「コンピュータの管理」を起動し、「記憶域」-「リムーバブル記憶域」-「物理的な場所」で対象チェンジャ装置を選択します。
右クリックで「プロパティ」を表示し、「全般」タブの「ライブラリを有効にする」がチェックされている場合はチェックを外します。
Arcserve Backup 以外で該当チェンジャ装置を使用する場合は、Arcserve Backup の「デバイスを有効/無効(RSM対応)」で有効に設定し、Windows の「リムーバブル記憶域」で「ライブラリを有効にする」を指定します。2. 集合型テープ装置使用時の注意事項 2
装置を付け替えた場合や、オフライン状態でシステムの再起動を行った場合などに、「リムーバブル記憶域」の「物理的な場所」に過去の接続情報が残る場合があります。この場合は、不要な接続情報を削除してください。
Arcserve Backup r16.5 で集合型テープ装置のクリーニングを行う場合、クリーニングが完了するまでに 5 分程度を要し、アクティビティログにもエラーが登録される場合があります。E6096 メディア エラーです。[ABSL:xxxx CMD:A5h]
テープドライブ[n]のクリーニングに成功しました。[デバイス: n][xxxx]この場合は、クリーニング自体は完了しておりますので、上記エラーは無視してください。3. RDX(N8151-86/N8151-105/N8160-84/N8160-84A) 使用時の注意事項
Arcserve Backup は RDX を利用する際はリムーバブルメディアとして扱います。RDX を使用するときは、Arcserve マネージャのデバイスマネージャから、 RDX ドライブをオンライン状態にしてからご利用ください。ドライブのオンラインの設定方法は管理者ガイドをご参照ください。なお、RDX 上へのファイルシステムデバイスおよびデータデュプリケーションデバイスの作成は推奨しておりません。(Arcserve BackupはRDXをリムーバブルメディアとして扱うため、カートリッジ交換/状態変更のたびに、デバイスグループの再設定を手動で実行する必要があります。この再設定を実施しない場合バックアップは失敗となり、リスクが高いことから、RDX上へのファイルシステムデバイスおよびデータデュプリケーションデバイスの作成を推奨していません)
4. デデュプリケーションデバイス使用時の注意事項Arcserve Backup のデデュプリケーションデバイスは、データファイルとインデックスファイルから構成されています。このインデックスファイルが破損すると、これまでデデュプリケーションデバイスにバックアップしたデータが全て使用できなくなる危険性があります。デデュプリケーションデバイスを利用するときは、「メディア検証とスキャン」ユーティリティを使って、定期的にデデュプリケーションデバイスが破損していないか確認してください。 -
Portmap サービスの競合についてMicrosoft Service for Unix、アレイディスク管理の Power Console Plus などがインストールされた環境では、portmap サービスの競合により、"NobleNet Portmapper" サービスのエラーが発生し、Power Console Plus などを使用できない現象が発生します。
この場合は以下の技術情報を参照し回避設定を行ってください。
「Arcserve Backup と他社製ポートマッパ プログラムの競合について」※ iStorage NS シリーズには Microsoft Service for Unix インストール済みとなっています。 iStorage NS シリーズに Arcserve Backup をインストールして使用する際は、本処置を実施してください。 -
アクティビティログ保存期間に関する注意事項Arcserve Backup r16.5 のアクティビティログ保存期間 (廃棄までの日数) はデフォルトで 14 日間となっています。しかしこの期間設定は、問題発生時に過去の履歴を遡り確認するためには十分な長さとは言えません。
このため、廃棄までの日数は 365 日(最低でも 60日) 以上に延長する事を推奨します。
なお廃棄までの日数を延長する事で Arcserve Backup データベースの使用容量は増加しますが、保存期間以外のログ設定がデフォルトであればバックアップ対象ファイルの情報がデータベースの大半を占めるため、廃棄までの日数の延長してもデータベース全体のサイズには大きく影響しません。アクティビティログ廃棄までの日数は、ARCserve Backupマネージャの [サーバ管理] の [環境設定] で [データベースエンジン] を選択し [古いアクティビティログ廃棄間隔] の値を変更する事で設定できます。
アクティビティログ廃棄の設定につきまして、詳しくは「CA ARCserve Backup 管理者ガイド r16.5」の「7:バックアップサーバの管理」- [CA ARCserve Backup エンジンの環境設定] - [データベースエンジンの環境設定] をご参照ください。 -
パスワード管理についてArcserve Backup ではパスワード管理機能を提供しておりますが、パスワード情報は必ず記憶して(あるいは控えて)おくようにしてください。
パスワード管理機能では、セッションパスワードや暗号化パスワードを暗号化した形でデータベースに保持します。これによりリストア時のパスワード入力を簡略化できます。データベース保持期間を経過したりデータベース再構築などを行うと、データベースに保存した情報が失われますので、リストア時にパスワードの入力が必要となります。
Arcserve Backup の提供するパスワード管理機能は最近使用したパスワードの入力を省力化する機能と考え、パスワード自体は別途管理する様にしてください。 -
補足情報
- Arcserve Backup r16.5 のマニュアル、オンラインヘルプは、Web で提供されています。Arcserve Backup r16.5 の機能の詳細は、マニュアル、オンラインヘルプ、Readme をご確認ください。
- Arcserve Backup 開発元であるArcserve社のホームページに Arcserve Backup r16.5 に関する各種情報が掲載されています。 「Arcserve サポートポータル(https://support.arcserve.com/s/topic/0TO1J000000I3phWAC/arcserve-backup?language=ja)」の製品別サポート、技術情報、ダウンロードなどから Arcserve Backup r16.5 の情報をご参照ください。
マニュアルや技術情報、注意制限事項などの情報がご参照いただけます。開発元提供の情報は、Express5800 シリーズでもすべて適用できます。