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高速移動でも途切れない ミリ波を活用した大容量通信の安定化 [02:58]

音声テキスト

Beyond 5G時代の自動運転車や次世代鉄道
より価値の高い移動体験の実現には 安定した大容量通信が必要となります

NECは 大容量通信が可能なミリ波を活用し
高速移動時の通信品質を安定化させる技術を開発
NTT NTTドコモと3社共同で実証実験を行いました

今回の実証実験では NECが開発した40GHz帯ミリ波装置を使用し
高速移動時の通信実験を行いました

走行コースに3本の基地局アンテナを 150m間隔で設置
NTTが開発したアナログ光ファイバ無線で基地局と接続しました
実験では、端末アンテナを搭載した車両が時速100kmで走行し
基地局アンテナを切り替えながら通信を行います

まず従来の通信処理を再現した走行実験です

アンテナの切り替え時に 伝送スループットが大幅に低下しました

高速移動中のミリ波通信では「ドップラーシフト」と呼ばれる
大きな周波数のずれが発生します
特に アンテナの切り替え時に 急激な周波数変化が起こることが
スループット低下の原因でした

続いて今回開発した通信制御技術を適用します

本技術では 基地局が周波数のずれを事前に補正して送信
電波は通常の周波数で端末に届けられます

さらに基地局では 事前タイミング補正も適用
異なるアンテナの電波が同時に端末に届きます

本技術によりアンテナ切り替え後でも安定した周波数とタイミングを維持し
スループット劣化を大幅に低減することに成功しました

今後は NTTドコモが点群データで再現した実験空間も用いて
実環境の制約を超えたデジタルツイン上での検証も進めていきます

NECは今後もNTT NTTドコモと連携し、移動体験の価値向上を目指します
車や鉄道などが単なる「移動する空間」ではなくなる未来が近づいています

Orchestrating a brighter world
NEC

概要

Beyond 5G時代の自動運転車や次世代鉄道には、より価値の高い移動体験が求められ、そのために安定した大容量通信が必要となります。NECは、大容量通信が可能なミリ波を活用し、高速移動時の通信品質を安定化させる技術を開発しました。この動画では、NEC、NTT、NTTドコモが、3社共同で行った実証実験を紹介します。


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(2025年3月25日)

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