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スポーツから社会を変えていく~スポーツDXへの挑戦~ [02:59]

音声テキスト

元サッカー日本代表監督
FC今治 代表取締役会長(CEO)
岡田 武史氏

デジタルトランスフォーメーション(DX)というのは絶対止まらないですし、より効率的になっていく世の中で、間違いなくその方向に進んでいくと思いますし、これはまた必要なことでもあります。
サッカークラブを持っている立場としては、スポーツビジネスとして、このDXを取り入れていかないといけないだろう。

そこにはICT・AIそういうものが絡んだDXが必ず関与してくるものになるだろう。
コミュニケーションの取り方が変わってくるだろうし、キーワードは「多様性」と「可変性」かなと思っています。

「知の共有」と「経験の共有」これがなかなかできないんですよね。指導者の属人的な知恵が共有されるようになってくる。指導者が「ここをこうやったら面白かったな」というものをデジタルに載せるだけで、みんながそのコツを共有できるようになって、いろんな意味で大きく変わってくると思います。「共有」ということがこれからはICTの力でやるようになっていくのではないかと。

「岡田メソッド」という原則集を作って、そして落とし込んで、そのあとは自由にするクラブを作りたいと思い始めました。「プレーモデル」というサッカーの「型」のようなものがあるのですが、型にはめる型じゃなくて、「プレーモデル」というのは原則集なんだと。その原則を16歳までに教えて、あとは自由にする。

NECさんと組んでやってもらったIT化によって、原則に従ってプランニングして、そしてトレーニングして、評価して、PDCAサイクルを回せるようにしているんですね。
みんながどういうプログラムを組んでいるかが全員が見られる。それを評価する評価項目があって、それを見たら瞬時に共有ができるんですよ。
クラブ全体としての財産になるから、みんなも理解してやってくれています。
かなり選手が変わり始めました。

これから働き方改革で、先生が部活を見るということもなくなってくる可能性があります。
いま鹿追町(北海道)なんかでやっているのは「指導者がいない」という地域に対しても、それでもタブレットひとつで選手同士で組み合わせてコンサルをしながらできるだろうと。
「これからの部活」というものの将来に向けて新しい提案ができるんじゃないかなと思っています。

デジタルで進んでいくことと、それだけじゃ絶対ダメで、もうひとつは、デジタルとかでは与えられない絆だったり、困難を乗り越えた成長力だったり、そういうものを満たしてくれたり、両方が必要だと思っていて、そこの絵をNECさんと一緒に描きたいなとそう思っています。

Orchestrating a brighter world
NEC

概要

New Normalにおいて、新たな局面に突入しているスポーツ界。そのカギを握ると言われているのが、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」です。元サッカー日本代表監督にして現在、FC今治の代表取締役会長を務める岡田武史氏に、DXの新たな潮流、そしてパートナーであるNECとの取組みについて話を伺いました。
FC今治を運営する今治.夢スポーツとNECはサッカーの指導方法を体系化した「OKADA METHOD」をデジタル化し、育成におけるPDCAサイクルと指導ノウハウの共有による質の高い指導環境を創出するスポーツ育成支援プラットフォームを共同開発しました。


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(2020年12月25日)