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顔認証で手ぶら入場を可能にした、ヤマガタデザイン運営のハイテク"超"児童館 [02:56]
音声テキスト
ヤマガタデザイン株式会社
事業推進部門 情報システムマネージャー 榎本 拓巳氏:
事業コンセプトは「山形・庄内に必要だけど足りてないものを作ること」と「山形・庄内のリソースを使って街づくりを進めていくこと」です。
キッズドームソライについては、冬場にどうしても子どもの遊ぶ場所が少ない、外は雪が積もっていますし、すぐ暗くなってしまう。
冬でも伸び伸びと走り回ったりとか、自由に子どもが遊ぶ場所が欲しいよね、という声がもとからあって、ここを作ったという経緯があります。
(館内入場に)顔認証のシステムを導入した決め手は、まずはカードの発行を考えていましたが、発行のコストや、会員カードの管理、無くしたときに再発行する手間がかかる。
(あとは)なりすましですね、カードの貸し借りなどをしたときに、きちんと本人と結び付かなくなってしまう。
顔で認証すると、何も持ってくる必要がない。手ぶらで来ても、顔があれば認証できる。非常に運用も楽だと考えて導入しました。
ヤマガタデザイン株式会社
ソライ 部門長 土屋 陽子氏:
こちらの施設は、小学生が一人でも遊びに来るので、きちんと個人がわかるように受付できるのは、親御さんにすごく好評です。
顔認証は初めての方が多いので、もっと怖がったりするかなと思ったのですが、意外とみんな面白がって使っていますね。
お母さんは赤ちゃんを抱っこしているので、何も出さずに顔だけでピッとやればいい。
すごい便利かなと思います。
ヤマガタデザイン株式会社
ソライ 受付担当 鷲尾 瑛未氏:
初めて見る機械に、最初は不安な顔をしているお子さんもいるのですが、認証音が鳴ると、すごく笑顔で入館されていくのでその様子がすごくすてきだと思っています。
スタッフの感覚としましては、お客さまをお待たせせずにご案内できるところに、すごく効果を感じています。
榎本 拓巳氏:
弊社の最終的な目標は、山形・庄内を世界で一番幸せな場所にすることです。
Orchestrating a brighter world
NEC
概要
「庄内に必要だけれど足りないものをつくる」というビジョンのもと、庄内地域の街づくりに取り組むヤマガタデザイン。冬場や放課後安全に遊べる場所が欲しいという子どもたちや子育て世代の課題を解決するために作られた「KIDS DOME SORAI」は、入館に紛失やなりすましなどのリスクや運用の手間がかかる会員カードではなく、顔認証を選択。NECの顔認証システム導入セットを採用しました。子どもたちは「顔をかざすだけ」で瞬時に本人確認が完了し、混雑時でもお客様を待たせることがありません。利用者の利便性・安全性向上と、施設の運用コスト削減を実現するNECの顔認証の事例をご紹介します。
関連リンク
(2019年3月19日)