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【DX Innovators 100】NEC DX Cafe #1 [14:52]
音声テキスト
石川 和也:
本日はNEC-DXイノベーター100の中からぜひお話を聞きたいと感じたお三方をご招待させていただきました。
長城 沙樹:
全ての人がもうAIって意識せずにAIの力を感じてというか、使えるような世の中になるといいかなと思っていて、そこに私が貢献していきたいなと思ってます。
中島 春香:
「こんなところに脆弱性あったんだ」とか、「こんな攻撃手法見つけたの?」みたいなところに毎回驚かされる。それがスゴイ魅力的だな
山下 亜希子:
「どういうモデルで、何が狙いなんだろう」とか、例えば「どういう形でそういう事業が成り立ってんだろう?」みたいなところを考えたりしちゃいます。
石川:
お会いできて光栄です。ようこそ。
僕もリアルでお会いするのは初めてだったので、今日はもういろんなことを聞いていきたいななんて思っています。
よろしくお願いします。
長城・中島・山下:
よろしくおねがいします。
石川:
チャレンジ3兄弟ということで。素晴らしい。
自分が今のその領域に行こうってなったきっかけみたいな何かあるんですか。
長城:
そうですね。私は元々大学が情報系に行ったんですけど、その時にちょうどビックデータみたいな。
そこにすごい興味を持って、そこからずっとデータ分析面白いなって思って続けています。
中島:
私は中高の時に、もしかしたら皆さんご存知かもしれないんですけれども『BLOODY MONDAY』っていう。
長城:
めっちゃ好きでした。私も『BLOODY MONDAY』を見てセキュリティで情報系入った感じですよ。
中島:
そうなんですよ。それがもうめちゃめちゃ漫画がかっこよくて、「サイバーセキュリティの世界って超カッコいいな」って思ったのがきっかけで、そこから入りました。
石川:
漫画ですか。
中島:
漫画です。
山下:
NECって技術力もすごいですし、それをこう社会にいろんなところで役立ってるってのを知って、自分でもそういう実現をしていきたいなと。ずっとそのインテグレーションという領域でSEとしてこう経験を積んできたので、街づくりの領域で新たな事業の創出とそれを実現しきるみたいなところをやりたいなと思って今やっています。
長城・中島:
かっこいいい。
石川:
今やり続けるられてるというかチャレンジし続けられてるモチベーションみたいなのって何かあるんですか。
長城:
「AI今かな何かやれるかな」みたいなお客さんが多いんですけど、何かデーター分析した結果をお持ちした時に「なるほど。これだったら使えそうかも」みたいなことを何か言ってもらう時があってそれが嬉しくて続けてます。
何か今まで遠い世界と思ってたことがちょっと近く思えてもらえたかなっていうところは嬉しいですね。
山下:
お客さんとの1対1というよりは、もうステークホルダーが複数いて、プロジェクトとかも結構苦労があるんですけども、納期通りにこうそういう実現ができたとか、そういった考えた構想がやっぱりやり切れたみたいな時に、それをチームで連動してできたっていうところには満足感というかモチベーションが上がります。
中島:
やっぱり社内も社外も関係なく、安心安全の世界みたいなのを実現していきたいんで、社内に閉じずいろんな外のところと繋がって、もっと日本のセキュリティを良くしていきたいなっていう思いが一番ありますね。
石川:
社外の活動されてるっていうのも結構多分普通の人って最初の一歩って難しいんじゃないかなと思うんですね。
中島:
そうですね。最初は外のコミュニティと活動も先人がやられてるのに、勝手に参加して私も一緒に運営やりたいなみたいな感じで入っていきましたね。
長城:
すごいですよね。何かあんまり「自分参加者だ」みたいな感じで思っちゃうパターンがありますよね。
山下:
行動力がスゴイ。
山下:
雪山が好きなんですけど。
長城:
いいですね。
山下:
ちっちゃい子が無料だったら、お親とか家族が来るからそこで何か潤うなとか思うんですけど、結構19歳20歳とかそういうところが無料みたいなものを見たりすると「何に効くんだろう。」「どういうモデルでなんかこう狙いなんだろう」とか、そういうのとかどういう形でそういう授業が成り立ってんだろう見たうなところを。考えたりしちゃいます。
石川:
自然にいって、ビジネスモデル考えます?
中島・長城:
いやいや、考えない。
石川:
考えないですよね。
言ってますけど、さっき二人も変なこと言ってましたからね。
石川:
それぞれ聞いてみたいことなんてイノベーター同士であったりします?
例えば山下さんからおふたりに聞いてみたいことなんかは?
山下:
私はそういう技術とかアセットを使って市場に展開していく立場にあるんで、市場展開導入していくような私達に対してどういう何か思いとか期待があるのかなっていうのは聞いてみたいなって思ってました。
中島:
激ムズ。
石川:
激ムズですね。どうです?
長城:
その業界で何がこう課題なのかみたいなのを教えてほしいなって思いますね。
長城:
やっぱりAIって軸で見ちゃって「AIで解決しよう」みたいなところになりがちなので、実はAIじゃなくてもこんなことでも解決できるんだってちゃんと説得してほしいです。
石川:
中島さんはなんかどうです?
中島:
そうですね。私もそのお客さん先のセキュリティーの検査とかをして、
多分お客さんの事情として直せないだとか色々線引きするラインがあると思うんですけれども、そういうとこの専門家ってやっぱり山下さんのような方だと思うので、ここはこういうお客さんの事情もあるから一緒に考えるべきなのかとかを協力してお話できたらいいなって思ってます。
山下:
私がやっている領域結構広いんで、本当にセキュリティっていうキーワードがホットだっていうところもありますし、
あとはそのAIの領域でもデータ流通でいうと顧客データ集めましたと、それをどううまく2次活用していくかみたいなところ、
安全に安心にですし、ユーザーさんに配慮した上でどう活用するかってところを気にされている企業さんも多いので、
本当に両面、結構AIのところもセキュリティーのところも結構キーワードとしては毎回出てきてますね。
長城:
今、山下さんが言ってくださった。やっぱりデータ集まってきて活用したいみたいなのがあって、
そのままでって結構私たちみたいなデータサイエンティストが入って、一緒にやりましょうみたいな感じなんですけど、
やっぱり最近はそのお客さんの会社の中でデータサイエンティストを育てようみたいな動きもあって、
人材育成で何か言われてましたけど、そういうのもちょっとAIの領域で上がってきている感じが出ます。
石川:
中島さんいかがでしょうか。今のお二人のお話。
中島:
何か、すごい絡み合うところがたくさんあるなとおもって。
セキュリティもやっぱり私達が入るというよりか、いかにセキュリティに関係ない人達も身近なところに思ってもらえるか。
セキュリティーアウェアネスをどう高めていくかみたいなのはすごいやっているので、一緒に連携したいなっていう。
山下:
もう。ぜひぜひ。
石川:
素晴らしいですね。
デジタルトランスフォーメーションまだ今言われてますけど、
やっぱりAIだったり、セキュリティという1つの要素技術だけじゃ、やっぱり何も成し遂げられなくて、それで山下さんのような実装してる方に対するリクエスト=「お三方が連携する必要性」ってのは感じられてるってことなんですね。
石川:
今、ちょうど人のお話になってきたんですけども、
この人のようになりたい、一緒に仕事がしたい、なんていう人がいらっしゃればどうでしょう。
長城さんはどうですか?推しメンというか。
長城:
推しメンって難しい。2人いらっしゃって、1人が佐藤優理さん。
優理さんは同じ部署ですけど、私よりもうちょっと上流のコンサルティング系をやっていて、対お客さんの姿勢の本気度が本当に見習うものがあるなと感じて尊敬してます。
長城:
もう一人は小山田さんといって、彼、研究者なんですけど、私の大学の先輩でして学生の時からもう研究すごいなってぼんやり思ってたんですけど、社会人になって同じ会社で働くにつれて研究だけじゃなくてちゃんとビジネスも考えてるっていうところがすごいなって思ってます。
山下:
一人は高木健樹さん。今も上司なんですけども、結構長く上司部下の関係で色々指導いただいてるんですけども、もうとにかくロジカルで、腹落ち感というか納得できる部分が多いので、そういう意味では本当に見習いたいなっていうところがたくさんある方というのがお1人目。
松田尚久さんっていう元上司になるんですけども、松田さんもすごいロジカルだし、戦略みたいなのをチーム・組織にバンとこう、クリアに示すリーダーで、しかもそれを実行、牽引するみたいな行動力もすごくて、是非ちょっと目指したいなと思っている方です。
中島:
渕上真一さんという方なんですけれども、
めちゃめちゃ忙しい中で社外の活動もすごいたくさんされていて、やっぱりこう社会全体を良くしていきたいんだなっていう思いをめちゃめちゃ感じる熱い人なので、超尊敬してます。
もうひと方は宮崎駿さんという方で、彼は私の同期なんですけれども、
結構インシデントの対応とかを業務でされていまして、本当にもうその時々、お客様次第で色々選択肢や正しい道が全然違うので、お客様ごとの正解をきちんと寄り添って考えているっていうのがめっちゃかっこいいなと思っています。
本当に技術的に突出した方がめちゃめちゃ多いなっていうのはシンプルに思いますね。
セキュリティの技術に対してめちゃめちゃ熱くて「大好き」って人が多いんですけど、やっぱりそれをみんなに広めていったりとか、いろんな事業とかお客様に還元するっていうところをきちんと忘れない人が多いので、そこがすごいいいところだなって思ってます。
長城:
私はNECに入って、学生の時って「NECってITメーカーだな」みたいな感じじゃないですか。でも入ってみて、こんな事業もやっているんだっていうのはすごい感じることがあって、
まさかNECが天然資源の何かデータを活用しようみたいな、そういうことを知ってる人はあんまりいないかなと思いますし、国の大きなプロジェクトから、流通とかまで何かすごい幅広いビジネスをやってるなっていうところが私自身、NECの好きなところですし、NECの強みかなと思います。
石川:
是非お三方にお聞きしたいのが、ご自身の夢であったり、会社を通じて成し遂げたい夢、というテーマで何か今の想いがあれば伺いたいんですけど、ちょっと油断している山下さん、お願いできますでしょうか。
山下:
NECが展開している事業領域って本当に広いので、そういうカバレッジの広さっていうのも強みなのかなと思っていて、そういう「技術力」と「カバレッジ」と、最後まで実行、実現しきるみたいな、市場導入していくみたいなところの「SI力」も強みだと思っているので、その3つがそろった総合力がNECの強みなのかなと思っています。
そういうところでぜひ街とか社会とか暮らしに役立つような新しい事業をやっぱり自分で作っていきたいなというのが私の夢です。
中島:
最終的にはみんながセキュリティを意識しなくても生活できるような、新しい価値を生み出すことができるような安心安全な社会を実現するっていうところが一応メインテーマです。やっぱりセキュリティを意識することで、みんなが何か新しいことにチャレンジするとかを妨げてしまうことがないように、ひっそり裏方から支えていけるといいなって思ってますね。
長城:
全ての人がもうAIって意識せずにAIの力を感じてというか、使えるような世の中になるといいかなと思っていて、そこに私が貢献していきたいなと思ってます。
特に私は地元が九州なんですけど、九州は最近大雨が多くて、そういう防災とか減災とかにすごく興味があって、
NECも言っている安心とか安全に暮らせる社会にAIの力で貢献していきたいなと思ってます。
石川:
素晴らしい。今のNECでそれが実現できそうですか?
長城:
できると思います。
長城:
何かみんなやっぱり安心とか安全にとかいうところがすごい共通しているなって私も思いました。みんなで何か一緒に仕事できるとすごいいいなって思います。
中島・山下:
ぜひ。
石川:
私自身も「伝える」のが仕事なんですけれども、皆さまの「熱意」や「夢」や「実現力」をお客さまやステークホルダーに届けていきたいと思います。
本日はご来店ありがとうございました。
Orchestrating a brighter world
NEC
概要
NECのDXを牽引するプロフェッショナルである「NEC DX Innovators 100」。
NEC DX Cafeでは専門領域や立場の異なるメンバーの対話の場です。
普段考えていることや、仕事への熱意・本音・夢までマスター石川と共に対話を繰り広げます。
今回は、中島春香(サイバーセキュリティ)、長城沙樹(AI)、山下亜希子(データ利活用)の3人を招きました。
NECの"人"の魅力が凝縮されたコンテンツです。NECでイノベーションが起きる一部始終をぜひご覧ください。
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(2023年4月14日)