NECとともに進める業務変革
♯戦略コンサルティング
東京電力パワーグリッド株式会社

【ミッションと業務】

東京電力パワーグリッド株式会社　宮本英明様：
あらゆる人の暮らしや産業の根幹となっている、日々の電気を止めることなく
安全に、確実に、お届けすることです。
安定した電力供給を支えるために、年間200万件にも上る配電工事を計画的に実施しています。

【経営課題】

宮本様：
配電設備の多くは高度経済成⾧期に作られ、老朽化が進んでいます。
これまで以上の設備メンテナンスや更新工事を、計画的に進める必要があります。
一方、労働人口が減少して担い手が不足することや、
業務が属人化しているという課題があります。

加えて、現在使っている業務システムは手作業をそのままシステム化したため、
紙文化が引き継がれ、非効率です。

抜本的な見直しをしなければ真の業務変革はできないと考えていました

【フェーズ1：戦略策定】

宮本様：
根本から業務を見直すため、業務の「ありたい姿」について議論しました。
重要視したのは
「本当に人がやらなければいけない業務と、業務自体の必要性を見極めること」でした。
現状とのギャップを整理しながら先端テクノロジーをどう活用して、どう実現していくのか？

半年間セッションを行い、業務変革のロードマップを作成しました。

【NECの強み】

宮本様：
単純な既存業務のシステム化ではなく、「抜本的な業務変革」を提案してくれました。
議論を活性化するフォーマットと、先端テクノロジーや他業種・業界の知見を豊富に持っていて、議論で視野を広げてくれました。

【NECの戦略コンサルティング】

NEC　牛奥修三：
単純なソリューション提案や机上の構想ではなく、真の経営課題の探求に寄り添い、
自社のテクノロジーでその解決まで一貫したサポートをすることを心掛けました。
また、議論で出たテクノロジー活用案に沿って、実際に技術検証を進めています。

【フェーズ2：技術検証】

東京電力パワーグリッド株式会社　高橋昌宏様：
現在、設計図作成や工事の進捗状況把握のために現地を確認しています。
画像認識技術を使って、日常的に走行している社用車のドラレコ画像から電柱を自動認識し、最新の配電設備や周辺状況を管理画面から確認できるようにする検証を行っています。

将来的に、机上で判断できることが拡大し、現地確認のロスを削減できると考えています。

【フェーズ3：さらなるステップへ】

高橋様：
AIとスマホ画像を活用した、高度な設備管理の業務改革にもチャレンジしています。
人手で行っている業務を、テクノロジーによって人が介在しない形へ。
実現に向けて、NECの専門家と一緒に検証をしながら着実にステップを進めていきます。

【目指したい姿】

高橋様：
「本当にその業務が必要か」。常にその問いかけを心に、すべての業務を
データドリブンに変革し、これまで以上にお客様や社会から必要とされる企業を目指します。

Orchestrating a brighter world
NEC