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AIが人の視線を感じてアートで表現!「視線で花咲くアート展」 [02:23]
音声テキスト
2017年11月 行幸地下ギャラリー
November 2017 Gyoko-dori Underground Gallery
NEC the WISE × プロジェクションマッピング
視線で花咲くアート展
-AIと生み出す生命の躍動-
女性A:
「視線で花咲く」ってどういうことかな、と思って…。
女性B:
すずめを見てたはずなのに見た先に、急に花が咲いて心を読まれちゃってるのかな、と思いました。
NEC後藤氏:
今回の作品に取り入れているのは、NEC the WISE独自のAI技術である「遠隔視線推定技術」です。
この技術は10m離れたところから、複数人の視線の向きを、同時に推定することができます。
花が咲く様子を見ていただくだけではなく、AIを活用することで、視線を向けた先に花が咲くという体験を提供しています。プロジェクションマッピングを観ている人の視線をAIが推定し、視線の向けられた先で、何もなかったところに花が咲く様(さま)を映し出します。
先読みされているようで、見た人の驚きを生み出します。
人の興味・関心を、視線から読み取り、新たなアートを生み出します。
男性A:
視線ってすごく繊細な動きだと思うんですけど、それに反応できるっていうのは、すごく感動しました。
女性C:
スクリーンの前で、次何が起きるんだろうと
ネイキッド竹内氏:
日本画の平面的な構成を、立体的にしてみたときにどんな空間になるのか、という観点から作っています。
「ネオ日本画」です。
目で見たところが反応して、どこで見ているか、何人で見ているかということも関係していてその時その時の状況に応じて(展開するので)二度と同じものは見れない、そんな作品になっています。
NEC後藤氏:
「目は口程に物を言う」
人の視線と、それを受け止めるAIがどんなアートを生み出せるか我々も今回は楽しい挑戦になりました。
ネイキッド竹内氏:
私のAIに対する印象である「決められたことをやっていく緻密なところ」と、人間の「気まぐれさ」が混ざっていくことで、凄く面白い作品になるんじゃないかなと
最初の目線をきっかけにして、どんどんこの世界に取り込まれていくような、そんな作品にしたいなと思っています。
AIとヒトが咲かせるアートの花
Orchestrating a brighter world
NEC
概要
NECとクリエイティブカンパニーのネイキッドは、AI技術群「NEC the WISE」の活用により、人の視線の向きに応じてプロジェクションマッピングの映像を変化させる、新感覚のデジタルアート体験イベント「視線で花咲くアート展」を開催しました。
-その時、その空間に、偶然集まった人々とAIが協調し、世界で一つのアートを生み出す-
AI×アートという新たな取り組みをご紹介します。
関連リンク
(2017年12月27日)