

パラスポーツをもっと知ろう!
「PARA SPORTS NEWS アスリートプライド」番組レポート第10回
パラアスリートを支える新技術
今回は、NEC障がい攻略エキスパート上原大祐が国内で初めて開発されたスポーツ義足用スパイクとフットカバーを取材しました。
上原が訪れたのは、岐阜県各務原市の株式会社 今仙技術研究所。同社は、福祉機器メーカーで、電動車イス国内No.1のシェアを誇ります。あの乙武洋匡さんの車イスもここで作られたものです。
今回ご紹介するのは、スポーツ用品メーカーであるミズノ株式会社と共同開発したスパイクソール&フットカバー。これを使用することで、義足の着脱がスムーズとなり、場所によって義足を付け替えなければならない競技者の負担を軽減します。
製品化の裏には、開発者の皆さんの熱い想いがありました。ぜひご覧ください。
トップアスリートが活躍できるようにと作られたもの。その根源には、“走れなかった人を、テクノロジーによって走れるようにしたい”という想いがありました。

スタジオの清水宏保さんも、
「アスリートの為に開発された技術というのは、必ず介護や障がいを持った方にも活用できると思います。今まで装具をはめることで痛みがあったのが、スポーツ分野で生まれた技術を応用することで痛くない装具を作ることが出来たりする。
これはパラスポーツ界だけでなく、世界に向けての発信に繋がると思います。」
と、コメントされました。
2020年、そしてその先も「支える側」の活躍にも注目してみてくださいね!