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第3回IWABUCHI OPENを開催しました!

2023月3月5日、板橋区小豆沢体育館にて第3回IWABUCHI OPEN開催を開催しました。
この大会は、東京2020大会で旗手を務めたパラ卓球の岩渕幸洋選手とNEC社員でパラアイスホッケーの銀メダリスト上原大祐が一緒に始めた大会で、新型コロナウイルスの影響で国内外全ての大会が中止となったことを受け“選手が試合をできる環境を”という趣旨のもと、2020年に立ち上げた「パラ卓球普及イベント」です。

立位の部と車いすの部に分かれて開催された本大会は前回大会で惜しくも優勝を逃した発起人の岩渕選手が決勝で19歳期待の新星、吉田和也選手と対戦。見事にストレート勝ちで優勝を果たしました。試合中、激しいラリーになると観客席も沸き立ち、歓声と拍手が起こり、白熱した決勝戦になりました。

19歳の吉田選手は来年のパリパラリンピックを目指しており、「いつか(岩渕選手を)越せるように頑張りたい」と目を輝かせていました。これに対して岩渕は、「今度は日の丸をつけて一緒にプレーできるように、自分も努力を重ねていく」と謙虚に語りました。

車いすの部では、昨年も出場した長島秀明選手が渡邉剛選手に接戦の中、競り勝ち優勝を果たしました。

大会は150人以上の観客に囲まれ25名の選手がエントリー。
岩渕選手はパリパラリンピックへの抱負を聞かれ「(東京パラリンピックの目標に引き続いて)金メダル以上」とコメント。金メダルを取るだけでなく、競技の注目度が高まり、パラスポーツの魅力が広く認知されることが本当のゴールだと見据えています。

大会の結びには、岩渕選手にこれまでの功績が称えられ、板橋区民文化部スポーツ振興課より板橋区民文化優秀賞が授与されました。

大会の他に、観客と選手のパラ卓球交流会も実施。パラ卓球トップ選手からのレクチャーや実際にラリーをしてみて「日本代表とプレーするなんて」という参加者の声も飛び交い、老若男女、障がいの区別なくパラ卓球を体験する機会となりました。

今後も国籍や性別、障がいの有無などに関わらず、誰もが夢を抱き挑戦できる環境づくりのためにNECはパラスポーツをサポートしてまいります。

大会当日の試合映像については、new window岩渕幸洋選手のYouTubeチャンネルにて絶賛配信中です!

  • (主催)
    株式会社絆サンテリゼ
  • (共催)
    NEC
  • (後援)
    板橋区
  • (協力)
    岩渕幸洋後援会