銀メダリスト上原大祐が行く!

日本全国をまわり、講演会やスポーツ体験会を通じて、一人ひとりが助け合える共生社会の重要性や、障がいの有無は関係なく、夢を持ち挑戦することの大切さを伝える活動に取り組んでいます。

パラ卓球は面白い!「IWABUCHI OPEN」開催!

11月23日(祝・月)、練馬区中村南スポーツ交流センターでパラ卓球のトップ選手が集まる大会「IWABUCHI OPEN」が開催されました。なんと、現役パラ卓球CLASS9のエース 岩渕幸洋選手自らが主催者。NECは、今大会に共催という形で携わらせていただきました。

※パラ卓球は、障がいの程度によりCLASS分けがされており、CLASS1~5:車いす、CLASS6~10:立位となります。

開催のきっかけは岩渕選手とパラ卓球を体験したことから

岩渕選手から大会を開催したいというお話があったのは、今年の夏頃プライベートでパラ卓球を体験させていただいた時でした。
「COVID-19の影響で、パラ卓球選手も試合の機会が失われた。何とか自らが主催者となってでも大会を開催したい」という熱い想いに共感し、一緒に大会を企画することになりました。

パラ卓球をより楽しめる大会に

大会当日、観客は満員。メディアの方々にもたくさんご来場いただき、「IWABUCHI OPEN」は大いに盛り上がりました。また感染症対策として、座席制限や検温等も行い、安全で安心な大会にできたことも良かったと思います。
健常者トップクラスの選手とパラ卓球選手のエキシビジョンマッチを実施。パラ卓球の見どころや難しさを、健常者選手から観客の皆さんに生の声で伝えて頂きました。私は、健常者と障がい者が試合をしている姿をみて、改めて“インクルーシブスポーツ”であるパラスポーツに可能性を感じました。
さらにパラ卓球選手同士の真剣勝負では、何度もスーパープレーが飛び出し、観客から「お~」という声が上がるなど、パラスポーツを“見る”ことから面白さを実感いただけたと思います。
今後は、ジュニアの部の創設などを目指して、引き続き岩渕選手と一緒に、もっとパラスポーツを盛り上げていきたいなと思います!

卓球選手とパラ卓球選手のエキシビジョンマッチは、楽しい雰囲気で試合が進行

パラ卓球の真剣勝負は、車いす・立位どちらもフルセットの激戦に

大会すべての様子については、岩渕幸洋選手のYouTubeチャンネルにて絶賛配信中です。

上原大祐

(2020年12月16日)