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銀メダリスト上原大祐が行く!

日本全国をまわり、講演会やスポーツ体験会を通じて、一人ひとりが助け合える共生社会の重要性や、障がいの有無は関係なく、夢を持ち挑戦することの大切さを伝える活動に取り組んでいます。

第五回上原大祐が行く!オンライン対談
共生社会は”友達づくり”から始まる

今回は、2000年シドニーパラリンピック車いすバスケットボール日本代表キャプテンとして出場、35年間に3,600回以上、全国の小・中・高等学校、自治体、企業に向けて講演を行っている根木慎志さんをゲストに迎え、オンライン対談を実施しました。「パラスポーツを通じて共生社会の実現を目指したい。」という私と同じ想いの元、活動をする根木さんですが、自治体や学校との関わり方はお互いに大きく違うものでした。

「できること」を増やしていく

COVID-19の感染拡大により、日本全国でイベントの自粛を余儀なくされました。そんな状況でも、環境の大きな変化を積極的に受け入れ、先進的に共生社会の実現を目指している共生社会ホストタウンの青森県三沢市の話は非常に興味深いものでした。最近では、感染症対策を取りながら徐々にイベントを再開してきている自治体や学校が増えてきています。私たちも「できないこと」探しではなく、工夫をしながら「できること」を増やしていき、積極的にパラスポーツ推進を進めていきたいと思います。

第五回 上原大祐が行く!オンライン対談を編集

後日談

根木さんとの関係性

根木さんと親交を深めるようになったのは、HEROsのアンバサダーに就任(new windowhttps://sportsmanship-heros.jp/)した頃からです。
「とにかくパワフル!人との接点を作り、距離感を縮める天才だ」と思いました。他にも東京都のパラ応援大使でも一緒に活動しています。根木さんは、様々な活動を通してパラスポーツを支えています。「パラスポーツの未来について語れ、未来のためにしっかり動いている人」はそう多くはありません。根木さんとは、先輩であり同士でもあるといった、とても気持ちの良い関係です。
色々なところで接点がある私たちですが、意外とお互いの活動を詳しく知っているわけではありませんでした。「根木さんってどんな人だろう?活動の原点って何なのだろう?」と興味が湧き、今回、対談をさせて頂きました。

子どもたちを起点とした活動の可能性

今回のテーマは、「共生社会は”友達づくり”から始まる」。一度訪問した小学校の子どもたちは「大ちゃん!大ちゃん!」って声を掛けてくれたり、車いすを押してくれたりします。子どもたちは友達になるのが上手。そして、「自分だったらどうだろう。」と自分ゴトとして考えることが本当に上手です。
子どもたちの友達づくりを起点にして、大人たちを巻き込んでいく。そのような活動を根木さんと共に、今後もやっていきたいです。

お礼

今回で最後のオンライン対談となりました。皆さんお付き合い頂き、ありがとうございました。
今度は様々な方と「友達」になった皆さんに、直接お会いしたいです!

上原大祐