銀メダリスト上原大祐が行く!

日本全国をまわり、講演会やスポーツ体験会を通じて、一人ひとりが助け合える共生社会の重要性や、障がいの有無は関係なく、夢を持ち挑戦することの大切さを伝える活動に取り組んでいます。

超福祉展トイレについて

最近の活動で力を入れている一つが「トイレ」です。トイレのない所には人が行かないですしね。そんな大切なトイレですが、世界に比べて日本のトイレは綺麗で進んではいるものの、まだまだ我々車いすユーザーや障害者にとっては不便な事が多いんです。

トイレを作ることは街づくり。観光づくり。スポーツ推進に繋がっていくと思っています。
パラスポーツを推進していく中でも、トイレを改善していく事はとても重要で、今回、渋谷ヒカリエで開催された超福祉展というイベントで登壇させていただき、参加された多くの方と1時間半、熱くトイレについて語り合いました。

人それぞれ色々な悩みはありますが、私が一番問題だと思っていることは、「多機能トイレ」や「誰でもトイレ」が、多機能過ぎて誰でも過ぎるトイレになってしまっていることです。

多機能トイレなどには、けが人、高齢者、妊婦さん、そして車いすユーザーなど、沢山の優先マーク(多いところで8個くらい)がついています。この優先される人たちは基本的に1回のトイレに時間がかかる人たち。その時間がかかる人たちを“一か所に押し込む”こと自体に無理があると思っています。
機能分散できる部分がないか再度検討したり、最先端のテクノロジーを活用して、効率よく誰もが安心して使用できるトイレなど、もっと検討していくべきだと思っています。

誰もが街に出やすくなる。それは共生社会の第一歩。その一歩を作るのがトイレなのだと思います。

(2019年09月26日)