銀メダリスト上原大祐が行く!
日本全国をまわり、講演会やスポーツ体験会を通じて、一人ひとりが助け合える共生社会の重要性や、障がいの有無は関係なく、夢を持ち挑戦することの大切さを伝える活動に取り組んでいます。
横浜商業高校で車いすスポGOMI&講演会&パラスポーツ体験会
横浜市立横浜商業高校(Y校)を訪問。
第5回Y校カップスポGOMI大会&講演会&パラスポーツ体験会を実施してきました。
Y校カップスポGOMI大会は、横浜商業高校スポーツマネジメント科の生徒が、日本スポGOMI連盟とタッグを組み、地域のみなさんと一緒に地球に最もやさしいスポーツである「スポーツGOMI拾い」を実施する企画です。
車いすに乗って参加してくれる方のために、大会開始前に会場に行き、車いすの乗り方、サポート方法をレクチャーしました。
ちなみに、車いすに乗って実施する場合は、「車いすスポGOMI」と言います。
「スポGOMI」は結構メジャーになってきていますが、ごみ拾いに加えて、街のバリアフリー&バリア事情など車いすに乗らなければわからないことをチェックする項目もある、「車いすスポGOMI」はとてもオススメ。今後どんどん広まってほしいですね。

今回車いすに乗って参加してくれたスポーツマネジメント科2年生の硬式野球部の生徒は、パワーがあるから車いすの扱いが上手かったなぁ。
車いすを介助する場合に重要になる、声かけのタイミングもバッチリ。
普段からチームワークが大事になるスポーツをしているからか、素晴らしかったです。
学校の外に出て、街のバリアフリー&バリア具合もチェックしていましたが、
「ここ車いす通れないじゃん!」「駅って、こんなにバリアフリーになってたんだね。今まで全然気づかなかった」等々、新鮮な感想を寄せてくれました。
もう車いす介助、街のバリアフリー&バリア具合チェックはバッチリだから、今後はぜひ街で困っている人に声掛けをしてほしいな。
そして、2020年だけでなく、その先までずっと、困っている人・不安そうな人への声掛けを続けてほしいです。
講演会でよく言っていますが、平昌2018冬季パラリンピックでは韓国の人によく「こんにちは。」、「何かお手伝いすることはありますか?」と声をかけてもらいました。
外国に行くと、なんだかんだ心細いものだから、些細なことですが、こういう対応をしてもらえるととても嬉しいです。
「2020年、みんながプレイヤー」です。

※ 「スポGOMI」とは
予め定められたエリアで、制限時間内にチームワークでごみを拾い、ごみの量と種類でポイントを競い合うスポーツです。
※ 「車いすスポGOMI」とは
車いすに乗って、「スポGOMI」を行います。
基本的には、数人一組になり、それぞれが役割を変えながら、車いすの乗り方、サポート方法を学びつつゴミを拾います。
ゴミ拾いと同時に街のバリアフリー&バリアを探し、マップにチェックを入れます。
ごみの量と種類に加えて、バリアフリー&バリアのチェック数で順位を競います。
(2019年01月12日)