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インタビュー003 PCの変化は表現の幅を拡大させる

KOOKI 田中賢一郎/木綿達史

ディレクター 木綿 達史 (写真右) 1973年石川県生まれ。
主な作品に、スペースシャワーTV「オフィシャルサイト告知映像」、SEGA「SEGA GOLF CLUBオープニングタイトル」、任天堂「スーパーマリオブラザーズ20th Aniverssary 店頭VP」(BDA WORLD GOLD 2006銀賞)など。
現在、オリジナルコンテンツ製作が着々と進行中。
CGディレクター 田中 賢一郎 (写真左) 1969年熊本県生まれ。
主な作品に、「街道バトル:峠の伝説」、「日清焼きそばU.F.O」、「MIZUNOWAVE」、「ソラリアプラザ」ほか多数。
映画参加作品には、「蟲師」、「ゲゲゲの鬼太郎」、「監督・バンザイ」など。
受賞歴:SIGGRAPH Electric Theater、アジア太平洋広告祭銀賞、他。

PCの発展とともに成長したクリエイティブ集団

 1997年、九州芸術工科大学を卒業したフリーランスクリエイターが結集し、空気モーショングラフィックス(以下、KOO-KI)は立ち上げられた。PC の急速な普及と高性能化により、当時からようやく可能となリ始めた、小規模体制でのデジタル映像制作。その時流にも乗り、KOO-KIはCGやモーショングラフィックスをメインに手掛ける映像プロダクションとして、活動をスタートさせる。
「最初はバンドでも始めるみたいなノリでしたね(笑)。一人一人でやるよりは、集まってやったほうが面白いことができるんじゃないか、っていう。でもやっぱり、最初は小さなCGモデリングの仕事や簡単な地域CMのタイトルワークのような、制作の一部を請け負う仕事が多かったですね(笑)」 そう振り返るのは、KOO-KIの設立メンバーでもある木綿達史氏だ。
「そこから地道に制作を続けて、軌道に乗り出すまで5年くらいかな。その間さまざまな賞をとり続けることで、認知度も上がって企画や演出から任されることが増えてきた。ちょうど、PCを用いた映像制作が広まる時期と、認知されていくスピードが合致して、自分たちもその流れの中で成長していけたと思います」。
 そして今や、KOO-KIはCGやモーショングラフィックスの請負のみに限らず、実写もCGも用いて映像全体のディレクションまでを行うクリエイティヴ集団へと飛躍を遂げた。

異なる才能がそれぞれに活躍するKOO-KI

 立ち上げ当初、5人でスタートしたKOO-KIのスタッフも、今や10数名にまで拡大した。その中で、ディレクターとして企画・演出までを手掛けるのは6名。もちろん、前述の木綿氏もそのうちの一人だ。
「基本的に、自分はなんでもやるディレクターというか(笑)。実写でもCGでもアニメーションでも、手法にこだわらず、常にコンテンツに合うコンセプチュアルな演出を心がけています。でも、やっぱり入りとしては“コンピュータを用いた制作”からスタートしているので、技術的なアプローチを取り入れつつ、画の面白さを出していきたい。それが、KOO-KIの特徴のひとつでもあります」。
 またもう一人、画へのこだわりを強く持っているのが、CGディレクターを努める田中賢一郎氏。SIGGRAPHのエレクトリック・シアターへの入選暦もある生粋のCGアニメーターだが、実は、土木・建築分野からの転身という特異な経歴を持つ。
「そもそもは、言語や数式で記述したものが画として動く、っていうこと自体に衝撃を受けたんです。こんな面白いことがあるのか、と。それであっさりそれまでの経歴を捨てて、CGの世界に来ちゃったんですね(笑)」。
 土木・建築関係の仕事をしていた際に触れた、SGI上で動く3DCGソフト「TDI/Explorer(AUTODESK Mayaの前身の前身)」がファースト・インパクトだという田中氏。その頃から画を作るだけでなくプログラムも独学で学び、転身後にはAPIを用いてスクリプトを組んだりといった自動処理的なアプローチを用いて、多くのCG作品を生み出した。
 且つ、そういった技術に根幹を成すアプローチからでも、ビジュアル的な洗練性を持たせられるのが田中氏の手腕。それについては、SIGGRAPHへの入選が何より如実に物語る。通常のCGデザイナーとは異なるアプローチだからこその画づくりが期待できる、得がたい才能である。

映像制作に求められるPCとは

 数あるクリエイティヴの中でも、最もPCに重い処理負荷をかけるであろう映像制作の現場。設立当初より、この“PCでの映像制作”をベースとして活動してきたKOO-KIは、当然ながらマシン環境へのこだわりも強く持っている。
 スタッフの中でも最もハイスペックなマシンを操るのが、やはり3DCGを主に扱う田中氏。作業マシンにはXeon 3GHz ×2(Singleコア)、4GBメモリを搭載したマシンを使用し、Mayaをフル活用する。仕上げ用としては、Mac Mini 8台を繋いだレンダリングサーバを構築。レンダリング時に作業が滞らないような体制が整えられている。NEXT

 

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