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WebSAM DeploymentManager - Ver6.0の注意事項

最新情報

内蔵SATA RAID構成を使用する場合について

以下のいずれかのDeploy-OSの設定、または機種対応モジュールを使用した場合、バックアップ/リストア処理で、RAID構成が正しく認識できず、非RAIDのハードディスクとして、それぞれのディスクを個別に認識してしまう現象が発生します。それによって、ディスク構成チェックを実行した際にハードディスクが複数に見えたり、バックアップで正しいバックアップイメージファイルが作成されない可能性があります。

(対象のDeploy-OS)

  • DPM6.0(REVISION:001,002)
    Deploy-OS設定で以下を設定している場合
    • デフォルトを使用する
    • 「NEC Express5800 002」
  • 機種対応モジュール"DPM60_003"
    ※DPM60_003b以降を使用している場合は問題ありません。

詳細、対処については、内蔵SATA RAID 復旧手順書を参照してください。

特定の機種対応モジュールを使用する場合について

以下の機種対応モジュールを適用すると、バックアップ/リストアでDeploy-OSが使用する通信ポートが変更されます。DPM6.0のリファレンスガイド「付録D ネットワークポートとプロトコル一覧」にて、管理対象マシン側の"56020ポート"(固定)を"任意のポート"と読み替えてください。

  • DPM60_003b以降
  • DPM60_004b以降
  • DPM60_005b以降
  • DPM60_006以降
  • DPM60_007以降
  • DPM60_008以降
Deploy-OS側の使用ポートを固定すると、対象となる装置、または運用方法によってポートの競合が発生し、バックアップ失敗の原因となるため、任意のポートを使用するように改善しています。
なお、DPM6.1以降は既定のDeploy-OSでも任意のポートを使用するようになっています。

DPMをご利用に当たっての注意事項

特定のDeploy-OSを使用している場合の注意事項

Deploy-OSで「NEC Express5800 005」、「NEC Express5800 006」、「NEC Express5800 007」の何れかが設定されているとき、バックアップ/リストア/ディスク構成チェックを実行すると、以下のメッセージが表示され、シナリオが正常に実行できない場合があります。

    "BUG: soft lockup - CPU#0 Stuck for 67s!"

上記のメッセージはDeploy-OSのベースとなっているLinuxカーネルの問題によるもので、管理対象マシンを一度も電源OFF(DC OFF)せずに208.5日以上連続稼働した場合に表示されます(再起動は連続稼働扱いとなります)。

メッセージが表示された場合は、管理対象マシンの電源をOFFにしてください。
電源OFF後、改めて起動して頂くことで、シナリオ実行可能となります。

なお、「NEC Express5800 005」についてはDPM60_005f以降、「NEC Express5800 006」についてはDPM60_006d以降、「NEC Express5800 007」についてはDPM60_007cの機種対応モジュールを適用することで本現象が改善されます。

Hyper-Vの仮想マシンを管理する場合の注意事項

Hyper-V上の仮想マシンのバックアップ/リストアを行う場合、性能が低下する場合があります。
Hyper-V上の仮想マシンをバックアップ/リストアする場合、仮想ネットワークアダプタにレガシネットワークアダプターを使用してPXEブートを行う必要がありますが、レガシネットワークアダプターを使用すると、下記URLでも記載されているようにプロセッサのオーバーヘッドが増加することが原因です。

また、仮想マシンを複数CPUにすることで仮想マシンホストからの割り込みが増加し、それが影響してさらに性能が低くなります。
この場合は、バックアップ前に仮想マシンのCPU数を減らしてバックアップ/リストアを実行することにより、CPU数増加の影響を回避することができます。

なお、以下のモジュールを適用することで性能低下を軽減させることができます。
添付しているreadmeをご確認のうえ、ご利用ください。

上記モジュールの注意点は以下となります。

  • 管理対象マシンの進捗画面の表示間隔を変更することで、画面表示処理量が削減されて性能が改善します。
    表示間隔の値については、ご利用の環境・運用に合わせて設定してください。
  • 「DHCPサーバを使用する」運用でのみ有効となります。

DPM6.0をご利用の場合

DPMのデータベース(DPMDBIインスタンス)を手動で構築する際の注意点

DPMDBIインスタンスを手動で構築する際、SQL Serverセットアップ画面の[データベース エンジンの構成 - データ ディレクトリ] ページを使用して既定以外のインストールディレクトリを指定しないでください。

既定以外のインストールディレクトリを指定した場合、DPMサーバのインストール時に以下のエラーが出力され、正しくインストールが行われません。(インストール自体は完了します)

"インストール失敗(SQLServerインストール失敗以外のエラー)。"

この場合は、以下のとおりレジストリを変更して再度DPMサーバをインストールしてください。

1) レジストリエディタを開き、以下のレジストリの値を確認する。
"HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Microsoft SQL Server¥[設定値]¥Setup¥SQLDataRoot"

  • 上記の[設定値]には、以下のレジストリの値が入ります。
    "HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Microsoft SQL Server¥ Instance Names¥SQL¥DPMDBI"

2) 1)で確認した値に"/DATA"を付与して、以下のレジストリの値として登録する。
"HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥NEC¥DeploymentManager_DB¥DBInstallDir"

3) DPMサーバを再インストールする。
なお、再インストールの際は「カスタムインストール」を選択し、「DPMサーバ」のみにチェックを入れてください。
「セットアップタイプ」画面では「上書きインストール」を選択してください。
「IISをリセットします。よろしいですか。」の画面では「はい」を選択してください。

SATA RAID構成をご使用の場合

SATA RAID構成をご使用の場合に、以下の現象が発生することがあります。

  • ディスク構成チェックの結果でハードディスクが複数台に見える
  • 正しくバックアップイメージがリストアされない

詳細については、内蔵SATA RAID 復旧手順書 を参照してください。

Windows Server 2008(x86/x64)/Windows Server 2008 R2をDeploymentManager Ver6.0(REVISION:001)の管理サーバとして使用する場合のメモリリーク発生に関するお知らせ

Windows Server 2008(x86/x64)/Windows Server 2008 R2をDeploymentManager Ver6.0(REVISION:001)の管理サーバとして使用する場合、以下の操作(管理対象マシンに対して、電源確認が発生する操作)を実行すると、Microsoft社が公開しているKB2384321の不具合により、管理サーバ側のサービスにおいて1回あたり約150Byteのメモリリークが発生します。(該当の操作を行うと、1回から複数回の電源確認が発生します。)
下記に掲載している[対処方法]を参照して対処を行ってください。

  • SigmaSystemCenterから物理マシン、KVM上の仮想マシンに対して収集を実行
  • Webコンソールに管理対象マシンを表示した状態での画面更新(表示されている管理対象マシンの台数分、電源確認が発生します。)
  • DPMコマンドラインで、clilistを実行(DPMサーバに登録されているマシンの台数分電源確認が発生します。)
  • シナリオ実行
  • 電源ON/シャットダウン
  • 自動更新通知の発行、自動更新時間の設定

[原因]
以下のMicrosoft社のサイトを参照してください。

[対処方法]
以下のいずれかを実施してください。

  • 「WebSAM DeploymentManager Ver6.0 アップデートモジュール」(Update1以降)をダウンロードして、適用してください。
    NEC サポートポータルで、「WebSAM DeploymentManager Ver6.0 アップデートモジュール」で検索してください。

  • 定期的に以下のサービスの再起動を実施してください。
    • DeploymentManager API Service
    • DeploymentManager Backup/Restore Management
    • DeploymentManager Get Client Information
    • DeploymentManager PXE Management
    • DeploymentManager Remote Update Service
    • DeploymentManager Schedule Management
    • DeploymentManager Transfer Management

    再起動を行う間隔については、該当する操作の実行回数と、登録している管理対象マシン台数と、管理サーバに搭載されているメモリの空き容量に依存します。
    例えば、20台の管理対象マシンを登録して、週に1回バックアップをスケジュール設定で行った場合は、1年でリーク量は20台×約150Byte×53週で約159KByteとなります。
    また、Webコンソールを使用すると画面更新の際に管理対象マシンの電源確認が行われるため追加でリークが発生します。
    リークの量は使用頻度に依存します。

アップグレードインストール/アンインストール時の注意事項

以下のとおりDPMサーバをアップグレードインストール/アンインストールする際に、一部のサービスの終了に時間がかかり、ファイルの置換/削除が行えず、マシンの再起動メッセージが表示される場合があります。

  • DPM Ver6.0(REVISION:002)のDPMサーバを Ver6.0(REVISION:003)へアップグレードインストール
  • DPM Ver6.0(REVISION:002)のDPMサーバをアンインストール
  • DPM Ver6.0(REVISION:003)のDPMサーバをアンインストール

この場合は、メッセージにしたがって再起動してください。

なお、サイレントインストール機能を使ってアップグレードインストール/アンインストールを行う場合は、メッセージは表示されません。
あらかじめ、以下の操作を行ってください。
  1)DeploymentManager Backup/Restore Managementサービスを停止します。
  2)Windows タスク マネージャで、プロセス"bkressvc.exe"が終了するのを待ちます。

上記操作を行わず、アップグレードインストール/アンインストールを行った場合は、アップグレードインストール/アンインストール終了後に、マシンを再起動してください。
アップグレードインストールの場合は、再起動後自動的にファイルの置換が行われます。
アンインストールの場合は、DPMサーバのインストールフォルダが残りますので、不要な場合は、手動で削除してください。

ドメインコントローラへのDPMコンポーネントのインストールはサポートしていません。

DPMサーバでは、SQL Server 2008 R2 Express(DeploymentManager製品媒体に同梱)を使用しますが、以下のサイトに記載のとおり、マイクロソフト社ではセキュリティ上の問題があるため、ドメインコントローラへのSQL Serverのインストールを推奨していません。

マイクロソフト社が推奨していないこと、およびセキュリティ上の問題によるお客様の環境への影響を考慮し、ドメインコントローラへDPMコンポーネントをインストールして使用することはサポートしていません。

バックアップ/リストア、ディスク複製OSインストールを行う場合の注意事項

バックアップ/リストア、ディスク複製OSインストールを行う場合は、ライセンス違反とならないようにOSのライセンス規約を十分に確認してください。
例)Windows Vista については、以下のページを参照してください。

Microsoft Office 2003をご使用の場合について

Microsoft Office 2003をインストールしている環境にてDPMを使用する場合、「自動更新結果一覧」、「シナリオ実行結果一覧」画面等で「CSV形式で保存」ボタンをクリック後、「ファイルのダウンロード」画面にて「保存」ボタンをクリックしても「名前をつけて保存」ダイアログが表示されず、ファイルが保存できない場合があります。
このような場合は、再度「保存」ボタンをクリックすると、「名前をつけて保存」ダイアログに進みますので「保存」ボタンをクリックしてファイル保存してください。

管理対象マシンについて

  • FCスイッチを使用して、管理対象マシンに複数のiStorageを接続した環境をバックアップ/リストアする場合、DPMが認識するディスクの順番が一定しない場合があります。
    意図しないディスクへバックアップ/リストアを行ってしまう場合があるため、バックアップ/リストアするディスクがあるiStorageのみを管理対象マシンに接続した状態で、バックアップ/リストアを実行してください。

  • デュアルブート環境は未対応となっております。

  • IPF装置以外でGPT(GUID Partition Table)パーティションを作成したディスクに対しては、バックアップ/リストアは対応しておりません。

  • ActiveDirectoryサーバ(ドメインコントローラ)のバックアップ/リストアには対応していません。 また、ディスク複製、OSクリアインストール機能を用いてActiveDirectoryサーバ(ドメインコントローラ)をセットアップすることはできません。
    理由として、DPMのバックアップ/リストア機能によってバックアップ時点と同じ内容にリストアすることは可能ですが、 リストアされた後にシステムとして機能するかは、起動するOS、アプリケーションの動作によります。
    なお、OSについてマイクロソフト社がイメージバックアップソフトによる復元に責任を持たないと公表しています。

    ※Windows2000について記載されていますが、Windows2003以降も同様です。
    「ディスクイメージ複製ツール」による復元はDPMのようなイメージ方式のバックアップツールを指します。

    これらの理由からDPMとしては、ActiveDirectoryサーバ(ドメインコントローラ)のバックアップ/リストア、ならびにこれらを利用した機能をサポートしていません。

  • Fibre Channel(FC)コントローラにより接続しているSAN上の論理ディスクのバックアップ/リストアについては、iStorageのSANブート構成をサポートしています。FCコントローラへの対応状況は対応装置一覧を参照してください。SANブート構成でない場合やiStorage以外のSAN上の論理ディスクについてはバックアップ/リストアをサポートしていません。

    パスの冗長化設定を行っている場合、DPMからは「論理ディスクの数×冗長化の数」のディスクが認識され、同じディスクが冗長化の数だけ認識されます。バックアップ/リストアを行う前にディスク構成チェックを行いディスク番号を確認してください。

  • 「DHCPサーバを設置しない」運用にてバックアップ/リストアを行う際にバックアップ/リストア処理が開始されず「ERROR: Failed to read a file (5)」とエラーが表示される場合があります。
    上記エラーは、バックアップ対象装置が以下のいずれかに該当する場合にバックアップ対象装置のディスクよりも以下のものが先に認識されるため、エラー表示されます。
    • バックアップ対象装置にUSB機器を接続している
    • バックアップ対象装置にUSB接続のためのインターフェースが存在する
    • 収納ユニットにCD/DVDドライブが内蔵されている場合

    この場合は、シナリオでディスク番号を変更後、シナリオを実行してください。
    また、認識するデバイス数は装置に依存しますので、変更後も同様のエラーが発生する場合には再度ディスク番号を変更してバックアップを行ってください。

LANについて

  • DPMは100Mbps以上のLANに対応しています。
    100Mbps未満では十分な性能が出なかったり、エラーが発生する場合があります。
    また、DPMサーバから管理対象マシンまでに通信速度が違うスイッチやハブが含まれる場合や、速度の違うスイッチ, ハブをカスケードする場合は、著しく性能が落ちたり、エラーが発生することがありますので、このような構成でのご使用は推奨できません。
    なお、DPMはLANのネゴシエーションの際、SpeedをAuto、DuplexをAutoで行いますので、スイッチやOSの設定もAutoを設定してください。

  • IntelのPROSetを使用してLAN二重化(AFT/SFT/ALB)を構成、またはBroadcomのBACS(Broadcom Advanced Control Suite)を使用して、LAN二重化を構成している装置を管理対象としている場合の注意事項
    バックアップを行ったマシンとリストア先のマシンが異なる場合は、
    • ディスク複製セットアップでパラメータファイルのTCP/IP情報を正しく設定できません。
    • Webコンソールの「管理」ビュー→「DPMサーバ」→「詳細設定」→「全般」タブで「シナリオの完了をDPMクライアントからの通信で判断する」の項目にチェックをしている場合、シナリオが完了しないことがあります。

    これらを回避するには、 バックアップの実行前に一旦LAN二重化を解除し、リストア後にLAN二重化の設定を行う手順にしてください。

  • 自己診断機能をもつSTP(Spanning Tree Protocol)に対応しているスイッチ/ルータを使用する場合、管理対象マシンと接続するポートのSTP はOFF にしてください。一般的にSTP のチェックには30~60 秒程度の時間が必要となり、この期間はネットワーク通信ができません。そのため、電源をON にしてからのネットワークブートやブータブルCD によるネットワーク通信が正しく動作しなくなります。

DHCPサーバについて

  • DHCPサーバは以下の点に注意し設定してください。
    • DHCPサーバのスコープが正しく設定されているか
    • DHCPサーバが管理するIPアドレスが枯渇していないか

  • サードパーティ製DHCPサーバソフトを「DPMサーバ」と同じ装置にインストールして使用することはできません。
    別々の装置に設定される場合は、お使いになるDHCPサーバソフトがネットワークブート(PXEブート)に対してIPアドレスを正しくリースすることが可能な場合に限り使用できます。

DeploymentManagerが使用するポートについて

OSの種類によっては、エフェメラルポートの影響でDeploymentManagerが使用するポートと、他のサービスやアプリケーションで使用するポートが競合し、DeploymentManagerのサービスが起動できない場合があります。
エフェメラルポートの確認方法と、対処方法を以下に記載します。

  • DeploymentManagerで使用するポートは56000番から56060番の範囲に存在します。
    使用するポートの具体的な値はご使用のDeploymentManagerのバージョンやコンポーネントにより異なりますので、製品添付のユーザーズガイドにて確認してください。

Windows OSの場合

Windows XP/2003以前かVista/2008以降かで確認方法と設定方法が違います。

  • Windows XP/2003以前の場合
    [確認方法]
    以下のレジストリの値を確認してください。
    設定されている値が、DeploymentManagerが使用するポートより大きい場合は[対処方法]を実施してください。
    以下のレジストリが存在しない場合は、Windows OSの既定値5000が上限値として使用されるため本現象には該当しません。

    キー:HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥Tcpip¥Parameters
    名前:MaxUserPort

    レジストリが存在しないにもかかわらず、ポートの競合が発生する場合は、以下の現象が発生している可能性があります。

    キー:HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥Tcpip¥Parameters
    名前:ReservedPorts
    値 :56000-56060
    種類:REG_MULTI_SZ
  • Windows Vista/2008以降の場合
    以下のMicrosoft社KnowledgeBaseの方法を参考に、netshコマンドから確認と対処を行います。

    [確認方法]
    以下のコマンドの出力結果から、DeploymentManagerで使用するポートがエフェメラルポートに含まれるかを確認してください。
    netsh int ipv4 show dynamicport tcp
    netsh int ipv4 show dynamicport udp

    例)
    Start Port : 49152
    Number of Ports : 16384
    この場合は、エフェメラルポートとして49152から65536まで使用されるためDeploymentManagerが起動できない可能性があります。

    [対処方法]
    エフェメラルポートの範囲にDeploymentManagerで使用するポートが含まれないよう、エフェメラルポートの範囲を変更します。
    以下のコマンドを実行し、DeploymentManagerで使用するポートが含まれないよう調整します。
    netsh int ipv4 set dynamicport tcp start=XXXXX num=YYYYY
    netsh int ipv4 set dynamicport udp start=XXXXX num=YYYYY
    XXXXXにはエフェメラルポートの開始ポート、YYYYYにはエフェメラルポートとして使用するポート数を設定します。
    設定するポートの範囲は、他アプリケーションが使用するポート番号を考慮して決定する必要があります。

Linux OS(ESX/XenServer含む)の場合

[確認方法]
以下のファイルの内容を確認してください。
ファイルの内容にDeploymentManagerで使用するポートが含まれている場合は、[対処方法]を実施してください。

/proc/sys/net/ipv4/ip_local_port_range

例)
# cat /proc/sys/net/ipv4/ip_local_port_range
32768 61000
上記の出力結果の場合は32768から61000がエフェメラルポートとして使用されるため、DeploymentManagerが起動できない可能性があります。

[対処方法]
エフェメラルポートの範囲を変更する方法と、DeploymentManagerの起動順番を変更する方法があります。

  • エフェメラルポートの範囲を変更する方法
    起動時にエフェメラルポートを自動で変更するように設定を変更します。
    sysctlの使用方法についてはOSのドキュメントなどを参照してください。

    <手順>
    1. /etc/sysctl.conf ファイルに以下の行を追加します。
      無ければ作成します。

      net.ipv4.ip_local_port_range = XXXXX ZZZZZ

      XXXXXにはエフェメラルポートの開始ポート、ZZZZZにはエフェメラルポートの終了ポート番号を設定します。
      設定するポートの範囲は、他デーモンが使用するポート番号を考慮して決定する必要があります。
    2. SUSE Linux の場合は boot.sysctl をアクティブにします。
      RedHat Enterprise Linuxの場合は起動時に自動で設定されます。
  • DeploymentManagerの起動順番を変更する方法
    DPMクライアントの起動順番を以下の方針で変更します。
    * network(起動順番10)とsyslogデーモン(起動順番12)より後
    * エフェメラルポートを使用する他のデーモンより前

    <手順>
    1. 以下のファイルを編集します。

      /etc/init.d/depagt

      編集前 :# chkconfig: 35 40 89
      編集後 :# chkconfig: 35 xx 89
      xx の箇所が、起動順位となります。変更する起動順位を入力してください。
      数値の小さい順に起動されます。
    2. 下記コマンドを実行します。
      chkconfig depagt reset

他のソフトウェアと共存する場合の注意点について

DPMサーバ等のサーバ側のコンポーネントが他のソフトウェアと共存する場合は、以下に注意してください。

  • 他のアプリケーションで使用しているJREのバージョンが、DPMのサポート対象と異なる場合は、正常に動作しない場合があります。
    DPMで使用するJRE以外が動作しない構成にしてください。
  • DPMサーバは、PXEサービス、TFTPサービスを使用しています。
    同一ネットワークセグメント上に他のPXEサービスを持つソフトウェアが動作していると、競合して、正常に動作しない場合があります。同一ネットワークセグメント上では、DPM以外のPXEサービス同時実行しないようにしてください。
    また、DPMサーバと同一サーバ上にTFTPサービス機能を持つソフトウェアが動作していると、ポート番号の競合のため、正常に動作しない場合があります。
    NetvisorProのTFTPサービスとDPMのTFTPサービスとの競合を回避する手順については、DPM6.0のリファレンスガイドを参照してください。
  • マルチキャストIPアドレスが、競合しないようにしてください。(DPMでは使用するマルチキャストIPアドレスを任意で指定可能です。)
  • DPMで使用するポートが、他のアプリケーション等で使用するポートと重複しないようにしてください。DPMが使用するポート番号については、DPM6.0のリファレンスガイドの「付録D.ネットワークポートとプロトコル一覧」を参照してください。
  • DPMのデータベースで使用するSQL Serverは、DPMDBIというインスタンス名で動作します。
    他のソフトウェアでSQL Serverを使用する場合、インスタンス名が異なれば共存可能です。

VMware ESXの仮想マシンを管理対象として使用する場合について

  • VMware ESX3.0/3.5の不具合により、仮想マシンのネットワークアダプタタイプにE1000が使用されているとPXEブートに失敗する場合があります。
    そのため、DPMによるバックアップ/リストアの動作は以下となります。
    仮想マシン上で動作するOSがWindowsの場合 : バックアップ/リストア自体は可能ですが、シナリオが完了しません。
    仮想マシンで動作するOSがLinuxの場合 : バックアップ/リストアはできません。
    この問題はVMware ESX 3.5 Update4で修正されています。
  • ゲストOS側は、Magicパケットによるネットワークからの電源ONに対応しておりません。
    そのため、シナリオ実行や電源ONを行った場合、ゲストOSの電源がONにならず、一定時間後にシナリオ実行エラーとなります。
    ホストOS等から、手動で仮想マシンの電源をONにしてください。

クラスタ構成について

管理対象マシンがクラスタ構成の場合には以下の点にご注意下さい。
DeploymentManagerがサポートしているファイルシステムはファーストステップガイドを参照してください。このため、上記に該当しないクラスタパーティションをもつ共有ディスク型の共有ディスク、ミラー型のローカルディスクのバックアップ/リストアには対応していません。

暗号化ソフト、ウィルススキャンソフトを導入されている環境について

  • ネットワークブート中、管理対象マシンとサーバの通信ができず、PXEのエラーが表示されます。
    (例「PXE-E32: TFTP open timeout」等)
    Windowsファイアウォールやセキュリティ対策ソフトウェアなどのポートブロック機能によって、TFTPポート(ポート番号:69)がブロックされている可能性があります。
    DPMサーバがインストールされているOSにおいて、TFTPポートがブロックされていないか確認してください。
    DPMでの運用を行うためには、TFTPポートのブロックを解除する必要があります。
  • 「InfoCage/モバイル防御」が導入された装置を管理対象とする場合は、以下にご注意ください。
    • 自動更新およびシナリオ実行によるサービスパック/HotFixの適用、アプリケーションのインストールを実施する際にメディア鍵認証方式でログオンのロック、ファイルの暗号化を行っている場合、鍵となるリムーバブルメディアを装着している 必要があります。
      パスワード認証方式でファイルの暗号化を行っている場合、端末がログオン状態である必要があります。
    • ディスク複製OSインストールを実施する際は、あらかじめファイルの復号化とログオンのロックを解除しておく必要があります。

  • ウィルススキャンソフトが導入された装置を管理対象とする場合は、以下にご注意ください。
    ディスク複製OSインストールでWindows OSのディスクイメージを配布すると、マスタマシンのディスクイメージをリストアした後に、Windowsにログオンした状態で処理が止まり、コンピュータの個別情報の反映処理が中断する場合があります。
    ディスク複製OSインストールは、ディスクイメージを配布した後、個別情報を反映させます。
    個別情報の反映は、Windowsのスタートアップからバッチファイルを実行させて実現させます。
    ウィルス監視ソフトの中には、スタートアップからの実行をブロックするものがあります。
    このような設定を有効にしていると、個別情報の反映が失敗してしまいます。
    ディスク複製OSインストールのマスタマシンにウィルス監視ソフトがインストールされている場合、ディスクイメージを作成する前に、設定の確認/変更を行った上でディスクイメージを作成してください。
    例として、VirusScan Enterprise 8.0.0の場合は、以下のように設定します。
  1. VirusScanコンソールを起動します。
  2. 「アクセス保護」のプロパティを起動します。
  3. 「ファイル、共有、フォルダの保護」タブを選択します。
  4. 「ブロックするファイルとフォルダ」の「不審なファイルのスタートアップ実行時にブロックを行う」のチェックを外します。
その他のソフトウェアについても同様の注意事項が存在する可能性がありますので、導入にあたっては各ソフトウェアメーカに確認するか、評価版を使用して混在環境での動作確認を行ってください。

Windows Vista以降のOSでディスク複製を行う場合について

  • Windows Vista以降では、sysprepコマンドを実行した場合に実行ユーザの"HKEY_CURRENT_USER¥SOFTWARE"レジストリ配下がクリアされます。
    このため、Windows Vista以降でディスク複製インストールを行った場合にsysprepコマンドを実行したユーザの"HKEY_CURRENT_USER¥SOFTWARE"レジストリ配下が複製されません。
    一部のアプリケーションの設定情報が削除されてしまう可能性がありますので、あらかじめ設定値を記録し、ディスク複製後に再設定を行ってください。

  • Windows Vista以降のOSのディスク複製でsysprepコマンドを実行した場合、システムボリューム以外のドライブに追加されたアカウントのSID が正しく置き換わりません。
    ボリュームのセキュリティ表示でsysprep コマンドを実行する前の SID が使用されて不明なアカウントとして表示されます。

    詳細については、以下のページを参照してください。

Windows XPプリインストールモデルでディスク複製を行う場合のWindowsライセンス認証(アクティベーション)について

弊社製PC等、Windows XPプリインストールモデルをご使用の場合、装置に添付されておりますプロダクトキーを使用してディスク複製を行うと、アクティベーションが必要になります。
アクティベーションなしにディスク複製を行うには、下記のページを参照してください。

TechNet ライブラリ > テクニカルドキュメント > Windows > Windows Xp > 展開
「Windows XP を再インストールするときの、OEM の事前ライセンス認証の保持」

Windows Server 2003,Windows XPのディスク複製配布マスタを作成される際のsysprepの実行制限について

Windows Server 2003,Windows XPのディスク複製配布マスタを作成される際は、sysprepコマンドを実行してから30日以内に配布と Windowsライセンス認証(アクティベーション)を完了させてください。
この期間を超えると、Windows起動時にライセンス認証画面が表示され、認証を行うまでログインできません。
なお、同じOSにsysprepコマンドを繰り返し実行する場合は、 3回を限度にしてください。
3回目までは、sysprepコマンドを実行したタイミングで有効期間がクリアされ30日間が与えられますが、4回目からはクリアされません。
繰り返しマスタを作成される場合は、 sysprepコマンド実行前の状態を保存用にバックアップされることをお勧めします。
なお、ご使用のコンピュータによっては装置出荷時にSysprepが実行されている場合がありますので、この点につきましてもご考慮ください。

ディスク複製OSインストールでWindows XP Professional、Windows Server 2003 のディスクイメージを配布すると、コンピュータ名が小文字から大文字に変更されます。

これは、Windows XP Professional、Windows Server 2003 の問題です。
本問題は各OSのService Pack 2で修正されています。

詳細は以下のサイトを参照ください。

ディスク複製OSインストールのマスタマシンとなるOSにService Pack 2を適用済みの場合は、本問題は発生しません。

ディスク複製OSインストールによるWindows OSセットアップ後のサーバでNetwork Load Balancing(NLB)を構築する場合

ディスク複製OSインストールによるWindows OSセットアップ後のサーバでNetwork Load Balancing(NLB)を構築する場合は、以下にご注意ください。ディスク複製OSインストールによるWindows OSセットアップを行なった複数のサーバにて、NLBクラスタを構成すると、2台目以降のノードがクラスタに参加できません。
原因と対策については以下を参照してください。

ドメイン参加について

DPMのバックアップ/リストア機能を使用して、 ドメインに参加しているサーバをリストア後、 ドメインに参加できない場合があります。
ドメイン環境では、登録されているコンピュータはドメインに接続する際、パスワードによる認証が必要になります。
その際使用するパスワードは一定期間で自動的に更新されるため、 その期間にドメインに接続しなかった場合は、それ以降接続できなくなります。
原因と対策については以下に記載されているので参照してください。

OSクリアインストール時に、ServerAgentのインストールを同時に設定した場合の注意事項

ServeAgentインストール時に下記エラーが表示されることがあります。
"内部エラー 2203。 c:¥WINDOWS¥Installer¥xxx.msi, -XXXXXXXXXX"
これは、Windows Installerに何らかの問題が起きたことによって表示されます。
表示された場合は、エラー画面を閉じ、シナリオ完了後に再度個別にServerAgentをインストールしてください。

LinuxOSでudevを使って設定を行っている場合は、以下の点に注意してください

  • ディスク複製OSインストールを行う場合は、ネットワークの設定を通常のネットワーク設定ファイル名(eth0:設定内容も同様)に作成し直す必要があります。設定を変更しない場合、正常にディスク複製OSインストールが行えません。
  • バックアップイメージを取得した装置と同一マシンへのリストアは可能ですが、同一装置の同一構成であっても別マシンにリストアする場合、リストア完了後にネットワークが正しく動作しませんのでネットワーク設定ファイルの変更が必要です。

    また、「シナリオの完了をDPMクライアントからの通信で判断する」にチェックが入っている場合はシナリオが正常終了しませんので、設定を見直してください。

DeploymentManagerによる電源制御について

  • DeploymentManagerの機能で管理対象マシンのシャットダウンを行った際にシャットダウン後にOSが再起動してしまう場合があります。
    この場合はハードウェアやOS上でのLAN設定が不正な可能性があります。ハードウェアのユーザーズガイド導入編「WOLのセットアップ」を確認してください。
  • 管理対象マシンがWindows 2000 Server, Advanced Server, Professionalの場合は、DeploymentManagerの機能でシャットダウンを行っても電源OFFすることができません。

増設LANボードが搭載された装置でのCDブートによるシナリオ実行について

DPMでは増設LANボードを使用したバックアップ/リストア/ディスク構成チェックシナリオはサポートしていません。管理対象マシンの標準LANを管理サーバと接続してください。
増設LANのみがDPMサーバと接続されている場合は上記のシナリオは実行できません。

また、標準LANと増設LANを混在して管理サーバと接続している環境では、CDブートによるシナリオ実行で以下の現象が発生する場合があります。

CDブートによるシナリオ実行では、管理対象マシンが持つLANを順番に使用して管理サーバへの接続を試みます。この際、試行する順番はDPMがLANを認識した順となり、増設LANが最初に認識された場合は、シナリオ実行に失敗する場合があります。

LANを増設していても、増設LANのLANケーブルを抜くもしくはBIOS上で無効にするなどの方法により、LANが繋がっておらず、かつ標準LANが管理サーバと接続している場合は、正常にシナリオを実行できます。

上記の現象は増設LANボードが存在する場合に必ず現象が発生するということではなく、増設LANボードの種類によっては現象が発生しない場合があります。

また、増設LANより標準LANが先に検出される環境では発生しません。
DPM5.14以降では、CDブートによるシナリオ実行で、最初に管理サーバへの接続を試すLANを指定することが可能です。
詳細についてはDPM6.0のオペレーションガイドの「付録 A DHCP サーバを使用しない場合の運用をする」を参照してください。

EXPRESSBUILDERの「DeploymentManagerへの登録」から登録したパッケージでリモートアップデートを行うとシナリオ実行エラーになる場合があります。

EXPRESSBUILDERの「DeploymentManagerへの登録」を使用すると、作成したパッケージのパッケージIDに2バイト文字が含まれる場合(一部のエクスプレス通報サービス等)があります。
このパッケージをリモートアップデートで使用すると、シナリオ実行エラーとなり、管理サーバのイベントビューアに以下のアプリケーションエラーが出力されます。
"rupdssvc: An error occurred while uncompress one patch before execution."

以下の手順に沿ってパッケージを再作成してください。

  • パッケージ作成時の注意事項については、ユーザーズガイドも併せて参照してください。

  1. イメージビルダの「パッケージの登録/修正」で該当パッケージを選択し、以下の設定内容をメモ等に控えてください。
    • 「基本」タブ - 「タイプ」
    • 「実行設定」タブ - 「実行ファイル」と「セットアップパラメータ」
    • 「対応OSと言語」タブ
    • 「依存情報」タブ
    • 「識別情報」タブ

  2. <イメージ格納用フォルダ>¥PP¥<該当パッケージID名のフォルダ>を任意の場所(イメージ格納用フォルダ配下を除く)へコピーします。
    例) コピー元:C:¥Deploy¥PP¥Local-エクスプレス通報サービス(3B3J)
    コピー先:D:¥Local-エクスプレス通報サービス(3B3J)
  3. コピー先のフォルダ配下にあるパッケージ情報ファイル(xml)を削除してください。
    例)D:¥Local-エクスプレス通報サービス(3B3J)¥Local-エクスプレス通報サービス(3B3J).xml
  4. 1で控えた設定と同じ内容のパッケージをイメージビルダの「パッケージの登録/修正」から作成します。
    ※以下の点に注意してパッケージを作成してください。
    • 「基本」タブのパッケージIDは任意の文字列(半角英数と「-」、「_」63バイト以内) を入力してください。
    • 「実行設定」タブの「フォルダ名」はコピー先のフォルダを指定してください。
以上でパッケージの再作成は完了です。

コピー元のパッケージは不要ですので、イメージビルダから削除してください。また、2で作成したコピー先のフォルダも不要ですので削除してください。

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