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Windows版のWebOTXで、ドメインやObjectSpinnerサービスの起動に失敗することがある件について (2006年8月29日時点)

1. 概要

Windows 2000/2003 において、まれにWebOTXドメインやObjectSpinnerサービスが起動に失敗する場合があります。

その際にイベントログや、Object Broker関連のログに以下のようなエラーメッセージが出力されます。

イベントログ(アプリケーション)

OTX06000010 ObjectBroker Lifecycle Ready でエラーが発生しました (com.nec.webotx.enterprise.system.objectbroker) Error: org.omg.CORBA.NO_RESPONSE: Initial reference for NameService not found. (XX) jp.co.nec.orb.Ob.OadPackage.NotFound: IDL:Ob/Oad/NotFound:1.0 vmcid: 0x1000 minor code: 996 completed: No

(WebOTXインストールフォルダ)\domains\(ドメイン名)\logs\ObjectBroker\namesv.log

Thu Aug 3 07:33:33 2006:Error:ORB::run failed. exception="CORBA::INV_OBJREF"

(WebOTXインストールフォルダ)\ObjectBroker\log\ObjectBroker\namesv.log
(ドメイン外動作の場合、あるいはWebOTX V5以前をご使用の場合)

Thu Aug 3 07:33:33 2006:Error:ORB::run failed. exception="CORBA::INV_OBJREF"

2. 原因

WebOTXで起動する名前サーバのポート番号(既定値2809)がすでに他のアプリケーションで利用されてしまっているために発生します。

Windows 2000/2003においては自動で割り当てられる一時ポート番号として1024~5000の範囲が利用されるためにこのような事象が発生することがあります。

3. 問題のある製品名

WebOTX V4(Windows版)以降の、Object Broker(名前サービス)を使用している製品全てが関連します。

4. 対処法

対処法としては、WebOTXで利用するポートをOSの一時ポートの割り当て対象からはずしてください。

ポート番号1024~5000の範囲でWebOTXが既定値として使用するのは、上記の名前サーバのポート(2809)と運用管理用ポート(4848)となります。

具体的な設定方法としてはレジストリエディタを利用して以下の設定を行ってください。設定変更後はマシンの再起動が必要です。

レジストリキー
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\
CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters配下に以下の項目を追加します。

  • 名前:ReservedPorts
  • 種類:REG_MULTI_SZ(複数行文字列値)
  • 値:以下を2行で入力してください
    2809-2809
    4848-4848

詳細については以下を参照して下さい。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;813122

5. よくあるお問い合わせ

質 問 回 答
この問題が発生した場合、WebOTXが独自に別ポートを割り当てることはしないのでしょうか? 別ポートの割り当ては行いません。

名前サーバのオブジェクトリファレンスにポート番号(2809番)が埋め込まれていたり、corbalocサーバとして使用している場合のデフォルトポートが2809番であったりと、独自に別ポートを割り当ててしまうとポート番号が異なるため通信できない問題が発生するためです。
この問題が発生した場合、OSを再起動する以外の対処方法はあるでしょうか? OS再起動以外にWebOTXの再起動でも対処可能ですが、一時ポートの使用状況によっては再度失敗する可能性もあるため、レジストリ設定で一時ポートの割り当て対象から外すことをお勧めします。
レジストリ修正以外に、ドメイン或いはORBcustomによるnamesvポート設定値の修正を行うことで回避することは可能でしょうか? 可能です。

Windows Server 2003において一時ポート番号を払い出す範囲を変更していない場合には1024~5000の範囲になっていますので、5000番より大きい値に設定することで対処可能です。このデフォルトの範囲でポートがぶつかる可能性があるものとして、名前サーバポート(2809)と運用管理用ポート(4848)があります。

ただし、設定で一時ポートの払い出しの範囲を変更している場合はこの限りではありません。
この問題はWebOTX自身の問題ではない(OS機能による制限)ということでよろしいでしょうか? はい。

WebOTX自身の問題ではありませんが、最近この事象が原因でサービス起動に失敗する問い合わせが増えているため、重要なお知らせとして注意を促しています。
WebOTX以外にも、この辺りのポートを利用しているものは対象になる可能性があるということになるでしょうか? WebOTX以外の他の製品でも、使用している固定ポート番号が一時ポート番号払い出しの範囲内にある場合には、この事象にぶつかる可能性があります。

6. 更新履歴

  • 2006/8/29第2版(「よくあるお問い合わせ」の章を追加)
  • 2006/8/16初 版

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