7.8. Webサービス

Webサービスの設定項目と運用操作について説明します。なお、各属性の詳細については[ リファレンス集 運用管理・設定編 > 2. MO定義リファレンス ]を参照してください。

7.8.1. WS-ReliableMessagingの操作

WS-ReliableMessaging機能を使用する場合の設定項目と運用操作について説明します。

使用手順については、 [ アプリケーション開発ガイド(Java EE) > 1. Webサービスアプリケーションの開発 > 1.2. プログラミング・開発ガイド > 1.2.14. WS-ReliableMessaging > 1.2.14.1. 事前準備 ] を併せて参照してください。

7.8.1.1. 設定値の説明

WS-ReliableMessaging機能を使用する場合の設定項目について説明します。

「WebOTX管理ドメイン[<ホスト名>]」-「<ドメイン名>」-「アプリケーションサーバ」-「Webサービス」-「WS-ReliableMessaging」を選択します。設定はドメイン単位で有効です。

WS-ReliableMessgingの操作
図7.8.1.1-1

表7.8.1.1.-1
項目 説明 既定値
JDBCデータソースのJNDI名
WS-ReliableMessagingで利用するJDBCデータソースのJNDI名を指定します。

jdbc/WSRM
スレッドプール最大値
WS-ReliableMessagingのスレッドプールの最大値を指定します。[1-2147483647]

10
最大メッセージサイズ WS-ReliableMessagingで処理する最大メッセージサイズを指定します。0を指定すると無制限になります。(単位:MB)[0-2147483647]

4
デッドキュー保持期間
WS-ReliableMessagingで有効期限切れのメッセージをデッドキューで保持する期間を指定します。(単位:分)[1-2147483647]

43200
テーブル名プレフィックス
WS-ReliableMessagingで利用するテーブル名のプレフィックスを指定します。最大文字数は8文字です。

RMTABLES

各項目の詳細については、 [ リファレンス集 運用管理・設定編 > 1. コンフィグレーション(設定一覧) > 1.16. Webサービス > 1.16.4. WS-ReliableMessaging Webサービスの設定 ] を参照してください。

7.8.1.2. キューの表示

WS-ReliableMessagingのキューを表示します。

統合運用管理ツールからの操作
あらかじめ、統合運用管理ツールよりドメインと接続しておきます。

  1. 「WebOTX管理ドメイン[<ホスト名>]」-「<ドメイン名>」-「アプリケーションサーバ」-「Webサービス」-「WS-ReliableMessaging」を選択し、右クリックするか、あるいは、メニューバーの[操作] を選択します。
  2. 表示されるメニューから「キューの表示」を選択するとダイアログが表示されます。

    WS-ReliableMessgingの操作
    図7.8.1.2-1

  3. パラメータを入力し、「実行」を選択することでキューを表示します。

    WS-ReliableMessgingの操作
    図7.8.1.2-2

    表7.8.1.2.-1
    項目 説明 既定値
    キューの種別
    キューの種別を指定します。
    "キュー" を指定した場合、現在実行中のメッセージの一覧を表示します。
    "デッドキュー"を指定した場合、アプリケーションの実行失敗したメッセージの一覧を表示します。

    キュー
    エンドポイントURI エンドポイントURIを指定します。

    空白
    取得開始日時 キュー内容を取得する開始日時を指定します。(yyyy-MM-dd hh:mm:ss)

    空白
    取得終了日時 キュー内容を取得する終了日時を指定します。(yyyy-MM-dd hh:mm:ss)

    空白
    ステータス 取得するキューのステータスを指定します。
    ステータスは、Web Services Reliable Messaging (WS-ReliableMessaging) Version 1.2 で定義される用語です。

    ALL
    日時の表示順序 キュー内容の表示順序を日時の降順または日時の昇順から指定します。

    降順
    表示件数 キュー内容の最大表示件数を指定します。[1-2147483647]

    1000

運用管理コマンド(otxadmin)からの操作
あらかじめ、otxadminコマンドを起動し、ドメインにログインしておきます。

  1. otxadminコマンドを起動し、ドメインにログインします。
    otxadmin> login --user admin --password adminadmin --port 6212
    
  2. キューを表示するには、以下のコマンドを実行します。
    otxadmin> invoke server.web-service.ws-rm.listRmQueues <queueType> <endpointURI> <startDate> <endDate> <status> <desc> <count>
    
    パラメータの詳細については、 [ リファレンス集 運用管理・設定編 > 2. MO定義リファレンス > ws-rm > listRmQueues(キューの表示) ] を参照してください。

7.8.1.3. メッセージのエクスポート

WS-ReliableMessagingのメッセージのエクスポートをします。出力件数が多い場合、出力に時間がかかる事があります。

統合運用管理ツールからの操作
あらかじめ、統合運用管理ツールよりドメインと接続しておきます。

  1. 「WebOTX管理ドメイン[<ホスト名>]」-「<ドメイン名>」-「アプリケーションサーバ」-「Webサービス」-「WS-ReliableMessaging」を選択し、右クリックするか、あるいは、メニューバーの[操作] を選択します。
  2. 表示されるメニューから「メッセージのエクスポート」を選択するとダイアログが表示されます。

    WS-ReliableMessgingの操作
    図7.8.1.3-1

  3. パラメータを入力し、「実行」を選択することでメッセージをエクスポートします。

    WS-ReliableMessgingの操作
    図7.8.1.3-2

    表7.8.1.3.-1
    項目 説明 既定値
    キューの種別
    キューの種別を指定します。
    "キュー" を指定した場合、現在実行中のメッセージをエクスポートします。
    "デッドキュー"を指定した場合、アプリケーションの実行失敗したメッセージをエクスポートします。

    キュー
    エンドポイントURI エンドポイントURIを指定します。

    空白
    シーケンスID シーケンスIDをカンマ区切りで指定します。
    シーケンスIDは、Web Services Reliable Messaging (WS-ReliableMessaging) Version 1.2 で定義される用語です。

    空白
    メッセージ番号 メッセージ番号をカンマ区切りで指定します。
    メッセージ番号は、Web Services Reliable Messaging (WS-ReliableMessaging) Version 1.2 で定義される用語です。

    空白
    相関ID 相関IDをカンマ区切りで指定します。
    相関IDは、Web Services Reliable Messaging (WS-ReliableMessaging) Version 1.2 で定義される用語です。

    空白
    エクスポートパス メッセージをエクスポートするパスを指定します。
    指定したパスに次のファイル名で出力します。
        <エンドポイントURI(30文字打ち切り)>/<シーケンスID(UUID)>/<メッセージ番号>.log
    指定しない場合、既定で下記の場所に出力します。
        ${INSTANCE_ROOT}/logs/webservice/rm_msg/

    空白

運用管理コマンド(otxadmin)からの操作
あらかじめ、otxadminコマンドを起動し、ドメインにログインしておきます。

  1. otxadminコマンドを起動し、ドメインにログインします。
    otxadmin> login --user admin --password adminadmin --port 6212
    
  2. メッセージをエクスポートするには、以下のコマンドを実行します。
    otxadmin> invoke server.web-service.ws-rm.exportRmMessages <queueType> <endpointURI> <sequenceID> <messageNumber> <correlationID> <directoryPath>
    
    パラメータの詳細については、 [ リファレンス集 運用管理・設定編 > 2. MO定義リファレンス > ws-rm > exportRmMessages (メッセージのエクスポート) ] を参照してください。

7.8.1.4. キュー/メッセージの削除

WS-ReliableMessagingのキュー/メッセージを削除します。

Caution
この操作は実行すると元に戻せなくなるため十分にご注意ください。
統合運用管理ツールからの操作
あらかじめ、統合運用管理ツールよりドメインと接続しておきます。

  1. 「WebOTX管理ドメイン[<ホスト名>]」-「<ドメイン名>」-「アプリケーションサーバ」-「Webサービス」-「WS-ReliableMessaging」を選択し、右クリックするか、あるいは、メニューバーの[操作] を選択します。
  2. 表示されるメニューから「キュー/メッセージの削除」を選択するとダイアログが表示されます。

    WS-ReliableMessgingの操作
    図7.8.1.4-1

  3. パラメータを入力し、「実行」を選択することでキュー/メッセージを削除します。

    WS-ReliableMessgingの操作
    図7.8.1.4-2

    表7.8.1.4.-1
    項目 説明 既定値
    キューの種別
    キューの種別を指定します。

    キュー
    エンドポイントURI エンドポイントURIを指定します。

    空白

運用管理コマンド(otxadmin)からの操作
あらかじめ、otxadminコマンドを起動し、ドメインにログインしておきます。

  1. otxadminコマンドを起動し、ドメインにログインします。
    otxadmin> login --user admin --password adminadmin --port 6212
    
  2. キュー/メッセージを削除するには、以下のコマンドを実行します。
    otxadmin> invoke server.web-service.ws-rm.deleteRmMessages <queueType> <endpointURI>
    
    パラメータの詳細については、 [ リファレンス集 運用管理・設定編 > 2. MO定義リファレンス > ws-rm > deleteRmMessages (キュー/メッセージの削除) ] を参照してください。

7.8.1.5. テーブルの作成

WS-ReliableMessagingのテーブルを作成します。

Memo
この操作はWS-ReliableMessaging機能を使用する前に一度だけ実行します。
統合運用管理ツールからの操作
あらかじめ、統合運用管理ツールよりドメインと接続しておきます。

  1. 「WebOTX管理ドメイン[<ホスト名>]」-「<ドメイン名>」-「アプリケーションサーバ」-「Webサービス」-「WS-ReliableMessaging」を選択し、右クリックするか、あるいは、メニューバーの[操作] を選択します。
  2. 表示されるメニューから「テーブルの作成」を選択するとダイアログが表示されます。「実行」を選択することでテーブルを作成します。

    WS-ReliableMessgingの操作
    図7.8.1.5-1


運用管理コマンド(otxadmin)からの操作
あらかじめ、otxadminコマンドを起動し、ドメインにログインしておきます。

  1. otxadminコマンドを起動し、ドメインにログインします。
    otxadmin> login --user admin --password adminadmin --port 6212
    
  2. テーブルを作成するには、以下のコマンドを実行します。
    otxadmin> invoke server.web-service.ws-rm.createRmTables
    

7.8.1.6. テーブルの削除

WS-ReliableMessagingのテーブルを削除します。

Caution
この操作は実行すると元に戻せなくなるため十分にご注意ください。
統合運用管理ツールからの操作
あらかじめ、統合運用管理ツールよりドメインと接続しておきます。

  1. 「WebOTX管理ドメイン[<ホスト名>]」-「<ドメイン名>」-「アプリケーションサーバ」-「Webサービス」-「WS-ReliableMessaging」を選択し、右クリックするか、あるいは、メニューバーの[操作] を選択します。
  2. 表示されるメニューから「テーブルの削除」を選択するとダイアログが表示されます。「実行」を選択することでテーブルを削除します。

    WS-ReliableMessgingの操作
    図7.8.1.6-1


運用管理コマンド(otxadmin)からの操作
あらかじめ、otxadminコマンドを起動し、ドメインにログインしておきます。

  1. otxadminコマンドを起動し、ドメインにログインします。
    otxadmin> login --user admin --password adminadmin --port 6212
    
  2. テーブルを削除するには、以下のコマンドを実行します。
    otxadmin> invoke server.web-service.ws-rm.deleteRmTables