1. 使用上の条件

本章では、WebOTX Enterprise Service Bus (以下、WebOTX ESB)を利用するために必要なメモリ容量、固定ディスク空き容量などのハードウェア・リソースと、動作対象オペレーティング・システムやJava、データベース・サーバなどのソフトウェアについて説明します。

1.1. 必要リソース

ここでは、インストールするために必要な固定ディスク空き容量と、インストール中、およびインストール後の初期動作で必要なメモリ容量について説明します。

必要ハードディスク容量は、WebOTX Application Server (以下、WebOTX AS)がインストールされている環境にWebOTX ESB をインストールした際に、 追加で必要なディスク容量を表します。 ハードディスク容量には、CコンパイラやJ2SE SDKなどの関連ソフトウェアのディスク消費量は含まれていません。

プラットフォーム メモリ ハード ディスク
Windows - Intel 64 WebOTX AS に依存 (※) 50 MB
HP-UX - Itanium
Linux - Intel 64

(※) 必要メモリ容量は、WebOTX Application Serverのマニュアル [ Application Server > セットアップガイド > 1. 使用上の条件 > 1.1. 必要リソース ] のWebOTX AS エディション別に記載されている必要リソースを確認してください。

1.2. ソフトウェア条件について

製品がサポートするオペレーティング・システム(OS)とハードウェア、および、製品を利用するために必要な関連ソフトウェアについて説明します。

1.2.1. オペレーティング・システム

製品の動作対象であるオペレーティング・システムとハードウェアの対応を以下に示します。

1.2.2. Java 2 SDK, Standard Edition

WebOTXシステムは、実行時にJava™ Platform, Standard EditionのSDKを必要とします。 サポートするSDKバージョンは次のとおりです。

適用するJava SEのSDKのメンテナンス・バージョンは、最新版を推奨します。 なお、各SDKのバージョンには、次の注意・制限事項がありますのでご注意ください。

HP-UXプラットフォームでは、各々のベンダからSDKの動作に必要なOSパッチが付属ドキュメントに記載されています。 パッチ未適用による品質や性能の低下、劣化を防止するために、WebOTX導入時にOSパッチの適用状況を確認し、SDKの動作で必要とされる全てのOSパッチを適用しておくことを強く推奨します。

Caution

1.2.3. 対応ソフトウェア

WebOTX ESBはWebOTX Application Serverの各エディション上で動作させることが可能です。ただし、 WebOTX ESBは同じメディアで提供されるApplication Server上での動作のみをサポートします。
WebOTX Application Serverのエディションの違いについてはWebOTX Application Serverのマニュアル [ Application Server > 製品構成と提供機能 > 2. 製品構成 ] を参照ください。

以降では、WebOTX ESBがデータベース・サーバなどの外部サービスと連携する場合に、対応しているサーバ製品について説明をします。

1.2.3.1. データベース・サーバ

ESBのメッセージログ機能では以下のデータベースを動作確認しています。

WebOTX ESBは次のWebサーバに対応しています。

1.2.3.2. セキュリティ

WebOTX ESBは WebSAM SECUREMASTER/AccessControlPlugInオプション を利用して、SECUREMASTER連携機能を提供しています。
次の WebSAM SECUREMASTER/AccessControlPlugIn に対応しています。

Caution

WebSAM SECUREMASTER/AccessControlPlugInオプション との連携時には、この製品のライブラリはWebOTX ESBと同じJavaプロセス内で動作します。動作環境(対応OS,CPUタイプ等)にご注意ください。

1.2.3.3. UserProcessor SE(組み込み定義)

UserProcessor SEは、FontAvenue UniAssist コード変換、EDIトランスレータの組み込み定義を提供しています。

Caution

FontAvenue UniAssist、EDIトランスレータは現在(2015/8時点) JDK8での動作をサポートしていません。UserProccessor SE(組み込み定義)機能を利用する場合はWebOTX ESB V9.2の利用を検討ください。

1.2.3.4. Salesforce BC

Partner WSDLのAPIバージョン20.0で動作確認しております。

1.3. 製品の諸元制限について

WebOTX製品の諸元制限について説明します。

1.3.1. WebOTX Application Server Express

WebOTX ESBをWebOTX Application Server Expressエディション上で動作させる場合、Expressエディションはエントリ・モデルのため、以下の諸元制限があります。

各項目の詳細は、WebOTX Application Server セットアップガイドの [ 1. 使用上の条件 > 1.3. 製品の諸元制限について > 1.3.1. WebOTX Application Server Express ]を参照してください。

1.4. 複数バージョンインストールについて

WebOTX製品はV9.3からUNIX版において同一マシンへの複数バージョンインストールをサポートします。
また、V9.2まではWebOTX製品のインストール・ベースディレクトリ(※)は/opt固定でしたが、V9.3からインストール時に変更することが可能です。
※UNIX版のパッケージ(RPM/デポ)のインストール時に起点として使用するディレクトリ

製品バージョン(メジャーバージョンとマイナーバージョン)が異なる場合に複数バージョンのインストールが可能となります。
(例)WebOTX ESB V9.2とWebOTX ESB V9.3
※9.2と9.3が製品バージョンであり、製品の型番が異なります。

同一製品バージョンの同一マシンにおける複数位置へのインストールはサポートされません。
また、リリース時期により詳細バージョンが異なる場合もサポートされません。
(例)9.30.00.000と9.31.00.00
※詳細バージョンであり、製品の型番は同じです。

複数バージョンインストールをサポートするプラットフォームは以下の通りです。

※WebOTX ASと一部異なるためご注意ください。
※Windows(x86),Windows(x64)はサポートされません。

複数バージョンインストールに対応している製品は以下の通りです。 ※製品バージョンは省略

上記以外の複数バージョンインストールの未対応製品を利用する場合、複数バージョンインストールの対応製品もV9.2以前のバージョンと同じインストール・ベースディレクトリ(/opt)にインストールする必要があります。そのため、同一マシンに他のバージョンのWebOTXをインストールすることはできません。

本バージョンの複数バージョンインストールの共存対象バージョンは、2個前のメジャーバージョンかつ本バージョンが諸元としてサポートしているOSの範囲内です。

表1.4-1
プラットフォーム V6以前 V7 V8 V9 備考
HP-UX - Itanium 対象外 V7.1 V8.2-8.5 (*1) V9.2 (*2) *1 V8.1はHP-UX(IPF)版の製品出荷はありません
*2 V9.1はWebOTX ESBの出荷はありません
Linux - Intel 64 対象外 対象外 V8.5 V9.2(*1) *1 V9.1はWebOTX ESBの出荷はありません

※ WebOTX ASと一部異なるためご注意ください。

本バージョンでインストール・ベースディレクトリとして/optを使用する場合、製品インストール後のディレクトリ構成はV9.2と同じになります。

本バージョンでインストール・ベースディレクトリとして/opt以外を使用する場合、製品インストール後のディレクトリ構成は以下のようになります。