2. 製品構成

WebOTX が提供するアプリケーションサーバ製品には、次の製品があります。

次にそれぞれの製品の特徴について説明します。

2.1. WebOTX Application Server Express

これらのような場合に最適な製品です。


図2.1-1

ソフトウェアスタックとしては、WebOTXのサービス群が動作するJava VMと同じ単一のJava VM上でJava EEのユーザアプリケーションも動作します。


図2.1-2

Caution
WebOTX Application Server Expressには動作環境/機能に諸元制限があります。
詳細は[セットアップガイド> 1. 使用上の条件> 1.3. 製品の諸元制限について> 1.3.1. WebOTX Application Server Express]を参照してください。

2.2. WebOTX Application Server Standard

サービス品質を確保できる信頼性のあるシステムを構築したい。そのような場合に最適な製品です。


図2.2-1

ソフトウェアスタックとしては、WebOTXのサービス群が動作するJava VMとは別の複数のJava VM上でJava EEのユーザアプリケーションが動作しています。


図2.2-2

WebOTX AS Standard以降では、Webコンテナの動作モード(スタンダードモード/アドバンスドモード)が選択可能です。上記の図はアドバンスドモードの場合であり、スタンダードモードの場合には、Webコンテナ、及びWebコンテナ上で動作するアプリケーションは、WebOTXのサービス群が動作するJava VM上で動作します。

2.3. WebOTX Application Server Enterprise

数千から数万、さらにはそれ以上のクライアントからのアクセスが生じるような大規模業務システム、ま たは高い信頼性が要求される基幹業務システムの構築を考えている。そのような場合に最適な製品で す。

多数のアプリケーションサーバマシンから構成されるシステムにおいて、各マシン間で負荷を分散・調整 を実施します。また、あるサーバがダウンした場合でも処理を別マシンで継続できるようにすることでシ ステム全体としての停止時間を最小限に食い止めます。


図2.3-1

ソフトウェアスタックとしては、WebOTXのサービス群が動作するJava VMとは別の複数のJava VM上でJava EEのユーザアプリケーションが動作しています。また、複数の CORBA プロセス上で CORBA ユーザアプリケーションが動作しています。


図2.3-2

2.4. WebOTX Administrator

WebOTX Application Server の下層では、Java Management Extensions(JMX)を基盤とする運用管理フレ ームワークの元でサーバのライフサイクルを管理しています。全ての管理リソースはJMX で規定されて いるModel MBean として定義しています。またリモートの運用管理クライアントからのアクセスを可能に するため、JMX Remote API もサポートしています。

WebOTX Administratorではこの標準のインタフェースを使用して各リソースのコンフィグレーション情報の取得、設定、統計情報の取得、アプリケーションの配備、配備解除等のシステム運用操作が行えるGUIベースの統合運用管理ツール、CUIベースの運用管理コマンド、運用管理API を提供しています。

統合運用管理ツールは、同時に複数のサーバの運用操作が可能であり、サーバを一元管理することができます。
※WebOTX Application Serverに添付されているWeb版統合運用管理コンソールで管理できるのはWebOTX Application Serverがインストールされているサーバのみです。

2.5. WebOTX Developer

WebOTX 製品では、高い生産性と保守性を持つ統合開発環境を提供します。

デファクトスタンダードな統合開発環境Eclipse をベースに、NEC で独自に開発した以下のJava EE 6 対応アプ リケーション開発機能を提供します。

上記の開発環境では、ソース編集機能やCVS による版管理、JUnit によるテスト環 境、テスト用AP サーバなどを兼ね備えており生産性を向上させることができます。