1. Coherence for WebOTXとは

本章では、Coherence for WebOTXについて説明しています。

Coherence for WebOTX とは WebOTX Application Server Standard / Enterprise V9.3以降と共に利用することのできるOracle CoherenceのWebOTX向け製品です。
Coherence for WebOTXはWebOTX Application Server Standard/Enterpriseの提供機能を介して利用することが可能です(直接Coherenceの機能を利用することはできません)。
また、Coherence for WebOTXはWebOTX Application Server Standard/Enterpriseと同じWebOTX Media V9 Release *からインストールする必要があります。

1.1. 利用上の制限について

Coherence for WebOTXはWebOTX Application Server Standard/Enterpriseの提供機能を介して利用することが可能です。具体的には、WebOTX Application Server Standard/EnterpriseのセッションレプリケーションやJPA等の機能を通してのみ利用することが可能です。ユーザアプリケーションから直接Coherenceの機能を利用することはできません。

1.2. ライセンス方式

本製品は、ライセンス単位をProcessorとしています。 許諾Processor数は、製品に添付されているソフトウェア使用許諾契約書の許諾Processor数に記載されています。

Processorとは、対象プログラムが導入される特定のコンピュータ上に搭載されているプロセッサ(CPU)の総数を指します。ひとつのチップに複数のコアを有するマルチコア・プロセッサが搭載されている場合のライセンスのカウント方法は、「Oracle Processor Core Factor Table 」  に記載されているプロセッサのコアの係数をコアの総数に掛け、小数点以下を切り上げて算出した数値を、本価格単位で必要なライセンスとしてカウントします。

1.3. 利用可能なサーバ構成について

1.3.1. Coherenceサーバとアプリケーションサーバを分ける場合

WebOTX Application Serverを稼働させるサーバとキャッシュサーバを稼働させるサーバを分ける構成です。
以下の図では便宜的にアプリケーションサーバとCoherenceサーバをそれぞれ2台としていますが、アプリケーションサーバとCoherenceサーバの台数が必ずしも一致する必要はありません。例えば、処理するトランザクション量に応じてアプリケーションサーバの台数を3台に増やす、あるいは、業務データ量の増加に応じてCoherenceサーバを3台に増やす、といった構成が可能です。


図1.3.1-1

1.3.2. Coherenceサーバとアプリケーションサーバを同一にする場合

WebOTX Application Serverを稼働させるサーバ上でキャッシュサーバも稼働させる構成です。


図1.3.1-1