20. インメモリデータグリッド連携部品

インメモリデータグリッド連携部品ご利用時の注意制限事項について説明します。

20.1. 注意事項

20.1.1. データグリッド内に配備するアプリケーションについて

データグリッド内で配備するアプリケーションは、全てのドメインで同じ構成にしてください。

Infinispanを利用する場合に、log4j、slf4j を使用するアプリケーションを動作させるには、これらのライブラリを以下のパスに配置してください。

20.1.2. JPAランキング情報生成コマンド(create-jpa-ranking)について

20.1.3. データグリッド製品のreleaseメソッドの挙動について

利用するデータグリッド製品でreleaseメソッドの挙動が異なります。

Oracle Coherenceは実際に使用しているキャッシュオブジェクトのreleaseメソッドの挙動に準拠します。
Infinispanはreleaseメソッドの延長でcloseメソッドを実行しますので、その後はキャッシュオブジェクトの利用は不可となります。

20.1.4. IRS JDBCドライバの使用について

IRSのJDBCを利用する際には、必ずpersistence.xml、もしくは、EntityManager作成時の「eclipselink.target-database」プロパティに 「Database」を指定してください。

20.1.5. データプリロード時のタイムアウトについて

データプリロードの読み込み中にタイムアウトが発生した場合は、読み込みを中断します。読み込みが完了していないエンティティについては、運用管理コマンド、または、統合運用管理ツールで、読み込みを再実行してください。

エンティティの読み込み状態は、統合運用管理ツールの各「<ドメイン名>」−「プリロードの状態」を確認してください。「プリロードの状態」の詳細は、[ リファレンス集 運用管理・設定編 > 1.19. インメモリデータグリッド連携 ]を参照してください。

20.1.6. IPv6使用時のパケット生存期間について

Infinispanを使用する環境が、WindowsでIPv6を使用している場合に、${INSTANCE_ROOT}/logs/server.logに以下のようなメッセージが出力されます。

これは、Infinispanのネットワーク基盤で使用されているJGroupsの不具合に起因しており、IPパケットのTTL(Time To Live)が常に既定の1になることを意味します。 TTLの値が1の場合、ルーターを介したネットワークにIPパケットを送信することができません。

この現象を、IPv6の環境で回避することはできません。以下のシステムプロパティにより強制的にIPv4を使用することで、上記メッセージの出力を抑止することができます。

20.2. 制限事項