4. 監視

4.1. プロセス監視

外部ツールなどを用いて、WebOTXのプロセス監視を行ないたい場合、監視を行なうべきプロセスおよび復旧方法について説明します。実際にプロセス監視を行なう場合は、以下を参考に必要に応じて監視プロセスの選択を行なってください。

なお、WebOTX上で動作するプロセス一覧については、 [ リファレンス集 ドメイン構成・環境移行編 > 1. WebOTXの構成 > 1.2. 動作プロセス ] を参照ください。

4.1.1. 運用管理エージェント

監視プロセス
java -cp /opt/WebOTX/modules/webotx.jar ... -Dwebotx.funcid=agent ... -Ddomain.name=domain1 ...
監視を行なう場合の注意点
javaプロセスであるため引数まで識別してプロセスを特定する必要があります。運用管理エージェントのJavaプロセス(エージェントプロセス)は、-Dwebotx.funcid=agent のシステムプロパティにより識別可能です。ドメインは、-Ddomain.nameシステムプロパティにより識別可能です。
異常検出時の復旧方法
<Windowsの場合>

エージェントプロセスの監視で異常を検出した場合は該当ドメインの再起動が必要です。
(停止) otxadmin> stop-domain --remote --user <管理ドメインの管理ユーザ名> --password <管理ドメインの管理ユーザパスワード> --port <管理ドメインの管理ポート番号> domain1
(起動) otxadmin> start-domain  --remote --user <管理ドメインの管理ユーザ名> --password <管理ドメインの管理ユーザパスワード> --port <管理ドメインの管理ポート番号> domain1

(注1) 上記のコマンドを実行すると、管理ドメインを経由してユーザドメインを起動・停止します。そのため、管理ユーザ名、管理ユーザパスワード、管理ポート番号は全て管理ドメインに対する値を入力してください。
(注2) 管理ドメインが起動していない場合、上記のコマンドを実行すると管理ドメインへの接続エラーが発生します。その場合は、管理ドメインを起動するか、管理ドメインを起動できない場合は「remote」「user」「password」「port」の全てのオプションを指定せずに実行してください。

[例]
(停止) otxadmin > stop-domain domain1
(起動) otxadmin > start-domain domain1
ただし、この場合、[ ドメイン構築・基本設定ガイド > 3. ドメイン > 3.4. ドメインの起動・停止 > 3.4.4. サービスでの運用とコマンドでの運用の違い ] で説明しているように、復旧対象ドメインのプロセスユーザがコマンドを実行したユーザとなります。普段サービスから起動停止して運用しているような場合、ドメインプロセスのユーザが異なることで、アクセス権が変わり、業務アプリケーションに影響が出る可能性がありますのでご注意ください。


<UNIXの場合>
エージェントプロセスの監視で異常を検出した場合は該当ドメインの再起動が必要です。
(停止) otxadmin> stop-domain domain1
(起動) otxadmin> start-domain domain1

4.1.2. TPシステム

監視プロセス
iiopリスナ
iioplsn PLUNAME (5151) ...
 
ajpリスナ
ajplsn PLUNAME (8099) ...
 
TPモニタ
tpmonitor -n MySystem
 
TPモニタプロセスは、tpmonitorが親プロセス、tpmMainが子プロセスになります。tpmMainが異常終了すると、tpmonitor も終了します。従って、tpmonitor を監視すれば、両方の監視ができます。ただし、tpmonitor だけが終了した場合、実質的な業務への影響はほとんどありません。
監視を行なう場合の注意点
iiopリスナ
PLUNAMEで示されている番号が、IIOPリスナのポート番号(tpsystem.IIOPListener.listenerPortNumber)です。
 
ajpリスナ
PLUNAMEで示されている番号が、AJPリスナのポート番号(tpsystem.AJPListener.listenerPortNumber)です。
 
TPモニタ
-n の次がWebOTXシステム名となっています。
異常検出時の復旧方法
iiopリスナプロセス、ajpリスナプロセスの監視で異常を検出した場合は該当ドメインのTPシステムの再起動が必要です。
(停止) otxadmin> stop-system
(起動) otxadmin> start-system
 
TPモニタプロセスの監視で異常を検出した場合は該当マシンの再起動が必要です。クラスタ構成の場合は縮退もしくはフェイルオーバさせてください。

4.1.3. ObjectBrokerサービス

監視プロセス
namesv
/opt/ObjectSpinner/bin/namesv -WOdomain /opt/WebOTX/domains/domain1
cnamesv
/opt/ObjectSpinner/bin/cnamesv -WOdomain /opt/WebOTX/domains/domain1
irsv
/opt/ObjectSpinner/bin/irsv -WOdomain /opt/WebOTX/domains/domain1
corbaloc
/opt/ObjectSpinner/bin/corbaloc -WOdomain /opt/WebOTX/domains/domain1
oad
/opt/ObjectSpinner/bin/oad -WOdomain /opt/WebOTX/domains/domain1
oadj
java -Dwebotx.funcid=oadj -Ddomain.name=domain1 -classpath /opt/WebOTX/modules/wo-orb110.jar…
ospprxy
/opt/ObjectSpinner/bin/ospprxy …
監視を行なう場合の注意点
namesv, cnamesv, irsv, corbaloc, oad, oadjの場合、domain1の部分がドメイン名となります。
異常検出時の復旧方法
namesv、oad
WebOTXの全てのエディション製品にインストールされます。
異常を検出した場合は該当ドメインの再起動が必要です。
(停止) otxadmin stop-domain domain1
(起動) otxadmin start-domain domain1
 
oadj
WebOTXの全てのエディション製品にインストールされます。
異常を検出した場合は該当ドメインの oadj の再起動が必要です。
(停止) otxadmin stop-oadj
(起動) otxadmin start-oadj
 
irsv
WebOTXの全てのエディション製品にインストールされます。
異常を検出した場合は該当ドメインの irsv の再起動が必要です。
(停止) invoke server.objectbrokerservice.irsv.stop
(起動) invoke server.objectbrokerservice.irsv.start
 
それでも復旧しない場合は、該当ドメインの再起動が必要です。
(停止) otxadmin stop-domain domain1
(起動) otxadmin start-domain domain1
 
corbaloc
WebOTXの全てのエディション製品にインストールされます。
異常を検出した場合は該当ドメインの corbaloc の再起動が必要です。
(停止) invoke server.objectbrokerservice.corbaloc.stop
(起動) invoke server.objectbrokerservice.corbaloc.start
 
それでも復旧しない場合は、該当ドメインの再起動が必要です。
(停止) otxadmin stop-domain domain1
(起動) otxadmin start-domain domain1
 
cnamesv
Enterpriseで、選択した場合にだけインストールされます。
異常を検出した場合は該当ドメインのcnamesvの再起動が必要です。
(停止) invoke server.objectbrokerservice.cnamesv.stop
(起動) invoke server.objectbrokerservice.cnamesv.start
 
それでも復旧しない場合は、該当ドメインの再起動が必要です。
(停止) otxadmin stop-domain domain1
(起動) otxadmin start-domain domain1
 
ospprxy
Enterpriseで、選択した場合にだけインストールされます。
異常を検出した場合はospprxyの再起動が必要です。
(停止) stop-ospprxy
(起動) start-ospprxy
 
それでも復旧しない場合は、該当ドメインの再起動が必要です。
(停止) otxadmin stop-domain domain1
(起動) otxadmin start-domain domain1

4.1.4. JMSサービス

監視プロセス
JMSサーバ
java -server -Dwebotx.funcid=jms -Ddomain.name=domain1 -cp ....
監視を行なう場合の注意点
javaプロセスであるため引数まで識別してプロセスを特定する必要があります。JMSサーバのJavaプロセスは、-Dwebotx.funcid=jmsのシステムプロパティにより識別可能です。ドメインは、-Ddomain.nameシステムプロパティにより識別可能です。
異常検出時の復旧方法
異常を検出した場合は該当ドメインのJMSサーバの再起動が必要です。
(停止) otxadmin stop-jms
(起動) otxadmin start-jms
 
それでも復旧しない場合は、該当ドメインの再起動が必要です。
(停止) otxadmin stop-domain domain1
(起動) otxadmin start-domain domain1

4.1.5. Transactionサービス

監視プロセス
RCS(C++)
rcssv domain1C …
監視を行なう場合の注意点
RCS(C++)
domain1Cのdomain1の部分がドメイン名となります。
異常検出時の復旧方法
異常を検出した場合はトランザクションサービスの再起動が必要です。
(停止) otxadmin stop-transaction-service
(起動) otxadmin start-transaction-service
 
それでも復旧しない場合は該当ドメイン再起動が必要です。
(停止) otxadmin stop-domain domain1
(起動) otxadmin start-domain domain1

4.1.6. Webサーバ

インストール時に、Webサーバを選択した場合に有効です。Javaの内蔵Webサーバを利用する場合には、本プロセスを監視する必要はありません。

監視プロセス
 
(UNIX)    /opt/WebOTX/WebServer24/bin/httpd ……
(Windows) <INSTALLDIR>\WebServer24\bin\httpd.exe
監視を行なう場合の注意点
Apacheは、UNIXの場合、1つの親プロセスと複数の子プロセスが動作し、その子プロセスはアクセス数に応じて自動的に増減しますので監視は親プロセスのみを対象にしてください。Windowsの場合、1つの親プロセスと1つ(複数スレッド)の子プロセスが動作しますので、両方のプロセスを監視対象にしてください。
異常検出時の復旧方法
異常を検出した場合は、該当ドメインのWebサーバの再起動が必要です。
(停止) otxadmin invoke server.WebServer.stop
(起動) otxadmin invoke server.WebServer.start
 
それでも復旧しない場合は該当ドメイン再起動が必要です。
(停止) otxadmin stop-domain domain1
(起動) otxadmin start-domain domain1

4.1.7. rotatelogs (server.log、server_err.log)

エージェントプロセスの標準出力/標準エラー出力先ファイルをローテートするためのプロセスです。このプロセスが停止した場合、エージェントプロセス上で標準出力/標準エラーに出力したメッセージがリダイレクト先のログファイル(既定値:${INSTANCE_ROOT}/logs/server.log)に出力されなくなります。

監視プロセス
(UNIX)
/opt/WebOTX/bin/rotatelogs -g3 ${INSTANCE_ROOT}/logs/server.log 2M
 
(Windows)
${INSTALL_ROOT}\bin\rotatelogs -g3 ${INSTANCE_ROOT}/logs/server.log 2M
 
※ "-g3"および"2M"は既定値であり、ローテート条件の設定内容により変わります。
監視を行なう場合の注意点
既定の場合、rotatelogsプロセスは1ドメインに対し1プロセス起動しますが、 標準出力と標準エラーを別のファイルに分ける設定を行っている場合、 1ドメインに対し標準出力用と標準エラー用の2プロセスが起動します。
また、Webサーバのログのログローテーション設定を行っている場合、同名のプロセス(rotatelogs)が起動するため、 引数まで識別してプロセスを特定する必要があります。
標準出力/標準エラー出力先ログファイル用のrotatelogsプロセスは、 引数の出力先ログファイルにより識別してください。
出力先ログファイルの設定は以下のコマンドを実行して確認してください。
otxadmin > get server.log-service.file
標準出力と標準エラーを別のファイルに分ける設定を行っている場合、 標準エラー出力先ログファイルの設定は以下のコマンドを実行して確認してください。
otxadmin > get server.log-service.err-file
異常検出時の復旧方法
異常を検出した場合は、該当ドメイン再起動が必要です。
(停止) otxadmin stop-domain domain1
(起動) otxadmin start-domain domain1

4.2. ログ監視

外部ツールなどを用いて、WebOTXのログ監視を行ないたい場合、監視を行なうべきログファイルおよび監視メッセージについて説明します。実際にログ監視を行なう場合は、以下を参考に必要に応じて監視ログの選択を行なってください。

4.2.1. イベントログ

説明
Windows OSでイベントログ(アプリケーションログ)に出力するWebOTXが出力する障害メッセージを監視させることが可能です。
監視メッセージ
以下のイベントソースがWebOTXで出力するイベントです。
表4.2.1-1
イベントソース名 説明
WebOTX AS 運用管理エージェントが出力するイベントログです。致命的なメッセージを監視するには「エラー」レベルを監視対象にします。(※1)
WebOTXAgentService 「WebOTX Agent Service」が出力するイベントログです。Windowsのサービス経由でWebOTXの起動・停止を行なったときのメッセージが出力されます。致命的なメッセージを監視するには「エラー」レベルを監視対象にします。
WebOTX_ASMonitor
systemname
STDENT
Standard/Enterpriseにおける「TPモニタ」サービスが出力するイベントログです。systemnameには該当ドメインで設定したシステム名が入ります。監視の詳細は [ 高度な管理と運用サイクルガイド > 4. 監視 > 4.2. ログ監視 > 4.2.4. 監視対象メッセージ(TPSメッセージ) ] を参照してください。
WebOTX_ASMonitor
STDENT
Standard/EnterpriseにおけるTPモニタ制御サービス(TPAサーバ)が出力するイベントログです。監視の詳細は [ 高度な管理と運用サイクルガイド > 4. 監視 > 4.2. ログ監視 > 4.2.4. 監視対象メッセージ(TPSメッセージ) ] を参照してください。
WebOTX_TS 旧バージョンのWebOTX Transactionサービスが出力するイベントログです。Transactionサービスの旧互換ライブラリを使用している場合のみ出力します。致命的なメッセージを監視するには「エラー」レベルを監視対象にします。

※1 イベントIDのフォーマットについて

Windows環境において、各イベントログに対応するイベントIDは32bitのビット列で構成されています。

表4.2.1-2
ビット数 定義
1〜2 Severity
3 Customer bit
4 Reserved bit
5〜16 Facility code
17〜32 Status code

WebOTXは既定の設定では、イベントソース「WebOTX_AS」および「WebOTX_ObjectSpinner」で出力されるイベントログのイベントIDは、 イベントレベルにかかわらず 32bit 値の上位 16bit (「Severity」 から 「Facility code」まで) を常に「0」に設定します。
そのため既定の設定のまま、監視ツールを使用して、イベントソース「WebOTX_AS」および「WebOTX_ObjectSpinner」のイベントIDを監視対象に設定する場合は、 イベントIDの上位 16bitが「0」となるように設定を行う必要があります。

例えば、NEC製のサーバ監視製品「ESMPRO/ServerAgent」,「WebSAM AlertManager」では、イベントソース名と32bit値のイベントIDをキーに監視を行います。
上記製品において監視対象とするイベントIDを設定する際、設定画面において10進数表示のまま監視対象を設定すると、イベントレベルに応じて 32bit値の最上位 2bit(Severity)が設定された状態で監視製品側に設定されます。

表4.2.1-3
最上位2bit 種類
00 成功
01 情報
10 警告
11 異常

32bit値のイベントIDを使ってイベントソース「WebOTX_AS」および「WebOTX_ObjectSpinner」のイベントログを監視対象とする場合は、 [アラートマネージャ設定画面]の[表示]-[16進数表示]を選択し、上位 16bit を「0」として設定してください。

他のイベントログ監視ツールを利用する場合においても、同様の対処を行ってください。

また、イベントソース「WebOTX_AS」および「WebOTX_ObjectSpinner」のイベントIDの最上位2bitに 表4.2.1-3 のようにイベントレベルに対応したビット列を出力するようにWebOTXの設定を変更することも可能です。 この設定を行うには次のコマンドを実行し、その後ドメインの再起動を行います。
otxadmin > set server.log-service.eventlogid-with-severity=true

4.2.2. syslog

説明
UNIX OSでsyslogに出力するWebOTXが出力する障害メッセージを監視させることが可能です。
UNIX 環境において、syslog へのログ出力に rsyslog または syslog-ng を利用する場合、既定の状態ではrsyslog または syslog-ng のデーモンプロセスへの UDP 接続が可能な設定ではありません。WebOTX_AS_Agent をプレフィックスに持つ WebOTX Application Server のログ出力では、デーモンプロセスに対しUDP 接続する必要があるため、既定の状態では syslog にログを出力することができません。
rsyslog または syslog-ng を利用する場合、以下に記載した手順を実施して、UDP 接続の待ち受けを有効化してください。
なお、Red Hat Enterprise Linux 6 Server (6.1 以降) では rsyslog が、SUSE Linux Enterprise Server 10 以降では syslog-ng が既定で利用されます。該当のOS環境をご利用の場合は、以下の手順を必ず実施してください。
設定手順
  1. 以下の設定ファイルをエディタで編集します。
    (rsyslog の例)
    /etc/rsyslog.conf

    (syslog-ng の例)
    /etc/syslog-ng/syslog-ng.conf

  2. 以下に記載した手順で先頭にあるコメント(#)をはずします。

    編集前 編集後
    rsyslog
    #$ModLoad imudp.so
    #$UDPServerRun 514
    
    $ModLoad imudp.so
    $UDPServerRun 514
    rsyslog
    (RHEL7.xの場合)
    #$ModLoad imudp
    #$UDPServerRun 514
    
    $ModLoad imudp
    $UDPServerRun 514
    
    syslog-ng
    #udp(ip("0.0.0.0") port(514));
    
    udp(ip("0.0.0.0") port(514));
  3. rsyslog または syslog-ng を再起動します。

    実行コマンド
    rsyslog
    /etc/init.d/rsyslog restart
    rsyslog
    (RHEL7.xの場合)
    systemctl restart rsyslog.service
    syslog-ng
    /etc/init.d/syslog restart
監視メッセージ
以下のイベントソースがWebOTXで出力するイベントです。
表4.2.2-1
ログ識別名 説明
WebOTX AS WebOTX内部で共有メモリやセマフォの作成、取得に失敗した場合に出力するイベントログです。また、Transactionサービスが出力するイベントログです。 致命的なメッセージを監視するには「Error」レベル以上を監視対象にします。
WebOTX_AS_Agent 運用管理エージェントが出力するイベントログです。致命的なメッセージを監視するには「Error」レベル以上を監視対象にします。
OTXM:systemname Standard/Enterpriseにおける「TPモニタ」サービスが出力するイベントログです。 systemnameには該当ドメインで設定したシステム名が入ります。 監視の詳細は [ 高度な管理と運用サイクルガイド > 4. 監視 > 4.2. ログ監視 > 4.2.4. 監視対象メッセージ(TPSメッセージ) ] を参照してください。
WebOTX_TS 旧バージョンのWebOTX Transactionサービスが出力するイベントログです。Transactionサービスの旧互換ライブラリを使用している場合のみ出力します。 致命的なメッセージを監視するには「Error」レベル以上を監視対象にします。

4.2.3. WebOTX独自ログ

説明
WebOTXで独自に出力するログファイルを監視させることが可能です。
監視メッセージ
監視対象にするファイルについて以下に説明します。
表4.2.3-1
ファイル名 説明
${INSTANCE_ROOT}/logs/webotx_agent.log
WebOTXドメインのエージェントプロセスで出力される全てのメッセージを統合したログです。致命的なメッセージを監視するには「ERROR」レベルを監視対象にします。
${INSTANCE_ROOT}/logs/web/error_log
WebOTX Webサーバのエラーログです。致命的なメッセージを監視するにはログの先頭に「error」「emerg」「alert」「crit」が出力されたメッセージを監視対象にします。
${INSTANCE_ROOT}/logs/ObjectBroker/oad.log
Object Brokerのoadが出力するログファイルです。致命的なメッセージを監視するには、「ERROR: Startup of oad failed.」を含むメッセージを監視対象にします。
${INSTANCE_ROOT}/logs/ObjectBroker/namesv.log
Object Brokerの名前サーバが出力するログファイルです。致命的なメッセージを監視するには、「ERROR: Startup of namesv failed.」を含むメッセージを監視対象にします。
${INSTANCE_ROOT}/logs/ObjectBroker/cnamesv.log
Object Brokerのキャッシュ名前サーバが出力するログファイルです。致命的なメッセージを監視するには、「ERROR: Startup of cnamesv failed.」を含むメッセージを監視対象にします。

4.2.4. 監視対象メッセージ(TPSメッセージ)

説明
イベントログ・syslogで監視すべきTPSメッセージは基本的にERRORレベルになります。ただし、ERRORレベルであっても条件によっては正常時に出力されるメッセージや、INFOレベルであっても監視対象にすべきメッセージが存在します。これらのメッセージ監視について説明します。
監視メッセージ
監視対象にするメッセージIDとログレベル、説明と注意事項について以下に説明します。メッセージ内容や処置については [ メッセージ一覧 > 3. TPシステム > 3.2. メッセージ一覧 ] を参照してください。
 
TPS01:内部テーブルアクセスが出力するメッセージ
監視メッセージは特にありません。
 
TPS04:システムTPPが出力するメッセージ
以下のメッセージIDを監視対象としてください。TPS04-00703とTPS04-00713以外のERRORメッセージを監視する必要があります。
表4.2.4-1
メッセージID ログレベル 説明・注意事項
TPS04-00102 ERROR
システムTPP の初期処理でエラーが発生したので、システムTPPは終了しました。エラーには以下の場合があります。
1. キュー制御初期化時のエラー
2. テーブル参照の失敗
3. 環境変数の不正
TPS04-00103 ERROR キューの送受信で永久障害が発生したので、システムTPPは終了しました。
TPS04-00105 ERROR TPBASE 内部テーブルのロック/アンロックの異常により、システムTPPは終了しました。
TPS04-00203 ERROR WebOTX内部で使用するテーブルが正しくありません。
TPS04-00204 ERROR カタログディレクトリ下のtpsmsgディレクトリへの移動に失敗しました。ERRNOは、内部で発行しているシステムのchdir 関数のerrnoです。
TPS04-00406 ERROR 端末情報の取得に失敗しました。
TPS04-00807 ERROR アプリケーション初期プロセスが異常終了しました。
TPS04-00813 ERROR アプリケーション初期プロセスを起動できません。
TPS04-00816 ERROR アプリケーション初期プロセスからのレスポンスを、待ち時間を経過した後に受信しました。トランザクションの実行結果に関係なく電文を破棄しました。負荷が高い状態で運用されていることが考えられます。
TPS04-00903 ERROR オペレータメッセージの送信処理でエラーが発生しました。
TPS04-00905 ERROR オペレータメッセージの送信処理でエラーが発生しました。
TPS04-01002 ERROR アプリケーショングループの起動に失敗しました。
TPS04-01003 ERROR アプリケーショングループの停止に失敗しました。
TPS04-01011 ERROR 内部テーブルが正しくありません。
TPS04-01012 ERROR VDサーバから不正な電文を受信しました。
TPS04-01013 ERROR VDサーバに対する電文の送信でエラーが発生しました。
TPS04-01201 ERROR キュー制御関数でエラーが発生しました。一時障害なら処理を続行します。永久障害ならシステムTPPは終了します。
TPS04-01202 ERROR メモリプール関数でエラーが発生しました。一時障害なら処理を続行します。永久障害ならシステムTPP は終了します。
TPS04-01203 ERROR キュー制御関数でエラーが発生しました。一時障害なら処理を続行します。永久障害ならシステムTPP は終了します。
TPS04-01301 ERROR メモリ不足のため作業領域が確保できません。
TPS04-01404 ERROR VDの起動に失敗しました。
TPS04-01405 ERROR VDの停止に失敗しました。
TPS04-01503 ERROR activeディレクトリへのアクセスが失敗しました。
 
TPS06:キュー制御が出力するメッセージ
監視メッセージは特にありません。
 
TPS07:通信リスナが出力するメッセージ
以下のメッセージIDを監視対象としてください。TPS07-00307以外のERRORを監視する必要があります。
表4.2.4-2
メッセージID ログレベル 説明・注意事項
TPS07-00106 ERROR リスナでキュー制御関数が失敗しました。エラーの内容はERRNOに依存します。
TPS07-00312 ERROR 内部テーブルにアタッチできません。
TPS07-00313 ERROR テーブルのロック/アンロックでエラーが発生しました。
TPS07-00401 ERROR リスナが起動後、着呼待ちを行うための通信手順を行う際に致命的エラーがメッセージ内に表示される通信API関数で発生しました。
TPS07-00402 ERROR リスナ起動に必須である関数(メッセージ内に表示)でエラーが発生したため、リスナが起動できません。
TPS07-00403 ERROR メッセージ内に表示されるキュー制御関数で致命的エラーが発生しました。異常の内容はERRNOに依存します。
TPS07-00602 ERROR TPBASE内部のキュー制御関数でエラーが発生しました。
 
TPS09:VDサーバが出力するメッセージ
以下のメッセージIDを監視対象としてください。監視しないERRORメッセージがあります。
表4.2.4-3
メッセージID ログレベル 説明・注意事項
TPS09-00101 ERROR VDサーバの初期化処理に失敗しました。
TPS09-00106 WARNING VDサーバがVD解放処理に失敗しました。VDを閉塞します。
TPS09-00107 WARNING VDサーバがVD接続処理に失敗しました。VDを閉塞します。
TPS09-00114 ERROR 電文の再送に失敗しました。
TPS09-00115 WARNING トランザクション型VDで起動先オペレーションのレスポンス待ち時間をオーバーしました。
TPS09-00202 WARNING VDサーバがVDごとの制御テーブルを検索できませんでした。
TPS09-00203 WARNING VDサーバがクライアントごとの制御テーブルを検索できませんでした。
TPS09-00204 WARNING VDサーバがオペレーションごとの制御テーブルを検索できませんでした。
TPS09-00205 WARNING VDサーバが接続中のクライアントごとの制御テーブルを検索できませんでした。
TPS09-00206 WARNING VDサーバが接続中のVDごとの制御テーブルを検索できませんでした。
TPS09-00309 ERROR メモリの確保に失敗しました。
TPS09-00401 ERROR VDサーバがメモリプールの初期化をできませんでした。
TPS09-00402 ERROR VDサーバがメモリプールの生成をできませんでした。
TPS09-00403 ERROR VDサーバがメモリプールの削除をできませんでした。
TPS09-00404 ERROR VDサーバが端末送受信用メモリプールID の取得に失敗しました。
TPS09-00406 ERROR 電文送信用に確保したメモリブロックの解放に失敗しました。
TPS09-00501 ERROR VDサーバがキュー制御の初期化をできませんでした。
TPS09-00502 ERROR VDサーバがキューを生成できませんでした。
TPS09-00503 ERROR VDサーバがキューを削除できませんでした。
TPS09-00504 ERROR VDサーバがキュー制御のリセットをできませんでした。
TPS09-00506 WARNING VDサーバがキューをデキューイング禁止にできませんでした。
TPS09-00507 WARNING VDサーバがキューをデキューイング禁止解除にできませんでした。
TPS09-00509 WARNING VDサーバがトランザクション型VDの電文を送信できませんでした。このVDを閉塞します。
TPS09-00511 WARNING VDサーバが端末型VDの電文を送信できませんでした。このVDを閉塞します。
TPS09-00512 WARNING 正常に送信完了した電文をキューから削除できませんでした。このVDを閉塞します。
TPS09-00513 WARNING VDサーバがキューをキューイング禁止にできませんでした。このVDを閉塞します。
TPS09-00514 WARNING VDサーバがキューをキューイング禁止解除にできませんでした。このVDを閉塞します。
TPS09-00516 WARNING VDサーバが滞留電文数を取得するためのキュー情報取得に失敗しました。このVDを閉塞します。
TPS09-00518 WARNING VDサーバがキューの電文をパージ(デキューイング)できませんでした。
TPS09-00601 WARNING リソース不足検出時のリトライ処理のためのタイマ登録に失敗しました。このVDを閉塞します。
TPS09-00602 WARNING レスポンス時間監視用タイマ登録に失敗しました。
TPS09-00603 WARNING レスポンス時間監視用タイマキャンセルに失敗しました。
TPS09-01110 WARNING VD サーバへのVD滞留電文削除要求に失敗しました。
TPS09-01114 WARNING VD作成に失敗しました。
TPS09-01119 WARNING VDキューの滞留電文数の取得に失敗しました。
TPS09-01124 WARNING 処理の途中でクライアントが切断されました。
TPS09-01201 WARNING ファイル型VDのファイルオープンでエラーが発生しました。
TPS09-01202 WARNING ファイル型VDのファイルリードでエラーが発生しました。
TPS09-01203 WARNING ファイル型VDのファイルライトでエラーが発生しました。
TPS09-01204 WARNING ファイル型VDのメッセージ登録に失敗しました。
 
TPS10:tplib(サーバAPライブラリ)が出力するメッセージ
以下のメッセージIDを必須の監視対象としてください。
表4.2.4-4
メッセージID ログレベル 説明・注意事項
TPS10-00301 ERROR メモリプールIDが取得できません。
TPS10-00401 ERROR 内部で利用される共有メモリが不足しています。
TPS10-00501 ERROR メモリプールの初期化ができません。
TPS10-00601 ERROR メモリブロックの解放ができません。
TPS10-00701 ERROR メモリプールの作成ができません。
TPS10-00801 ERROR 内部で利用されるキュー制御関数の初期化ができません。
TPS10-00901 ERROR 内部で利用されるキューの生成ができません。
TPS10-01001 ERROR 内部で利用されるキュー制御関数でエラーが発生しました。
TPS10-01201 ERROR 内部で利用されるキュー制御関数でエラーが発生しました。
TPS10-01301 ERROR 内部で利用されるメモリブロックの確保ができませんでした。
TPS10-01401 ERROR 内部で利用される共有メモリが不足しています。
TPS10-02501 ERROR 指定されたプロセスグループは存在しない。
TPS10-02601 ERROR なんらかの原因で内部で利用されるテーブルが破壊されています。
TPS10-02701 ERROR なんらかの原因で内部で利用されるテーブルが破壊されています。
TPS10-02901 ERROR メモリ不足です。
TPS10-03001 ERROR activeディレクトリに書き込み権がありません。
TPS10-04501 ERROR なんらかの原因で内部で利用されるテーブルが破壊されています。
TPS10-11701 ERROR 実行スレッドが全て停止しました。
TPS10-13501 ERROR WebOTXの制御外でスレッドが消滅しているのを検出した。
TPS10-14201 ERROR 内部で利用されるキュー制御関数でエラーが発生しました。
 
以下のメッセージIDは利用者側の判断で監視対象としてください。
表4.2.4-5
メッセージID ログレベル 説明・注意事項
TPS10-01901 ERROR メモリ不足です。
TPS10-02101 ERROR メモリ不足です。
TPS10-02201 ERROR メモリ不足です。
TPS10-02301 ERROR メモリ不足です。
TPS10-03101 ERROR 停止中のアプリケーショングループに対して呼び出しが発生しました。
TPS10-03201 ERROR 閉塞中のオペレーションに対して呼び出しが発生しました。
TPS10-03301 ERROR サーバコンポーネント(dllディレクトリの.so、.sl、.dll)の形式不正。
TPS10-03501 ERROR データベースの接続ができませんでした。
TPS10-03601 ERROR データベースの切り離しに失敗しました。
TPS10-03701 ERROR オペレーションの再実行回数が設定値になりました。
TPS10-04401 ERROR オペレーション実行中に例外が発生しました。コードに続いてアプリケーショングループ名、プロセスグループ名、プロセスIDを表示しています。
TPS10-04901 ERROR なんらかの原因で内部テーブルが破壊されています。
TPS10-05101 ERROR ディスク容量不足で、ファイル型VDへの書き込みエラーが発生しました。
TPS10-05301 ERROR ORACLEのエラーが検出されました。
TPS10-11001 ERROR スレッド情報の初期化に失敗しました。
TPS10-11101 ERROR スレッド生成後の初期化処理にてタイムアウトが発生しました。
TPS10-12001 ERROR 内部エラー。
TPS10-12201 ERROR 内部エラー。
TPS10-12301 ERROR 内部エラー。
TPS10-13001 ERROR TPSAbort(0) (スレッドの終了)が呼び出されました。ユーザ実装部でTPSAbort(0)を呼んだか、もしくは、Javaで作られた常駐オブジェクトのコールバックがランタイム例外を発生したためにそれを検出したオブジェクトマネージャがTPSAbort(0)を呼び出しました。
TPS10-13101 ERROR TPSAbort(1) (スレッドのリスタート)が呼び出されました。
TPS10-13201 ERROR TPSAbort(-1) (プロセスの終了)が呼び出されました。ユーザ実装部でTPSAbort(-1)を呼んだか、もしくは、Javaで作られたユーザ実装部がランタイム例外を発生したためにそれを検出したオブジェクトマネージャがTPSAbort(-1)を呼び出しました。
TPS10-13301 ERROR オペレーションの実行時間の上限を超えたため処理を打ち切りました。
TPS10-14001 ERROR メモリ不足です。
TPS10-14101 ERROR メモリ不足です。
TPS10-16001 ERROR DB連携機能を使用したプロセスで例外が発生したためプロセスを強制終了しました。
TPS10-16101 ERROR DB連携機能を使用したプロセスで実行時間超過が発生したためプロセスを強制終了しました。
 
TPS11:ジャーナルが出力するメッセージ
監視メッセージは特にありません。
 
TPS12:TPAサーバ(運用管理)が出力するメッセージ
以下のメッセージIDを監視対象としてください。
表4.2.4-6
メッセージID ログレベル 説明・注意事項
TPS12-00101 ERROR ホスト名がhostsファイル内に定義されていません。
TPS12-00103 ERROR socketシステムコールでエラーが発生しました。
TPS12-00104 ERROR connectシステムコールでエラーが発生しました。
TPS12-00112 ERROR
Windowsのみ
サービス制御のためのハンドル取得に失敗しました。
TPS12-00113 ERROR
Windowsのみ
ステータス取得に失敗しました。
TPS12-00115 ERROR
Windowsのみ
bindシステムコールでエラーが発生しました。
TPS12-00116 ERROR
Windowsのみ
listenシステムコールでエラーが発生しました。
TPS12-00117 ERROR
Windowsのみ
acceptシステムコールでエラーが発生しました。
TPS12-00119 ERROR getaddrinfoシステムコールでエラーが発生しました。
TPS12-00120 ERROR ソケットの作成に失敗しました。
TPS12-00121 ERROR selectシステムコールでエラーが発生しました。
TPS12-01310 ERROR
Windowsのみ
WSAStartupの実行に失敗しました。
TPS12-01311 ERROR
Windowsのみ
OpenSCManagerの実行に失敗しました。
TPS12-01312 ERROR
Windowsのみ
TPAの起動に失敗しました。
TPS12-01313 ERROR
Windowsのみ
起動待ち時間内にTPAの起動が完了しませんでした。
TPS12-54101 ERROR
Windowsのみ
TPAプロセス 起動時に、エラー番号の要因により、レジストリ(SOFTWARE\NEC\WebOTX\TPBASE)のオープン関数RegOpenKeyEx()に失敗しました。
TPS12-54102 ERROR
Windowsのみ
TPAプロセス 起動時に、エラー番号の要因により、レジストリキー値の取得関数RegQueryValueEx()に失敗しました。
TPS12-54112 ERROR
Windowsのみ
TPAプロセス 起動時に、エラー番号の要因により、StartServiceCtrlDispatcher()の実行に失敗しました。
TPS12-54132 ERROR
Windowsのみ
TPAプロセス 起動時に、エラー番号の要因により、RegisterServiceCtrlHandler()の実行に失敗しました。
TPS12-54133 ERROR
Windowsのみ
TPAプロセスの起動、または、停止時に、エラー番号の要因により、サービス制御マネージャへの通知関数ReportStatus()の実行に失敗しました。
TPS12-54134 ERROR
Windowsのみ
TPAプロセス起動時に、エラー番号の要因により、CreateProcess()の実行に失敗しました。
TPS12-54239 ERROR
Windowsのみ
TPAプロセス起動後の、サービス監視関数の実行に失敗しました。(リトライ失敗)
 
TPS13:メッセージ制御が出力するメッセージ
以下のメッセージIDを監視対象としてください。全ERRORメッセージを監視対象にする必要があります。
表4.2.4-7
メッセージID ログレベル 説明・注意事項
TPS13-00102 ERROR メッセージ制御の初期処理でエラーが発生したため終了しました。以下の場合があります。
  • キュー制御初期化のエラー
  • テーブル参照の失敗
  • 環境変数の不正
TPS13-00103 ERROR キューの送受信で永久障害が発生したので、メッセージ制御は終了しました。
TPS13-00105 ERROR 内部テーブルのロック/アンロックの異常により、メッセージ制御は終了しました。
TPS13-00201 INFO 内部で使用するテーブルが正しくありません。
TPS13-00301 INFO 受信電文に必要な最低限の長さがありません。
TPS13-00302 ERROR 受信電文の要求種別はメッセージ送信TPP で扱わないものです。
TPS13-00502 ERROR 割り込みが発生しました。
 
TPS15:TPモニタが出力するメッセージ
以下のメッセージIDを監視対象としてください。監視しないERRORメッセージがあります。
表4.2.4-8
メッセージID ログレベル 説明・注意事項
TPS15-00102 ERROR プロセスの起動に失敗しました。
TPS15-00106 ERROR TPシステムが起動時情報登録に失敗しました。
TPS15-00602 ERROR メモリ不足のため、コマンド管理テーブルの作成に失敗しました。
TPS15-00603 ERROR メモリ不足のため、プロセス管理テーブルの作成に失敗しました。
TPS15-00604 ERROR 共有メモリはすでに存在しています。
TPS15-00605 ERROR 共有メモリの確保に失敗しました。
TPS15-00612 ERROR メッセージキューが処理待ちのメッセージでいっぱいになりました。
TPS15-00701 ERROR TPBASE構成ファイル中のTBLKEY で共有テーブルが作成できませんでした。
TPS15-00702 ERROR TPBASE構成ファイル中のTBLKEYで共有テーブルが作成できませんでした。
TPS15-00901 ERROR 構成ファイル(tpbase.cnf)の処理中にエラーが発生しました。
TPS15-01101 ERROR TPシステムの起動に失敗しました。
TPS15-01102 ERROR TPシステムが異常終了しました。
TPS15-01103 ERROR アプリケーショングループの起動に失敗しました。続く名前はアプリケーショングループ名。
TPS15-01105 ERROR プロセスグループの起動に失敗しました。CLASSはプロセスグループ名、PEDはアプリケーショングループ名。
TPS15-01107 ERROR
TPシステムからの停止指示以外の原因でプロセスが終了しました。PIDはプロセスID、classはプロセスグループ名、pedはアプリケーショングループ名。
リスナ異常終了対策として、TPS15-01107とclass[IIOPLSN_CLS] のand条件、TPS15-01107 と class[OLFTPLSN_CLS] のand条件、を監視して下さい。 なお、WebOTXを起動したままOSシャットダウンを行なうと本メッセージがでる場合があることに留意してください。 検出時の対処としては、TPS07で始まるその他のメッセージが出ている場合はその対処に従い、 出ていない場合は 該当プロセスグループのトレースやsyslogから終了原因を調査してください。 [ トラブルシューティングガイド > 2. 障害解析 > 2.3. ログ情報から > 2.3.1. イベントログ・syslog ] に詳細な説明があります。
TPS15-01313 ERROR ファイルI/Oエラーが発生しました。
TPS15-02002 ERROR TPモニタプロセス(tpmMain)で例外が発生しました。
TPS15-02003 ERROR sigaction()コールの失敗により、TPシステムの起動に失敗しました。
TPS15-02004 ERROR fork()コールの失敗により、TPシステムの起動に失敗しました。
TPS15-02009 ERROR TPシステム登録情報が不正です。
TPS15-02022 ERROR レジストリへのアクセスに失敗しました。
TPS15-02023 ERROR レジストリへのアクセスに失敗しました。
TPS15-02026 ERROR CreateProcess()コールの失敗により、TPモニタの起動に失敗しました。
TPS15-02027 ERROR sigaction()コールの失敗により、TPモニタの起動に失敗しました。
TPS15-02028 ERROR execvp()コールの失敗により、TPモニタの起動に失敗しました。
TPS15-02029 ERROR fork()コールの失敗により、TPモニタの起動に失敗しました。
TPS15-02030 ERROR waitpid()コールの失敗により、TPモニタの起動に失敗しました。
TPS15-02034 ERROR sigaction()コールの失敗により、TPモニタの起動に失敗しました。
TPS15-02101 ERROR TPモニタが予期しないシグナル xxxx を受信し、例外しました。
TPS15-10001 ERROR キュー管理ロックテーブルの初期化に失敗しました。
TPS15-10002 ERROR キュー管理テーブルの共有メモリの確保に失敗しました。
TPS15-10003 ERROR キュー管理テーブルの共有メモリのアタッチに失敗しました。
TPS15-10004 ERROR メッセージ管理テーブルの共有メモリの確保に失敗しました。
TPS15-10005 ERROR メッセージ管理テーブルの初期化に失敗しました。
TPS15-10006 ERROR メモリプールテーブルの共有メモリの確保に失敗しました。
TPS15-10007 ERROR メモリプールテーブルの初期化に失敗しました。
TPS15-10008 ERROR メモリプールテーブルの作成に失敗しました。
 
TPS17:タイマデーモンが出力するメッセージ
監視メッセージは特にありません。
 
TPS18:データベースインタフェースが出力するメッセージ
監視メッセージは特にありません。
 
TPS19:VDキュー管理が出力するメッセージ
以下のメッセージIDを監視対象としてください。全ERRORメッセージを監視対象にする必要があります。
表4.2.4-9
メッセージID ログレベル 説明・注意事項
TPS19-00101 ERROR 指定された制御キュー専用VDFのサイズが小さい。
TPS19-00102 ERROR 指定されたデータVDFのサイズが小さい。
TPS19-00103 ERROR 制御キュー専用VDFが存在します。
TPS19-00104 ERROR メモリ型VDFが存在します。
TPS19-00105 ERROR VDグループ内最大VDF数をオーバーしました。
TPS19-00106 ERROR VDF内のVDキュー数が上限に達しました。
TPS19-00107 ERROR 滞留キュー情報のリカバリに失敗しました。
TPS19-00108 ERROR 他のグループのVDFです。
TPS19-00109 ERROR マスターVDFのサイズが大きすぎて、生成できません。
TPS19-00110 ERROR 制御キュー専用VDFのサイズが大きすぎて、生成できません。
TPS19-00111 ERROR 制御キュー専用VDFの指定サイズが大きすぎて、生成できません。
TPS19-00112 ERROR データVDFのサイズが大きすぎて、生成できません。
TPS19-00113 ERROR データVDFの指定サイズが大きすぎて、生成できません。
TPS19-00201 ERROR VD管理構造体、又はVDF管理構造体領域の確保に失敗しました。
TPS19-00202 ERROR 仮送信管理構造体領域の確保に失敗しました。
TPS19-00203 ERROR スレッド管理構造体領域の確保に失敗しました。
TPS19-00204 ERROR スレッド管理構造体、又は仮送信管理構造体領域の確保に失敗しました。
TPS19-00205 ERROR VD管理構造体が存在しません。
TPS19-00301 ERROR 遅延送信データのコミット時に、VDキューが削除されています。
TPS19-00302 ERROR 全遅延送信データのコミット時に、VDグループが削除されています。
TPS19-00303 ERROR 遅延送信データのキャンセル時に、VDキューが削除されています。
TPS19-00304 ERROR VDキューが、VDグループ内最大VDキュー数をオーバーしました。
TPS19-00305 ERROR 受信バッファサイズが小さい。
TPS19-00306 ERROR 送信電文の登録に失敗しました。
TPS19-00307 ERROR レコード格納領域の取得に失敗しました。
TPS19-00308 ERROR 電文の状態が不正。
TPS19-00309 ERROR 電文の再送信でパラメータエラーが発生しました。
TPS19-00310 ERROR 送信禁止のため、電文の送信に失敗しました。
TPS19-00311 ERROR 滞留上限値(MSGLIM)を超えたため、電文の送信に失敗しました。
TPS19-01001 ERROR メモリ型VDFの生成に失敗しました。
TPS19-01002 ERROR ファイル型VDFの生成に失敗しました。
TPS19-01003 ERROR メモリ型VDFのアタッチに失敗しました。
TPS19-01004 ERROR ファイル型VDFのマップに失敗しました。
TPS19-01005 ERROR メモリ型VDFのデタッチに失敗しました。
TPS19-01006 ERROR ファイル型VDFのアンマップに失敗しました。
TPS19-01007 ERROR 制御キュー専用VDFの削除に失敗しました。
TPS19-01008 ERROR メモリ型データVDFの削除に失敗しました。
TPS19-01009 ERROR メッセージ送受信に失敗しました。
TPS19-01010 ERROR VDアンロックに失敗しました。
TPS19-01011 ERROR VDロックに失敗しました。
TPS19-01012 ERROR タイマ設定に失敗しました。
TPS19-01013 ERROR ディレクトリ作成に失敗しました。
TPS19-01014 ERROR モニタ情報の取得に失敗しました。
TPS19-01015 ERROR OSライブラリ関数でエラーが発生しました。
TPS19-01016 ERROR OSライブラリ関数でエラーが発生しました。
TPS19-01017 ERROR OSライブラリ関数でエラーが発生しました。
TPS19-01018 ERROR タイマ設定解除に失敗しました。
TPS19-01019 ERROR モニタは起動していません。
TPS19-01020 ERROR OSライブラリ関数でエラーが発生しました。
TPS19-01021 ERROR OSライブラリ関数でエラーが発生しました。
TPS19-01022 ERROR OSライブラリ関数でエラーが発生しました。
TPS19-01023 ERROR OSライブラリ関数でエラーが発生しました。
TPS19-01024 ERROR OSライブラリ関数でエラーが発生しました。
TPS19-01025 ERROR OSライブラリ関数でエラーが発生しました。
TPS19-01026 ERROR OSライブラリ関数でエラーが発生しました。
TPS19-01027 ERROR OSライブラリ関数でエラーが発生しました。
TPS19-01028 ERROR IPC資源へのアタッチに失敗しました。
TPS19-01029 ERROR VDグループアンロックに失敗しました。
TPS19-01030 ERROR VDグループロックに失敗しました。
 
TPS20:VDキューツールコマンドが出力するメッセージ
監視メッセージは特にありません。

4.3. モニター(Monitor MBean)による監視

モニター(Monitor MBean)による監視を行うと、監視に伴うイベントが発生した際、統合運用管理ツール上ではそのイベント内容が画面に表示されます。 また、そのメッセージはサーバ側のログファイルにも記録されます。
さらに、JMX(Java Management Extension) APIを使用したプログラミングにより、それらのイベント(Notification)を受信して独自のアクションを起こすことが可能になります。

なお、WebOTX上で動作するモニターについての詳細は、 [ ドメイン構築・基本設定ガイド > 9. モニタリング > 9.1. モニタリングについて > 9.1.2. モニタの種類 ] を参照してください。

実際にモニターによる監視を行なう場合は、以降を参考に必要なモニターの登録操作を行なってください。

4.3.1. カウンタ属性の監視(Counter Monitor)

インクリメントされる整数の属性値を監視するには、カウンタモニター(Counter Monitor)を該当ドメイン上の運用管理エージェントに登録します。

統合運用管理ツールによる登録操作
[ 運用ツールガイド > 2. 統合運用管理ツール(WebOTX Administrator) > 2.7. モニタリング > 2.7.1. モニタの登録 ] を参照してください。
運用管理コマンドによる登録操作
[ リファレンス集 運用管理・設定編 > 4. 運用管理コマンドリファレンス > 4.2. 運用管理コマンド(otxadmin) > 4.2.2. otxadminサブコマンド一覧 ] の「運用管理コマンド (otxadmin) リファレンス」より、 add-counter-monitor サブコマンドを参照してください。
監視ログファイル
${INSTANCE_ROOT}/logs/webotx_agent.log
監視メッセージ
監視に伴うイベントが発行された場合、OTX0118**** で始まるメッセージ ID を含むメッセージがログファイルに出力されます。
出力メッセージの詳細、および出力時の対処については、 [ メッセージ一覧 > 1. 運用管理エージェント > 1.3. メッセージ一覧 > 1.3.1. 運用管理エージェント (OTX01xxxxxx) ] を参照してください。

4.3.2. ゲージ属性の監視(Gauge Monitor)

小数点のある値 (Double, Floatなど)も含め、ゲージのように上下する属性値を監視するには、ゲージモニター(Counter Monitor)を該当ドメイン上の運用管理エージェントに登録します。

統合運用管理ツールによる登録操作
[ 運用ツールガイド > 2. 統合運用管理ツール(WebOTX Administrator) > 2.7. モニタリング > 2.7.1. モニタの登録 ] を参照してください。
運用管理コマンドによる登録操作
[ リファレンス集 運用管理・設定編 > 4. 運用管理コマンドリファレンス > 4.2. 運用管理コマンド(otxadmin) > 4.2.2. otxadminサブコマンド一覧 ] の「運用管理コマンド (otxadmin) リファレンス」より、 add-gauge-monitor サブコマンドを参照してください。
監視ログファイル
${INSTANCE_ROOT}/logs/webotx_agent.log
監視メッセージ
監視に伴うイベントが発行された場合、OTX0118**** で始まるメッセージ ID を含むメッセージがログファイルに出力されます。
出力メッセージの詳細、および出力時の対処については、 [ メッセージ一覧 > 1. 運用管理エージェント > 1.3. メッセージ一覧 > 1.3.1. 運用管理エージェント (OTX01xxxxxx) ] を参照してください。

4.3.3. 文字列属性の監視(String Monitor)

文字列の変更を監視するには、ストリングモニター(String Monitor)を該当ドメイン上の運用管理エージェントに登録します。

統合運用管理ツールによる登録操作
[ 運用ツールガイド > 2. 統合運用管理ツール(WebOTX Administrator) > 2.7. モニタリング > 2.7.1. モニタの登録 ] を参照してください。
運用管理コマンドによる登録操作
[ リファレンス集 運用管理・設定編 > 4. 運用管理コマンドリファレンス > 4.2. 運用管理コマンド(otxadmin) > 4.2.2. otxadminサブコマンド一覧 ] の「運用管理コマンド (otxadmin) リファレンス」より、 add-string-monitor サブコマンドを参照してください。
監視ログファイル
${INSTANCE_ROOT}/logs/webotx_agent.log
監視メッセージ
監視に伴うイベントが発行された場合、OTX0118**** で始まるメッセージ ID を含むメッセージがログファイルに出力されます。
出力メッセージの詳細、および出力時の対処については、 [ メッセージ一覧 > 1. 運用管理エージェント > 1.3. メッセージ一覧 > 1.3.1. 運用管理エージェント (OTX01xxxxxx) ] を参照してください。

4.3.4. アライブチェックによる監視(Alive Check Monitor)

サービスのアライブチェックを監視するには、アライブチェックモニター(Alive Check Monitor)を該当ドメイン上の運用管理エージェントに登録します。

統合運用管理ツールによる登録操作
[ 運用ツールガイド > 2. 統合運用管理ツール(WebOTX Administrator) > 2.7. モニタリング > 2.7.1. モニタの登録 ] を参照してください。
運用管理コマンドによる登録操作
[ リファレンス集 運用管理・設定編 > 4. 運用管理コマンドリファレンス > 4.2. 運用管理コマンド(otxadmin) > 4.2.2. otxadminサブコマンド一覧 ] の「運用管理コマンド (otxadmin) リファレンス」より、 add-alivecheck-monitor サブコマンドを参照してください。
監視ログファイル
${INSTANCE_ROOT}/logs/webotx_agent.log
監視メッセージ
監視に伴うイベントが発行された場合、OTX0118**** で始まるメッセージ ID を含むメッセージがログファイルに出力されます。
出力メッセージの詳細、および出力時の対処については、 [ メッセージ一覧 > 1. 運用管理エージェント > 1.3. メッセージ一覧 > 1.3.1. 運用管理エージェント (OTX01xxxxxx) ] を参照してください。