Transactionサービス コマンドリファレンス

  
otspasswd

名称 otspasswd - WebOTX Transaction Service 管理者パスワードの変更(UNIX版のみ)
形式 otspasswd
説明 otspasswd は、WebOTX Transaction Service 管理者のパスワードの変更を行います。

通常のユーザは、現在設定されているパスワードを正しく入力した場合に限り、WebOTX Transaction Service 管理者パスワードの変更を行うことが可能です。
旧パスワード入力後、パスワードの入力要求が表示されますので、新しいパスワードを2回入力します。 1 回目と 2 回目のパスワードの比較を行い、 2 つが異なる場合、otspasswd は、新しいパスワードの入力要求を 2 回まで繰り返します。
スーパユーザとは、実効ユーザ ID が 0 のユーザのことです。スーパユーザが otspasswdを実行した場合、旧パスワードの入力を必要としません。
オプション なし
参照 su(1)

  
otssetref

名称 otssetref - 名前サービスへの構成情報プログラムのリファレンス登録(Windows版、UNIX版)
形式 otssetref [hostname]
説明 otssetrefコマンドは、WebOTX Transaction Serviceで使用する名前コンテキストを作成し、hostname の名前サービス配下に構成情報プログラムのリファレンスを登録します。
このコマンドはWebOTX Transaction Serviceインストール後、WebOTX Transaction Serviceの運用を開始する前に実行する必要があります
また、コマンドを実行する前に、Object Brokerを起動する必要があります。
オプション otssetref は、次のオプションを認識します。
hostname 登録を行う名前サービスが動作するホスト名を指定します。このオプションを指定しない場合は、Object Brokerで設定されている名前サービスが動作するホスト名に登録します。
戻り値 otssetrefは、次のいずれかの値で終了します。
0 処理が正常に終了しました。
< 0 何らかのエラーが生じたので実行が中止されました。エラーの原因は、標準出力に出力されます。

  
otsrsv

名称 otsrsv - リカバリサーバの状態の表示・制御(UNIX版のみ)
形式 otsrsv [command]
説明 otsrsv は、リカバリサーバに対して、command に対応した制御を行います。
引き数commandを省略した場合は、現在のリカバリサーバの状態を表示します。
otsrsv は、現在のリカバリサーバの状態表示以外は、適切な特権を持ったユーザしか使用できません。
オプション otsrsv は、次のオプションを認識します。
command リカバリサーバに対する制御を指定します。指定可能な制御には次のものがあります。
startリカバリサーバを起動します。
stopリカバリサーバを停止します。
pauseリカバリサーバを一時停止します。
continueリカバリサーバを再開します。
戻り値 otsrsvは、次のいずれかの値で終了します。
0 処理が正常に終了しました。
< 0 何らかのエラーが生じたので実行が中止されました。エラーの原因は、標準出力に出力されます。

  
otstx

名称 otstx - トランザクションの制御(Windows版、UNIX版)
形式 otstx operation hostname [-l] [txid]
説明 otstx コマンドは、hostnametxid で特定されるトランザクションに対し、operation で指定される操作を行います。
オプション otstx は、次のオプションを認識します。
operation トランザクションに対する操作を指定します。指定可能な操作には次のものがあります。
commit強制コミット
rollback強制ロールバック
delete強制削除
forget破棄
listトランザクション一覧出力
hostname操作を行うコンピュータを指定します。このオプションは省略できません。
-lトランザクション一覧をロング形式で表示します。このオプションは操作にトランザクション一覧が指定された場合に有効です。
トランザクション一覧の表示
txid操作を行うトランザクションのトランザクション識別を指定します。このオプションは操作にトランザクション一覧以外が指定された場合、省略できません。
戻り値 otstxは、次のいずれかの値で終了します。
0 トランザクションに対して操作が正しく処理されました。
< 0 何らかのエラーが生じたので実行が中止されました。エラーの原因は、標準出力に出力されます。

  
otsdb

名称 otsdb - データベースの制御(Windows版、UNIX版)
形式 otsdb operation hostname [-l] [dbid]
説明 otsdb コマンドは、hostnamedbid で特定されるデータベースに対し、operation で指定される操作を行います。
オプション otsdb は、次のオプションを認識します。
operationデータベースに対する操作を指定します。指定可能な操作には次のものがあります。
viewデータベース状態表示
stopデータベースの停止
forcestopデータベースの強制停止
continueデータベースの再開
listデータベース一覧出力
hostname操作を行うコンピュータを指定します。このオプションは省略できません。
dbid操作を行うデータベースのデータベース識別名を指定します。このオプションは、operationにlist(データベース一覧)が指定された場合のみ省略できます。
-lデータベース一覧をロング形式で表示します。このオプションは操作にデータベース一覧が指定された場合に有効です。
データベース一覧の表示

  
otsrecover

名称 otsrecover - リソースのリカバリ操作(Windows版、UNIX版)
形式 otsrecover operation dbid
説明 otsrecover コマンドは、dbid で特定されるデータベースで、自動的にリカバリできずに残ったままのトランザクションを手動で完了させます。

WebOTX Transaction Serviceでは、トランザクションに関する情報を独自に永続情報ファイルに保存しています。この永続情報ファイルが壊れてしまった場合、自動でトランザクションをリカバリすることはできません。その場合は、このコマンドを利用して、残ってしまったトランザクションのリカバリを手動で行います。
オプション otsrecover は、次のオプションを認識します。
operation データベースが保持する未完了トランザクションに対する操作を指定します。指定可能な操作には次のものがあります。
num 未完了トランザクション数表示
view 未完了トランザクション一覧表示
データベースが保持している未完了トランザクションの一覧を表示します。トランザクションを識別するものとしてxidを表示します。
recover 未完了トランザクションのリカバリ(対話型)
データベースが保持している未完了トランザクションに対する操作(commit、rollback、forget)を、トランザクション毎に対話形式で実行します。その際、リカバリを行うトランザクションを識別するものとしてxidを表示します。
auto 未完了トランザクションのリカバリ(一括)
データベースが保持している全ての未完了トランザクションを自動でrollbackします。
dbid 操作を行うデータベース識別名を指定します。このオプションは省略できません。

otsrecover コマンドをご使用の間は、リカバリサーバを停止してください。Ver3.2より、リカバリサーバが停止していない場合はコマンド発行に失敗するよう修正してあります。

ただしoptionに"num"、あるいは"view"を指定した場合のみ、リカバリサーバ起動中でも発行可能です。

2フェーズで実行中のトランザクションを完了させる際には、矛盾が生じないように、同時に実行中であったトランザクションの完了結果を追跡する必要があります。完了結果の確認方法については、ご使用中のデータベースのマニュアルを参照してください。


  
otsrsvcfg

名称 otsrsvcfg - リカバリサーバ構成情報変更の通知(UNIX版のみ)
形式 otsrsvcfg
説明 otsrsvcfg コマンドは、リカバリサーバ構成情報の変更をリカバリサーバに通知します。リカバリサーバ未起動時はエラーを表示します。
(otsrsvcfg コマンドは、変更があったことをリカバリサーバに通知するだけで、変更内容の通知は行いません。)
オプション なし
戻り値 otsrsvcfgは、次のいずれかの値で終了します。
0 リカバリサーバに構成情報の変更通知が正しく通知されました。
< 0 何らかのエラーが生じたので実行が中止されました。エラーの原因は、標準出力に出力されます。

  
otsjrnl

名称 otsjrnl - ジャーナル構成情報の変更(Windows版、UNIX版)
形式 otsjrnl journal_kind [-m main_directory] [-b backup_directory] [-f file_name] [-s file_size] [-v volume] [-d duplicate] [-e swap_err][-F]
説明 otsjrnl コマンドは、journal_kindで指定されたジャーナル構成情報の変更を行います。
変更可能なジャーナル構成情報には、リカバリサーバジャーナル構成情報があります。
オプション otsjrnl コマンドは、次のオプションを認識します。
journal_kind以外の全てのオプションが省略された場合は、現在設定されているジャーナル構成情報の内容を表示します。
journal_kind変更するジャーナル構成情報を指定します。journal_kind には次の値を指定します。
rsリカバリサーバジャーナル
-mmain_directoryジャーナルを採取するディレクトリを絶対パスで指定します。
-bbackup_directoryジャーナルを退避するディレクトリを絶対パスで指定します。
-ffile_nameジャーナルファイル名を指定します。
-sfile_sizeジャーナルのサイズ(範囲1-512,000)をKB単位で指定します。
-vvolumeジャーナルのボリューム数(範囲1-255)を指定します。
-dduplicateジャーナルの二重化属性を指定します。duplicate には次の値を指定します。
no二重化を行わない
ordinary通常二重化
perfect完全二重化
-eswap_errスワップ処理が障害となった場合の処理を指定します。swap_err には次の値を指定します。
next次のファイルにスワップする
stop採取を停止する
-F強制的にジャーナルファイルの参照カウンタをリセットします。この参照カウンタは、ジャーナルファイルを参照しているプログラムが使用しています。リカバリサーバなどに障害が発生した場合、参照カウンタが不正になります。参照カウンタが不正の場合、ジャーナル構成情報の変更ができませんので、このオプションを指定する必要があります。通常、このオプションを使用する必要はありません。このオプションはUNIX版でのみ指定可能です
戻り値 otsjrnlは、次のいずれかの値で終了します。
0 構成情報がすべて正しく設定されました。
< 0 何らかのエラーが生じたので実行が中止されました。エラーの原因は、標準出力に出力されます。

  
otstrc

名称 otstrc - トレース構成情報の変更(Windows版、UNIX版)
形式 otstrc trace_kind [-p file_path] [-s file_size] [-l collect_level] [-i collect_on_off][-F]
説明 otstrc コマンドは、trace_kindで指定されたトレース構成情報の変更を行います。
変更可能なトレース構成情報には、リカバリサーバトレース構成情報、リソーストレース構成情報、カレントトレース構成情報、アプリケーション動作トレース、RCSトレース、RCDトレースがあります。
動作中のRCS、RCD、及びRCSを利用するアプリケーションに対し、トレースレベルを動的反映させるためには、otstrc コマンド実行後、wotschcnf コマンドを実行する必要があります。
オプション otstrc コマンドは、次のオプションを認識します。
trace_kind以外の全てのオプションが省略された場合は、現在設定されているトレース構成情報の内容を表示します。
trace_kind変更するトレース構成情報を指定します。trace_kind には次の値を指定します。
rsリカバリサーバトレース
xaリソーストレース
currentカレントトレース
lrsアプリケーション動作トレース
rcsRecovery Coordination Serverトレース
rcdRCDトレース
-pfile_pathトレースファイルのパスを絶対パスで指定します。
-sfile_sizeトレースファイルのサイズをKB単位で指定します。ファイルサイズは、指定したトレース構成情報によって異なります。指定できる範囲は次のとおりです。
リカバリサーバ1-512,000
リソース640-4,096
カレント1-512,000
-lcollect_level採取するトレース情報のレベルを指定します。collect_level には次の値を指定します。
0すべての情報を採取しない
1障害情報までの情報を採取
2警告情報までの情報を採取
3動作情報までの情報を採取
4詳細情報までの情報を採取
-icollect_on_offトレースファイルの初期化を行うかどうかを指定します。collect_on_off には次の値を指定します。
onトレースファイルの初期化を行う
offトレースファイルの初期化を行わない
-F強制的にトレースファイルの参照カウンタをリセットします。この参照カウンタは、トレースファイルを参照しているプログラムが使用しています。リカバリサーバなどに障害が発生した場合、参照カウンタが不正になります。参照カウンタが不正の場合、トレース構成情報の変更ができませんので、このオプションを指定する必要があります。通常、このオプションを使用する必要はありません。このオプションはUNIX版でのみ指定可能です
戻り値 otstrcは、次のいずれかの値で終了します。
0 構成情報がすべて正しく設定されました。
< 0 何らかのエラーが生じたので実行が中止されました。エラーの原因は、標準出力に出力されます。

  
jnlview

名称 jnlview - ジャーナルビューアの起動(UNIX版のみ)
形式 jnlview [-x disp_margin] [-D ymd] [-T tms] [-i tx_margin] [-a ap_margin] [-I] [-n] [-f from_idx] [-t to_idx] [target_file]
説明 jnlview コマンドは、引数 target_file で指定されたジャーナル情報ファイルの内容を表示するジャーナルビューアを起動します。
オプション jnlview コマンドは、次のオプションを認識します。
-xdisp_margin表示マージン(範囲1-256)を指定します。このオプションの指定がない場合、すべてのテキストが表示されます。
target_fileジャーナルファイルのパスを指定します。このパラメータが省略された場合、現在のリカバリサーバジャーナルが表示されます。
-Dymd年月日の表示を指定します。この指定がない場合、または"-D ymd"と指定された場合、年月日すべてが表示されます。
y:年 m:月 d:日
例 : 指定が "-D ym"で、1998年10月01日のレコードを表示する場合、"1998/10"と表示されます。
-Ttms時分秒の表示を指定します。この指定がない場合、または"-T tms"と指定された場合、時分秒すべてが表示されます。
t:時 m:分 s:秒
-itx_marginトランザクション識別子の最大表示桁数(範囲0-40)を指定します。0指定時は表示しません。
-aap_marginアプリケーション名の最大表示桁数(範囲0-40)を指定します。0指定時は表示しません。
-I利用者データの表示の有無を指定します。このオプションがない場合、利用者データは表示されません。
-nレコードインデックスを表示します。このオプションがない場合、レコードインデックスは表示されません。
-ffrom_idx表示を開始するレコード・インデックスを指定します。
-tto_idx表示を終了するレコード・インデックスを指定します。
多言語化対応 環境変数
環境変数は参照しません。
サポートされるコードセット
シングル・バイトの文字コードセットがサポートされます。
戻り値 jnlviewは、次のいずれかの値で終了します。
0 入力ファイルがすべて正しく表示されました。
-1 ファイルへのアクセス時にエラーが生じたので、実行が中止されました。

  
trcview

名称 trcview - トレースビューアの起動(UNIX版のみ)
形式 trcview [-s start_date_time] [-e end_date_time] [-l ewrd1234] [-c component_name] [-o occurrence] [-i user_id] [-p process_id] [-t thread_id] [-x] [-d display_file] target_file 
説明 trcview コマンドは、引数 target_file で指定されたトレース情報ファイルの内容を表示するトレースビューアを起動します。
オプション trcview コマンドは、次のオプションを認識します。
target_fileトレースファイルのパスを指定します。このパラメータは省略できません。
-sstart_date_time表示するトレース情報の先頭時刻を指定します。
指定例-s 19981121012459
結果1998年11月21日 1時24分59秒
-eend_date_time表示するトレース情報の末尾時刻を指定します。
-lewrd1234指定されたトレースレベルの情報を表示します。この指定がない場合、すべてのレベルの情報が表示されます。
e障害情報
w警告情報
r動作情報
d詳細情報
1障害情報
2障害情報,警告情報
3障害情報,警告情報,動作情報
4障害情報,警告情報,動作情報,詳細情報
-ccomponent_name指定されたコンポーネント名を持つ情報を表示します。
-ooccurrence指定されたトレース事象を持つ情報を表示します。
-iuser_id指定されたユーザー識別子(16進指定)を持つ情報を表示します。
-pprocess_id指定されたプロセスID(16進指定)を持つ情報表示します。
-tthread_id指定されたスレッドID(16進指定)を持つ情報を表示します。
-xデータ部の表示を行います。
-ddisplay_file指定された画面表示設定ファイルを使用します。
多言語化対応 環境変数
環境変数は参照しません。
サポートされるコードセット
シングル・バイトの文字コードセットがサポートされます。
戻り値 jnlviewは、次のいずれかの値で終了します。
0 入力ファイルがすべて正しく表示されました。
-1 ファイルへのアクセス時にエラーが生じたので、実行が中止されました。
ファイル
~/.trcviewトレースビューアが起動時にデフォルトで読み込む画面表示設定ファイルです。

  
jrnlutil

ジャーナルファイルの生成、退避、削除などの処理を実施します。 詳細は[ ジャーナルユーティリティ ]を参照してください。