2. 使用上の条件

本章では、WebOTX Portal を利用するために必要なメモリ容量、固定ディスク空き容量などのハードウェア・リソースと、動作対象オペレーティング・システムやJava、データベース・サーバなどのソフトウェアについて説明します。

2.1. 必要リソース

ここでは、インストールするために必要な固定ディスク空き容量と、インストール中、およびインストール後の初期動作で必要なメモリ容量(*1)について説明します。

下記に示すメモリ容量は、インストール時に既定値を選択して動作させた場合を表しています。

ハード ディスク容量には、J2SE SDKや RDBMS などの関連ソフトウェアのディスク消費量は含まれていません。

2.1.1. WebOTX Portal

プラットフォーム メモリ ハード ディスク
Windows - Intel 64 最小 640 MB、推奨 1 GB以上 500MB
Linux - Intel x64 最小 640 MB、推奨 1 GB以上 500MB

(*1)動作時には、接続するクライアント数に応じて、クライアント数 x 60K バイトのメモリ容量が さらに必要となります。
例えば、500クライアントが接続する環境では、500 x 60 K = 30,000K = 30M バイト分の メモリが上記に加えて必要となります。

2.1.2. WebOTX Portal スマートデバイスアプリケーション

プラットフォーム メモリ ハード ディスク デバイス(※)
Apple iOS8 最小 384 MB、推奨 1 GB以上 500 MB iPad
Android5.0 最小 640 MB、推奨 1 GB以上 500 MB Nexus10
Android4.4 最小 384 MB、推奨 1 GB以上 500 MB
(※) 動作確認を行ったデバイス。

2.2. ソフトウェア条件について

製品がサポートするオペレーティング・システム(OS)とハードウェア、および、製品を利用するために必要な関連ソフトウェアについて説明します。

Caution
WebOTX Portalの認証を外部の認証サーバに委譲する設定で運用する場合は、動作環境に一部制約があります。
詳細は、7.2. 認証サーバ連携機能 のソフトウェア条件をご参照下さい。

2.2.1. オペレーティング・システム

製品の動作対象であるオペレーティング・システムとハードウェアの対応を以下に示します。

2.2.2. Java 2 SDK, Standard Edition (JDK)

WebOTXシステムは、実行時にJava™ 2 Platform, Standard EditionのSDK (JDK)を必要とします。 サポートするJDKバージョンは次のとおりです。

適用するJava SEのSDKのメンテナンス・バージョンは、最新版を推奨します。 なお、各SDKのバージョンには、次の注意・制限事項がありますのでご注意ください。

下の表は、WebOTX Portalの動作対象となるJava SEのSDKのバージョンを示しています。

表2.2.2-1
 bitCPUOS Java
SE 7
Java
SE 8
備考
Windows 64 x64 Windows Server 2008 R2
Windows Server 2012
Windows Server 2012 R2
 
Linux 64 x64 Red Hat Enterprise Linux 7 Server (x86-64) ※7.1以降  

Caution
WebOTX製品は、Windows、Linuxに対応したサン・マイクロシステムズ社製のJava SDKをバンドルしていますが、Java SDK自体の保守は行っていませんので、ご了承ください。

2.2.3. Webブラウザ

WebOTX Portal は、次の Webブラウザに対応しております。(*1)

*1 Microsoft Internet Explorer以外のブラウザは、提示しているバージョン以降をサポート対象としておりますが、ご利用いただくブラウザによっては、バージョンアップ時にレンダリングエンジンや JavaScript実行エンジンが変更されることがあります。その場合、画面の乱れや一部機能が利用できなくなることがあります。詳細は注意制限事項をご参照ください。

2.2.4. 対応ソフトウェア

ここでは、WebOTX Portal 実行時環境がデータベース・サーバなどの外部サービスと連携する場合に、対応しているサーバ製品について説明をします。

2.2.4.1. アプリケーションサーバ

WebOTX Portal は、次のアプリケーションサーバに対応しています。

*1 WebOTX Portalは同じメディアで提供されるApplication Server上での動作をサポートします。

2.2.4.2. Webサーバ

WebOTX Portalは、次のWebサーバに対応しています。

*1 WebOTX ASには、Apache HTTP Server の2.2.xx/2.4.xxバージョン相当がバンドルされています。バージョンの詳細(xx)はインストールに利用するWebOTX Mediaのセットアップカードを参照してください。
*2 64bit環境での、IIS 32bitモードはサポートしていません。

2.2.4.3. データベース・サーバ

WebOTX Portal は、次のデータベース・サーバに対応しています。 インストール時には、本データベース・サーバに接続するための、JDBC ドライバが必要となりますので、別途用意してください。

*1 サロゲートペアで表示される文字を利用する場合、データベース・キャラクタ・セットは、AL32UTF8 を設定してください。
*2 照合順序として、バイナリ照合順序を選択してください。また、サロゲートペアで表示される文字を利用する場合、照合順序として、*_100 というバージョン参照のものを選択してください。

WebOTX Portalでは、以下のJDBCドライバ、データベース・サーバについて動作確認を行っております。

JDBCベンダ JDBCドライバ・タイプ データベース・サーバ 備考
Oracle Type 4 Oracle Database 11g Release 2 (11.2.0)
Oracle Database 12c Release 1 (12.1.0)
 
Microsoft Type 4 Microsoft SQL Server 2008 R2、2012  
PostgreSQL Development Group Type 4 PostgreSQL 8.4.8 (JDBCドライバ 8.4 Build 702)  

2.2.4.4. ディレクトリ・サーバ

WebOTX Portal は、次のディレクトリ・サーバに対応しています。
WebOTX Portal では、ディレクトリ・サーバに格納されたユーザ情報を利用しますので、 実行時にはディレクトリ・サーバが動作しており、かつユーザ情報が格納されている必要があります。

*1 EnterpriseDirectoryServer Ver7.1は、WebOTX のメディアにバンドルされています。

Caution
EnterpriseDirectoryServer Ver7.1 Windows版のセットアップカードでは、サーバ用OSとして、Windows Vista, XP Professional、Windows Server 2003が含まれていますが、WebOTX Portalと組み合わせて使用する場合には、Windows Server 2008 , 2008 R2 , 2012 , 2012 R2 をご使用ください。

2.2.4.5. 認証サーバ

WebOTX Portal では、自身で認証処理を行わずに外部の認証サーバに認証処理を委譲することができます。 次の認証サーバに対応しています。

本機能を利用することで、外部の認証サーバで認証されたユーザ情報で WebOTX Portal に自動でログイン できるようになります。

Memo
WebSAM SECUREMASTER は、Webシステムなどに対してシングルサインオン(SSO)や アクセス制御を提供する弊社製品です。
SECUREMASTER の詳細については、 こちら を参照してください。

Caution
WebOTX Portal の認証を外部の認証サーバに委譲する設定で運用した場合、WebOTX Portal のログイン画面は 表示されません。また、パスワード変更機能を利用することができないため、個人設定メニューの 「パスワード変更...」は表示されません。
詳細は、3.3. 認証操作を参照してください。