C++版 R5形式(2)

C++版 R5形式の簡単なアプリケーションです。
サーバの実装とインタフェース部分を分離して登録します。 1インタフェースで複数の実装を作成する場合に使用する方法です。

 
簡単な使い方
  1. "sample_setting_and_building.bat" をエディタで開いて、自分の環境に合わせて編集して保存してください。
  2. "Makefile.mak"を をエディタで開いて、「LINK32_FLAGS=nospxxx.lib nWOBSxx.lib nOrbWxxxxx.lib」部分のリンクするファイル名を使用するコンパイラに合わせて編集してください。リンクするファイルは使用するコンパイラによって異なるため、[アプリケーション開発ガイド(CORBA) > 1.2. プログラミング・開発ガイド > 1.2.1. WebOTX AS CORBAアプリケーション > 1.2.1.5. C++言語を用いたサーバアプリケーションの作成] の「サーバント(実装部分)のコーディング(C++)」項を参照して参照して確認してください。サーバ側、クライアント側、インターフェースコンポーネント側それぞれ編集が必要です。
  3. "sample_setting_and_building.bat"を 実行してください。しばらくするとビルドが完了します。
  4. 使用するファイルと使い方については後述の説明をご覧ください。
 
アプリケーション構成
 
サーバAPの登録と起動について
  1. 運用管理ツールにてドメインに接続します。デフォルトドメイン名は "domain1" です。
  2. 共有コンポーネントとしてインタフェースコンポーネントファイルを配備します。
             [コンポーネントタイプ]: 共有コンポーネント
             [ファイル]            : cpp\v5type_2\share\Release\loopbackss.spk
    
    運用管理コマンドを用いる場合、ドメインにログインした状態で以下のようにすることで配備可能です。
          otxadmin > deploy <マニュアルインストールディレクトリ>\samples\corba\cobaap\cpp\v5type_2\share\Release\loopbackss.spk
          
  3. アプリケーショングループを新規に作成します。名前は任意です。
    運用管理コマンドを用いる場合、ドメインにログインした状態で以下のようにすることで作成可能です。
          otxadmin > create-apg [アプリケーショングループ名]
          
  4. プロセスグループを新規に作成します。
             [WebOTXバージョン]       : 9
             [アプリケーションの種類] : アプリケーションビルド時に使用したコンパイラ(CORBA VC++ 2008/CORBA VC++ 2010/CORBA VC++ 2012)
    
    
    運用管理コマンドを用いる場合、ドメインにログインした状態で以下のようにすることで作成可能です。
          otxadmin > create-pg --apgroup [アプリケーショングループ名] --kind [アプリケーションの種類(CORBA VC++ 2008ならvc2008)] --version 9 [プロセスグループ名]
          
  5. [ドメイン名]-[アプリケーション]-[コンポーネントの配備]から以下を指定してプロセスグループにサーバコンポーネントファイルを配備します。
             [コンポーネントタイプ]       : CORBAアプリケーション
             [ファイル]                   : cpp\v5type_2\sv\Release\loopback_csv.cpk
             [アプリケーショングループ]   : 作成したアプリケーショングループの名前
             [プロセスグループ]           : 作成したプロセスグループの名前
    
    運用管理コマンドを用いる場合、ドメインにログインした状態で以下のようにすることで配備可能です。
          otxadmin > deploy --apgroup [アプリケーショングループ名] --pgroup [プロセスグループ名] <マニュアルインストールディレクトリ>\samples\corba\cobaap\cpp\v5type_2\sv\Release\loopback_csv.cpk
          
  6. ファクトリインタフェースのIORを名前サーバに登録します。 運用管理ツールにてコンポーネントファイル配下にある "sample-LoopBackSample" を選択して、マウスの右ボタンを押して[名前サーバへ登録]を実行してください。 運用管理コマンドを用いる場合、ドメインにログインした状態で以下のようにすることで登録可能です。
          otxadmin > invoke applications.corba-applications.loopback_csv.loopback\.dll.sample-LoopBackSample.bindIor corbaname://*#NEC/WebOTX/WO_Default/sample/LoopBackSample/1
          
  7. 運用管理ツールにてコンポーネントファイルを選択し[共有コンポーネント]タブを選択してください。 [使用する共有コンポーネント]リストボックスに「loopbackss」を追加してください。
    運用管理コマンドを用いる場合、ドメインにログインした状態で以下のようにすることで追加可能です。
          otxadmin > set applications.corba-applications.loopback_csv.loopback\.dll.sharedComponentList=loopbackss
          
  8. サーバAPを起動します。 運用管理ツールにてアプリケーショングループを選択し、マウスの右ボタン を押して[アプリケーショングループの起動]を実行してください。
    運用管理コマンドを用いる場合、ドメインにログインした状態で以下のようにすることで起動可能です。
          otxadmin > start-apg [アプリケーショングループ名]
          
 
クライアントAPの起動について

run.bat で起動します。オプションで呼び出し方を変更できます。詳しい動作についてはソースをご確認ください。

  loopbackcl -type {0|1|2} [-count count] [-length len] [-url url]
     type:    0または1または2のいずれかを指定します。
                0=LoopBack()を呼び出します
                1=LowerCase()を呼び出します
                2=UpperCase()を呼び出します
     count:   呼び出し回数を指定します。初期値は5回です。
     length:  typeで指定したオペレーションの入力電文長をしています。
              初期値は1024です。
     url:     サーバインタフェースのIORが格納されているURLをcorbaname URL形式で指定します。
              このURL形式の詳しい説明はオンラインマニュアルをご覧ください。
              初期値は、"corbaname::127.0.0.1#NEC/WebOTX/WO_Default/sample/LoopBackSample/1"
              になります。