1.11. TPシステム

1.11.1. 運用管理エージェント設定項目・設定方法

TPシステムの設定項目については全てMO化されています。項目の設定方法については「1.1. 各サービスの属性」を参照してください。

1.11.1.1. TPシステム設定項目一覧

TPシステム関する設定項目について説明します。

TPシステムでは以下のMOを提供しています。それぞれの属性やオペレーションについては、「2. MO定義リファレンス」を参照ください。なお、以下のdotted-name一覧イタリックで記述しているものは該当MOの名前を示しています。

1.11.2. エラードキュメントカスタマイズ機能

WebOTX Application Server Standard/Enterprise では、Webアプリケーションを動作させるWebコンテナをTPモニタ上でマルチプロセス動作する機能を提供します(アドバンスドモード)。このマルチコンテナ機能を利用する際に、WebコンテナとWebサーバの連携モードを"ajp"に設定している場合、外部WebサーバとWebコンテナ間の通信をAJPプロトコルで行います。

この節で説明するエラードキュメントカスタマイズ機能は、アドバンスドモードで外部WebサーバとWebコンテナ間の通信をAJPプロトコルで行う際に利用できます。

Caution
IIOPプロトコルを利用している場合は、「1.4.5. IIOPプラグイン定義ファイルの設定方法」を参照ください。

1.11.2.1. エラードキュメントカスタマイズ機能の設定手順

外部WebサーバとWebコンテナの連携設定を行ったあとに、以下の設定をしてください。

設定手順
  1. TPシステムの停止
  2. ajp_errdef.propertiesの設定

    設定ファイル ${INSTANCE_ROOT}/config/tpsystem/ajp_errdef.propertiesを編集し、保存します。

    [ ajp_errdef.propertiesの設定例]

    http_error.list=404,500
    http_error.404.doc=file://C:/WebOTX/WebServer22/error/404.html
    http_error.500.doc=file://C:/WebOTX/WebServer22/error/500.html
    http_error.charset=Shift_JIS
    tps_error.list=errorA,errorB
    tps_error.errorA.err_major=TPS10
    tps_error.errorA.err_minor=13301
    tps_error.errorA.doc=file://C:/WebOTX/WebServer22/error/errorA.html
    tps_error.errorA.charset=Shift_JIS
    tps_error.errorB.err_major=TPS07
    tps_error.errorB.err_minor=00705
    tps_error.errorB.doc=file://C:/WebOTX/WebServer22/error/errorB.html
    tps_error.errorB.charset=Shift_JIS
    tps_error.charset=ISO-8859-1


  3. TPシステムの起動

    TPシステムを起動し、設定内容を反映します。

Caution
設定を行う場合は、直接定義ファイルを修正する必要がありますが、設定ファイルの定義に誤りがある場合、AJPリスナの起動に失敗するため、十分確認を行ったうえで設定を行ってください。エラーの詳細はAJPリスナのログ(<TPシステム名>_AJPLsn.log)を確認ください。

1.11.2.2. エラードキュメントカスタマイズ機能の設定項目一覧

HTTPエラーおよびCORBAエラーに対応するTPSメッセージに対して、エラードキュメントを指定することができます。本設定とともに、Apacheのエラードキュメントの設定を行ってください。エラーの内容により有効になる設定箇所が変わります。

設定項目は以下を参照ください。

表1.11.2.2.-1
プロパティ名 説明、例 既定値
http_error.list エラードキュメントをデフォルトから変更するHTTPレスポンスのStatus-Codeの一覧を","で区切り列挙します。エラードキュメントを変更しない場合はこのプロパティを定義しない。

例:
http_error.list=<Status-Code>[,<Status-Code>]...

パラメータ説明:
<Status-Code>: Webコンテナから返ってくるHTTPレスポンスのStatus-Code

例:
http_error.list=404,500
なし
http_error.<Status-Code>.doc http_error.listで指定されたStatus-Codeに対応するエラードキュメント情報を定義します。

例:
http_error.<Status-Code>.doc=<File URL>

パラメータ説明:
<Status-Code>: 前述を参照
<File URL>: "file://" で始まるURL

例:
http_error.404.doc=file://C:/WebOTX/WebServer22/error/404.html
なし
http_error.charset エラードキュメントファイルのデフォルトのキャラクタセットを指定します。

例:
http_error.charset=<charset>

パラメータ説明:
<charset>: エラードキュメントのデフォルトのファイル キャラクタセット

例:
http_error.charset=Shift_JIS
ブラウザに依存します
http_error.<Status-Code>.charset 指定したエラーコードのドキュメントファイルのキャラクタセットを指定します。

例:
http_error.<Status-Code>.charset=<charset>

パラメータ説明:
<Status-Code>: 前述を参照
<charset>: 指定したエラーコードのエラードキュメントのキャラクタセット

例:
http_error.404.charset=Shift_JIS
http_error.charsetの値
tps_error.list エラードキュメントをデフォルトから変更するTPSメッセージのError-Nameの一覧を","で区切り列挙します。エラードキュメントを変更しない場合はこのプロパティを定義しません。

例:
tps_error.list=<Error-Name>[,<Error-Name>]...

パラメータ説明:
<Error-Name>: TPモニタから返ってくるTPSメッセージの名称

例:
tps_error.list=errorA,errorB
なし
tps_error.<Error-Name>.err_major tps_error.listで指定されたError-Nameに対応するTPSメッセージのメジャーコードを定義します。

例:
tps_error.<Error-Name>.err_major=TPS<メッセージのメジャーコード>

パラメータ説明:
<TPSメッセージのメジャーコード> : TPS<メジャーコード>
<Error-Name>: tps_error.list で指定されている名称

例:
tps_error.errorA.err_major=TPS10
なし
tps_error.<Error-Name>.err_minor tps_error.listで指定されたError-Nameに対応するTPSメッセージのマイナーコードを定義します。

例:
tps_error.<Error-Name>.err_minor=<メッセージのマイナーコード>

パラメータ説明:
<TPSメッセージのマイナーコード> : <マイナーコード>
<Error-Name>: tps_error.list で指定されている名称

例:
tps_error.errorA.err_minor=13301
なし
tps_error.<Error-Name>.doc tps_error.listで指定されたError-Nameに対応するエラードキュメント情報を定義します。

例:
tps_error.<Error-Name>.doc=<File URL>

パラメータ説明:
<Error-Name>: 前述を参照
<File URL>: "file://" で始まるURL(フルパスで指定します)

例:Windows:
tps_error.errorA.doc=file://C:/WebOTX/WebServer22/error/errorA.html

例:Unix:
tps_error.errorA.doc=file:///error/errorA.html
なし
tps_error.charset エラードキュメントファイルのデフォルトのキャラクタセットを指定します。

例:
tps_error.charset=<charset>

パラメータ説明:
<charset>: エラードキュメントのデフォルトのファイル キャラクタセット

例:
tps_error.charset=ISO-8859-1
ブラウザに依存します
tps_error.<Error-Name>.charset 指定したTPSメッセージ用のエラードキュメントファイルのキャラクタセットを指定します。

例:
tps_error.<Error-Name>.charset=<charset>

パラメータ説明:
<Error-Name>: 前述を参照
<charset>: TPSメッセージ用のエラードキュメントのファイルキャラクタセット

例:
tps_error.errorA.charset=Shift_JIS
tps_error.charset の値

1.11.2.3. CORBAエラーとTPSエラーのマッピング

CORBAエラーとTPSエラーのマッピングは以下の通りです。

表1.11.2.3-1
CORBAエラー TPSエラー
エラー名 マイナーコード メジャーコード マイナーコード
CORBA_COMM_FAILURE3878TPS0700778
3879TPS0700714
3883TPS0700720
CORBA_IMP_LIMIT3933TPS8900715
CORBA_INTERNAL3962TPS1002701
3963TPS1003001
3964TPS1003301
3965TPS1005101
3966TPS1005301
3967TPS1012001
3968TPS1012101
3969TPS1012201
3970TPS1012301
3971TPS1012401
4079TPS8900716
4082TPS0700602
4083TPS0700709
4085TPS1000601
4086TPS1010101
4087TPS1010401
4088TPS1010501
CORBA_INV_OBJREF3880TPS0700707
3881TPS0700711
3887TPS1003201
3960TPS0700705
CORBA_NO_RESOURCES3840TPS0700816
3843TPS0700706
3844TPS0700825
3845TPS1000401
3846TPS1001001
3847TPS1001101
3848TPS1001201
3849TPS1002201
3850TPS1014001
3851TPS1014101
3852TPS0700835
3853TPS0700836
3855TPS0700829
CORBA_NO_RESPONSE3920TPS0700708
3922TPS1003701
3927TPS1013301
CORBA_TRANSIENT3882TPS1003101
3888TPS1014301
3889TPS1014401
3892TPS1014801
3893TPS1014901
3894TPS1016001
3895TPS1016101
3897TPS1501402
3898TPS1501403
CORBA_UNKNOWN3921TPS1000702
3923TPS1004401
3924TPS1013001
3925TPS1013101
3926TPS1013201
3934TPS1501401
3935TPS1013501