3. インストール

本章では、WebOTX Portalのインストール方法について説明します。

3.1. インストール前の作業

インストール前に必ず行う必要がある作業と確認事項について、それぞれのOSごとに説明します。

ここからは、OSごとに固有の作業内容を説明していきます。

3.1.1. Windows

WebOTX Portal をインストールする前に次の作業を行います。

インストール作業は、必ずAdministratorsグループに所属した管理者権限があるユーザで行わなければなりません。 管理者権限があるユーザでログインしていることを確認してください。
Windows Server 2008/R2 にインストールを行う場合は、Build-in Administratorユーザで行うか、管理者権限のあるユーザでも「管理者として実行」 によりインストーラを起動してください。

この作業が完了したら「 3.2. インストール 」に進んでください。

3.1.2. Linux

製品をインストールする前に次の作業を行います。

これらの作業が完了すれば [ 3.2. インストール ] に進んでください。

3.2. インストール

WebOTX製品をインストールする手順について各々のOSごとに説明します。

3.2.1. Windows

WebOTX Portal をインストールする場合は「3.2.1.1. WebOTX Portal のインストール」を行ないます。

既にインストール済みのWebOTX Application Server に対して WebOTX Portal を追加インストールする場合は「3.2.1.2. WebOTX Portal の追加インストール」を行ないます。

3.2.1.1. WebOTX Portal のインストール

  1. 「WebOTX Media (DVD) #1」媒体を DVD-ROMドライブに挿入すると、次の画面が表示されます。 [WebOTX Portal V9.1] を選び、「Install」ボタンを押してください。

    DVD 媒体を挿入しても下の画面が自動的に表示されない場合は、 エクスプローラで下記のいずれかを実行してください。

    <ドライブ>:\wo_setup.exe
    <ドライブ>:\PORTAL\setup.exe
    <ドライブ>は、DVD-ROMドライブのドライブ文字です。

    WebOTX メディアの開始画面

  2. Windowsインストーラが起動し「インストールの準備中」というメッセージ が表示されたあとに次の画面が表示されます。 「次へ」ボタンを押してください。

    Portalインストーラ開始画面


  3. [ユーザ情報] 画面が表示されますので、[ユーザ名] ボックスと[所属] ボックスに名前、所属を入力します。
    [ライセンスキー] ボックスには、製品に添付されている 「ソフトウェア使用認定証」の「製品番号」に記載されている19桁の番号を正しく入力します。
    入力した情報に間違いがなければ「次へ」ボタンを押してください。

    ユーザ名登録画面


  4. [インストール済みの JDK] 画面が表示されますので、既にマシンにインストールされている JDK のフォルダを選択後、「次へ」ボタンを押してください。
    環境変数「JAVA_HOME」を設定している場合には、その設定値が表示されます。
    また、複数のJDK がインストールされている場合、最後にインストールした JDK のフォルダが表示されます。
    別のフォルダを選択する場合には「変更」ボタンを押してください。

    インストール済のJDK


  5. [インストール先のフォルダ] 画面が表示されるのでインストール先フォルダを決定し「次へ」ボタンを押してください。
    インストール先フォルダを変更する場合には「変更」 ボタンを押してください。
    他のWebOTX 製品がすでにインストールされている場合、同じフォルダを指定してください。

    インストール先のフォルダ


  6. [カスタムセットアップ] 画面が表示されます。インストールする機能を選択し「次へ」ボタンを押してください。

    カスタムセットアップ画面

    リストの各アイコンを選択した時の動作は次のとおりです。

    アイコン 説明
    Portal 実行環境 WebOTX Portal の実行環境をインストールします。
    WebOTX Portal 実行サーバ WebOTX Portal実行サーバをインストールします。(*1)

    (*1)
    WebOTX内蔵型のJavaベースのWebサーバを使用する場合や、外部のWebサーバ、例えば、Microsoft Internet Information Services (IIS)などと連携動作させる場合には、インストーラから「Webサーバ2.2」を選択する必要はありません。 IIS 等の外部 Web サーバを利用する場合は、インストール後の作業で「Webサーバとの動作連携設定」を行う必要があります。

  7. [HTTP/HTTPS ポート番号の設定]画面が表示されますので、デフォルトのドメイン (domain1)で利用する HTTP/HTTPS 通信用のポート番号と、自IPアドレス情報を設定後、「次へ」ボタンを押してください。
    ここで設定するポート番号は、他の製品で利用するポート番号と重複しないように設定してください。

    ポート設定画面

    設定項目 説明
    HTTP/HTTPS ポート番号 HTTP WebOTX が利用する HTTPポート番号を指定します。
    HTTPS WebOTX が利用する HTTPS ポート番号を指定します。


  8. [JDBCドライバの設定]画面が表示されますので、WebOTX Portalが使用するデータベースサーバの情報を設定してください。 設定後、「設定確認」ボタンを押してください。
    JDBCドライバ設定画面

    設定項目 説明
    データベース
    種別
    ORACLE
    SQL Server
    PostgreSQL
    利用するデータベースサーバについて ORACLE、SQL Server または PostgreSQL のどれかを選択することができます。
    JDBC URL 自動設定/手動設定 JDBC URL を自動設定するか、手動設定するかを選択します。
    ホスト名 データベースサーバのホスト名あるいはIPアドレスを入力します。
    ポート番号 データベースサーバのポート番号を入力します。
    SID ORACLE を利用する場合は、SID を入力します。SQL Server/PostgreSQL を利用する場合は、データベース名を入力します。
    URL 「自動設定」を選択した場合、上記の設定情報からJDBC URL が自動設定されます。「手動設定」を選択した場合、利用するデータベースサーバのURLを入力します。
    接続アカウント ユーザ名 データベースサーバにログインするユーザ名を入力します。(*1)
    パスワード データベースサーバにログインするユーザのパスワードを入力します。
    JDBCドライバ JDBCドライバのフルパス 参照ボタンを押下し、データベースに接続するための JDBC ドライバを選択します。各データベースサーバに付属のものか、各データベースベンダのWebサイトからダウンロードした JDBCドライバを選択します。(*2)

    (*1)接続アカウントには、テーブルの作成/削除権限を持ったユーザを指定してください。
    (*2)JDBCドライバは、日本語を含むパスに格納しないでください。


  9. [暗号化キー・オプションの設定]画面が表示されますので、WebOTX Portal で利用する暗号化キー・オプション情報を設定してください。ここで入力した情報は、インストール後に変更するとはできませんので、注意してください。分散環境にインストールする場合には、分散環境同士で同じ値を入力してください。なお、値を何も入力しない場合、暗号化は行われません。

    暗号化キー設定画面

    設定項目 説明
    WebOTX Portal 本体で利用 暗号化キー

    WebOTX Portal 本体が利用する 暗号化キー情報を指定します。デフォルト値には何も指定しません。 本設定項目を設定する場合には、「WebOTX Portal 本体で利用」−「オプション」情報も必ず一緒に設定してください。
    なお「基本ポートレットで利用」−「暗号化キー」情報で設定した値と同じ値を設定することはできません。別々の値を設定してください。

    オプション WebOTX Portal 本体が利用する オプション情報を指定します。デフォルト値には何も指定しません。 本設定項目を設定する場合には、「WebOTX Portal本体で利用」−「暗号化キー」情報も必ず一緒に設定してください。
    なお「基本ポートレットで利用」−「オプション」情報で設定した値と同じ値を設定することはできません。別々の値を設定してください。
    基本ポートレットで利用 暗号化キー 基本ポートレットが利用する 暗号化キー情報を指定します。デフォルト値には何も指定しません。 本設定項目を設定する場合には、「基本ポートレットで利用」−「オプション」情報も必ず一緒に設定してください。
    なお「WebOTX Portal 本体で利用」−「暗号化キー」情報で設定した値と同じ値を設定することはできません。別々の値を設定してください。
    オプション 基本ポートレットが利用する オプション情報を指定します。デフォルト値には何も指定しません。 本設定項目を設定する場合には、「基本ポートレットで利用」−「暗号化キー」情報も必ず一緒に設定してください。
    なお「WebOTX Portal 本体で利用」−「オプション」情報で設定した値と同じ値を設定することはできません。別々の値を設定してください。


  10. [会社タイプ選択]画面が表示されますので、会社タイプを選択し「次へ」ボタンを押してください。
    マルチテナント環境を構築する場合は、会社IDの長さを入力してください。

    会社選択画面

  11. [プログラムをインストールする準備ができました] 画面が表示されます。「インストール」ボタンを押してください。

    インストール開始画面


  12. [WebOTX Portal をインストールしています] 画面が表示され、ファイルのコピーが始まります。選択された機能により、セットアップに 必要な時間は異なります。ファイルのコピーが終了するまでお待ちください。

    インストール中の画面


  13. ファイルのコピーが終わると、WebOTX の初期ドメイン環境(WebOTXAdmin、domain1)を Apache Ant コマンドで設定するため、次の画面が表示されます。画面が終了するまでしばらくお待ちください。Apache Ant コマンドの実行結果は<WebOTX のインストールフォルダ>\ant_setup.log で確認できます。

    ant_setup.bat 起動画面


  14. WebOTX の初期ドメイン環境(WebOTXAdmin、domain1)を作成後、WebOTX Portalが使用するデータベーステーブルの設定を行うか確認するため、次の画面が表示されます。データベースの設定を行う場合は"はい"を選択してください。

    DB構築 確認画面

    Caution

    以下の場合はデータベースの設定を行わないでください。

    • 複数台からなるWebOTX Portal環境の2台目以降のインストールを行う場合
    • WebOTX Portalのバージョンアップを行う場合
    • WebOTX Portalの再インストールを行う場合
  15. WebOTX Portal が使用するデータベーステーブルをApache Ant コマンドで作成するため、次の画面が表示されます。画面の指示に合わせて、y/n を入力し、画面が終了するまでしばらくお待ちください。このとき、データベース接続を行いますので、データベースは事前に起動しておく必要があります。なお、Apache Ant コマンドの実行結果は<WebOTX のインストールフォルダ>\Portal\database\storage.setup.yyyy-mm-dd.xxxxxx.log、<WebOTX のインストールフォルダ>\Portal\database\db.io.yyyy-mm-dd.xxxxxx.log、<WebOTX のインストールフォルダ>\Portal\database\base.portlet.setup.yyyy-mm-dd.xxxxxx.log で確認できます。

    createTable_inst.bat 起動画面


  16. データベーステーブルを作成後、WebOTX Portalの環境構築を Apache Ant コマンド作成するため、次の画面が表示されます。 画面が終了するまでしばらくお待ちください。Apache Ant コマンドの実行結果は<WebOTX のインストールフォルダ>\portal\portal_setup.log で確認できます。

    portal_setup.bat 起動画面


  17. 次の画面が表示されたら、セットアップは完了です。「完了」ボタンを押してください。

    インストール終了画面


  18. コンピュータを再起動してください。

次は、「3.3. インストール後の作業」を行います。

3.2.1.2. WebOTX Portal の追加インストール

インストール済みのWebOTX Application Server へ WebOTX Portal をインストールする手順について説明します。

WebOTX Portal をインストールするときは、WebOTX Application Serverを予め停止させておいてください。

Caution
WebOTX Portalをインストールできるのは同じメディアで提供される WebOTX Application Server となります。 WebOTX Application Serverのバージョンに関しては[ 2.2.4.1. アプリケーションサーバ ]を参照してください。
また、インストール中に複数のwarファイル( webotx-portal.war, webotx-portal-portlet.war, webotx-portal-rssportlet.war, webotx-portal-authlink.war) を配備します。このため、同名のWebアプリケーションを配備している場合は配備解除してください。
  1. 「WebOTX Media (DVD) #1」媒体を DVD-ROMドライブに挿入すると、次の画面が表示されます。 [WebOTX Portal V9.1] を選び、「Install」ボタンを押してください。

    DVD 媒体 を挿入しても下の画面が自動的に表示されない場合は、 エクスプローラで下記のいずれかを実行してください。

    <ドライブ>:\wo_setup.exe
    <ドライブ>:\PORTAL\setup.exe
    <ドライブ>は、DVD-ROMドライブのドライブ文字です。

    WebOTX メディアの開始画面

  2. Windowsインストーラが起動し「インストールの準備中」というメッセージ が表示されたあとに次の画面が表示されます。 「次へ」ボタンを押してください。

    Standard Editionインストーラ開始画面


  3. [ユーザ情報] 画面が表示されますので、[ユーザ名] ボックスと[所属] ボックスに名前、所属を入力します。
    [ライセンスキー] ボックスには、製品に添付されている 「ソフトウェア使用認定証」の「製品番号」に記載されている19桁の番号を正しく入力します。
    入力した情報に間違いがなければ「次へ」ボタンを押してください。

    ユーザ名登録画面


  4. [インストール済みの JDK] 画面が表示されますので、既に WebOTX AS のインストール時に指定した JDK のフォルダを選択後、「次へ」ボタンを押してください。
    別のフォルダを選択する場合には「変更」ボタンを押してください。

    インストール済みの JDK


  5. [インストール先のフォルダ] 画面が表示されるのでインストール先フォルダを決定し「次へ」ボタンを押してください。
    他のWebOTX 製品がすでにインストールされている場合、インストール先フォルダを変更することはできません。

    インストール先のフォルダ


  6. [カスタムセットアップ] 画面が表示されます。インストールする機能を選択し「次へ」ボタンを押してください。

    カスタムセットアップ画面

    リストの各アイコンを選択した時の動作は次のとおりです。

    アイコン 説明
    Portal 実行環境 WebOTX Portal の実行環境をインストールします。
    WebOTX Portal 実行サーバ WebOTX Portal実行サーバをインストールします。(*1)

    (*1)
    WebOTX Application Server に追加インストールをする場合、本機能を選択することはできません。

  7. [WebOTX Application Server の情報設定]画面が表示されますので、WebOTX Portal を配備する インストール済みの WebOTX Application Server のドメインにアクセスするための情報を設定後、「次へ」ボタンを押してください。

    WebOTX AS設定画面

    設定項目 説明
    ドメイン名 Portal を配備する WebOTX のドメイン名を指定します。デフォルトは domain1 です。
    ユーザ名 WebOTX のドメインに接続するためのユーザ名を指定します。デフォルト値は admin です。
    パスワード WebOTX のドメインに接続するユーザのパスワードを指定します。デフォルト値は adminadmin です。
    ポート番号 WebOTX のドメインのポート番号を指定します。デフォルト値は 6212 です。
    アプリケーショングループ名 WebOTX AS Foundation/Standard/Enterprise に追加インストールする場合に、 WebOTX Portal を配備するアプリケーショングループ名を指定します。 指定したアプリケーショングループはインストーラで自動生成します。 デフォルト値は Portal です。
    プロセスグループ名 WebOTX AS Foundation/Standard/Enterprise に追加インストールする場合に、 WebOTX Portal を配備するプロセスグループ名を指定します。 指定したプロセスグループはインストーラで自動生成します。 デフォルト値は WebOTXPortal です。
  8. [JDBCドライバの設定]画面が表示されますので、WebOTX Portalが使用するデータベースサーバの情報を設定してください。 設定後、「設定確認」ボタンを押してください。
    JDBCドライバ設定画面

    設定項目 説明
    データベース
    種別
    ORACLE
    SQL Server
    PostgreSQL
    利用するデータベースサーバについて ORACLE、SQL Server または PostgreSQL のどれらかを選択することができます。
    JDBC URL 自動設定/手動設定 JDBC URL を自動設定するか、手動設定するかを選択します。
    ホスト名 データベースサーバのホスト名あるいはIPアドレスを入力します。
    ポート番号 データベースサーバのポート番号を入力します。
    SID ORACLE を利用する場合は、SID を入力します。SQL Server/PostgreSQL を利用する場合は、データベース名を入力します。
    URL 「自動設定」を選択した場合、上記の設定情報からJDBC URL が自動設定されます。「手動設定」を選択した場合、利用するデータベースサーバのURLを入力します。
    接続アカウント ユーザ名 データベースサーバにログインするユーザ名を入力します。(*1)
    パスワード データベースサーバにログインするユーザのパスワードを入力します。
    JDBCドライバ JDBCドライバのフルパス 参照ボタンを押下し、データベースに接続するための JDBC ドライバを選択します。各データベースサーバに付属のものか、各データベースベンダのWebサイトからダウンロードした JDBCドライバを選択します。(*2)

    (*1)接続アカウントには、テーブルの作成/削除権限を持ったユーザを指定してください。
    (*2)JDBCドライバは、日本語を含むパスに格納しないでください。


  9. [暗号化キー・オプションの設定]画面が表示されますので、WebOTX Portal で利用する暗号化キー・オプション情報を設定してください。ここで入力した情報は、インストール後に変更することとはできませんので、注意してください。分散環境にインストールする場合には、分散環境同士で同じ値を入力してください。なお、値を何も入力しない場合、暗号化は行われません。

    暗号化キー設定画面

    設定項目 説明
    WebOTX Portal 本体で利用 暗号化キー

    WebOTX Portal 本体が利用する 暗号化キー情報を指定します。デフォルト値には何も指定しません。 本設定項目を設定する場合には、「WebOTX Portal 本体で利用するオプション」情報も必ず一緒に設定してください。
    なお「基本ポートレットで利用する暗号化キー」情報で設定した値と同じ値を設定することはできません。別々の値を設定してください。

    オプション WebOTX Portal 本体が利用する オプション情報を指定します。デフォルト値には何も指定しません。 本設定項目を設定する場合には、「WebOTX Portal本体で利用する暗号化キー」情報も必ず一緒に設定してください。
    なお「基本ポートレットで利用するオプション」情報で設定した値と同じ値を設定することはできません。別々の値を設定してください。
    基本ポートレットで利用 暗号化キー 基本ポートレットが利用する 暗号化キー情報を指定します。デフォルト値には何も指定しません。 本設定項目を設定する場合には、「基本ポートレットで利用するオプション」情報も必ず一緒に設定してください。
    なお「WebOTX Portal 本体で利用する暗号化キー」情報で設定した値と同じ値を設定することはできません。別々の値を設定してください。
    オプション 基本ポートレットが利用する オプション情報を指定します。デフォルト値には何も指定しません。 本設定項目を設定する場合には、「基本ポートレットで利用する暗号化キー」情報も必ず一緒に設定してください。
    なお「WebOTX Portal 本体で利用するオプション」情報で設定した値と同じ値を設定することはできません。別々の値を設定してください。


  10. [会社タイプ選択]画面が表示されますので、会社タイプを選択し「次へ」ボタンを押してください。
    マルチテナント環境を構築する場合は、会社IDの長さを入力してください。

    会社選択画面

  11. [プログラムをインストールする準備ができました] 画面が表示されます。「インストール」ボタンを押してください。

    インストール開始画面


  12. [WebOTX Application Server Portal をインストールしています] 画面が表示され、ファイルのコピーが始まります。選択された機能により、セットアップに 必要な時間は異なります。ファイルのコピーが終了するまでお待ちください。

    インストール中の画面


  13. WebOTX Portalが使用するデータベーステーブルの設定を行うか確認するため、次の画面が表示されます。データベースの設定を行う場合は"はい"を選択してください。

    DB構築 確認画面

    Caution

    以下の場合はデータベースの設定を行わないでください。

    • 複数台からなるWebOTX Portal環境の2台目以降のインストールを行う場合
    • WebOTX Portalのバージョンアップを行う場合
    • WebOTX Portalの再インストールを行う場合
  14. WebOTX Portal が使用するデータベーステーブルをApache Ant コマンドで作成するため、次の画面が表示されます。画面の指示に従って、y/n を入力し、画面が終了するまでしばらくお待ちください。この時、データベースに接続を行いますので、事前にデータベースが起動している必要があります。なお、Apache Ant コマンドの実行結果は<WebOTX のインストールフォルダ>\Portal\database\storage.setup.yyyy-mm-dd.xxxxxx.log、<WebOTX のインストールフォルダ>\Portal\database\db.io.yyyy-mm-dd.xxxxxx.log、<WebOTX のインストールフォルダ>\Portal\database\base.portlet.setup.yyyy-mm-dd.xxxxxx.log で確認できます。

    createTable_inst.bat 起動画面


  15. テーブル作成後、WebOTX Portalの環境構築をApache Ant コマンド作成するため、次の画面が表示されます。 画面が終了するまでしばらくお待ちください。Apache Ant コマンドの実行結果は<WebOTX のインストールフォルダ>\portal\portal_setup.log で確認できます。

    portal_setup.bat 起動画面


  16. 次の画面が表示されたら、セットアップは完了です。「完了」ボタンを押してください。

    インストール終了画面

  17. 設定済みドメイン情報の書き換えを行うため、次のコマンドを実行します。
    <WebOTX のインストールフォルダ>\ant_setup.bat patch
  18. コンピュータを再起動してください。

次は、「3.3. インストール後の作業」を行います。
インストールの途中で、エラーダイアログが出力された場合は、「3.2.1.3. エラーダイアログが表示された場合の対処」を参照してください。

3.2.1.3. エラーダイアログが表示された場合の対処

インストール中にテーブルの作成に失敗した場合やWebOTX Portalの環境構築に失敗した場合、エラーダイアログが表示されます。この場合、インストール後にテーブルの作成やWebOTX Portalの環境構築を行なう必要があります。対処方法について、それぞれ以下に説明します。

3.2.1.3.1. ドメインの作成に失敗した場合

ドメインの生成に失敗した場合、以下の画面を続けて表示しWebOTX Portalの環境構築処理を中断します。


環境構築中断画面

環境構築中断画面

WebOTXで利用するポート番号が起動済みの他のプログラムで利用しているポート番号と重複している場合や、管理ドメインの生成に時間がかかった場合に、ドメインの生成に失敗します。ドメインの生成に失敗した場合には、起動済みのプログラムの停止や、netstatコマンドなどを参照してポート番号の重複を解消してから、以下の手順でドメインの再生成と環境構築を行なってください。

3.2.1.3.2. テーブルの作成に失敗した場合

テーブルの作成に失敗した場合、以下の画面を表示します。


テーブル作成失敗画面

[JDBCドライバの設定]画面で入力したユーザがテーブルを作成する権限を持っていない場合やデータベースに接続できない場合などにテーブルの作成に失敗します。

3.2.1.3.3. WebOTX Portal の環境構築に失敗した場合

WebOTX Portalの環境構築に失敗した場合、以下の画面を表示します。


環境構築失敗画面

マシンのネットワーク設定が不正な場合や、IPアドレス設定が不正に登録されている場合、ドメインの起動に時間がかかり、WebOTX Portalの環境構築に失敗する場合があります。 WebOTX Portalの環境構築に失敗した場合には、以下の手順で再度、環境構築を行なってください。

(1)ドメインの起動に失敗している場合

(2)ポートレットの配備に失敗している場合
ドメインの起動自体は成功しており、WebOTX Portalの配備は成功しているが、ポートレットの配備に失敗している場合にも、 上記のメッセージが出力されます。ポートレットの再配備を実行してください。

3.2.1.4. 製品ライセンスの追加登録

WebOTX Portalと必要なライセンス数の数え方の関係について説明します。
WebOTX Portalは1ライセンスにつき2コアまで利用可能であり、インストール対象のマシンに搭載されているCPUのコア数の合計値をカウントし、合計値を2で割った数のライセンスを登録します。
※少数点以下の端数は切り上げです

物理マシンの場合は、対象マシンに搭載している全CPUのコア数の合計値が対象となります。
仮想マシンの場合、インストール対象の仮想マシンに割り当てるコア数の合計値が対象となります。

(例1)  対象マシンが物理マシンかつクアッドコアCPUを2個搭載
「4 (コア) x 2 (個) = 8 コア」 -> 登録するライセンス数 8 /2 = 4 ライセンス
(例2)  対象マシンが物理マシンかつヘキサコアCPUを2個搭載
「6 (コア) x 2 (個) = 12 コア」 -> 登録するライセンス数 12 / 2 = 6 ライセンス
(例3)  対象マシンが仮想マシンかつ3コア割り当て
3 コア」 -> 登録するライセンス数 3/2 =1.5 →(切り上げ) 2 ライセンス

Built-in-Administratorユーザ、もしくは管理者権限のあるユーザでログインし、Windowsのサービス画面からWebOTX関連のサービスを全て停止した後、次の手順のとおりライセンスの登録作業を行ってください。

  1. ライセンス登録
    ライセンス登録は次のコマンドで行います。
    ※Built-in-Administratorユーザ以外の管理者権限のあるユーザでログインした場合、コマンドプロンプトは「管理者として実行」で起動してください
    >OTXLAdd
  2. ライセンスキーの入力
    "Please Input License Code" と表示されたら製品の「ライセンスキー」を入力します。
    製品の「ライセンスキー」は製品購入時に添付される「ソフトウェア使用認定証」の 「製品番号」に記載されている19桁の番号です。

    ライセンス登録作業が成功すれば、"Command Succeeded." と表示され OTXLAdd コマンドが終了します。

    複数の製品ライセンスを登録する場合は OTXLAddコマンドを複数回実行して各製品のライセンス登録を行ってください。
     
  3. ライセンス登録の確認
    ライセンスの登録情報一覧は次のコマンドで確認することができます。
    >OTXLChk

    ライセンス登録を行ったのにライセンス情報が表示されない場合は、 ライセンス登録作業が失敗している可能性があります。 次の点に注意しながら再度ライセンス登録を行ってください。


  4. 誤ってライセンス登録した場合は次の方法でライセンスを削除することができます。
    WebOTXのライセンス情報削除は、OTXLDelコマンドを使用します。
    ※ライセンスを複数登録している場合は一つだけ削除されます。
    >OTXLDel 42

3.2.1.5. EnterpriseDirectoryServerのインストール

WebOTX DVD 媒体内に格納されるEnterpriseDirectoryServerの位置を確認してください。 セットアップ方法は、DVD 媒体に格納される EnterpriseDirectoryServer付属のセットアップカードを参照しながら行ってください。

セットアップカードは以下の場所にあります。

<ドライブ>:\EDS\SetupCard\EDS_SetupCard.pdf
<ドライブ>:\EDS\SetupCard\EDS_SetupCard_SSL.pdf

<ドライブ>は、DVD-ROMドライブのドライブ文字です。

3.2.2. Linux

WebOTX Portal のインストール方法について説明します。

追加CUライセンスの登録は、ライセンス登録コマンドにより行います。 通常、ライセンス登録はWebOTXのインストールの前に行いますが、インストール後にシステム環境の変更や追加インストールする場合にもライセンス登録が必要となります。 ライセンス登録コマンドの使用方法については、[ 3.1. インストール前の作業 ]を参照してください。

3.2.2.1. WebOTX Portal のインストール

WebOTX Portalのインストールはインストールスクリプトを使用して行ないます。 WebOTX Portal を単独でインストールする場合と、すでに WebOTX Application Server が インストールされてり環境に追加インストールする場合では、手順が異なります。 WebOTX Application Server に追加インストールする場合は、[ 3.2.2.2. WebOTX Portal の追加インストール ]を参照してください。

手順は次のとおりです。

3.2.2.2. WebOTX Portal の追加インストール

WebOTX Portal を インストール済みの WebOTX AS へインストールする手順について説明します。

Caution
WebOTX Portal を追加インストールできるのは、同じメディアで提供される WebOTX AS のみとなります。 WebOTX AS のバージョンに関しては[ 2.2.4.1. アプリケーションサーバ ]を参照してください。
また、インストール中に複数のwarファイル(webotx-portal.war, webotx-portal-portlet.war, webotx-portal-rssportlet.war, webotx-portal-authlink.war) を配備します。このため、同名のWebアプリケーションを配備している場合は配備解除してください。

手順は次のとおりです。

  1. ログイン名 root でログインします。
    login: root
  2. WebOTX AS が起動している場合、WebOTX AS を停止します。
    root> /etc/init.d/WOAgentSvc stop
  3. マシンのDVD-ROMドライブに「WebOTX Media (DVD) #1」を挿入してマウントします。
    root> cd /
    root> mount -t iso9660 /dev/cdrom /media/cdrom
  4. DVD-ROMのマウント・ポイント・ディレクトリへ移動してください。
    root> cd /media/cdrom
  5. 環境変数「JAVA_HOME」にJDKがインストールされているディレクトリを設定してください。 まだ、JDKがインストールされていない場合は、JDKをインストールしてから環境変数の設定を行なってください。

    ・shの場合の例

    root> JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.7.0_40
    root> export JAVA_HOME

    ・cshの場合の例

    root> setenv JAVA_HOME /usr/java/jdk1.7.0_40
  6. インストールスクリプトを起動してください。 セットアップが始まります。
    root> cd OTXPORTAL/LINUX
    root> ./PTLINST.SH
    
  7. インストールするファイルのオーナー指定の選択を行います。
    WebOTX AS のインストールで、WebOTX運用ユーザアカウントを設定している場合は、 同じユーザアカウントを設定してください。
    Would you like to install as WebOTX Operation User? (Default: y)

    ファイルのオーナーをrootにする場合は「n」を選択してください。 ファイルオーナーをWebOTX運用管理ユーザアカウントにする場合は「y」を選択してください。

    Caution
    運用管理ユーザを利用する場合、OSの制約上、ポート番号として1024番以下の番号を利用することができなくなります。
  8. インストールするファイルのオーナーをWebOTX運用管理ユーザアカウントにする場合は、WebOTX運用管理ユーザアカウントのユーザ名を入力してください。
    Enter the user name that administers the WebOTX server.
  9. 続けてWebOTX運用管理ユーザアカウントのグループ名を入力してください。
    Enter the group name that administers the WebOTX server.
  10. インストール済みの WebOTX AS のドメイン情報を指定します。
    この情報は、WebOTX Application Server Foundation/Standard/Enterprise に 追加する場合に表示されます。

    WebOTX Portal が動作する ドメイン名を入力します。

    Enter the domain name to exexute WebOTX Portal. (Default:domain1)

    続けて、ドメインのユーザ名を入力します。

    Enter the user name for domain to exexute WebOTX Portal. (Default:admin)

    続けて、パスワードを入力します。

    Enter the password for domain to exexute WebOTX Portal. (Default:adminadmin)

    続けて、ドメインのポート番号を入力します。

    Enter the port number for domain to exexute WebOTX Portal. (Default:6212)

    WebOTX AS Foundation/Standard/Entrepirse の アドバンスドモード環境に インストールする場合、WebOTX Portal が動作する アプリケーショングループ名 を入力します。英数字 8文字以内で入力してください。
    WebOTX Portal のセットアップでは、入力された名前でアプリケーショングループを作成します。

    Enter the application group name to exexute WebOTX Portal. (Default:Portal)

    WebOTX AS Foundation/Standard/Entrepirse の アドバンスドモード環境に インストールする場合、WebOTX Portal が動作する プロセスグループ名 を入力します。英数字 32文字以内で入力してください。
    WebOTX Portal のセットアップでは、入力された名前でプロセスグループを作成します。

    Enter the process group name to exexute WebOTX Portal. (Default:WebOTXPortal)
  11. WebOTX Portal で利用するデータベースに接続するための情報を設定します。
    Enter the JDBC driver setting to connect the database.
    Please select one of the following Database:
     
    1. Oracle
    2. SQL Server
    3. PostgreSQL
    

    Oracle を利用する場合には「1」を、 SQL Server を利用する場合には「2」を、 PostgreSQL を利用する場合には「3」を選択します。

    続けて、上記で選択したデータベースが動作しているマシンのホスト名 またはIPアドレスを入力します。 この情報には、半角英数字と"."、"_" が入力できます。

    Enter the host name or IP address of the database server.

    データベースに接続するためのポート番号を入力します。 Oracle を選択した場合は「1521」が、 SQL Server を選択した場合は「1433」が、PostgreSQL を 選択した場合は「5432」がデフォルト値として設定されます。
    実際に利用するデータベースに合わせてポート番号を変更して ください。

    Enter the port number of the database server. (Default:xxxx)

    Oracleを選択している場合 データベースの SID を、 それ以外のデータベースを選択している場合は データベース名を入力します。

    Enter the SID for ORACLE, or the database name for the other database. (Default:webotxportal)

    データベースに接続するユーザ名を入力します。

    Enter the user name to be used when connecting to the database server.

    データベースに接続するユーザのパスワードを入力します。

    Enter the password to be used when connecting to the database server.

    データベースに接続するJDBCドライバファイルのパスを入力します。

    Enter the path to JDBC driver.

    以上の情報を入力すると、入力したデータベースに対して接続確認を 行います。エラーが発生した場合には、データベースが起動しているかを 確認し、情報を再度入力します。

  12. WebOTX Portal で利用する暗号化キー、オプション情報を入力します。

    WebOTX Portal 本体、基本ポートレットで利用する暗号化キー、オプション情報 をそれぞれ入力します。ここで入力した値は、インストール後に変更することは できません。分散環境にインストールする場合には、分散環境同士で同じ値を入力 します。なお、値を何も入力しない場合、暗号化は行われません。

    Please enter the crypto key and hash option for WebOTX Portal and WebOTX base portlet.
    Please do not enter the value to crypto key and hash option when you do not use the encryption function.
    
  13. WebOTX Portalがシングルテナントで動作するか、マルチテナントで動作するかを選択します。
    Please select company type. (Default:1)
      1. Single tenannt
      2. Multi tenant

    マルチテナントを選択した場合は、会社IDの長さを入力します。

    Please input company id length. [0-32] (Default: 0)
  14. データベースの設定を行うか選択します。
    Would you like to set up a database? [y,n] (Default: y)
    In new installation, a setting up of a database is required.
    If you have already set up a database, Please select 'n'.
    Caution

    以下の場合はデータベースの設定を行わないでください。

    • 複数台からなるWebOTX Portal環境の2台目以降のインストールを行う場合
    • WebOTX Portalのバージョンアップを行う場合
    • WebOTX Portalの再インストールを行う場合
  15. 全ての選択が完了するとインストール開始確認画面が表示されます。
    ******************************************************************
    * Installation of WebOTX Portal on your computer.                *
    * To continue, enter y.                                          *
    * Enter q to exit the installation. [y, q] (Default: y)          *
    ******************************************************************
    

    インストールを開始するには「y」を入力してください。 キャンセルするには「q」を入力してください。

    キャンセルした場合はインストールスクリプトが終了します。 再実行する場合は、「6.」のインストールスクリプトの実行からやり直してください。

  16. WebOTX Portal を構成するパッケージが順次インストールされます。

    パッケージがインストールされるまで、しばらくお待ちください。

  17. WebOTX Portal が利用するデータベーステーブルを Apache Ant コマンドで生成する ため、次の画面が表示されます。

    画面の指示に合わせて y/n を入力します。
    この時、データベース接続を行いますので、データベースは事前に起動しておく必要が あります。なお、Apache Ant コマンドの実行結果は、 /opt/WebOTX/Portal/database/storage.setup.yyyy-mm-dd.xxxxxx.log/opt/WebOTX/Portal/database/db.io.yyyy-mm-dd.xxxxxx.log/opt/WebOTX/Portal/database/base.portlet.setup.yyyy-mm-dd.xxxxxx.log で確認できます。

     ...
    setup:
        [echo] Setup Start. Date : 2011/09/15 Time : 21:52:03     [echo] WebOTX Portal データベースの設定を行います。 : oracle.     [echo] 存在するWebOTX Portalのデータは、全てデータベースから削除されます。     [echo] -interrupt.continue:     [input] 続けますか? (y, [n])
  18. 正常に動作が完了された場合、「Installation completed.」が表示されます。
    WebOTX Portal 環境が正しく設定されたことを、 /opt/WebOTX/Portal/portal_setup.logログファイルで確認してください。
  19. DVD-ROMをアンマウントします。
    root> cd /
    root> umount /media/cdrom
    

次は、[ 3.3. インストール後の作業 ]を行います。

3.2.2.3. EnterpriseDirectoryServer

EnterpriseDirectoryServerのインストールは「WebOTX Media DVD-ROM #1」から行います。 EnterpriseDirectoryServer付属のセットアップカードを参照してインストールを行ってください。

セットアップカードは以下の場所にあります。

<マウントポイント>/EDS/SetupCard/EDS_SetupCard.pdf

3.3. インストール後の作業

WebOTX Portal をインストールした後に行う必要のある作業について説明します。

3.3.1. Windows

Windows版で WebOTX Portal をインストール後に行う必要のある作業について説明します。

WebOTX Portal のインストーラは、セットアップ中にいくつかのWebOTXサービスをOSに登録します。 それらは、OS起動と共に開始するように設定されます。 そのため、インストール・セットアップを終えた後にマシンを再起動すると、WebOTXのサービスが起動している状態になります。

3.3.1.1. ドメインが正常に作成されているか確認

5. 動作確認 > 5.1. Windows 」 で説明される方法にしたがって、セットアップ中に作成された 2つのドメイン「WebOTXAdmin」と「domain1」の動作状態を確認することによって、ドメインが正しく作成されていることを確認します。

WebOTXで利用するポート番号が起動済みの他のプログラムで利用しているポート番号と重複している場合、ドメインの生成に失敗する場合があります。
ドメインの生成に失敗した場合には、起動済みのプログラムの停止や、netstatコマンドなどを参照してポート番号の重複を解消してから、次のコマンドを起動しドメインの再生成と、WebOTX Portal の環境構築を実施してください。

<WebOTXインストールフォルダ>\ant_setup.bat
<WebOTXインストールフォルダ>\Portal\setup.bat

3.3.1.2. WebOTX 使用ポート番号を一時ポート対象範囲から除外

WebOTX ASが使用するポート番号が OSの一時ポートの割り当て範囲と重複していた場合、 WebOTX ASのサービスに定義されているポートが別のアプリケーションによって先に使用されることが原因で WebOTXの起動に失敗するなどの問題を引き起こすことがあります。

Windows Serverにおいては、ポート番号「1024 - 5000」が一時ポート範囲となります。 この範囲では、WebOTXが既定値として使用する、名前サーバのポート(2809)が該当します。

以下のバッチスクリプトを実行することで、WebOTXが使用するポート番号を一時ポート範囲の対象から除外するよう登録できます。

  1. [スタート]-[プログラム]-[アクセサリ]-[コマンドプロンプト]を起動し、次のコマンドを入力します。
    > ReservPorts.bat install
    Microsoft (R) Windows Script Host Version 5.6
    Copyright (C) Microsoft Corporation 1996-2001. All rights reserved.
    
    Add ReservPorts    :[2809-2809]
    
    ReservPorts registerd Succeed! Please reboot the machine.
    

(*) 設定を有効にするにはOSの再起動が必要です。

3.3.1.3. Webサーバとの動作連携設定(対象: 外部のWebサーバとWebOTX内部のWebコンテナを連携させる場合)

WebOTX ASでは、HTTP/HTTPS サービスに対して、サーブレットやJSPが動作する機能層のWebコンテナと、WebOTXの外部で動作する Web サーバとを連携させることができます。 サポートするWebサーバは、次のとおりです。

連携させることにより、HTTP/HTTPS サービスは外部 Web サーバとして公開し、HTTPリクエストがサーブレットのコンテキストであった場合は、外部 Web サーバが WebOTX AS 内部の Web コンテナへリクエストを転送して、Web コンテナで処理するようになります。

このような構成をとる場合は、この項目の手順にしたがって、WebコンテナとWebサーバの連携設定を行う必要があります。

既にインストール・セットアップ中の [カスタムセットアップ] 画面で指定した Webサーバ項目により、ここでの作業手順が変わってきますので、ご注意してください。
  1. Webサーバを選択しなかった場合

    WebOTXに内蔵する JavaベースのWebサーバを利用するか、WebOTX Webサーバ以外のWebサーバ製品を使い、Webコンテナと連携させるケースのいずれかです。

    WebOTX内蔵のJavaベース Webサーバを利用する場合は、この作業は不要です。
    3.3.1.4. EDS へ初期ユーザデータの投入 」に進んでください。

    WebOTX Webサーバ以外の Webサーバ製品と連携させる場合は、この作業が必要です。

  2. WebOTX Webサーバを選択した場合

    WebOTX製品に付属する、WebOTX Webサーバを利用して、Webコンテナと連携させるケースです。

    セットアップ中に自動で連携設定が行われるため、Webコンテナが動作するマシンと、Webサーバが動作するマシンが同じマシンである場合、この作業は不要です。
    3.3.1.4. EDS へ初期ユーザデータの投入 」に進んでください。

    Webコンテナが動作するマシンと、Webサーバが動作するマシンが別のマシンである場合、「 b. ドメインと外部Webサーバの停止 」に進み、必要な設定を行ってください。

以降、この項目では、WebOTX Webサーバ以外の Webサーバ製品とWebコンテナを連携させる場合に必要な作業を説明していきます。

事前に「 注意制限事項 > 3. Webコンテナ > 3.1. Webコンテナ 注意事項 」も確認してください。

a. WebOTXドメインへの外部Webサーバ連携の設定

インストール時にWebOTX Web サーバをインストールしなかった場合、デフォルトでは内蔵Webサーバを使用する設定になっています。
ここでは、WebOTX内蔵Webサーバを使用する設定から、内蔵Webサーバを無効にして外部Webサーバを使用する設定に変更する方法を説明します。

  1. 運用管理コマンドを起動します。

    最初に、[スタート]-[プログラム]-[WebOTX]-[運用管理コマンド]から運用管理コマンドを起動してください。

  2. 外部Webサーバを使用する設定になっているか、WebOTX内蔵Webサーバを使用する設定になっているかを確認します。
    以下のコマンドを実行してください。
    otxadmin> get server.http-service.virtual-server.server.http-listeners
    上記コマンドの実行結果が下記のようになっていた場合、内蔵Webサーバを使用する設定になっているため、下記の手順に従い設定を行ってください。
    server.http-service.virtual-server.server.http-listeners = http-listener-1,http-listener-2,ajp-listener-1
    実行結果が下記のようになっていた場合、既に外部Webサーバを使用する設定になっているため、「 b. ドメインと外部Webサーバの停止 」に進んでください。
    server.http-service.virtual-server.server.http-listeners =ajp-listener-1
    連携設定を行うドメインが複数存在する場合は、ドメインごとに「WebOTXドメインへの外部Webサーバ連携の設定」作業を行ってください。
  3. 設定を変更するドメインが起動していることを確認します。
    以下のコマンドを実行してください。
    otxadmin> list-domains
    停止状態の場合、以下のコマンドで起動してください。
    otxadmin> start-domain <ドメイン名>
  4. ドメインの設定変更

    Javaベースの内蔵Webサーバを利用する設定から、外部Webサーバを利用する設定に変更します。
    以下のコマンドを実行してください。

    otxadmin> login --user <管理ユーザ名> --password <管理ユーザパスワード> --port <管理ポート番号>
    otxadmin> set server.http-service.virtual-server.server.http-listeners="ajp-listener-1"
    otxadmin> logout
    otxadmin> exit
    

    (*) user の既定値は、adminpassword の既定値は、adminadminport の既定値は、6212 です。

b. ドメインと外部Webサーバの停止

先の設定情報は、WebOTXサービスを再起動した後に WebOTXドメインで認識されて動作します。

  1. まず、設定の対象となるドメインを停止します。

    停止させるためには、Administrator権限でログインしてサービスマネージャから次のサービスを停止します。

    WebOTX AS Agent Service
    運用管理コマンドでドメインを停止する場合は、以下のコマンドを実行してください。
    otxadmin> login --user <管理ユーザ名> --password <管理ユーザパスワード> --port <管理ポート番号>
    otxadmin> stop-domain <ドメイン名>
    otxadmin> logout
    otxadmin> exit
    

    (*) user の既定値は、adminpassword の既定値は、adminadminport の既定値は、6212 です。

  2. 次に、連携対象の外部Webサーバを停止操作してください。

c. 外部WebサーバへのWebOTX連携情報の設定前の作業

d. 外部WebサーバへのWebOTX連携情報の設定

※IIS7と連携する場合、Webサーバー(IIS)の役割サービス「ISAPI拡張」および「ISAPIフィルタ」がインストールされている必要があります。また、環境設定ツールを使用して連携設定するためには、役割サービス「IIS6メタベース互換」がインストールされている必要があります。インストールされていない場合、以下の手順でインストールを行ってください。

 (1)「スタートメニュー」-「全てのプログラム」-「管理ツール」から「サーバーマネージャ」を起動します。

 (2)左画面で「サーバーマネージャ」-「役割」-「Webサーバー(IIS)」を選択します。

 (3)右画面で「概要」-「役割サービス」の「役割サービスの追加」から上記の役割サービスをインストールしてください。

ドメインを停止した状態で、外部Webサーバに対してWebOTXと連携することを定義します。 この操作は、GUIツールを用いて行います。

  1. [スタート]-[プログラム]-[WebOTX]-[環境設定ツール]メニューを選択し、ツールを起動します。 起動された環境設定ツール画面に情報を入力して、WebコンテナとWebサーバとの連携設定を行っていきます。 複数のドメインが存在する場合、この設定はドメイン毎に設定します。

    環境設定ツール画面

    設定項目 説明
    Webコンテナの情報 ドメインディレクトリ Webサーバと連携するWebコンテナのドメインを指定します。
    ドメインの指定例を次に示します。
    C:\WebOTX\domains\domain1
    Webサーバの情報 種別 Webコンテナと連携するWebサーバの種別を選択します。
    既定値は「Internet Information Services (IIS)」です。 Apache HTTP Server 2.2.22 以降やWebOTX Webサーバ 2.2 を使用する場合には「WebOTX Web Server 2.2 (Apache2.2)」を選択します。「Sun Java System Web Server 6.1/7.0」は未サポートです。
    インストールディレクトリ Webコンテナと連携するWebサーバのインストールディレクトリを指定します。
    「Internet Information Services (IIS)」を選択した場合、指定する必要はありません。 「WebOTX Web Server 2.2 (Apache2.2)」を選択した場合、<WebOTXインストールフォルダ>\WebServer22 を選択してください。
    「WebOTX Web Server 2.2」を指定する場合の指定例を次に示します。
    C:\WebOTX\WebServer22
    連携ポート番号 WebコンテナとWebサーバとの連携に使用するポート番号を指定します。 domain1の既定値は「8099」です。
    名称 IISを使用する場合には、「Webサイトの識別名」を指定します。
    アドバンスドモードを利用(WebOTX AS Foundation/Standard/Enterprise で利用可) WebOTX AS Foundation/Standard/Enterpriseの、TPモニタ上で動作する Webコンテナを利用する場合(アドバンスドモード選択時)にチェックします。WebOTX Portal では利用しません。
    Webアプリケーションのコンテキスト名動的反映オプション Webアプリケーションのコンテキスト名動的反映オプションを選択します。
    「動的反映有り」を選択した場合、動的反映が常に有効になります。動的反映とは新規に配備されたコンテキストに対するリクエストが来た場合、Webコンテナに対してコンテキスト問い合わせのクエリを送信することにより、コンテキスト名をWebサーバに動的に反映する機能です。
    「動的反映1回のみ(Webサーバ起動時に1回のみ動的反映を行う)」を選択した場合、Webサーバ起動時に1回のみ動的反映が行われます。

    <OK>ボタンを押下して設定を完了すると、Webコンテナの各種定義ファイル、および Webサーバの設定ファイルに設定情報を反映します。 <キャンセル>ボタンを押下すると反映せずにツールを終了します。

e. Webコンテナとは別マシン上のWebサーバを使う場合

Webコンテナが動作するマシンと、Webサーバが動作するマシンが別マシンである場合、Webサーバが読み込む設定ファイルの変更が必要になります。下記の手順に従い、変更してください。

f. IISの基本認証の設定

IISと連携した場合、IISの基本認証の設定が出来ていないと、認証を行うWebアプリケーションにログインできません。以下の作業を行ってください。

(1).基本認証の有効化

IISマネージャを起動し、連携設定対象のWebサイトのプロパティを開きます。「ディレクトリ セキュリティ」タブから「認証とアクセス制御」の「編集」ボタンを押下し、「認証方法」画面を表示します。「認証方法」画面で「統合Windows認証」を無効にし、「基本認証」を有効にします。

※「匿名アクセスを有効にする」のチェックをはずしている場合、IISへのアクセスの際に認証が必要になるため、一般のWebアプリケーションへのアクセス時にも認証が必要となります。認証画面ではWindowsシステムに存在するいずれかのユーザでログインしてください。

(2).アカウント情報を作成/修正する

IIS で基本認証を行う場合、Windowsシステムに認証を行うユーザが登録されている必要があります。以下のいずれかの方法が対応してください。

g. IISのWebサービス拡張の設定

IISと連携する場合、下記の設定が必要です。


IISマネージャを開き、「サイト」-「<連携するWebサイト>」から仮想ディレクトリ「webcont」を選択します。「webcont ホーム」の「ハンドラマッピング」をダブルクリックします。「ハンドラマッピング」の右画面から「スクリプトマップの追加」を選択し、「スクリプトマップの追加」画面を開きます。「要求パス」に「*.dll」を指定し、「実行可能ファイル」に「${INSTALL}\bin\win32\i386\isapi_redirect.dll」、「説明」に「Webコンテナ用ISAPIモジュール」を入力し、「OK」を押下します。

「スクリプトマップの追加」ダイアログが表示され、「このISAPI拡張機能を有効にしますか?」と聞かれるので「はい」を選択し、「ISAPIおよびCGIの制限」に追加してください。

h. IISエラー応答の設定

IISと連携する場合、下記の設定が必要です。

IISマネージャを開き左のツリーから「Default Web Site」(異なるサイトを利 用する場合は該当するもの)を選択し、中央の一覧から「構成エディター」を ダブルクリックします。中央に構成エディター画面画表示されたら、上部の 「セクション」で「system.webServer」-「httpErrors」を選択し、表示される 構成一覧の「errorMode」の値を「Detailed」に変更します。

 注)ドメインを新たに作成する場合は、作成したドメインに対しても上記のJavaシステムプロパティを設定してください。

3.3.1.4. EDS へ初期ユーザデータの投入

Windows版のEnterpriseDirectoryServer( EDS ) に対して初期ユーザデータの投入を行います。

初期化された状態のEDSに新規にデータを投入する場合
Memo
以下は、WebOTX Portalがインストールされたマシンに、EDSもインストールしている場合を想定しています。EDSが別のマシンにある場合には、
<WebOTX インストール先>\Portal\directoryserver配下のファイルをEDSがインストールされたマシンの任意のディレクトリにコピーして、実行してください。

または、 build.xml実行時に、-Dedshostname、-Dedsport、-Dedsdnを指定してください。これにより、setupschema.bat、setupaci.bat、insertsampledata.batが接続するEDSを変更できます。ただし、setunique.batが行う一意設定は、EDSのマシン上で実行する必要があります。setunique.batをEDSがインストールされたマシンにコピーするか、手動でEDSのコマンドeduniqattrを次のように実行してください。
# eduniqattr set -a groupid
Memo
特定のユーザフレンドリ名を指定したEDSに対しては、setunique.batの代わりに、手動でEDSのコマンドeduniqattrを次のように実行してください。
# eduniqattr set -s ユーザフレンドリ名 -a groupid
  1. コマンドプロンプトを起動し、 <WebOTX インストール先>\Portal\directoryserver に移動します。Windows 2008/R2 の場合、コマンドプロンプトは、 「管理者として実行」で起動します。
  2. Caution
    EDSに複数の会社、つまりマルチテナントを登録する場合には、<WebOTX インストール先>\Portal\directoryserverの配下のmultitenantにカレントディレクトリを移動してください。
  3. <WebOTX インストール先>\lib\ant\bin\ant.bat -f build.xml を実行し、EDS登録用のバッチファイルや定義ファイルをテンプレートを元に生成します。
    build.xmlの実行のときに以下のオプションを指定することができます。

    -Dncp={NCP}
     EDSをインストールしたときにNCPとして「c=JP」以外を指定した場合、このオプションにその値をWebOTX Portalにも設定します。

    -Dtopdn={WebOTX Portalのユーザリソースの最上位DN}
     WebOTX Portal用のディレクトリの最上位を「o=webotxportal,c=JP」以外にしたい場合に指定します。 このオプションを指定した場合、合わせてWebOTXの運用ツールにより、最上位のDN(server.portal.directory-server.webotxportaldn)を変更する必要があります。詳しくは、「 3.3.1.6. EDS への接続設定 」を参照してください。

    -Duser.language={ロケールID} enまたはjaを指定
     EDS登録用のバッチファイルや定義ファイルで使用する言語を指定します。既定値はOSの種別に従いますので、通常このオプションを指定する必要はありません。

    -Dedshostname=EDSホスト名またはIPアドレス
     接続先のEDSを指定します。既定値はlocalhostです。

    -Dedsport=EDSのポート番号
     EDSのLDAP接続のポート番号を指定します。既定値は389です。

    -Dedsdn=ldapAdministratorのDN
     EDS運用管理ユーザのDNを指定します。既定値は“cn=ldapAdministrator,c=JP”です。通常このオプションを指定する必要はありません。

    Caution
    マルチテナントの場合には、-Dcompany=会社コード を合わせて指定してください。既定値は"000000"としています。
  4. setupschema.bat を実行し、(1)属性とオブジェクトクラスを登録、(2)初期データの登録を行います。 起動時オプション無しの場合、(1)→(2)の順に実行します。それぞれパスワードが聞かれますので、EDSインストール時に設定した管理者「ldapAdministrator」のパスワードを入力します。(1)で失敗した場合には、再度起動時オプション無しで実行してください。(2)で失敗した場合には、起動時オプションに"-i"を指定して(2)のみ実行してください。
  5. setupaci.bat を実行し、アクセス制御情報を登録します。
  6. EDS Manager、EDS Protocol Server、EDS Replica サービスを停止します。
  7. setunique.bat を実行し、グループID の一意性を設定します。
  8. Windows Server 2008にEDSをインストールしている場合、一旦 EDS Manager サービスを起動したあと、EDS Manager サービスを停止します。
  9. EDS Protocol Server サービスを起動します。EDS Manager サービスも自動で起動されます。EDS Replica サービスは必要に応じて起動します。
  10. サンプルの個人やグループ/組織などのデータを使用する場合には、insertsampledata.bat を実行して、EDSに投入します。

サンプルデータについては、「 2. ユーザ管理 > 2.1.7.3. サンプルデータ 」を参照してください。

Caution
マルチテナントの場合には、
1.setupschema.bat
2.setupaci_base.bat (アクセス制御情報の共通設定)
3.setunique.bat
4.setupcompany.bat (会社単位の基本構造の設定)
5.setupaci_company.bat (会社単位のアクセス制御情報の共通設定)
の各バッチファイルを実行してください。必要に応じて、
6.insertsampledata.bat
によりサンプルの会社データを登録してください。会社を増やす場合には、再度
<WebOTX インストール先>\lib\ant\bin\ant -f build.xml -Dcompany=会社コード
を実行後、4.setupcompany.bat以降を実行してください。会社コードの文字数はすべての会社で同じ数にしてください。
Caution
Windows Server 2008にEDSをインストールしている場合、上記のようにsetunique.batを実行後、一度EDS Managerサービスの起動と停止を行ってから、再びEDS Managerサービスを開始する必要があります。これは、EDSの制限事項であり、EDSのeduniqattrコマンド実行によって自動的に起動したプロセスの中に、EDS Managerサービスでも利用するものがありますが、Windows Vistaおよび Windows Server 2008では権限の厳格化によりアクセスできないことがあるためです。
Memo
ant.bat -f build.xmlの実行が英語OS上で実行された場合、またはオプション-Duser.languageで"en"が指定された場合には、サンプルデータのうち日本語ロケールの属性は登録されません。
WebOTX Portal V8.3用のデータが登録された状態のEDSにデータを投入する場合
  1. コマンドプロンプトを起動し、 <WebOTX インストール先>\Portal\directoryserver\update に移動します。Windows 2008/R2 の場合、コマンドプロンプトは、 「管理者として実行」で起動します。
  2. updateV83toV831.bat を実行し、(1)属性とオブジェクトクラスの追加、 (2)オブジェクトクラスの変更、 (3)初期データの追加を行います。 起動時オプション無しの場合、(1)→(2)→(3)の順に実行します。それぞれパスワードが聞かれますので、EDSインストール時に設定した管理者「ldapAdministrator」のパスワードを入力します。 (1)で失敗した場合には、再度起動時オプション無しで実行してください。(2)で失敗した場合には、起動時オプションに"-r"を指定して(2)→(3)のみ実行してください。(3)で失敗した場合には、起動時オプション"-i"を指定して(3)のみ実行してください。

3.3.1.5. EDSの環境設定

WebOTX Portalを使用するために必要なEDSの環境設定を行います。

EDS運用管理ツールでの設定
  1. コンフィグレーションをEDS運用管理ツールで変更します。EDSの"コンフィグレーション情報"の画面で設定内容を以下のようにします。
SSL/TLS通信設定

WebOTX PortalとEDSの間をSSLまたはTLSにより暗号化することができます。SSL/TLSを使用するには、WebOTX Portal、EDSの双方に設定が必要です。

Caution
EDSでSSLを使用する場合には、「SSLオプション」をインストールする必要があります。
EDSのSSL/TLS設定

SSL/TLSを行うために次の手順でサーバ証明書をEDSに登録します。
詳細は、EDSのマニュアル「運用の手引 」 > 「 12.3 サーバの設定 」 を参照してください。

サーバ証明書、鍵、信頼するCA証明書は、EDSのコマンドEDCERTや運用管理ツールを利用して登録します。ただし、セキュリティパックがインストールされているマシンでは、セキュリティパックに登録します。

WebOTX PortalのSSL/TLS設定

3.3.1.6. EDS への接続設定

WebOTX Portal からEDSへの接続設定を行います。

  1. WebOTX 運用管理コマンドを起動し、ログインします。
    <WebOTX インストール先>\bin\otxadmin.bat
    otxadmin> login --user admin --password adminadmin
    
  2. EDS が動作するマシンのIPアドレス/ポート番号を登録します。EDS が複数存在し、マスタ・スレーブ構成である場合、マスタかスレーブどちらかのIPアドレス/ポート番号を指定します。 WebOTX Portal と 同じマシンにインストールされた EDS を利用する場合、本設定を行う必要はありません。

    otxadmin> set server.portal.directory-server.servername=EDSインストールホストのIPアドレス
    otxadmin> set server.portal.directory-server.serverport=EDSが使用するポート番号
    
  3. EDS が複数存在し、マスタ・スレーブ構成である場合、マスタサーバのマシンのIPアドレス/ポート番号を登録します。マスタ・スレーブ構成でない場合には、不要です。
    WebOTX Portal と 同じマシンにインストールされた EDS を利用する場合、本設定を行う必要はありません。
    Caution
    server.portal.directory-server.serverportをSSL専用のポート番号に設定した場合、server.portal.directory-server.masterserverportも同じポート番号を設定してください。 マスター・スレーブは同じ通信方式で通信できる必要があります。
    otxadmin> set server.portal.directory-server.masterservername=EDSのマスタサーバのIPアドレス
    otxadmin> set server.portal.directory-server.masterserverport=EDSのマスタサーバのポート番号
    
  4. コンテキストキャッシュを設定します。既定値から変更する必要がない場合はこの操作は不要です。
    otxadmin> set server.portal.directory-server.contextBindMinimumCacheSize=認証用コンテキストキャッシュサイズ。既定値5
    otxadmin> set server.portal.directory-server.contextOperationBindMinimumCacheSize=操作用コンテキストキャッシュサイズ。既定値5
    otxadmin> set server.portal.directory-server.contextNoAccessTime=キャッシュ無アクセス時間(ミリ秒)。既定値300000
    otxadmin> set server.portal.directory-server.contextSuppressThreadInterval=キャッシュチェック間隔(ミリ秒)。既定値150000
    otxadmin> set server.portal.directory-server.contextSuppressThreadStartDelay=キャッシュチェック開始遅延時間(ミリ秒)。既定値3600000
    otxadmin> set server.portal.directory-server.contextAlivecheckThreadInterval=接続確認間隔(ミリ秒)。既定値70000
    otxadmin> set server.portal.directory-server.contextAlivecheckThreadStartDelay=接続確認開始遅延時間(ミリ秒)。既定値60000
    
    Caution
    contextAlivecheckThreadIntervalは、EDSのタイムアウトとOSの無通信タイムアウトのうち、短い方にの値の40%以内にしてください。 ディレクトリサーバへ検索操作を行うことにより、意図しないタイムアウトでの切断を防ぐための間隔です。
    Memo
    高負荷時 contextBindMinimumCacheSize, contextOperationBindMinimumCacheSizeに指定している以上のコンテキストがキャッシュされる場合があります。 Webコンテナの同時平行稼働スレッド数に依存します。
    指定値以上のコンテキストは、contextSuppressThreadIntervalの間隔で利用確認が行われ、contextNoAccessTimeの間ディレクトリサーバの利用が ない場合にクローズされます。
    contextSuppressThreadIntervalcontextNoAccessTimeを調整することで、余剰分コンテキストキャッシュの解放タイミングを調整できます。 運用状況に応じて調整してください。ディレクトリサーバとのコネクション数はOSのnetstatコマンド等で確認できます。
    Memo
    contextSuppressThreadStartDelaycontextAlivecheckThreadStartDelay は、最初にディレクトリサーバに接続してからの処理開始までの遅延時間です。大きくすると処理開始がその分遅延するため、contextAlivecheckThreadStartDelayについては、 contextAlivecheckThreadIntervalより短い値に設定してください。
  5. 認証方式をを設定します。従来と同じ方式(bind)の場合はこの操作は不要です。
    otxadmin> set server.portal.directory-server.authenticationMethod=認証方式。既定値bind
    
    Caution
    server.portal.directory-server.connectionclassname が"tls"に設定されている場合、常にbindとなります。
  6. [ 3.3.1.4. EDS へ初期ユーザデータの投入 ]でbuild.xmlを実行するときに-Dtopdnオプションを指定したときには以下のコマンドを実行します。
    otxadmin> set server.portal.directory-server.webotxportaldn=build.xmlの-Dtopdnオプションで指定したDN
    このとき、DNで使用するカンマ","は、セミコロン";"に変えて入力してください。例えば、DN"o=webotxportal,c=JP"は、以下のようにセミコロンで入力します。
    otxadmin> set server.portal.directory-server.webotxportaldn=o=webotxportal;c=JP
  7. 登録した情報を反映するために、WebOTX を再起動します。

3.3.1.7. サイト情報の登録

サイト情報を登録します。

  1. WebOTX 運用管理コマンドを起動し、ログインします。
    <WebOTX インストール先>\bin\otxadmin.bat
    otxadmin> login --user admin --password adminadmin
    
  2. create-portal-site コマンドを実行し、ユーザ または グループに紐づくサイトを登録します。

    (シングルテナント環境でユーザのポータルサイトを作成)
    otxadmin> create-portal-site --ownerId 00000 --ownerType USER --siteId site00000 --authorId 00000
    (シングルテナント環境でグループのポータルサイトを作成)
    otxadmin> create-portal-site --ownerId BU1 --ownerType GROUP --siteId siteBU1 --authorId 00000
    (マルチテナント環境でユーザのポータルサイトを作成)
    otxadmin> create-portal-site --ownerId 00000 --ownerType USER --siteId site00000 --authorId 00000 --companyId 000000
    (マルチテナント環境でグループのポータルサイトを作成)
    otxadmin> create-portal-site --ownerId 000000BU1 --ownerType GROUP --siteId siteBU1 --authorId 00000 --companyId 000000
Caution

3.3.1.8. 基本ポートレットへのアクセス権付与

マルチテナント環境では、インストール直後の状態では基本ポートレットを使用することができません。テナントごとに基本ポートレットに対してアクセス権を付与する必要があります。なお、シングルテナント環境では本手順は実施する必要はありません。

  1. WebOTX 運用管理コマンドを起動し、ログインします。
    <WebOTX インストール先>\bin\otxadmin.bat
    otxadmin> login --user admin --password adminadmin
    
  2. add-fundamental-portlet-permissionコマンドを実行し、公開する基本ポートレットを決定します。

    (コンテンツ表示ポートレット)
    otxadmin> add-fundamental-portlet-permission --subjectId 000000 --subjectType COMPANY --portletApplicationName webotx-portal-portlet ContentPortlet
    (認証連携ポートレット)
    otxadmin> add-fundamental-portlet-permission --subjectId 000000 --subjectType COMPANY --portletApplicationName webotx-portal-portlet AuthenticationPortlet
    (メニューポートレット)
    otxadmin> add-fundamental-portlet-permission --subjectId 000000 --subjectType COMPANY --portletApplicationName webotx-portal-portlet MenuPortlet
    (RSSポートレット)
    otxadmin> add-fundamental-portlet-permission --subjectId 000000 --subjectType COMPANY --portletApplicationName webotx-portal-rssportlet RSSPortlet
Caution

3.3.1.9. OSのパラメータ設定

OSのパラメータ設定を行います。WebOTX Portalのドメインが動作しているサーバおよびEDSが動作しているサーバに設定する必要があります。

WebOTX Application Serverの設定については、セットアップガイド「 2. インストール > 2.3.1. Windows (WebOTX AS) 」を参照してください。

Windows Server 2008に対する設定

Windows Server 2008 ではnetshコマンドにより範囲を指定することで、一時ポートのポート番号を指定します。

以下に設定手順を述べます。

  1. コマンドプロンプトを開きます。
  2. 以下のコマンドを実行して現在の設定を確認します。
    netsh int ipv4 show dynamicport tcp 
    
  3. 以下のコマンドを実行して、一時ポートの範囲を指定します。
    netsh int ipv4 set dynamicport tcp  start=12000 num=50000
    
  4. 以下のコマンドを実行して設定が反映されたことの確認を行います。
    netsh int ipv4 show dynamicport tcp 
    
Memo
一時ポートを12000番から開始しているのは、EDS Managerのポート番号の既定値が11007を使用するためです。実際に使用されていなければ、上記以外の範囲の指定も可能です。

3.3.1.10. 分散キャッシュ機能の有効化

分散キャッシュ機能を利用することで、複数台のWeOTX Portal 間のキャッシュの同期設定を行うことができます。本設定は、WebOTX Portalを複数台利用して、キャッシュを同期させる場合に設定してください。

(1)「運用ガイド > 5.コンフィグレーション > 5.3. 分散キャッシュの利用」を 参照し、JMS の設定を行ってください。

(2)WebOTX を再起動します。

3.3.1.11. プロセスグループのスレッド多重度の設定(対象: WebOTX AS Foundation/Standard/Entrepirse の アドバンスドモード環境にインストールした場合)

WebOTX Portal を WebOTX AS Foundation/Standard/Entrepirse の アドバンスドモード環境に インストールした場合、プロセスグループのプロセス数の設定とスレッド多重度のチューニングが必要です。
WebOTXは稼動スレッド数などを記録するために統計情報(オペレーションジャーナル)を採取しています。 統計情報(オペレーションジャーナル)を編集することにより、稼動スレッド数を時間毎に調査することができます。 本機能を利用してプロセスグループの適正なスレッド数を設定してください。 プロセス数は「1」に設定して下さい(初期値は1に設定されています)。

(1)WebOTXマニュアルの「7. WebOTXの内部サービス > 7.1.TPシステム > 7.1.3 操作・状態確認(プロセスグループ)」を参照し、プロセスグループのスレッド数を一先ず余裕のある値に設定してください。

(2)WebOTXマニュアルの「7. WebOTXの内部サービス > 7.1.TPシステム > 7.1.10 統計情報(オペレーションジャーナル)」を参照し、適正なスレッド数を算出して下さい。

(3)(2)で算出したスレッド数を(1)の同様の手順で再設定して下さい。

Memo
チューニングについての詳細は、WebOTXマニュアルの「2. チューニング」をご参照下さい。

3.3.1.12. WebOTX Portalの再インストールを行った場合

インストール前の処理でバックアップを取っておいた以下のファイルを新しい環境へコピーしてください。

3.3.1.13. WebOTX Portalのバージョンアップを行った場合

WebOTX Portalのバージョンアップを行った場合は、データベースのスキーマを更新する必要があります。 以下に手順を示します。

  1. WebOTX Portalを停止します。

  2. バックアップを取っておいた以下のファイルを${AS_INSTALL}/Portal/database/update/ ディレクトリにコピーします。

  3. コマンドプロンプトを起動し、${AS_INSTALL}/Portal/database/updateに移動します。
    次のコマンドによりストレージ、基本ポートレットの順に接続できることを確認します。

    ${AS_INSTALL}/lib/ant/bin/ant -f build.xml test
    ${AS_INSTALL}/lib/ant/bin/ant -f bp.update.build.xml test
    コマンドの最後に"BUILD SUCCESSFUL"と表示されるのを確認します。
    Caution
    本バージョンでは、WebOTX Portal V8.3 (スキーマバージョン:0050より前)からの更新はサポートしていません。
  4. 次のコマンドにより、ストレージ、基本ポートレットの順にスキーマを更新します。

    ${AS_INSTALL}/lib/ant/bin/ant -f build.xml updateDB
    ${AS_INSTALL}/lib/ant/bin/ant -f bp.update.build.xml updateDB
    コマンドの最後に"BUILD SUCCESSFUL"と表示されるのを確認します。
  5. 次のコマンドにより、更新後のスキーマのバージョンを確認します。

    ${AS_INSTALL}/lib/ant/bin/ant -f build.xml test
    ${AS_INSTALL}/lib/ant/bin/ant -f bp.update.build.xml test
    実行画面に現在のスキーマバージョンが表示されるので、"0100"が表示されることを確認します。

    Memo
    バージョンアップや、パッチ適用などにより、表示されるスキーマバージョンが変わる可能性があります。 対応するスキーマバージョンは、製品のリリースメモや、パッチのreadmeを参照してください。

  6. EDSが起動していない場合は起動します。

  7. WebOTX Portalを起動します。
  8. WebOTX 運用管理コマンドを起動し、ログインします。

    ${AS_INSTALL}/bin/otxadmin.bat
    otxadmin > login --user admin --password adminadmin
  9. 以下のコマンドを実行します。

    otxadmin> portal-version-up

3.3.1.14. 複数台環境において、2台目以降のWebOTX Portalでの設定

2台目以降のWebOTX Portalをインストールした場合、1台目のWebOTX Portalの以下のファイルを 2台目以降のWebOTX Portalの環境にコピーしてください。

3.3.2. Linux

Linux版で WebOTX Portal をインストール後に行う必要のある作業について説明します。

3.3.2.1. Webサーバとの動作連携設定(対象: 外部のWebサーバとWebOTX内部のWebコンテナを連携させる場合)

WebOTX ASでは、HTTP/HTTPS サービスに対して、サーブレットやJSPが動作する機能層のWebコンテナと、WebOTXの外部で動作する Web サーバとを連携させることができます。 サポートするWebサーバは、次のとおりです。

連携させることにより、HTTP/HTTPS サービスは外部 Web サーバとして公開し、HTTPリクエストがサーブレットのコンテキストであった場合は、外部 Web サーバが WebOTX AS 内部の Web コンテナへリクエストを転送して、Web コンテナで処理するようになります。

このような構成をとる場合は、この項目の手順にしたがって、WebコンテナとWebサーバの連携設定を行う必要があります。

既にインストール・セットアップ中の [Webサーバ選択] 指定した項目により、ここでの作業手順が変わってきますので、ご注意してください。
  1. Webサーバを選択しなかった場合 (「3. Internal Java based Web Server」選択時)

    WebOTXに内蔵する JavaベースのWebサーバを利用するか、WebOTX Webサーバ以外のWebサーバ製品を使い、Webコンテナと連携させるケースのいずれかです。

    WebOTX内蔵のJavaベース Webサーバを利用する場合は、この作業は不要です。
    [ 3.3.2.2. EDS へ初期ユーザデータの投入 ]に進んでください。

    WebOTX Webサーバ以外の Webサーバ製品と連携させる場合は、この作業が必要です。

  2. WebOTX Webサーバを選択した場合 (「1./2. WebOTX Web Server」選択時)

    WebOTX製品に付属する、WebOTX Webサーバを利用して、Webコンテナと連携させるケースです。

    セットアップ中に自動で連携設定が行われるため、Webコンテナが動作するマシンと、Webサーバが動作するマシンが同じマシンである場合、この作業は不要です。
    [ 3.3.2.2. EDS へ初期ユーザデータの投入 ]に進んでください。

    Webコンテナが動作するマシンと、Webサーバが動作するマシンが別のマシンである場合、[ b.ドメインと外部Webサーバの停止 ]に進み、必要な設定を行ってください。

以降、この項目では、WebOTX Webサーバ以外の Webサーバ製品とWebコンテナを連携させる場合に必要な作業を説明していきます。

事前に[ 注意制限事項 > 3. Webコンテナ > 3.1. Webコンテナ 注意事項 ] も確認してください。

a. WebOTXドメインへの外部Webサーバ連携の設定

インストール時にWebOTX Web サーバをインストールしなかった場合、デフォルトでは内蔵Webサーバを使用する設定になっています。
ここでは、WebOTX内蔵Webサーバを使用する設定から、内蔵Webサーバを無効にして外部Webサーバを使用する設定に変更する方法を説明します。

  1. 運用管理コマンドを起動します。
    root> /opt/WebOTX/bin/otxadmin
  2. 設定を変更するドメインが起動していることを確認します。
    以下のコマンドを実行してください。
    otxadmin> list-domains
    停止状態の場合、以下のコマンドで起動してください。
    otxadmin> start-domain <ドメイン名>
  3. 外部Webサーバを使用する設定になっているか、WebOTX内蔵Webサーバを使用する設定になっているかを確認します。
    以下のコマンドを実行してください。
    otxadmin> login --user <管理ユーザ名> --password <管理ユーザパスワード> --port <管理ポート番号>
    otxadmin> get server.http-service.virtual-server.server.http-listeners
    

    (*) user の既定値は、adminpassword の既定値は、adminadminport の既定値は、6212 です。

    上記コマンドの実行結果が下記のようになっていた場合、内蔵Webサーバを使用する設定になっているため、下記の手順に従い設定を行ってください。
    server.http-service.virtual-server.server.http-listeners = http-listener-1,http-listener-2,ajp-listener-1
    実行結果が下記のようになっていた場合、既に外部Webサーバを使用する設定になっているため、「b. ドメインと外部Webサーバの停止」に進んでください。
    server.http-service.virtual-server.server.http-listeners =ajp-listener-1
    連携設定を行うドメインが複数存在する場合は、ドメインごとに「WebOTXドメインへの外部Webサーバ連携の設定」作業を行ってください。
  4. ドメインの設定変更

    Javaベースの内蔵Webサーバを利用する設定から、外部Webサーバを利用する設定に変更します。
    以下のコマンドを実行してください。

    otxadmin> set server.http-service.virtual-server.server.http-listeners="ajp-listener-1"
    otxadmin> logout
    otxadmin> exit
    

b. ドメインと外部Webサーバの停止

先の設定情報は、WebOTXサービスを再起動した後に WebOTXドメインで認識されて動作します。

  1. まず、設定の対象となるドメインを停止します。
    ドメインを停止する場合は、運用管理コマンドで、以下のコマンドを実行してください。
    otxadmin> login --user <管理ユーザ名> --password <管理ユーザパスワード> --port <管理ポート番号>
    otxadmin> stop-domain <ドメイン名>
    otxadmin> logout
    otxadmin> exit
    

    (*) user の既定値は、adminpassword の既定値は、adminadminport の既定値は、6212 です。

  2. 次に、連携対象の外部Webサーバを停止操作してください。

c. 外部WebサーバへのWebOTX連携情報の設定前の作業

d. WebOTX Web サーバへの連携情報の設定

今度は、サーバが停止した状態で、外部Webサーバに対してWebOTXと連携することを定義します。 この操作は、シェル・スクリプトを用いて行います。

  1. WebOTXのインストールディレクトリ/binディレクトリへ移動します。
    root> cd /opt/WebOTX/bin
  2. ./setconf.sh と入力し環境設定ツールを起動してください。
    root> ./setconf.sh
  3. スクリプトの指示にしたがって、必要な情報を設定してください。
    Please enter a domain directory.
    [/opt/WebOTX/domains/domain1]
    

    外部Webサーバと連携するWebコンテナが動作するドメインのディレクトリを指定してください。
    (既定値: /opt/WebOTX/domains/domain1)

    Please select Web server.[2]
       1. WebOTX Web Server 2.2 (Apache2.2)
       3. Sun Java System Web Server 6.1/7.0
    

    連携する外部Webサーバの種別を選択してください。

    Webサーバは先にインストールしておく必要があります。 WebOTXにバンドルされているWebサーバを指定する場合、「WebOTX Web Server 2.2 (Apache2.2)」を選択してください。 OSがHP-UX の場合、「3. Sun Java System Web Server 6.1/7.0」は表示されません。
    (既定値: 2)

    Please enter Web server installation directory.
    [/opt/WebOTX/WebServer22]
    

    連携する外部Webサーバのインストールディレクトリを指定してください。

    WebOTXにバンドルされている「WebOTX Web Server 2.2」を選択した場合は「/opt/WebOTX/WebServer22」を、 指定してください。
    (既定値: /opt/WebOTX/WebServer22)

    Would you like to select Advanced Mode? (y/n) [default n]
    You can select Advanced Mode in WebOTX Foundation/Standard/Enterprise.
    

    Webコンテナの動作モードを選択してください。アドバンスドモードの場合は「y」を、スタンダードモードの場合は「n」を指定してください。WebOTX AS Foundation/Standard/Enterprise のインストールオプションで Webコンテナ動作モードにアドバンスドモードを選択した場合は「y」を指定してください。
    WebOTX AS Express を使用する場合や、WebOTX AS Foundation/Standard/Enterprise のインストールオプションでスタンダードモードを選択した場合は「n」を指定してください。
    WebOTX AS Express の場合)
    (既定値: n)
    WebOTX AS Foundation/Standard/Enterpriseの場合)
    (既定値: y)

    Please enter port for communication with WebOTX Web Container.[8099]

    外部WebサーバとWebコンテナとの連携に使用するポート番号を指定してください。
    (*) この項目は、前項のWebコンテナ動作モードの選択で「n」を指定した場合にのみ表示されます

    Webサーバがクライアントからのリクエストを受け付けるポート番号ではありません。
    (domain1の既定値: 8099)

    Please enter Web server name.

    Webサーバの種別として「Sun Java System Web Server 6.1/7.0」を指定した場合に表示します。

    複数の仮想Webサーバを構築できるWebサーバの場合に、使用するWebサーバ名を指定してください。 Webサーバ名とは、Sun Java System Web Serverにおいて、新しくサーバを追加する際に指定する「Server Name」です。

    Please select context name dynamic reflection option of Web application.[1]
       1. Dynamic reflection option is on.
       2. Dynamic reflection option is once.
        (Note: When a Web server starts, you do dynamic reflection once.
        When you deployed a Web application, you have to reboot a Web server.)
    

    Webアプリケーションのコンテキスト名動的反映オプションを選択してください。

    「1. Dynamic reflection option is on.」を選択した場合、動的反映が常に有効になります。動的反映とは新規に配備されたコンテキストに対するリクエストが来た場合、Webコンテナに対してコンテキスト問い合わせのクエリを送信することにより、コンテキスト名をWebサーバに動的に反映する機能です。 「2. Dynamic reflection option is once.」を選択した場合、Webサーバ起動時に1回のみ動的反映が行われます。

  4. 必要な情報の入力が完了すると、確認画面を表示します。
    The following information are set.
      WebOTX Web Container installation directory:/opt/WebOTX
      Domain directory:/opt/WebOTX/domains/domain1
      Web server:WebOTX Web Server 2.2(Apache2.2)
      Web server installation directory:/opt/WebOTX/WebServer22
      Use the Web Container executed on the TP monitor:n
      Web server plugin dynamic reflection option:on
      Port for communication with WebOTX Web Container:8099
      Would you like to continue?(y/n)
    

    情報に誤りがなければ「y」を入力して環境設定し、 誤りがある場合は「n」を入力して処理を中断してください。 中断した場合は、再度 setconf.sh を起動して環境設定を行ってください。
    Webコンテナの動作モードで「y」を指定した場合は、「Port for communication with WebOTX Web Container」項目は表示されません。

  5. 次のメッセージが出力されれば環境設定が完了します。
    Web server setting is completed.

    途中でエラーになった場合は、再度 setconf.sh を実行してください。

e. Webコンテナとは別マシン上のWebサーバを使う場合

Webコンテナが動作するマシンと、Webサーバが動作するマシンが別マシンである場合、Webサーバが読み込む設定ファイルの変更が必要になります。下記の手順に従い、変更してください。

3.3.2.2. EDS へ初期ユーザデータの投入

Linux版のEnterpriseDirectoryServer( EDS ) に対して初期ユーザデータの投入を行います。

初期化された状態のEDSに新規にデータを投入する場合
Memo
以下は、WebOTX Portalがインストールされたマシンに、EDSもインストールしている場合を想定しています。EDSが別のマシンにある場合には、
<WebOTX インストール先>\Portal\directoryserver配下のファイルをEDSがインストールされたマシンの任意のディレクトリにコピーして、実行してください。

または、 build.xml実行時に、-Dedshostname、-Dedsport、-Dedsdnを指定してください。これにより、setupschema.sh、setupaci.sh、insertsampledata.shが接続するEDSを変更できます。ただし、setunique.shが行う一意設定は、EDSのマシン上で実行する必要があります。setunique.shをEDSがインストールされたマシンにコピーするか、手動でEDSのコマンドeduniqattrを次のように実行してください。
# eduniqattr set -a groupid
Memo
特定のユーザフレンドリ名を指定したEDSに対しては、setuniqueの代わりに、手動でEDSのコマンドeduniqattrを次のように実行してください。
# eduniqattr set -s ユーザフレンドリ名 -a groupid
  1. コンソールにログインし、 <WebOTX インストール先>\Portal\directoryserver に移動します。
  2. Caution
    EDSに複数の会社、つまりマルチテナントを登録する場合には、<WebOTX インストール先>\Portal\directoryserverの配下のmultitenantにカレントディレクトリを移動してください。
  3. <WebOTX インストール先>\lib\ant\bin\ant -f build.xml を実行し、EDS登録用のバッチファイルや定義ファイルをテンプレートを元に生成します。
    build.xmlの実行のときに以下のオプションを指定することができます。

    -Dncp={NCP}
    EDSをインストールしたときにNCPとして「c=JP」以外を指定した場合、このオプションにその値をWebOTX Portalにも設定します。

    -Dtopdn={WebOTX Portalのユーザリソースの最上位DN}
    WebOTX Portal用のディレクトリの最上位を「o=webotxportal,c=JP」以外にしたい場合に指定します。 このオプションを指定した場合、合わせてWebOTXの運用ツールにより、最上位のDN(server.portal.directory-server.webotxportaldn)を変更する必要があります。詳しくは、「 3.3.2.4. EDS への接続設定 」を参照してください。

    -Duser.language={ロケールID} enまたはjaを指定
    EDS登録用のバッチファイルや定義ファイルで使用する言語を指定します。既定値はOSの種別に従いますので、通常このオプションを指定する必要はありません。

    -Doutputcode={日本語の文字コード} EUC-JP, UTF-8 , Shift_JISのいずれかを指定
    日本語対応OSまたは-Duser.languageでjaを指定した場合、生成される初期データおよびサンプルデータの文字コードを指定します。この値は、EDSにデータを登録するEDSのコマンドがどのコードを使用するかに依存します。

    /etc/opt/nec/eds/edsccmd.conf

    にEDSのコマンドが使用する文字コードが記載されています。以下の表に従い対応する値を指定してください。

    EDSのedsccmd.confの値 -Doutputcodeで指定する値
    LANG;SJIS EUC-JP
    LANG;UTF-8 UTF-8
    LANG;eucJP Shift_JIS

    -Dedshostname=EDSホスト名またはIPアドレス
     接続先のEDSを指定します。既定値はlocalhostです。

    -Dedsport=EDSのポート番号
     EDSのLDAP接続のポート番号を指定します。既定値は389です。

    -Dedsdn=ldapAdministratorのDN
     EDS運用管理ユーザのDNを指定します。既定値は“cn=ldapAdministrator,c=JP”です。通常このオプションを指定する必要はありません。

    Caution
    マルチテナントの場合には、-Dcompany=会社コード を合わせて指定してください。既定値は"000000"としています。

  4. setupschema.sh を実行し、(1)属性とオブジェクトクラスを登録、(2)初期データの登録を行います。 起動時オプション無しの場合、(1)→(2)の順に実行します。それぞれパスワードが聞かれますので、EDSインストール時に設定した管理者「ldapAdministrator」のパスワードを入力します。(1)で失敗した場合には、再度起動時オプション無しで実行してください。(2)で失敗した場合には、起動時オプションに"-i"を指定して(2)のみ実行してください。
  5. setupaci.sh を実行し、アクセス制御情報を登録します。
  6. EDAGENTを停止します。 レプリケーション用のEDREPDを起動している場合には停止します。
  7. setunique.sh を実行し、グループID の一意性を設定します。
  8. EDAGENTを起動します。EDREPDは必要に応じて起動します。
  9. サンプルの個人やグループ/組織などのデータを使用する場合には、insertsampledata.sh を実行して、EDSに投入します。
Caution
マルチテナントの場合には、
1.setupschema.sh
2.setupaci_base.sh (アクセス制御情報の共通設定)
3.setunique.sh
4.setupcompany.sh (会社単位の基本構造の設定)
5.setupaci_company.sh (会社単位のアクセス制御情報の共通設定)
の各バッチファイルを実行してください。必要に応じて、
6.insertsampledata.sh
によりサンプルの会社データを登録してください。会社を増やす場合には、再度
<WebOTX インストール先>\lib\ant\bin\ant -f build.xml -Dcompany=会社コード
を実行後、4.setupcompany.sh以降を実行してください。会社コードの文字数はすべての会社で同じ数にしてください。

サンプルデータについては、「 2. ユーザ管理 > 2.1.7.3. サンプルデータ 」を参照してください。

Memo
ant -f build.xmlの実行が英語OS上で実行された場合、またはオプション-Duser.languageで"en"が指定された場合には、サンプルデータのうち日本語ロケールの属性は登録されません。

3.3.2.3. EDSの環境設定

WebOTX Portalを使用するために必要なEDSの環境設定を行います。

EDS運用管理ツールでの設定
  1. コンフィグレーションをEDS運用管理ツールで変更します。EDSの"コンフィグレーション情報"の画面で設定内容を以下のようにします。
SSL/TLS通信設定

WebOTX PortalとEDSの間をSSLまたはTLSにより暗号化することができます。SSL/TLSを使用するには、WebOTX Portal、EDSの双方に設定が必要です。

Caution
EDSでSSLを使用する場合には、「SSLオプション」をインストールする必要があります。
EDSのSSL/TLS設定

SSL/TLSを行うために次の手順でサーバ証明書をEDSに登録します。
詳細は、EDSのマニュアル「運用の手引 」 > 「 12.3 サーバの設定 」 を参照してください。

サーバ証明書、鍵、信頼するCA証明書は、EDSのコマンドEDCERTや運用管理ツールを利用して登録します。ただし、セキュリティパックがインストールされているマシンでは、セキュリティパックに登録します。

WebOTX PortalのSSL/TLS設定

3.3.2.4. EDS への接続設定

WebOTX Portal からEDSへの接続設定を行います。

  1. WebOTX 運用管理コマンドを起動し、ログインします。
    /opt/WebOTX/bin/otxadmin
    otxadmin> login --user admin --password adminadmin
    
  2. EDS が動作するマシンのIPアドレス/ポート番号を登録します。EDS が複数存在し、マスタ・スレーブ構成である場合、マスタかスレーブどちらかのIPアドレス/ポート番号を指定します。 WebOTX Portal と 同じマシンにインストールされた EDS を利用する場合、本設定を行う必要はありません。

    otxadmin> set server.portal.directory-server.servername=EDSインストールホストのIPアドレス
    otxadmin> set server.portal.directory-server.serverport=EDSが使用するポート番号
    
  3. EDS が複数存在し、マスタ・スレーブ構成である場合、マスタサーバのマシンのIPアドレス/ポート番号を登録します。マスタ・スレーブ構成でない場合には、不要です。
    WebOTX Portal と 同じマシンにインストールされた EDS を利用する場合、本設定を行う必要はありません。

    Caution
    server.portal.directory-server.serverportをSSL専用のポート番号に設定した場合、server.portal.directory-server.masterserverportも同じポート番号を設定してください。 マスター・スレーブは同じ通信方式で通信できる必要があります。
    otxadmin> set server.portal.directory-server.masterservername=EDSのマスタサーバのIPアドレス
    otxadmin> set server.portal.directory-server.masterserverport=EDSのマスタサーバのポート番号
    
  4. コンテキストキャッシュを設定します。既定値から変更する必要がない場合はこの操作は不要です。
    otxadmin> set server.portal.directory-server.contextBindMinimumCacheSize=認証用コンテキストキャッシュサイズ。既定値5
    otxadmin> set server.portal.directory-server.contextOperationBindMinimumCacheSize=操作用コンテキストキャッシュサイズ。既定値5
    otxadmin> set server.portal.directory-server.contextNoAccessTime=キャッシュ無アクセス時間(ミリ秒)。既定値300000
    otxadmin> set server.portal.directory-server.contextSuppressThreadInterval=キャッシュチェック間隔(ミリ秒)。既定値150000
    otxadmin> set server.portal.directory-server.contextSuppressThreadStartDelay=キャッシュチェック開始遅延時間(ミリ秒)。既定値3600000
    otxadmin> set server.portal.directory-server.contextAlivecheckThreadInterval=接続確認間隔(ミリ秒)。既定値70000
    otxadmin> set server.portal.directory-server.contextAlivecheckThreadStartDelay=接続確認開始遅延時間(ミリ秒)。既定値60000
    
    Caution
    contextAlivecheckThreadIntervalは、EDSのタイムアウトとOSの無通信タイムアウトのうち、短い方にの値の40%以内にしてください。 ディレクトリサーバへ検索操作を行うことにより、意図しないタイムアウトでの切断を防ぐための間隔です。
    Memo
    高負荷時 contextBindMinimumCacheSize, contextOperationBindMinimumCacheSizeに指定している以上のコンテキストがキャッシュされる場合があります。 Webコンテナの同時平行稼働スレッド数に依存します。
    指定値以上のコンテキストは、contextSuppressThreadIntervalの間隔で利用確認が行われ、contextNoAccessTimeの間ディレクトリサーバの利用が ない場合にクローズされます。
    contextSuppressThreadIntervalcontextNoAccessTimeを調整することで、余剰分コンテキストキャッシュの解放タイミングを調整できます。 運用状況に応じて調整してください。ディレクトリサーバとのコネクション数はOSのnetstatコマンド等で確認できます。
    Memo
    contextSuppressThreadStartDelaycontextAlivecheckThreadStartDelay は、最初にディレクトリサーバに接続してからの処理開始までの遅延時間です。大きくすると処理開始がその分遅延するため、contextAlivecheckThreadStartDelayについては、 contextAlivecheckThreadIntervalより短い値に設定してください。
  5. 認証方式をを設定します。従来と同じ方式(bind)の場合はこの操作は不要です。
    otxadmin> set server.portal.directory-server.authenticationMethod=認証方式。既定値bind
    
    Caution
    server.portal.directory-server.connectionclassnameが"tls"に設定されている場合、常にbindとなります。
  6. [ 3.3.2.2. EDS へ初期ユーザデータの投入 ]でbuild.xmlを実行するときに-Dtopdnオプションを指定したときには以下のコマンドを実行します。
    otxadmin> set server.portal.directory-server.webotxportaldn=build.xmlの-Dtopdnオプションで指定したDN
    このとき、DNで使用するカンマ","は、セミコロン";"に変えて入力してください。例えば、DN"o=webotxportal,c=JP"は、以下のようにセミコロンで入力します。
    otxadmin> set server.portal.directory-server.webotxportaldn=o=webotxportal;c=JP
  7. 登録した情報を反映するために、WebOTX を再起動します。
Memo
EDSへのコネクション接続・切断が繰り返された場合、TCP コネクションを閉じるまでの猶予状態であるTIME_WAIT状態のコネクションが増加し、新しいコネクションが開けなくなる可能性があります。その場合、以下のカーネルパラメータをチューニングします。
net.ipv4.ip_local_port_range
net.ipv4.tcp_fin_timeout
net.ipv4.tcp_tw_recycle

3.3.2.5. サイト情報の登録

サイト情報を登録します。

  1. WebOTX 運用管理コマンドを起動し、ログインします。
    /opt/WebOTX/bin/otxadmin
    otxadmin> login --user admin --password adminadmin
    
  2. create-portal-site コマンドを実行し、ユーザ または グループに紐づくサイトを登録します。

    (ユーザのポータルサイトを作成)
    otxadmin> create-portal-site --ownerId 00000 --ownerType USER --siteId site00000 --authorId 00000
    (グループのポータルサイトを作成)
    otxadmin> create-portal-site --ownerId BU1 --ownerType GROUP --siteId siteBU1 --authorId 00000
    (マルチテナント環境でユーザのポータルサイトを作成)
    otxadmin> create-portal-site --ownerId 00000 --ownerType USER --siteId site00000 --authorId 00000 --companyId 000000
    (マルチテナント環境でグループのポータルサイトを作成)
    otxadmin> create-portal-site --ownerId 000000BU1 --ownerType GROUP --siteId siteBU1 --authorId 00000 --companyId 000000
Caution

3.3.2.6. 基本ポートレットへのアクセス権付与

マルチテナント環境では、インストール直後の状態では基本ポートレットを使用することができません。テナントごとに基本ポートレットに対してアクセス権を付与する必要があります。なお、シングルテナント環境では本手順は実施する必要はありません。

  1. WebOTX 運用管理コマンドを起動し、ログインします。
    /opt/WebOTX/bin/otxadmin
    otxadmin> login --user admin --password adminadmin
    
  2. add-fundamental-portlet-permissionコマンドを実行し、公開する基本ポートレットを決定します。

    (コンテンツ表示ポートレット)
    otxadmin> add-fundamental-portlet-permission --subjectId 000000 --subjectType COMPANY --portletApplicationName webotx-portal-portlet ContentPortlet
    (認証連携ポートレット)
    otxadmin> add-fundamental-portlet-permission --subjectId 000000 --subjectType COMPANY --portletApplicationName webotx-portal-portlet AuthenticationPortlet
    (メニューポートレット)
    otxadmin> add-fundamental-portlet-permission --subjectId 000000 --subjectType COMPANY --portletApplicationName webotx-portal-portlet MenuPortlet
    (RSSポートレット)
    otxadmin> add-fundamental-portlet-permission --subjectId 000000 --subjectType COMPANY --portletApplicationName webotx-portal-rssportlet RSSPortlet
Caution

3.3.2.7. 分散キャッシュ機能の有効化

分散キャッシュ機能を利用することで、複数台のWeOTX Portal 間のキャッシュの同期設定を行うことができます。本設定は、WebOTX Portalを複数台利用して、キャッシュを同期させる場合に設定してください。

(1)「運用ガイド > 5.コンフィグレーション > 5.3. 分散キャッシュの利用」を 参照し、JMS の設定を行ってください。

(2)WebOTX を再起動します。

3.3.2.8. プロセスグループのスレッド多重度の設定(対象: WebOTX AS Foundation/Standard/Entrepirse の アドバンスドモード環境にインストールした場合)

WebOTX Portal を WebOTX AS Foundation/Standard/Entrepirse の アドバンスドモード環境に インストールした場合、プロセスグループのプロセス数の設定とスレッド多重度のチューニングが必要です。
WebOTXは稼動スレッド数などを記録するために統計情報(オペレーションジャーナル)を採取しています。 統計情報(オペレーションジャーナル)を編集することにより、稼動スレッド数を時間毎に調査することができます。 本機能を利用してプロセスグループの適正なスレッド数を設定してください。 プロセス数は「1」に設定して下さい(初期値は1に設定されています)。

(1)WebOTXマニュアルの「7. WebOTXの内部サービス > 7.1.TPシステム > 7.1.3 操作・状態確認(プロセスグループ)」を参照し、プロセスグループのスレッド数を一先ず余裕のある値に設定してください。

(2)WebOTXマニュアルの「7. WebOTXの内部サービス > 7.1.TPシステム > 7.1.10 統計情報(オペレーションジャーナル)」を参照し、適正なスレッド数を算出して下さい。

(3)(2)で算出したスレッド数を(1)の同様の手順で再設定して下さい。

Memo
チューニングについての詳細は、WebOTXマニュアルの「2. チューニング」をご参照下さい。

3.3.2.9. WebOTX Portalの再インストールを行った場合

インストール前の処理でバックアップを取っておいた以下のファイルを新しい環境へコピーしてください。

3.3.2.10. WebOTX Portalのバージョンアップを行った場合

WebOTX Portalのバージョンアップを行った場合は、データベースのスキーマを更新する必要があります。 以下に手順を示します。

  1. WebOTX Portalを停止します。

  2. バックアップを取っておいた以下のファイルを${AS_INSTALL}/Portal/database/update/ ディレクトリにコピーします。

  3. ターミナルを起動し、${AS_INSTALL}/Portal/database/updateに移動します。
    次のコマンドによりストレージ、基本ポートレットの順に接続できることを確認します。

    ${AS_INSTALL}/lib/ant/bin/ant -f build.xml test
    ${AS_INSTALL}/lib/ant/bin/ant -f bp.update.build.xml test
    コマンドの最後に"BUILD SUCCESSFUL"と表示されるのを確認します。
    Caution
    本バージョンでは、WebOTX Portal V8.3 (スキーマバージョン:0050より前)からの更新はサポートしていません。
  4. 次のコマンドにより、ストレージ、基本ポートレットの順にスキーマを更新します。

    ${AS_INSTALL}/lib/ant/bin/ant -f build.xml updateDB
    ${AS_INSTALL}/lib/ant/bin/ant -f bp.update.build.xml updateDB
    コマンドの最後に"BUILD SUCCESSFUL"と表示されるのを確認します。
  5. 次のコマンドにより、更新後のスキーマのバージョンを確認します。

    ${AS_INSTALL}/lib/ant/bin/ant -f build.xml test
    ${AS_INSTALL}/lib/ant/bin/ant -f bp.update.build.xml test
    実行画面に現在のスキーマバージョンが表示されるので、"0100"が表示されることを確認します。

    Memo
    バージョンアップや、パッチ適用などにより、表示されるスキーマバージョンが変わる可能性があります。 対応するスキーマバージョンは、製品のリリースメモや、パッチのreadmeを参照してください。

  6. EDSが起動していない場合は起動します。

  7. WebOTX Portalを起動します。
  8. WebOTX 運用管理コマンドを起動し、ログインします。

    ${AS_INSTALL}/bin/otxadmin
    otxadmin > login --user admin --password adminadmin
  9. 以下のコマンドを実行します。

    otxadmin> portal-version-up

3.3.2.11. 複数台環境において、2台目以降のWebOTX Portalでの設定

2台目以降のWebOTX Portalをインストールした場合、1台目のWebOTX Portalの以下のファイルを 2台目以降のWebOTX Portalの環境にコピーしてください。