2.3. インストール後の作業

本章では、Linuxの実行例を掲載していますが、Windowsの場合でも、実行するコマンドや表示される内容は同一です。

2.3.1. WebOTX管理ドメインの起動

始めに、WebOTX管理ドメインを起動させます。

WebOTX Batch Serverでは、WebOTX管理ドメインという管理をおこなうためのドメインを起動している必要があります。
まず、最初にWebOTX管理ドメインの起動を確認します。管理ドメインを起動するためには、otxadmin start-domainコマンドを利用します。ドメイン名はWebOTXAdminになります。

[root@localhost batch]# cd /opt/WebOTX/bin
[root@localhost bin]# ./otxadmin start-domain WebOTXAdmin
ドメイン WebOTXAdmin を起動しています。しばらくお待ちください。
出力を /opt/WebOTX/domains/WebOTXAdmin/logs/server.log へリダイレクトしています。
ドメイン WebOTXAdmin はクライアントからの要求を受け付ける準備ができており、追加のサービスがバックグラウンドで開始されます。
ドメイン[WebOTXAdmin]は実行中です [WebOTX 9.20.00.00 (build 20131217)]。

    * 標準のJMXクライアント( Jconsoleなど ) はドメイン管理の目的でJMXServiceURLに接続可能です。:
        [service:jmx:rmi:///jndi/rmi://localhost:6202/jmxrmi]

    * ドメインは少なくとも次のポートを接続のために開放しています。:
        [6202].

コマンド start-domain は正常に実行されました。    
[root@localhost bin]# 

上記のようなメッセージが表示されれば、WebOTX管理ドメインの起動は完了です。

関連

2.3.2. バッチドメイン作成

次に、バッチドメインを作成します。

インストールが完了した時点では、WebOTX Batch Serverにはドメインが存在しません。${BS_HOME}/setupDomainコマンドを使用して、新たなドメインを生成します。

以下の例では、デフォルトの batchsv1.properties を使用して、batchsv1という名前のバッチドメインを作成しています。ドメインの生成が正常に完了すると、${AS_INSTALL}/domains 配下に batchsv1 ディレクトリが作成されます。
なお、下記の例はWebOTX Batch Server Standard版をインストールした場合の実行例です。Express版をインストールした場合は、--edition オプションをExpressに置き換えて実行してください。

ジョブリポジトリ用のデータベースや、使用するポート番号などを変更してドメインを作成する場合は、setupDomainコンフィグファイル(<domainName>.properties)を修正してから setupDomainコマンドを実行してください。
なお、ジョブリポジトリとは、ジョブの実行状態、結果、履歴、および、制御情報を保持し永続化する仕組みのことです。

Caution
関連
(例) setupDomain コマンドを実行した batchsv1作成例
[root@localhost batch]# cd /opt/WebOTX/batch
[root@localhost batch]# ./setupDomain.sh create --edition Standard batchsv1
2014/01/14 16:41:21 464  INFO - [BS240342017] ドメイン batchsv1 Standard edition を作成しています。少々お待ちください。
2014/01/14 16:41:23 323  INFO - [BS240349109] ステップを実行しました : [check status] COMPLETED
2014/01/14 16:41:25 966  INFO - [BS240349109] ステップを実行しました : [create base domain] COMPLETED
2014/01/14 16:41:26 358  INFO - [BS240349108] start-domain begin [start domain] :
2014/01/14 16:41:57 127  INFO - [BS240349108] start-domain done [start domain] : COMPLETED
2014/01/14 16:42:11 109  INFO - [BS240349109] ステップを実行しました : [base configuration] COMPLETED
2014/01/14 16:42:20 336  INFO - [BS240349109] ステップを実行しました : [setup Derby] COMPLETED
2014/01/14 16:42:27 891  INFO - [BS240349109] ステップを実行しました : [setup JobRepository] COMPLETED
2014/01/14 16:42:29 879  INFO - [BS240349109] ステップを実行しました : [setup security] COMPLETED
2014/01/14 16:42:30 401  INFO - [BS240349108] stop-domain begin [stop domain] :
2014/01/14 16:42:50 490  INFO - [BS240349108] stop-domain done [stop domain] : COMPLETED
2014/01/14 16:42:50 496  INFO - [BS240349109] ステップを実行しました : [cleanup] COMPLETED

Exit Code = 0
[root@localhost batch]# 

上記のようなメッセージが表示され、最後にExit Codeの値が0となっていれば、バッチドメインbatchsv1の作成は完了です。

次に動作確認をおこないます。4.動作確認を参照してください。