8. ログ

8.1. ロギングの概要

ログは日々の運用でのメンテナンスや障害発生時の原因調査など、ログはシステム運営において重要な位置を占めています。本章ではWebOTX ASのロギングおよび業務アプリケーションからのログ出力方法について、その概要を説明します。

8.1.1. WebOTXのログについて

この節ではWebOTX AS が出力するログの概要を説明します。

8.1.1.1. ドメインを構成するサービスについて

WebOTX AS は運用領域をドメインと呼ばれる単位にグルーピングして管理しています。ドメインは各種の機能を提供するサービス群から構成されており、各サービスはその機能を提供するプロセス群またはモジュールと制御モジュールから構成されます。

各サービスは運用管理サービスの中核を担うAgentプロセス内のモジュールとその制御モジュールから構成されるサービスと、Agentプロセスの外部のプロセス群とAgentプロセス内の制御モジュールから構成されるサービスがあります。


図8.1.1.1-1

1つのドメイン内で出力されるログはそのドメインを構成するサービスが個々の方法を利用して出力しています。そのため、ログの出力方法はサービスにより異なります。

WebOTX ASのログの出力方法は大きくは以下のように分けられます。

(*1)Log4JをベースとしたWebOTX AS独自のログモジュールです

このログ出力方法の違いから、WebOTX AS でのログの設定方法は多岐に渡っています。

そこで、WebOTX AS のログの概要を理解するために、まずはWebOTX AS を構成するサービスの関係について説明します。

ここで、WebOTX AS ではエディションによりドメインを構成するサービスが異なるため、以下にエディション別のサービス構成図を記します。

・Express


図8.1.1.1-2

Express ではドメインは、ドメイン全体を管理する 運用管理サービス、JMS関連の機能を提供するJMSサービス、CORBA通信関連の機能を提供するObjectBrokerサービス、Webサーバ関連の機能を提供するWebServerサービスから構成されます。

ここで、運用管理サービスのAgentプロセスおよびJMSコンポーネントのJMSプロセスはともにJavaのプロセスであり、ログの出力にはLog4otxを用いています。その他のプロセスは独自の方法を利用してログを出力しています。

各サービスとログの関係の詳細については次節を参照してください。

サービスとログの関係

前節でも述べたようにサービスはプロセス群またはモジュールと制御モジュールから構成されています。また、制御モジュールはAgentプロセスの内部で稼動しています。ここで ${INSTANCE_ROOT}/logsには各サービスごとにディレクトリが分けられており、各ディレクトリにはプロセス群またはモジュールが出力するログファイルと制御モジュールが出力するログファイルが格納されます。

以下はエディション別のサービスと出力先ディレクトリの関係図です。

・Express


図8.1.1.1-4

Webサーバ、JMS、ObjectBrokerのサービスはそれぞれ外部プロセス群とAgentプロセス内の制御モジュールとから構成され、その他のサービスはAgentプロセス内のモジュールと制御モジュールから構成されています。また、各サービスごとに${INSTANCE_ROOT}/logs内にディレクトリ区分されログが出力されます。

${INSTANCE_ROOT}/logs直下に出力されるとログファイルについては以下のようなログが出力されます。

webotx_agent.log ・・・Agentプロセス内の全てのサービスが出力するメッセージが出力されます。

server.log ・・・ Agentプロセスの標準出力が出力されます。

server_err.log ・・・ Agentプロセスの標準エラーが出力されます。

server_access.log ・・・ Webコンテナへのアクセスログが出力されます。

8.1.2. 業務アプリケーションからログを出力する場合

この節では業務アプリケーションからログを出力する方法について説明します。

業務アプリケーションからログを出力する方法として、以下を提供しています。

・JavaEE アプリケーション

 JDK Logger、Log4JなどJavaライブラリを用いて出力する方法と、標準出力に出力する方法があります。Log4Jを利用する場合は次節を参照してください。

(※1)  Log4Jなどのライブラリは業務アプリケーション側で用意する必要があります。

(※2) Log4OTXはWebOTX内部コンポーネント専用のライブラリであり、業務アプリケーションのログ出力用ライブラリとしては機能を提供していません。

・CORBA アプリケーション

WebOTX ASが提供するAPIを利用する方法があります。詳細は「APIリファレンスマニュアル」を参照してください。

8.1.2.1. 業務アプリケーションで用意したLog4Jを利用する場合

業務アプリケーションで用意したLog4Jを利用する場合、アプリケーションが利用するLog4J定義ファイルは、WEB-INF/classes以下に配置する必要があります。


図8.1.2.1-1

8.1.2.2. 標準出力を利用する場合

標準出力を利用する場合、以下のファイルへ出力されます。

8.2. 各サービスのログ

WebOTXの各サービスが出力するログについて説明します。

WebOTXの各オプション製品が出力するログに関しては、各製品のマニュアルを参照してください。

8.2.1. 運用管理

8.2.1.1. server.log、server_err.log

8.2.1.2. webotx_agent.log

8.2.1.3. webotx_admin.log

8.2.1.5. agent_operation.log

8.2.1.6. webotx_prcstop.log

8.2.3. 配備

8.2.3.1. webotx_deploy.log

8.2.4. EJBコンテナ

8.2.4.1. webotx_ejbcont.log

8.2.5. JDBC

8.2.5.1. webotx_jdbc.log

8.2.5.2. webotx_jta.log

8.2.6. JMS

8.2.6.1. webotx_jms.log

8.2.6.2. wojmsserver.log

8.2.6.3. std.log

8.2.6.4. wojmsadmin.log

8.2.6.5. wojmspacket.log

8.2.6.6. wojmsmessage.log

8.2.6.7. wojmserror.log

8.2.6.8. wojmssv.pid / wojmsserver.pid

8.2.6.9. wojmsexec.log

8.2.6.10. 出力形式について

運用管理操作履歴の出力形式

運用管理操作履歴の出力形式は以下のようになっています。

[タイムスタンプ] <メッセージID>: <メッセージ> [<結果>]

表8.2.6.10-1
出力項目 説明

タイムスタンプ

ログ出力時の時間。yyyy-mm-dd HH:MM:SS,sssの形式。

メッセージID

運用管理操作で送信されたメッセージのメッセージID。<シーケンス番号>-<IPアドレス>-<ポート>-<タイムスタンプ>の形式。

メッセージ

運用管理操作の内容を示すメッセージ。

結果

運用管理操作の結果(成功、あるいは失敗)。失敗した場合は、その理由を出力。

メッセージライフサイクルの出力形式

メッセージライフサイクルの出力形式は以下のようになっています。

[タイムスタンプ] <メッセージID> [<送信先名>] [<ライフサイクルイベント>] <プロデューサID>:<トランザクションID>

なお、メッセージ移動操作によりメッセージが移動した場合は、上記の情報に加え、次の形式で移動前と移動後の情報を出力します。

[タイムスタンプ] [MESSAGE:MOVE] [<移動元の送信先名>] <移動前のメッセージID> -> [<移動先の送信先名>] <移動後のメッセージID>

表8.2.6.10-2
出力項目 説明

タイムスタンプ

ログ出力時の時間。yyyy-mm-dd HH:MM:SS,sssの形式。

メッセージID

JMSメッセージに対するメッセージID

送信先

メッセージが送信された送信先名

ライフサイクルイベント

メッセージの送信先への追加(ADD)、送信先からの削除(REMOVE)などを示す文字列。

送信先への追加の場合は、「ADD:<AddReason>」の形式で、<AddReason>は次のとおりです。

  • Loaded:起動時にメッセージがロードされた場合
  • Queued:プロデューサからメッセージが送信された場合
  • Moved:メッセージ移動操作によって移動した場合

送信先からの削除の場合は、「REMOVE:<RemoveReason>」の形式で、<RemoveReason>は次のとおりです。

  • EXPIRED:メッセージの有効期限が切れた場合
  • ACKNOWLEDGED:メッセージが配信され、コンシューマからACKNOWLEDGEDが返ってきた場合
  • DELIVERED:NO_ACKNOWLEDGEモードでメッセージが配信された場合
  • PURGED:管理コマンドなどからメッセージがパージされた場合
  • UNLOADED:メッセージがアンロードされた場合(ロード時のエラー発生や、コンシューマが削除されたとき)
  • ROLLBACK:ロールバックされた場合
  • OVERFLOW:メッセージ追加時にサイズなどの制限値を超えた場合
  • ERROR:メッセージ追加時にエラーが発生した場合
  • CANCELED:再配信回数の上限を超えた場合
  • MOVED:メッセージ移動操作によって移動した場合

プロデューサID

メッセージを送信したプロデューサのプロデューサID

トランザクションID

トランザクション中の場合のトランザクションID

8.2.7. JNDI

8.2.7.1. webotx_jndisp.log

8.2.8. ObjectBroker

8.2.8.1. objava.log

8.2.8.2. webotx_ospi.log

8.2.8.3. ObLog.log

8.2.8.4. Oad.log

8.2.8.5. InterfaceRepository.log

8.2.8.6. corbaloc.log

8.2.8.7. namesv.log

8.2.8.8. cnamesv.log

8.2.8.9. message.log

8.2.8.10. syslog.log

8.2.8.11. oadj.log

8.2.8.12. oadjinit.log

8.2.12. Transaction Service

8.2.12.1. webotx_ts.log

8.2.12.2. RCS.trc

8.2.12.3. LRS.trc

8.2.12.4. webotx_ts_cpp.log

8.2.14. Webコンテナ

8.2.14.1. webotx_catalina.log

8.2.14.2. webotx_webcont.log

8.2.14.4. mod_jk-20.log

8.2.14.5. mod_jk-22.log

8.2.14.6. isapi.log

8.2.14.7. nsapi.log

8.2.15. Webサーバ

8.2.15.1. webotx_websv.log

8.2.15.2. access_log(access.log)

8.2.15.3. error_log(error.log)

8.2.15.4. ssl_request_log(ssl_request.log)

8.2.15.5. server_access.log

8.2.16. Webサービス

8.2.16.1. webservice.log

8.2.21. rcスクリプトのログ (UNIXのみ)

8.2.21.1. WOAgentSvc.log

8.2.22. WebOTX AS Agent Service のログ (Windowsのみ)

8.2.22.1. WOAgentSvc_start.log/WOAgentSvc_stop.log

8.3. その他

8.3.1. 連続運用時のディスクフルについて

連続運用時にログの容量増加に伴うディスクフルの危険性の有無を各ログファイルに以下の表に示します。

表8.3.1-1
記号 説明
該当Editionにて出力されるログです
該当Editionでは出力されないログです

表8.3.1-2
ログファイル名 対象Edition ディスクフルの危険性
Express
server.log
server_err.log
webotx_agent.log
server_access.log
webotx_admin.log
agent_operation.log
webotx_deploy.log
webotx_ejbcont.log
webotx_jdbc.log
webotx_jta.log
webotx_jndisp.log
objava.log
webotx_ospi.log
ObLog.log 有(*6)
Oad.log 有(*6)
Interface Repository.log ○(*1) 有(*6)
corbaloc.log ○(*1) 有(*6)
namesv.log 有(*6)
cnamesv.log 有(*6)
message.log 有(*6)
syslog.log 有(*6)
oadj.log
webotx_ts.log
RCS.trc
LRS.trc
webotx_ts_cpp.log
webotx_catalina.log
webotx_webcont.log
mod_jk-20.log (*3) 有(*5)
mod_jk-22.log(*3) 有(*5)
isapi.log 有(*7)
nsapi.log 有(*7)
webotx_websv.log
access_log(access.log) ○(*3) 有(*5)
error_log(error.log) (*6) ○(*3) 有(*5)
ssl_request_log(ssl_request.log) ○(*4) 有(*5)
webservice.log
wsrm.log
webotx_jms.log
wojmsserver.log
std.log 有(*8)
wojmsadmin.log
wojmspacket.log
wojmsmessage.log
wojmserror.log
wojmssv.pid / wojmsserver.pid
wojmsexec.log

(*1)デフォルトでは起動しない      

(*2)WebOTX Clusterとの組み合わせが必要です。

(*3)インストール時に「WebOTX Webサーバ(Apache)」を選択した場合のみ出力されます。

(*4)HTTPS使用時に出力されます。

(*5)rotatelogsを利用すれば回避可能です。

(*6)設定により回避可能です。詳しくは3.8節の各ログファイルの項目を参照してください。

(*7)設定により回避可能です。詳しくは4.7節を参照してください。

(*8)スレッドダンプ取得回数に依存します。

8.3.2. rotatelogsを利用したログローテーション

8.3.2.1. Webサーバのログのログローテーション

Webサーバが出力するログのローテーション方法については、マニュアルの以下の章を参照してください。

8.3.2.2. mod_jkのログのローテーション

WebサーバとWebコンテナとの連携モジュールであるmod_jkが出力するログファイルのローテーション方法について説明します。

はじめに、mod_jkの設定ファイル名について説明します。mod_jkの設定ファイルは使用するWebサーバとWebOTXの動作モードによって以下のように変わります。設定ファイルは${INSTANCE_ROOT}/config/WebCont以下にあります。

表8.3.2.2-1
使用 Webサーバ WebOTX動作モード mod_jk設定ファイル名
WebOTX Webサーバ 2.2 スタンダードモード mod_jk-22.conf-auto
WebOTX Webサーバ 2.2 アドバンスドモード mod_jk_om-22.conf-auto

WebOTX 統合運用管理ツールや運用管理コマンドからmod_jkのログのローテーションの設定を行うことができます。この場合、手動で参照する設定ファイルを変更する必要はありません。ただし、WebサーバとWebコンテナが別マシン構成の環境では、以下の条件を満たしていない場合、統合運用管理ツールや運用管理コマンドから設定を行えないため、手動で設定を行う必要があります。

また、統合運用管理ツールや運用管理コマンドから設定を行えないmod_jkの設定について変更したい場合も手動で設定を行う必要があります。統合運用管理ツールや運用管理コマンドから設定を行える項目およびmod_jkに設定可能な項目一覧は[ リファレンス集 運用管理・設定編 > 1. コンフィグレーション(設定一覧) > 1.4. Webコンテナ > 1.4.4. Webサーバプラグイン定義ファイルの設定方法 > 1.4.4.3. Webサーバプラグイン設定項目一覧 ]および[ リファレンス集 運用管理・設定編 > 1. コンフィグレーション(設定一覧) > 1.4. Webコンテナ > 1.4.6. Web版統合運用管理コンソールを利用したプラグインの設定方法 ]を参照してください。

本手順を行うと、mod_jk_om-22.log.<数字>というファイル名でログが出力されます。数字が小さいものは過去ログとなりますので、削除することができます。

Web版統合運用管理コンソールでの設定方法
[ リファレンス集 運用管理・設定編 > 1. コンフィグレーション(設定一覧) > 1.4. Webコンテナ > 1.4.6. Web版統合運用管理コンソールを利用したプラグインの設定方法 ]を参照してください。
コマンドでの設定方法
運用管理コマンドから以下のコマンドを実行し、ドメインを再起動してください。
手動での設定方法

ここではWebOTXインストールするフォルダは既定値(C:/WebOTX)、ドメイン名はdomain1、WebOTX Webサーバ2.2とアドバンスドモードの組み合わせを例に手順を説明いたします。組み合わせがことなる場合も手順は同じですので、ファイル名、パス名を適宜読み替えてください。

以下の手順を、ドメインが停止した状態で行ってください。

  1. mod_jk設定ファイルのリネーム

    mod_jk_om-22.conf-autoをコピーし、mod_jk_om-22.conf-loadを作成します。

  2. mod_jk_om-22.conf-loadの編集

    以下の例では、一日(86400秒)ごとにローテーションさせます。適宜数値は変更してください。また、ファイルサイズでローテーションさせる場合は、数値の後にMをつけることで実現することができます。
    例えば、10MB単位にローテーションさせる場合は10Mと記述します。

  3. httpd.confの編集

    ${INSTANCE_ROOT}/config/WebServer/httpd.confを編集し、2で作成したmod_jk_om-22.conf-loadを読み込むように編集します。

8.3.4.2. Log4Jで利用できるJavaシステムプロパティ

Standard、Enterpriseを利用している場合は、次のJavaシステムプロパティが利用できます。

これらのJavaシステムプロパティをLog4Jのプロパティに指定することにより、プロセスIDの取得等が可能になります。

表8.3.4.2-1
出力情報 Javaシステムプロパティ名
ホスト名 com.nec.webotx.hostName (*1)
ドメイン名 domain.name

(注意) 上記のJavaシステムプロパティに指定する値は変更できません。変更した場合の動作は保証できません。

8.3.5. ログの設定方法

エージェントプロセス内で動作するコンポーネントはコンポーネント単位にログレベルを設定することが可能です。ログレベルの変更はエージェントが起動中でも反映することができます。これらの設定は、統合運用管理ツールから変更が可能です。

タブ毎に以下のコンポーネント毎のログレベル設定が可能です。

Agent
表8.3.5-1
コンポーネント名 コンポーネント ログレベル(既定値)
Security Securityモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG
Admin Adminモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG
JMX Remote Operation JMX Remote Operationモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG
JNDI Service JNDI Serviceモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG
Server Core Server Coreモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG
Apache Commons Apache Commonsモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG

CORBA
表8.3.5-2
コンポーネント名 コンポーネント ログレベル(既定値)
Object Broker Object Brokerモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG
Object Broker Java Library Object Broker Java Libraryモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG
Object Broker Java Message Object Broker Java Messageモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG

Deployment
表8.3.5-3
コンポーネント名 コンポーネント ログレベル(既定値)
Deployment Deploymentモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG

EJB
表8.3.5-4
コンポーネント名 コンポーネント ログレベル(既定値)
EJB Container EJB Containerモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG

JDBC
表8.3.5-5
コンポーネント名 コンポーネント ログレベル(既定値)
JDBC DataSource JDBC DataSourceモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG
JDBC Driver JDBC Driverモジュールのログレベルを設定します。 WARN

JMS
表8.3.5-6
コンポーネント名 コンポーネント ログレベル(既定値)
JMS Client JMS Clientモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG

Transactionサービス
表8.3.5-7
コンポーネント名 コンポーネント ログレベル(既定値)
Transaction Service Transaction Serviceモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG
JTA JTAモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG

Web
表8.3.5-8
コンポーネント名 コンポーネント ログレベル(既定値)
Web Container Web Containerモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG
Http Listener Http Listenerモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG
Catalina Catalinaモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG
JSP JSPモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG
Web Server Web Serverモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG

Webサービス
表8.3.5-9
コンポーネント名 コンポーネント ログレベル(既定値)
JAXR JAXRモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG
JAXRPC JAXRPCモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG
JAX-RS JAX-RSモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG
JAXWS JAXWSモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG
SAAJ SAAJモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG
Web Service Commons Web Service Commonsモジュールのログレベルを指定します。 CONFIG
ログレベルの変更

なお、ログレベルに設定する値を以下に示します。

表8.3.5-3

threshold値

説明

OFF 全ての出力を行いません
ERROR ERRORレベル以上のメッセージを出力します。(V7以前ではSEVERE)
WARN WARNレベル以上のメッセージを出力します。(V7以前ではWARNING)
INFO INFOレベル以上のメッセージを出力します。
CONFIG CONFIGレベル以上のメッセージを出力します。
DEBUG DEBUGレベル以上のメッセージを出力します。(V7以前ではFINE)
DETAIL DETAILレベル以上のメッセージを出力します。(V7以前ではFINER)
TRACE TRACEレベル以上のメッセージを出力します。(V7以前ではFINEST)
ログファイルの最大サイズの変更

設定の変更を反映するためには、ドメインの再起動が必要になります。

属性名と運用管理ツール表示、ファイル名の対応は以下の表になります。

表8.3.5-4
属性名 運用管理ツール表記 ファイル名 デフォルトサイズ(既定値)
AccessLogMaxFileSize AccessLog server_access.log 10MB
AdminMaxFileSize Admin webotx_admin.log 100KB
AgentMaxFileSize Agent webotx_agent.log 1MB
AgentAccessLogMaxFileSize Agent Access Log agent_operation.log 100KB
CatalinaMaxFileSize Catalina webotx_catalina.log 100KB
DeploymentMaxFileSize Deployment webotx_deploy.log 100KB
EJBContainerMaxFileSize EJB Container webotx_ejbcont.log 100KB
JDBCDataSourceMaxFileSize JDBC webotx_jdbc.log 512KB
JMSMaxFileSize JMS webotx_jms.log 512KB
JNDIServiceMaxFileSize JNDI Service webotx_jndisp.log 100KB
JTAMaxFileSize JTA webotx_jta.log 512KB
ObjectBrokerJavaMaxFileSize Oadj objava.log 1MB
ObjectBrokerMaxFileSize Object Broker webotx_ospi.log 100KB
TransactionServiceMaxFileSize Transaction Service webotx_ts.log 100KB
WebContainerMaxFileSize Web Container webotx_webcont.log 100KB
WebServerMaxFileSize WebServer webotx_websv.log 100KB
WebServiceMaxFileSize WebService webservice.log 100KB
ログの世代数の変更

設定の変更を反映するためには、ドメインの再起動が必要になります。

属性名と運用管理ツール表示、ファイル名の対応は以下の表になります。

表8.3.5-5
属性名 運用管理ツール表記 ファイル名 デフォルトの世代数(既定値)
AccessLogMaxBackupIndex AccessLog server_access.log 3
AdminMaxBackupIndex Admin webotx_admin.log 1
AgentMaxBackupIndex Agent webotx_agent.log 2
AgentAccessLogMaxBackupIndex Agent Access Log agent_access.log 1
CatalinaLogMaxBackupIndex Catalina webotx_catalina.log 1
DeploymentMaxBackupIndex Deployment webotx_deploy.log 1
EJBContainerMaxBackupIndex EJB Container webotx_ejbcont.log 1
JDBCDataSourceMaxBackupIndex JDBC wojdbc.log 1
JMSMaxBackupIndex JMS wojms.log 1
JNDIServiceMaxBackupIndex JNDI Service webotx_jndisp.log 1
JTAMaxBackupIndex JTA wojta.log 1
ObjectBrokerJavaMaxBackupIndex Oadj objava.log 1
ObjectBrokerMaxBackupIndex Object Broker webotx_ospi.log 1
TransactionServiceMaxBackupIndex Transaction Service webotx_ts.log 1
WebContainerMaxBackupIndex Web Container webotx_webcont.log 1
WebServerMaxBackupIndex WebServer webotx_websv.log 1
WebServiceMaxBackupIndex WebService webservice.log 1
ロガー名称

WebOTXがデフォルトで設定しているロガーの名称について説明します。コンポーネント別に独自のファイルアペンダを用意しています。

表8.3.5-6
コンポーネント名 ロガー名 使用するアペンダ
apacheプロジェクト org.apache.tomcat
org.apache.coyote
org.apache.jasper
org.apache.jk
FILELOG
commons org.apache.commons ADMINFILELOG
Catalina org.apache.catalina CATALINAFILELOG
共通 com.nec.webotx EVENTLOG/SYSLOG
FILELOG
NOTIFICATIONLOG
javax javax FILELOG
tomcat tomcat CATALINAFILELOG
エージェントプロセス com.nec.webotx.enterprise.system.util
com.nec.webotx.enterprise.system.tools.admin
com.nec.webotx.enterprise.system.core
com.nec.webotx.enterprise.admin
ADMINFILELOG
セキュリティ com.nec.webotx.enterprise.system.core.security SECURITYFILELOG
EJBコンテナ com.nec.webotx.enterprise.system.container.ejb EJBCONTAINERFILELOG
Webコンテナ com.nec.webotx.enterprise.system.container.web WEBCONTAINERFILELOG
配備 com.nec.webotx.enterprise.system.tools.deployment DEPLOYFILELOG
Object Broker Java
ライブラリ
com.nec.webotx.objectbrokerjava
com.nec.webotx.objectbrokerjava.lib
com.nec.webotx.objectbrokerjava.msg
OSPIJLIBFILELOG
Object Broker com.nec.webotx.enterprise.system.objectbroker OSPIFILELOG
Transactionサービス com.nec.webotx.enterprise.system.transactionservice TSFILELOG
JNDIサービス com.nec.webotx.enterprise.system.jndisp JNDISPFILELOG
HTTPサービス com.nec.webotx.enterprise.system.webserver WEBSVFILELOG
JDBCデータソース com.nec.webotx.jdbc
com.nec.webotx.jdbcdriver
WOJDBCFILELOG
JTA com.nec.webotx.jta WOJTAFILELOG
内部Webサーバ server ACCESSFILELOGSERVER
Webサービス com.nec.webotx.webservice WSFILELOG
Webサービス org.apache.axis WSFILELOG
Webサービス org.apache.ws WSFILELOG
Webサービス com.nec.webotx.enterprise.system.webservices.ws WSFILELOG
JMS com.nec.webotx.jms WOJMSFILELOG
運用操作 com.nec.webotx.enterprise.system.remote_access JMXREMOTEACCESSLOG
運用管理コンソール __otxadmin ACCESSFILELOGSERVER
アペンダ

WebOTXがデフォルトで設定しているアペンダについて説明します。

CONSLOG

コンソールに出力するためのアペンダです。通常は使用しません。

表8.3.5-7

パラメータ

既定値 説明
appender class com.nec.webotx.org.apache.Log4J.ConsoleAppender アペンダのクラス名
layout class com.nec.webotx.org..apache.Log4J.PatternLayout パターンレイアウトクラス
ConversionPattern "%d %-8p %-8X{module} - %m [%t]%n" レイアウトパターン

(※) レイアウトパターンの%X{module}はWebOTX内部コンポーネントのモジュール名に置換されます。

EVENTLOG(Windows環境のみ有効)

イベントログに出力するためのアペンダです。EVENTLOGアペンダに付いてはSLOGINFOレベル以上のメッセージしか出力されません。

表8.3.5-8
パラメータ 既定値 説明
appender class com.nec.webotx.logging.OTXNTEventLogAppender アペンダのクラス名
Source WebOTX AS イベントログソース名
layout class com.nec.webotx.org.apache.Log4J.PatternLayout パターンレイアウトクラス
ConversionPattern "%m (%X{module}) [%X{domain}]" レイアウトパターン

(※) レイアウトパターンの%X{module}はWebOTX内部コンポーネントのモジュール名に、%X{domain}はドメイン名に置換されます。

SYSLOG(UNIX環境のみ有効)

syslogに出力するためのアペンダです。SYSLOGアペンダに付いてはSLOGINFOレベル以上のメッセージしか出力されません。
なおアペンダSYSLOGはネットワークを経由してsyslogに出力しているため、Linux環境においてはsyslog出力を有効にするためにはsyslogdに’-r’オプションをつけてください。’-r’オプションがないと出力されません。出力先はデフォルトでlocalhostです。変更するにはSyslogHostを変更してください。

表8.3.5-9
パラメータ 既定値 説明
appender class com.nec.webotx.logging.OTXSyslogAppender アペンダのクラス名
SyslogHost localhost ホスト名
Facility user ファシリティ
layout class com.nec.webotx.org.apache.Log4J.PatternLayout パターンレイアウトクラス
ConversionPattern "%m (%X{module}) [%X{domain}]" レイアウトパターン

(※) レイアウトパターンの%X{module}はWebOTX内部コンポーネントのモジュール名に、%X{domain}はドメイン名に置換されます。

NOTIFICATIONLOG

重要ログメッセージをJMX Notificationとして通知を行なうためのアペンダです。この通知は統合運用管理ツールのイベントビューに表示されます。SYSLOGアペンダに付いてはSLOGINFOレベル以上のメッセージしか出力されません。

表8.3.5-10
パラメータ 既定値 説明
appender class com.nec.webotx.logging.OTXNotificationLogAppender アペンダのクラス名
layout class com.nec.webotx.org.apache.Log4J.PatternLayout パターンレイアウトクラス
ConversionPattern "%m (%c)" レイアウトパターン
XXXXFILELOG

ログファイルに出力するためのアペンダです。

表8.3.5-11
パラメータ 既定値 説明
appender class com.nec.webotx.org.apache.Log4J.RollingFileAppender アペンダのクラス名
threshold WARN 出力レベル
以下のアペンダ
UDDIFILELOG
BPLOG
INFO 出力レベル
以下のアペンダ
STRUTSFILELOG
PROCESSENGINELOG
File ${com.nec.webotx.instanceRoot}/logs/xxxx/webotx_yyyy.log 出力ファイル名

MaxFileSize

1MB(webotx_agent.log,objava.log)

ファイルサイズ上限

512KB(wojdbc.log,wojms.log,wojta.log)
100KB(上記以外)

MaxBackupIndex

2(webotx_agent.log)

ログファイルをバックアップする数

1(上記以外)
layout class com.nec.webotx.org.apache.Log4J.PatternLayout パターンレイアウトクラス
ConversionPattern "%d %-8p %-8X{module} - %m [%t]%n" レイアウトパターン

(※) レイアウトパターンの%X{module}はWebOTX内部コンポーネントのモジュール名に置換されます。

JMXREMOTEACCESSLOG

リモートアクセスログを出力するためのアペンダです。この通知は${INSTANCE_ROOT}/logs/にagent_operation.logとして出力されます。

表8.3.5-12
パラメータ 既定値 説明
appender class com.nec.webotx.org.apache.Log4J.RollingFileAppenderr アペンダのクラス名
File agent_operations.log 出力ファイル名
MaxFileSize 100KB ファイルサイズ上限
MaxBackupIndex 1 ログファイルをバックアップする数
layout class com.nec.webotx.org.apache.Log4J.PatternLayout パターンレイアウトクラス
ConversionPattern "%d %-8p %-8X{module} - %m [%t]%n" レイアウトパターン

(※) レイアウトパターンの%X{module}はWebOTX内部コンポーネントのモジュール名に置換されます。

各アペンダに対応するファイル名一覧
表8.3.5-13
アペンダ ファイル名 ロガー名
FILELOG webotx_agent.log org.apache.tomcat
org.apache.coyote
org.apache.jasper
org.apache.jk
com.nec.webotx
javax
ADMINFILELOG webotx_admin.log org.apache.commons
com.nec.webotx.enterprise.system.util
com.nec.webotx.enterprise.system.tools.admin
com.nec.webotx.enterprise.system.core
com.nec.webotx.enterprise.admin
CATALINAFILELOG webotx_catalina.log org.apache.catalina
tomcat
EJBCONTAINERFILELOG webotx_ejbcont.log com.nec.webotx.enterprise.system.container.ejb
WEBCONTAINERFILELOG webotx_webcont.log com.nec.webotx.enterprise.system.container.web
DEPLOYFILELOG webotx_deploy.log com.nec.webotx.enterprise.system.tools.deployment
OSPIFILELOG webotx_ospi.log com.nec.webotx.enterprise.system.ospij
com.nec.webotx.enterprise.system.objectbroker
OSPIJLIBFILELOG ObjectBroker/objava.log com.nec.objectbrokerjava
com.nec.objectbrokerjava.lib
com.nec.objectbrokerjava.msg
TSFILELOG webotx_ts.log com.nec.webotx.enterprise.system.transactionservice
JNDISPFILELOG webotx_jndisp.log com.nec.webotx.enterprise.system.jndisp
WEBSVFILELOG webotx_websv.log com.nec.webotx.enterprise.system.webserver
ACCESSFILELOGSERVER server_access.log server
__otxadmin
WSFILELOG webservice.log com.nec.webotx.webservice
org.apache.axis
org.apache.ws
com.nec.webotx.enterprise.system.webservices.ws
WOJDBCFILELOG webotx_jdbc.log com.nec.wojdbc
com.nec.wojdbcdriver
WOJTAFILELOG webotx_jta.log com.nec.wojta
WOJMSFILELOG webotx_jms.log com.nec.wojms.ra
com.nec.wojms.client
JMXREMOTEACCESS agent_operation.log com.nec.webotx.enterprise.system.remote_access
ログレベル

各アペンダにて出力レベルを変更することが可能ですが設定できるログレベルについて説明します。

thresholdの設定には次のレベルを指定することができ、イベントログ、syslogとのマッピングも次のとおりです。なおイベントログ、syslogにはSLOGINFO以上の情報しか出力しませんのでthresholdにはSLOGINFO以上を指定するようにしてください。

表8.3.5-14
log4otxログレベル
(値)
イベントログとのマッピング syslogとのマッピング 説明
ERROR
(40000)
エラー ERR(3) システムを継続運用するのに支障をきたす障害
WARN
(30000)
警告 WARNING(4) システムを継続運用することはできるレベルの障害
SLOGINFO(*)
(25000)
情報 INFO(6) サービスの起動・停止などイベントログとして表示すべき運用状況を示す情報
INFO
(20000)
-- -- その他一般的な情報メッセージ
CONFIG
(10000)
-- -- 構成の追加や変更などコンフィグレーションに関するメッセージ
DEBUG
(10000)
-- -- デバックレベルのメッセージ
DETAIL(*)
(8000)
-- -- より詳細なデバックレベルメッセージ(WebOTXオリジナルのレベル)
TRACE
(5000)
-- -- より詳細なデバックレベルメッセージ

補足:(*)の付いたレベルはWebOTX独自のレベルです。

Log4Jについては” com.nec.webotx.logging.OTXLogLevel”クラスで拡張

8.3.6. 運用操作履歴ログ

運用操作履歴ログでは、ユーザ接続情報ログと操作詳細ログの2つをagent_access.logに出力します。
以下にログレベルごとの出力内容の概要、各々の説明とログフォーマットを記します。

ログレベル別出力内容
表8.3.6-1
ログレベル 出力内容
OFF ログを出力しません。
INFO login、logout情報を出力します。
CONFIG 運用管理ツール、運用管理コマンドから実行された操作情報を出力します。ただし、getコマンドをは出力されません。
DEBUG getコマンドの操作情報を出力します。
DETAIL 運用操作実行時に入力される情報の一部を出力します。
TRACE 運用操作実行時に入力される情報すべてを出力します。
ユーザ接続情報ログ(ログレベルINFO)

ユーザからの接続要求に対する結果を表示します。
ユーザ接続情報ログは以下のフォーマットで出力されます。

<アクセス時刻><ログレベル><ユーザ名:グループ名><ホスト名><操作名><実行完了結果>

例:
2006-10-04 22:54:22,861  INFO  admin:otxadmin 127.0.0.1 login SUCCESS

表8.3.6-2
項目名 説明
アクセス時刻 接続を受け付けた時間。
ユーザ名:グループ名 接続要求を発行したユーザ名とそのユーザが所属するグループ名。
ホスト名 接続要求を発行したホスト名。
管理対象 管理対象オブジェクト名。ユーザ接続情報ログでは-(ハイフン)。
操作名 発行された操作名。ユーザ接続情報ログではloginまたはlogoutまたはConnection rese。運用管理コマンドからの運用操作においてログレベルをFINEに設定していた場合logout処理を行わずにexitまたは運用管理コンソールを終了すると、Connection resetが表示されます。また、運用管理コマンドからのシングルモードでのコマンド実行の際も操作詳細ログの後にConnection resetが表示されます。いずれの場合もコネクションが正式にlogout処理を行われずに切断されるために起こるものですが、運用管理上問題はありません。
実行結果 実行結果。ユーザ接続情報ログではSUCCESSまたはFAILED。操作名がConnection resetの場合には表示されません。
操作ログ(ログレベルCONFIG)

ユーザが発行した操作の詳細を表示します。操作詳細ログでは1つの操作に対し開始時と完了時にログを出力します。
操作詳細ログは以下のフォーマットで出力されます。

<アクセス時刻><ログレベル><管理対象名(Type:名前)><操作名:操作対象><実行完了結果>

例: モジュールログレベルのadminのログレベルを変更した場合

2006-10-04 23:44:23,466  CONFIG [dotted-name-support:dotted-name-get-set] dottedNameSet : server.log-service.module-log-levels.admin START

2006-10-04 23:41:30,429  CONFIG [dotted-name-support:dotted-name-get-set] dottedNameSet : server.log-service.module-log-levels.admin DONE

表8.3.6-3
項目名 説明
アクセス時刻 操作を受け付けた時間。
管理対象 管理対象オブジェクト名。
操作名 発行された操作名。
実行完了結果 実行完了結果。操作詳細ログではSTARTまたはDONEまたはFAILED。

実行完了結果項目に関して、以下に詳細を記します。

表8.3.6-4
表示 説明
START 処理が開始されたことを示します。
DONE 処理が終了したことを示します。この結果は操作がエラーなく処理されたかを示すものではなく、処理の完了を示すものです。開始時のログは出力されているが、完了時のログは出力されていない場合、その操作はまだ処理が完了していないことを意味します。
FAILED 処理が異常終了したことを示します実行完了結果項目は処理の完了を示すものですが、多くの操作の場合、エラーによる処理の完了時にはFAILEDを表示し、処理が異常終了したことを伝えます。
getコマンド実行時のログ(ログレベルDEBUG)

出力されるログの形式はCONFIGレベルのものと同じになります。

運用操作実行時に入力される情報(ログレベルDETAIL,TRACE)

運用操作実行時に入力される引数の内容を出力します。

出力されるログのフォーマットは以下になります。

<アクセス時刻><ログレベル><引数>

引数が複数ある場合は、[・・・][・・・]のように大括弧で区切られて表示されます。

create-jdbc-datasourceコマンドを実行した場合

2008-06-03 14:00:13,230 DETAIL [jndiName=test, dataSourceType=JDBC, jdbcMajorVersion=2, jdbcMinorVersion=0, minPoolSize=4, maxPoolSize=0, initialPoolSize=0, useJTA=true, portNumber=0, maxIdleTime=0, maxStatements=0, propertyCycle=0, loginTimeout=0, checkGarbageOption=none, checkGarbageInterval=0, checkServerOption=none, checkServerInterval=180, connectRetryMax=0, connectRetryInterval=10, resetAllConnectionsOnFailure=true, useOneConnectionPerTransaction=false, defaultAutoCommit=true, useDatabaseCluster=false, shrinkDelayTime=15, useMultiUsersPerTransaction=false, reconnectInitialPool=true, clusterPoolOption=none, validAllClusterConnectionsOnFailure=false]

2008-06-03 14:00:13,230 TRACE [][server]

8.3.7. IIS連携時のログローテーション

IIS/Sun Java System Web Server (Oracle iPlanet Web Server) とWebコンテナを連携している場合に出力するログファイルのローテーション方法について説明します。

設定ファイル
設定項目
表8.3.7-1
プロパティ名 説明 有効値 既定値 最小値
log_rotate ログローテーションを行うか行わないかの設定をします。
0を設定した場合はログローテーションを行いません。
1以上を設定した場合はログローテーションの世代数を設定します。

0以上の整数 0 0
rotate_size ログローテーションを行うログのサイズ(Mbyte)を設定します。 0以上の整数 1 1
rotate_interval ログローテーションを行う時間(秒)を設定します。 0以上の整数 なし 60
ログローテーションの設定方法
注意点
Unix系OSでSun Java System Web Server (Oracle iPlanet Web Server) と連携して、ログローテーションを行うと、ローテーションを行うタイミングでログが出力されなくなる場合があります。
その場合、以下のいずれかの処理を行ってください。

8.3.8. ログメッセージの保持およびダンプ機能

WebOTX内部コンポーネントが出力するログメッセージおよび標準出力・標準エラー出力に出力されるログメッセージについて、ログレベルに関わらずメモリ内に一定量保持したログメッセージを、 ログレベルを基準とした出力条件との合致または運用管理ツールから操作を契機に、ログファイルにダンプする機能の操作方法について説明します。

ログメッセージの保持機能

[運用管理コマンドから行う場合]

[統合運用管理ツールから行う場合]

ダンプ機能

[運用管理コマンドから行う場合]

[統合運用管理ツールから行う場合]