2. インストール

本章では、WebOTX Clusterのインストール方法について説明します。

WebOTXメディアは、対応するプラットフォームによって枚数や収録内容が異なります。 WebOTX Clusterが格納されている位置は、WebOTX ASの[ セットアップガイド > 2. インストール ]に記載された表内の「WebOTX拡張製品」が含まれるディスク番号になります。

2.1. インストール前の作業

インストール前に必ず行う必要がある作業と確認事項について、それぞれのOSごとに説明します。

OS共通の確認事項は、WebOTX ASの[ セットアップガイド > 2. インストール > 2.1. インストール前の作業 ]で記載される「WebOTXの停止とアンインストール」と「JDKのインストール」を参照してください。

ここからは、OSごとに固有の作業内容を説明していきます。

2.1.1. Windows
2.1.2. HP-UX、Linux

2.1.1. Windows

製品をインストールする前に次の作業を行います。

インストール作業は、必ず管理者権限があるユーザで行わなければなりません。 管理者権限があるユーザでログインしていることを確認してください。
Windows Server 2008にインストールを行う場合は、Build-in Administratorユーザで行うか、管理者権限のあるユーザでも「管理者として実行」によりインストーラを起動してください。

この作業が完了したら「 2.2. インストール作業」に進んでください。

2.1.2. HP-UX、Linux

製品をインストールする前に次の作業を行います。

これらの作業が完了したら「 2.2. インストール作業」に進んでください。

2.2. インストール

WebOTX製品をインストールする手順について各々のOSごとに説明します。

2.2.1. Windows
2.2.2. HP-UX、Linux

2.2.1. Windows

WebOTX Clusterのインストール方法について説明します。

その他に関連する下記の項目は、WebOTX ASの説明を参照してください。

2.2.1.1. WebOTX Clusterのインストール

  1. WebOTXメディアのCD-ROM媒体を CD-ROMドライブに挿入すると、次の画面が表示されます。 [WebOTX Cluster V8.2]を選び、「Install」ボタンを押してください。

    CD-ROM を挿入しても下の画面が自動的に表示されない場合は、エクスプローラで下記のいずれかを実行してください。

    <ドライブ>:\wo_setup.exe
     
    <ドライブ>:\Cluster\setup.exe
    <ドライブ>は、CD-ROMドライブのドライブ文字です。

    WebOTX メディアの開始画面

  2. Windowsインストーラが起動し「インストールの準備中」というメッセージのあとに 次の画面が表示されます。「次へ」ボタンを押してください。

    Clusterインストーラ開始画面

  3. [ユーザ情報] 画面が表示されますので、[ユーザ名] ボックスと[所属] ボックスに 名前、所属を入力します。
    [ライセンスキー] ボックスには、製品に添付されている 「ソフトウェア使用認定証」の「製品番号」に記載されている19桁の番号を正しく入力します。
    入力した情報に間違いがなければ「次へ」ボタンを押してください。

    ユーザ名入力画面

  4. [インストール先のフォルダ] 画面が表示されますので、インストール先フォルダを決定後、「次へ」ボタンを押してください。
    インストール先フォルダを変更する場合には「変更」ボタンを押してください。

    インストール先フォルダ画面

  5. [カスタムセットアップ] 画面が表示されます。インストールする機能を選択後、「次へ」ボタンを押してください。

    カスタムセットアップ画面

    リストにある各アイコンの意味は次のとおりです。

    アイコン 説明
    Object Broker CNS Object Broker CNS(Cashed Naming Service)機能をインストールします。
    WatchServer WebOTX WatchServerをインストールします。
    Object Broker Applet Proxy Object Broker Applet Proxy機能をインストールします。
    運用管理コマンド(JMX) WebOTXをクラスタ制御するためのコマンドをインストールします。
    JNDIサービス JNDI(Java Naming and Directory Interface)サービス機能 をインストールします。この機能を選択すると、ドメイン動作環境を構築します。
    Working Domain Coordinator Working Domain Coordinatorをインストールします。
    分散管理サーバ 分散管理サーバをインストールします。この機能をインストールした場合、「Working Domain Coordnator」もインストールされます。

  6. 「運用管理コマンド(JMX)」を選択した場合、[インストール済みの J2SE SDK] 画面が表示されますので、 既にマシンにインストールされている J2SE SDK のフォルダを選択後、「次へ」ボタンを押してください。
    環境変数「JAVA_HOME」を設定している場合には、その設定値が表示されます。
    また、複数のJ2SE SDK がインストールされている場合、最後にインストールした J2SE SDK のフォルダが表示されます。
    別のフォルダを選択する場合には「変更」ボタンを押してください。

    J2SE SDK画面

  7. [プログラムをインストールする準備ができました] 画面が表示されます。「インストール」ボタンを押してください。

    インストール開始画面

  8. [WebOTX Cluster をインストールしています] 画面が表示され、ファイルのコピーが始まります。 選択された機能により、セットアップに必要な時間は異なります。 ファイルのコピーが終了するまでお待ちください。

    インストール中の画面

  9. 次の画面が表示されたら「完了」ボタンを押してください。 これでセットアップは完了です。

    インストール終了画面

  10. コンピュータを再起動してください。

次は、「 2.3. インストール後の作業」を行います。

2.2.2. HP-UX、Linux

WebOTX Clusterのインストール方法について説明します。

2.2.2.1. インストールスクリプトを使用してのインストール

インストールスクリプトを使用すると簡単にインストールできます。 インストールスクリプトを使用せずに、インストールコマンドを使用して個別インストールすることもできます。 この場合、各プラットフォームごとに手順が異なります。 個別インストールは、「2.2.2.2. コマンドによる手動インストール」を参照してください。

手順は次のとおりです。

  1. ログイン名 root でログインします。
    login: root
  2. マシンのCD-ROMドライブに WebOTX拡張製品が格納されたディスク番号のCD-ROMメディアを挿入してマウントします。

    ・HP-UXの場合

    root> cd /
    root> mount -F cdfs -r /dev/dsk/c1t2d0 /SD_CDROM

    上記の mount コマンドで指定したスペシャルファイル名はCD-ROMドライブの SCSI IDによって異なります。 マシンの設定にあわせて指定してください。

    ・Linux (RHEL 4.0) の場合

    root> cd /
    root> mount -t iso9660 /dev/cdrom /media/cdrom

    上記の mount コマンドで指定したスペシャルファイル名はCD-ROMドライブの SCSI IDによって異なります。 マシンの設定にあわせて指定してください。

  3. CD-ROMのマウント・ポイント・ディレクトリへ移動してください。

    ・HP-UXの場合

    root> cd /SD_CDROM/OTXCLST/HP_UX

    ・Linux(RHEL 4.0)の場合

    root> cd /media/cdrom/OTXCLST/LINUX
  4. 環境変数「JAVA_HOME」にJDKがインストールされているディレクトリを設定してください。 まだ、JDKがインストールされていない場合は、JDKをインストールしてから環境変数の設定を行なってください。

    ・shの場合の例

    root> JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.6.0_25
    root> export JAVA_HOME

    ・cshの場合の例

    root> setenv JAVA_HOME /usr/java/jdk1.6.0_25
  5. インストールスクリプトを起動してください。
    root> ./CLSTINST.SH
  6. インストールするファイルのオーナ指定の選択を行います。
    ## Executing the WebOTX installation script.
     
    Would you like to install as WebOTX Operation User? (Default: y)

    ファイルのオーナをrootにする場合は「n」を選択してください。

  7. インストールするファイルのオーナをWebOTX運用管理ユーザアカウントにする場合は、WebOTX運用管理ユーザアカウントのユーザ名を入力してください。
    Enter the user name that administers the WebOTX server.
  8. 続けてWebOTX運用管理ユーザアカウントのグループ名を入力してください。
    Enter the group name that administers the WebOTX server.
  9. インストールスクリプトは、これ以降、WebOTX Clusterにインストール可能な機能を表示しながら 対話形式で進んでいきます。 必要に応じて、[y/n]で選択入力してください。

    必須の機能は、自動的にスクリプト内部で選択され、暗黙にインストールされます。

  10. 全ての選択が完了するとインストール開始確認画面が表示されます。
        ****************************************************************
        * Installation of WebOTX Cluster on your computer.             *
        * To continue, enter y.                                        *
        * Enter q to exit the installation. [y, q] (Default: y)        *
        ****************************************************************
        

    インストールを開始するには「y」を入力してください。 キャンセルするには「q」を入力してください。

    キャンセルした場合はインストールスクリプトが終了します。 再実行する場合は、「5.」のインストールスクリプトの実行からやり直してください。

  11. 選択されたプロダクトが順次インストールされます。

    正常終了するとインストールは完了です。

  12. CD-ROMをアンマウントします。

    ・HP-UXの場合

    root> cd /
    root> umount /SD_CDROM

    ・Linux (RHEL 4.0) の場合

    root> cd /
    root> umount /media/cdrom

2.2.2.2. コマンドによる手動インストール

インストールコマンドによるインストール方法はプラットフォームにより異なります。 インストールスクリプトを使用した場合はこの作業は不要です。 次にプラットフォームごとに説明します。

2.2.2.3. HP-UX
2.2.2.4. Linux

WebOTX メディア内の各パッケージの格納位置とパッケージ名は次の表を参照してください。



HP-UXの場合

CD-ROM #1 メディア内の格納位置
CORBA通信基盤 (Object Broker) /OBJBRO/HP_UX/OSPIRUN, OSPIJRUN
WatchServer /OTXWS/HP_UX/OTXWS
Object Broker CNS /OBJBRO/HP_UX/OSPICNS
Object Broker Applet Proxy /OBJBRO/HP_UX/OSPIJPRX
JNDIサービス /OTXBSJC/HP_UX/OTXBSJC,
/OTXBSJS/HP_UX/OTXBSJS
運用管理コマンド /OTXTS/HP_UX/OTXTS,
/OTXJMX/HP_UX/OTXJMXCL,
/OTXJMX/HP_UX/OTXJMX,
/OTXESB/HP_UX/OTXESBADM
Working Domain Coordinator /OTXWDC/HP_UX/OTXWDC
分散管理サーバ /OTXDMSV/HP_UX/OTXDMSV



Linux(x86)の場合

CD-ROM #1 メディア内の格納位置
CORBA通信基盤 (Object Broker) /OBJBRO/LINUX/OSPIRUN-10.40.00.00-1.i386.rpm,
/OBJBRO/LINUX/OSPIJRUN-10.42.00.00-1.i386.rpm
WatchServer /OTXWS/LINUX/OTXWS-8.40.00.00-1.i386.rpm
Object Broker CNS /OBJBRO/LINUX/OSPICNS-10.22.00.00-1.i386.rpm
Object Broker Applet Proxy /OBJBRO/LINUX/OSPIJPRX-10.40.00.00-1.i386.rpm
JNDIサービス /OTXBSJC/LINUX/OTXBSJC-8.42.00.00-1.noarch.rpm,
/OTXBSJS/LINUX/OTXBSJS-8.42.00.00-1.noarch.rpm
運用管理コマンド /OTXTS/LINUX/OTXTS-8.42.00.00-1.i386.rpm,
/OTXJMX/LINUX/OTXJMXCL-8.42.00.00-1.i386.rpm,
/OTXJMX/LINUX/OTXJMX-8.42.00.00-1.i386.rpm,
/OTXESB/LINUX/OTXESBADM-8.50.00.00-1.i386.rpm,
/OTXPORTAL/LINUX/OTXPORTALCL-8.40.00.00-1.noarch.rpm
Working Domain Coordinator /OTXWDC/LINUX/OTXWDC-8.40.00.00-1.i386.rpm
分散管理サーバ /OTXDMSV/LINUX/OTXDMSV-8.42.00.00-1.i386.rpm



Linux(x64)の場合

CD-ROM #1 メディア内の格納位置
CORBA通信基盤 (Object Broker) /OBJBRO/LINUX/OSPIRUN-10.40.00.00-1.x86_64.rpm,
/OBJBRO/LINUX/OSPIJRUN-10.42.00.00-1.x86_64.rpm
WatchServer /OTXWS/LINUX/OTXWS-8.40.00.00-1.x86_64.rpm
Object Broker CNS /OBJBRO/LINUX/OSPICNS-10.22.00.00-1.x86_64.rpm
Object Broker Applet Proxy /OBJBRO/LINUX/OSPIJPRX-10.40.00.00-1.x86_64.rpm
JNDIサービス /OTXBSJC/LINUX/OTXBSJC-8.42.00.00-1.noarch.rpm,
/OTXBSJS/LINUX/OTXBSJS-8.42.00.00-1.noarch.rpm
運用管理コマンド /OTXTS/LINUX/OTXTS-8.42.00.00-1.x86_64.rpm,
/OTXJMX/LINUX/OTXJMXCL-8.42.00.00-1.x86_64.rpm,
/OTXJMX/LINUX/OTXJMX-8.42.00.00-1.x86_64.rpm,
/OTXESB/LINUX/OTXESBADM-8.50.00.00-1.x86_64.rpm,
/OTXPORTAL/LINUX/OTXPORTALCL-8.40.00.00-1.noarch.rpm
Working Domain Coordinator /OTXWDC/LINUX/OTXWDC-8.40.00.00-1.x86_64.rpm
分散管理サーバ /OTXDMSV/LINUX/OTXDMSV-8.42.00.00-1.x86_64.rpm

2.2.2.3. HP-UX

swinstall コマンドを使用してインストールします。 手順は次のとおりです。

  1. ログイン名 root でログインします。
    login: root
  2. マシンのCD-ROMドライブに WebOTXメディア CD-ROM #1を挿入しCD-ROMドライブをマウントします。
    root> cd /
    root> mount -F cdfs -r /dev/dsk/c1t2d0 /SD_CDROM

    上記の mount コマンドで指定したスペシャルファイル名はCD-ROMドライブの SCSI IDによって異なります。マシンの設定にあわせて指定してください。

  3. swinstall コマンドによりインストールを行います。 以降の3.〜6.を繰り返し、7.にある必要なプロダクトをインストールしてください。
    例:
    root> swinstall -s /SD_CDROM/OBJBRO/HP_UX/OSPIRUN OSPIRUN
  4. インストールの開始

    Actionメニューの「Install」を選択することでインストールが開始されます。 確認ウィンドウが表示されたら「OK」を選択してください。

  5. インストールのためのチェックが自動的に行われます。 状態が完了になったら「Done」を選択してください。

    これでインストールは完了です。

  6. SD Install - Software SelectionウインドウのFileメニューの「Exit」を選択し終了します。
     
  7. 引き続き、3〜6の手順を繰り返し次の必要なプロダクトをインストールします。
    root> swinstall -s /SD_CDROM/OBJBRO/HP_UX/OSPIRUN OSPIRUN
    root> swinstall -s /SD_CDROM/OBJBRO/HP_UX/OSPIJRUN OSPIJRUN
    以下は必要に応じてインストールしてください。
    root> swinstall -s /SD_CDROM/OBJBRO/HP_UX/OSPICNS OSPICNS
    root> swinstall -s /SD_CDROM/OBJBRO/HP_UX/OSPIJPRX OSPIJPRX
    root> swinstall -s /SD_CDROM/OTXWS/HP_UX/OTXWS OTXWS
    root> swinstall -s /SD_CDROM/OTXBSJC/HP_UX/OTXBSJC OTXBSJC
    root> swinstall -s /SD_CDROM/OTXBSJS/HP_UX/OTXBSJS OTXBSJS
    root> swinstall -s /SD_CDROM/OTXESB/HP_UX/OTXESBADM OTXESBADM
    root> swinstall -s /SD_CDROM/OTXJMX/HP_UX/OTXJMX OTXJMX
    root> swinstall -s /SD_CDROM/OTXJMX/HP_UX/OTXJMXCL OTXJMXCL
    root> swinstall -s /SD_CDROM/OTXTS/HP_UX/OTXTS OTXTS
    root> swinstall -s /SD_CDROM/OTXWDC/HP_UX/OTXWDC
    root> swinstall -s /SD_CDROM/OTXDMSV/HP_UX/OTXDMSV
  8. 次に Apache Ant コマンドを実行してください。
    root> umask 022
    root> /opt/WebOTX/lib/ant/bin/ant -buildfile /opt/WebOTX/setup.xml -Dfile=cluster.properties -Dbasedir=/opt/WebOTX -logfile /opt/WebOTX/ant_setup.log setup

    実行結果は、/opt/WebOTX/ant_setup.logファイルに出力されていますので確認してください。

  9. WebOTXのインストールファイルのオーナをWebOTX運用管理ユーザに変更します。 ファイルオーナをrootのままにしたい場合は、実行する必要はありません。
    root> chown -R user:group /opt/WebOTX
    root> chown -R root:sys /opt/WebOTX/WebServer
    root> chown -R root:sys /opt/WebOTX/WebServer2
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/bin/otxown.sh
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/bin/setconf.sh
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/TS/sbin/genxalib.sh
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/TS/sbin/otsjrnl
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/TS/sbin/otspasswd
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/TS/sbin/otsrecover
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/TS/sbin/otsrsv
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/TS/sbin/otstrc
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/TS/sbin/wotsrcs
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/wowdc/bin/wdcsetup.sh

    user」と「group」は、WebOTX運用管理ユーザのアカウント名とグループ名を指定してください。

  10. CD-ROMをアンマウントします。
    root> cd /
    root> umount /SD_CDROM

次は、「 2.3. インストール後の作業」を行います。

2.2.2.4. Linux

以下の説明では、RHEL 4.0での標準マウントポイント/media/cdromにCD-ROMをマウントしたものとして説明しています。
rpm コマンドを使用してインストールします。 手順は次のとおりです。

  1. ログイン名 root でログインします。
    login: root
  2. マシンのCD-ROMドライブに WebOTX メディアCD-ROMを挿入しCD-ROMドライブをマウントします。
    root> cd /
    root> mount -t iso9660 /dev/cdrom /media/cdrom
  3. rpm -i コマンドでインストールを行います。 これを繰り返し、4.にある必要なプロダクトをインストールしてください。

    ・Linux(x86)の場合

    root> rpm -i /media/cdrom/OBJBRO/LINUX/OSPIRUN-10.40.00.00-1.i386.rpm

    ・Linux(x64)の場合

    root> rpm -i /media/cdrom/OBJBRO/LINUX/OSPIRUN-10.40.00.00-1.x86_64.rpm
  4. 引き続き、3の手順を繰り返し次の必要なプロダクトをインストールします。

    ・Linux(x86)の場合

    root> rpm -iv /media/cdrom/OBJBRO/LINUX/OSPIRUN-10.40.00.00-1.i386.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OBJBRO/LINUX/OSPIJRUN-10.42.00.00-1.i386.rpm
    以下は必要に応じてインストールしてください。
    root> rpm -iv /media/cdrom/OBJBRO/LINUX/OSPICNS-10.22.00.00-1.i386.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OBJBRO/LINUX/OSPIJPRX-10.40.00.00-1.i386.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXWS/LINUX/OTXWS-8.40.00.00-1.i386.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXBSJC/LINUX/OTXBSJC-8.42.00.00-1.noarch.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXBSJS/LINUX/OTXBSJS-8.42.00.00-1.noarch.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXESB/LINUX/OTXESBADM-8.50.00.00-1.i386.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXJMX/LINUX/OTXJMX-8.42.00.00-1.i386.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXJMX/LINUX/OTXJMXCL-8.42.00.00-1.i386.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXTS/LINUX/OTXTS-8.42.00.00-1.i386.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXWDC/LINUX/OTXWDC-8.40.00.00-1.i386.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXDMSV/LINUX/OTXDMSV-8.42.00.00-1.i386.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXPORTAL/LINUX/OTXPORTALCL-8.40.00.00-1.noarch.rpm

    ・Linux(x64)の場合

    root> rpm -iv /media/cdrom/OBJBRO/LINUX/OSPIRUN-10.40.00.00-1.x86_64.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OBJBRO/LINUX/OSPIJRUN-10.42.00.00-1.x86_64.rpm
    以下は必要に応じてインストールしてください。
    root> rpm -iv /media/cdrom/OBJBRO/LINUX/OSPICNS-10.22.00.00-1.x86_64.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OBJBRO/LINUX/OSPIJPRX-10.40.00.00-1.x86_64.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXWS/LINUX/OTXWS-8.40.00.00-1.x86_64.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXBSJC/LINUX/OTXBSJC-8.42.00.00-1.noarch.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXBSJS/LINUX/OTXBSJS-8.42.00.00-1.noarch.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXESB/LINUX/OTXESBADM-8.50.00.00-1.x86_64.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXJMX/LINUX/OTXJMX-8.42.00.00-1.x86_64.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXJMX/LINUX/OTXJMXCL-8.42.00.00-1.x86_64.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXTS/LINUX/OTXTS-8.42.00.00-1.x86_64.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXWDC/LINUX/OTXWDC-8.40.00.00-1.x86_64.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXDMSV/LINUX/OTXDMSV-8.42.00.00-1.x86_64.rpm
    root> rpm -iv /media/cdrom/OTXPORTAL/LINUX/OTXPORTALCL-8.40.00.00-1.noarch.rpm
  5. 次に Apache Ant コマンドを実行してください。
    root> umask 022
    root> /opt/WebOTX/lib/ant/bin/ant -buildfile /opt/WebOTX/setup.xml -Dfile=cluster.properties -Dbasedir=/opt/WebOTX -logfile /opt/WebOTX/ant_setup.log setup

    実行結果は、/opt/WebOTX/ant_setup.logファイルに出力されていますので確認してください。

  6. WebOTXのインストールファイルのオーナをWebOTX運用管理ユーザに変更します。 ファイルオーナをrootのままにしたい場合は、実行する必要はありません。
    root> chown -R user:group /opt/WebOTX
    root> chown -R root:sys /opt/WebOTX/WebServer
    root> chown -R root:sys /opt/WebOTX/WebServer2
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/bin/otxown.sh
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/bin/setconf.sh
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/TS/sbin/genxalib.sh
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/TS/sbin/otsjrnl
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/TS/sbin/otspasswd
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/TS/sbin/otsrecover
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/TS/sbin/otsrsv
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/TS/sbin/otstrc
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/TS/sbin/wotsrcs
    root> chown root:sys /opt/WebOTX/wowdc/bin/wdcsetup.sh

    user」と「group」は、WebOTX運用管理ユーザのアカウント名とグループ名を指定してください。

  7. CD-ROMをアンマウントします。
    root> cd /
    root> umount /media/cdrom

次は、「 2.3. インストール後の作業」を行います。

2.2.3. サイレントインストール

WebOTX Clusterのサイレントインストール方法について説明します。 サイレントインストール機能をサポートしているのはHP-UX、Linuxです。

2.2.3.1. HP-UX、Linux

サイレントインストールでは、サイレントインストール用の設定ファイルをインストーラ(CLSTINST.SH)に読み込ませて実行します。設定ファイルを作成する機能及び設定ファイルの内容に従いインストールを実行する機能を提供します。


・サイレントインストール用の設定ファイルの作成

以下の手順でサイレントインストール用の設定ファイルを作成します。

./CLSTINST.SH -m filename

上記コマンド実行後は、通常のインストーラ実行時と同じ選択肢が表示されます。各選択肢に対して入力を行うと、入力した値が指定した設定ファイルに保存されます。

インストーラ内部で用いるキーワードであるため、「-」のみの入力や、「#」を含む入力は行わないでください。


・サイレントインストールの実行

以下の手順でサイレントインストール用の設定ファイルをインストーラに読み込ませてインストールを実行します。

./CLSTINST.SH -s filename

上記コマンド実行後は、指定した設定ファイルの内容に従い、インストーラの各選択肢に自動的に値が入力されます。すべての選択肢に対して問題なく入力できた場合は、インストールを開始します。

サイレントインストール用の設定ファイルの作成に成功した場合でも、以下によりサイレントインストールコマンドに失敗することがあります。
 ・WebOTX Clusterのライセンスを登録していない
 ・環境変数「JAVA_HOME」を正しく指定していない
 ・設定ファイル作成機能を実行したマシンとサイレントインストール機能を実行したマシンの、OS、ポートなどが異なる


実施例

サイレントインストール用の設定ファイルをインストーラを用いて作成します。

./CLSTINST.SH -m /test/install_clst.txt
以下の構成でインストールする場合、インストーラの各選択肢に対して入力値を入力する。
選択肢 選択値 入力値
運用管理ユーザの指定 指定しない(root) nを入力
Object Broker Applet Proxyのインストール インストールする yを入力
Object Broker CNSのインストール インストールする yを入力
WatchServerのインストール インストールする yを入力
分散管理サーバのインストール デフォルトにする(インストールしない) 何も入力せずにエンターキーを押す
Working Domain Coordinatorのインストール デフォルトにする(インストールしない) 何も入力せずにエンターキーを押す
上記の手順で作成した設定ファイルの内容は以下となります。
n
y
y
y
-
-
以下のコマンドを実行すると、上記の設定ファイルの内容に従いサイレントインストールを行います。
./CLSTINST.SH -s /test/install_clst.txt

2.3. インストール後の作業

WebOTX Clusterをインストールした後に行う必要のある作業について、Windows、HP-UXのそれぞれのOSについて説明します。

2.3.1. Windows
2.3.2. HP-UX、Linux

2.3.1. Windows

Windows版でインストール後に行う必要のある作業について説明します。

  1. Working Domain Coordinatorのセットアップ
    (対象: 拡張機能でWorking Domain Coordinatorをインストールした場合)

    Working Domain Coordinatorの機能を利用するために必要なセットアップを行います。

    Working Domain CoordinatorとBIG-IPの連携機能を利用する場合は、以下のセットアップを行ってください。セットアップには、J2SE SDKのセキュリティツールであるkeytoolを利用します。

    1. clusterドメインを以下のコマンドを実行して停止します。
      >otxadmin stop-domain cluster
    2. サーバ証明書は、BIG-IPマシンの次のディレクトリに配置されています。
      このファイルを取得し、Working Domain Coordinatorの稼動するマシンへコピーしてください。
      /config/httpd/conf/ssl.crt/server.crt

    3. [スタート]-[プログラム]-[アクセサリ]-[コマンドプロンプト]を起動し、次のコマンドを入力します。
      途中で、「この証明書を信頼しますか? [no]:」と確認を求められるので、「yes」と入力してください。
      > cd /d <WebOTXインストールフォルダ>\domains\<domain_dir>\config
      > <Java SDKインストールフォルダ>\bin\keytool -v -import -trustcacerts -alias wdc_bigip -keystore cacerts.jks -storepass changeit -file <BIG-IPマシンより取得したserver.crtファイルのパス>
    4. clusterドメインを以下のコマンドを実行して起動します。
      >otxadmin start-domain cluster
    5. [ セットアップガイド > 4. 動作確認 > 4.1. Windows ] で説明される方法にしたがって、clusterドメインの動作状態を確認してください。

2.3.2. HP-UX、Linux

HP-UX、LinuxでWebOTX Clusterをインストールした後に次の作業を行います。

  1. Object Brokerの環境設定

    以下の設定は、単独でObject Brokerサービスを起動する場合のみ必要な設定です。 WebOTXのドメイン内でObject Brokerサービスを起動する場合には不要です。

    名前サーバを動作させるための設定を行います。 設定の変更は、/etc/rc.config.d/ObjectSpinnerファイルに次の記述を追加します。

    OBJECTSPINNER_NAMESV=on
    さらに、CNSを動作させる場合は、以下の記述も追加してください。
    OBJECTSPINNER_CNAMESV=on
    OBJECTSPINNER_CNS_AS_NS=on
    WebOTXではObject Brokerの名前サービスラウンドロビン機能を使用しています。 本機能を有効にするためObject Brokerの設定ファイル(/opt/ObjectSpinner/conf/orbconf)に以下の記述を追加してください。
    NameServiceRoundRobin=on
    また、CNSを利用する場合は、以下の記述も追加してください。
    NameServiceUseCNS=on
  2. サービスとポートの設定

    WatchServerを利用する場合、/etc/servicesファイルに以下の設定を追加してください。
    w-tpadm 8899/tcp
    webotx-ws 5190/tcp
  3. Working Domain Coordinatorのセットアップ
    (対象: 拡張機能でWorking Domain Coordinatorをインストールした場合)

    Working Domain Coordinatorの機能を利用するために必要なセットアップを行います。

    (*)インストールするファイルのオーナーをroot以外のアカウントにした場合は、以降の root> を
    そのアカウントに読み替えてください。

    Working Domain CoordinatorとBIG-IPの連携機能を利用する場合は、以下のセットアップを行ってください。セットアップには、J2SE SDKのセキュリティツールであるkeytoolを利用します。

    1. clusterドメインを以下のコマンドを実行して停止します。
      >otxadmin stop-domain cluster
    2. サーバ証明書は、BIG-IPマシンの次のディレクトリに配置されています。
      このファイルを取得し、Working Domain Coordinatorの稼動するマシンへコピーしてください。
      /config/httpd/conf/ssl.crt/server.crt

    3. 次のコマンドを入力します。
      途中で、「この証明書を信頼しますか? [no]:」と確認を求められるので、「yes」と入力してください。
      root> cd /opt/WebOTX/domains/<domain_dir>/config
      root> <Java SDKインストールディレクトリ>/bin/keytool -v -import -trustcacerts -alias wdc_bigip -keystore cacerts.jks -storepass changeit -file <BIG-IPマシンより取得したserver.crtファイルのパス>
    4. clusterドメインを以下のコマンドを実行して起動します。
      >otxadmin start-domain cluster
    5. [ セットアップガイド > 4. 動作確認 > 4.2. UNIX/Linux ] で説明される方法にしたがって、clusterドメインの動作状態を確認してください。