2. Webサービス

この章は、Webサービスで送出する例外のメッセージと対処方法について説明します。

2.1. WebOTX Webサービス(JAX-WS)

2.1.1. Webサービス本体

2.1.1.1. 例外メッセージ

JAX-WSが出力するエラーメッセージと、その対処方法について説明します。

WSSERVLET11: failed to parse runtime descriptor: <detail>
[可変情報]
<detail> : エラーの詳細
[説明]
JAX-WSの配備記述子(nec-jaxws.xml)を読み込んだ時にエラーが発生した場合に出力されます。
[対処]
<defail>のエラーメッセージの内容を確認の上、ネームスペース記述や、要素の整合性など、配備記述子の内容を確認してください。
WSSERVLET16: missing context information
[説明]
Webサービスランタイムのサーブレット初期化時に、そのサーブレットからWebサービスのエンドポイント情報が見つからない場合に出力されます。
[対処]
JAX-WSの配備記述子(nec-jaxws.xml)の<endpoints>要素に<endpoint>要素が含まれるか確認してください。
WSSERVLET17: duplicate endpoint name
[説明]
JAX-WSの配備記述子(nec-jaxws.xml)に同じname属性をもつ複数のエンドポイント情報がある場合に出力されます。
[対処]
配備記述子の<endpoint>要素のname属性に重複がないか確認してください。
WSSERVLET26: duplicate URL pattern in endpoint:<endpoint_name>
[可変情報]
<endpoint_name> : エンドポイント名
[説明]
同じ名前のエンドポイントURLが登録された場合に出力されます。
[対処]
<endpoint_name>に出力されているエンドポイント名を確認の上、JAX-WSの配備記述子(nec-jaxws.xml)の<endpoint>要素のurl-pattern属性が重複していないか確認してください。
WSSERVLET27: unsupported implicit URL pattern in endpoint: <endpoint_name>
[可変情報]
<endpoint_name> : エンドポイント名
[説明]
エンドポイントURLが暗黙URL(URLに"*."を利用している)の場合に出力されます。暗黙URLはサポートしていません。
[対処]
<endpoint_name>に出力されているエンドポイント名を確認の上、JAX-WSの配備記述子(nec-jaxws.xml)の<endpoint>要素のurl-pattern属性の内容を確認してください。
WSSERVLET43: failed to instantiate service implementor for port <web_services_endpoint_class>
[可変情報]
<web_services_endpoint_class> : Webサービスエンドポイントクラス名
[説明]
<web_services_endpoint_class>で定義されているWebサービスエンドポイントクラスを生成するときに、コンストラクタにアクセスできなかった場合や、抽象クラス、インタフェースを指定していた場合などに出力されます。
[対処]
Webサービスエンドポイントクラスの実装を確認してください。
WSSERVLET50: caught throwable during servlet initialization: <detail>
[可変情報]
<detail> : エラーの詳細
[説明]
Webサービスランタイムのサーブレットの初期化時にエラーが発生した場合に出力されます。
[対処]
<defail>のエラーの内容を確認の上、配備記述子(nec-web.xml,nec-jaxws.xml,web.xml)が配備したwarファイルに含まれているか、またその配備記述子の記述が正しいか確認してください。

2.2. WebOTX Webサービス(JAX-RPC)

JAX-RPCが出力するエラーメッセージと、その対処方法について説明します。

2.2.1. Webサービス(サーバ)

2.2.1.1. 例外メッセージ

JAX-RPCがサーバとして動作した時に出力する主なエラーメッセージと、その対処方法について説明します。

JAXRPCSERVLET.01: class not found: <class_name>
JAXRPCSERVLET.01: クラスが見つかりません: <class_name>
[可変情報]
<class_name> : クラス名
[説明]
Webサービスの実装クラスが見つからない場合に出力されます。
[対処]
配備記述子に設定されているクラスが配備先のドメインに存在するかどうかを確認してください。
JAXRPCSERVLET.02: error parsing runtime descriptor: <exception_message>
JAXRPCSERVLET.02: 実行時記述子のパース時のエラー: <exception_message>
[可変情報]
<exception_message> : 例外メッセージ
[説明]
配備記述子を読み込んだ時にエラーが発生した場合に出力されます。
[対処]
配備記述子が正しく記述されているか確認してください。
JAXRPCSERVLET.04: unexpected content in runtime descriptor (line <line_number>)
JAXRPCSERVLET.04: 実行時記述子内の予期せぬコンテンツ (行 <line_number>)
[可変情報]
<line_number> : 行数
[説明]
配備記述子の「値」の記述が誤っている可能性があります。
[対処]
エラーに表示された行数の周辺について、正しく記述されているか確認してください。
JAXRPCSERVLET.05: invalid element <element_name> in runtime descriptor (line <line_number>)
JAXRPCSERVLET.05: 実行時記述子内の無効な要素「<element_name>」 (行 <line_number>)
[可変情報]
<element_name> : 要素名
<line_number> : 行数
[説明]
配備記述子に誤った「要素」が記述されている可能性があります。
[対処]
エラーに表示された行数の周辺について、正しく記述されているか確認してください。
JAXRPCSERVLET.06: invalid value for attribute <attribute_name> of element <element_name> in runtime descriptor (line <line_number>)
JAXRPCSERVLET.06: 実行時記述子内の要素「<element_name>」、属性「<attribute_name>」 (行 <line_number>) の値が無効です
[可変情報]
<element_name> : 要素名
<attribute_name> : 属性名
<line_number> : 行数
[説明]
配備記述子の「属性」の記述が誤っている可能性があります。
[対処]
エラーに表示された行数の周辺について、正しく記述されているか確認してください。
JAXRPCSERVLET.07: unsupported runtime descriptor version: <xxx>
JAXRPCSERVLET.07: サポートされない実行時記述子のバージョン: element_name>
[可変情報]
<element_name> : 要素名
[説明]
配備記述子のバージョンがサポートされていないものの場合に出力されます。
[対処]
サポート対象となるバージョンの記述にするか、WebOTX開発環境でアプリケーションを開発してください。
JAXRPCSERVLET.08: missing attribute <attribute_name> in element <element_name> of runtime descriptor (line <line_number>)
JAXRPCSERVLET.08: 実行時記述子の要素「<element_name>」の属性「<attribute_name>」 (行 <line_number>) が不足しています
[可変情報]
<element_name> : 要素名
<attribute_name> : 属性名
<line_number> : 行数
[説明]
配備記述子の属性が不足しています。
[対処]
正しい記述にするか、WebOTX開発環境でアプリケーションを開発してください。
JAXRPCSERVLET.09: invalid attribute value <attribute_name> in runtime descriptor (line <line_number>)
JAXRPCSERVLET.09: 実行時記述子内の無効な属性値「<attribute_name>」 (行 <line_number>)
[可変情報]
<attribute_name> : 属性名
<line_number> : 行数
[説明]
配備記述子の属性が無効な値です。
[対処]
正しい記述にするか、WebOTX開発環境でアプリケーションを開発してください。
JAXRPCSERVLET.10: missing attribute <attribute_name> in element <element_name> of runtime descriptor
JAXRPCSERVLET.10: 実行時記述子の要素「<element_name>」の属性「<attribute_name>」が不足しています
[可変情報]
<element_name> : 要素名
<attribute_name> : 属性名
[説明]
設定ファイルの要素と属性が不足している場合に出力されます。
[対処]
正しい記述にするか、WebOTX開発環境でアプリケーションを開発してください。
JAXRPCSERVLET.12: JAX-RPC context listener initializing
JAXRPCSERVLET.12: JAX-RPC コンテキストリスナーを初期化しています
[説明]
これは確認メッセージなのでエラーではありません。JAX-RPCエンジンのコンテキストリスナが初期化された時に出力されます。
JAXRPCSERVLET.13: JAX-RPC context listener destroyed
JAXRPCSERVLET.13: JAX-RPC コンテキストリスナーは破棄されました
[説明]
これは確認メッセージなのでエラーではありません。JAX-RPCエンジンのコンテキストリスナが破棄された時に出力されます。
JAXRPCSERVLET.14: JAX-RPC servlet initializing
JAXRPCSERVLET.14: JAX-RPC サーブレットを初期化しています
[説明]
これは確認メッセージなのでエラーではありません。サーブレットが初期化された時に出力されます。
JAXRPCSERVLET.15: JAX-RPC servlet destroyed
JAXRPCSERVLET.15: JAX-RPC サーブレットは破棄されました
[説明]
これは確認メッセージなのでエラーではありません。サーブレットが破棄された時に出力されます。
JAXRPCSERVLET.16: missing context information
JAXRPCSERVLET.16: 不足しているコンテキスト情報
[説明]
Webサービスランタイムのサーブレット初期化時に、そのサーブレットからWebサービスのエンドポイント情報が見つからない場合に発生します。
[対処]
サーブレットの配備記述子の内容を確認してください。
JAXRPCSERVLET.17: duplicate endpoint name
JAXRPCSERVLET.17: 重複するエンドポイント名
[説明]
エンドポイント名が重複しているとき出力されます。
[対処]
他の名前を利用してください。
JAXRPCSERVLET.18: got empty request message
JAXRPCSERVLET.18: 空の要求メッセージが取得されました
[説明]
リクエストメッセージが空の場合に出力されます。
[対処]
クライアントから正しくメッセージが送信されているかを確認してください。
JAXRPCSERVLET.20: no implementor for endpoint: <endpoint_name>
JAXRPCSERVLET.20: エンドポイントの implementor がありません <endpoint_name>
[可変情報]
<endpoint_name> : エンドポイント名
[説明]
クライアントからSOAPメッセージがHTTP POSTされた際、Webサービスランタイムのサーブレットが初期化された時にWebサービスのエンドポイント情報が見つからない場合に発生します。このエラーが発生した場合、クライアントにはJAXRPC.JAXRPCSERVLET.29が返却されます。
[対処]
サーブレットの配備記述子の内容を確認してください。
JAXRPCSERVLET.22: no endpoint specified
JAXRPCSERVLET.22: エンドポイントが指定されていません
[説明]
エンドポイントが指定されていない場合に出力されます。
[対処]
配備したアーカイブファイルの中に設定ファイルが全て含まれているか確認してください。開発環境を利用せずアプリケーションを開発した場合は、設定ファイルを確認してエンドポイント設定がされているかを確認してください。
JAXRPCSERVLET.23: no response message
JAXRPCSERVLET.23: 応答メッセージがありません
[説明]
レスポンスメッセージがない場合に出力されます。
[対処]
ハンドラなどでメッセージ処理に失敗している可能性があります。配備したアプリケーションを確認してください。
JAXRPCSERVLET.24: writing fault response
JAXRPCSERVLET.24: fault 応答を書き込んでいます
[説明]
これは確認メッセージなのでWebサービスエンジンのエラーではありません。SOAP Faultメッセージを書き込むときに出力されます。
[対処]
生成されたSOAP Faultを確認してWebサービス化したアプリケーションで想定されるエラーか、設定エラー等の問題であるかを確認してください。
JAXRPCSERVLET.25: writing success response
JAXRPCSERVLET.25: 成功応答を書き込んでいます
[説明]
これは確認メッセージなのでエラーではありません。レスポンスメッセージを書き込むときに出力されます。
JAXRPCSERVLET.26: duplicate URL pattern in endpoint: <endpoint_name>
JAXRPCSERVLET.26: エンドポイントに重複する URL パターンがあります: <endpoint_name>
[可変情報]
<endpoint_name> : エンドポイント名
[説明]
エンドポイントに利用されるURLパターンに重複がある場合出力されます。
[対処]
他のエンドポイントと重複していないか確認してください。
JAXRPCSERVLET.27: unsupported implicit URL pattern in endpoint: <endpoint_name>
JAXRPCSERVLET.27: エンドポイントにサポートされない暗黙の URL パターンがあります: <endpoint_name>
[可変情報]
<endpoint_name> : エンドポイント名
[説明]
リクエストURLに不正な文字が使用された場合発生します。例えば、URLに*.xxxが利用された場合に発生します。
[対処]
リクエストURLに不正な文字が使用されていないか確認してください。
JAXRPCSERVLET.28: Missing port information
JAXRPCSERVLET.28: ポート情報が不足しています
[説明]
サービスエンドポイントの実装に何らかの問題がある場合や、配備記述子に記述されている内容と実際のクラスが異なっている場合、配備記述子の内容に誤りがある場合に発生します。
[対処]
配備したアーカイブファイルの中に設定ファイルが全て含まれているか確認してください。開発環境を利用せずアプリケーションを開発した場合は、設定ファイルを確認してエンドポイント設定がされているかを確認してください。
配備記述子に記述されている内容と実際のクラスが異なっているか、配備記述子の内容に誤りがないかを確認してください。
JAXRPCSERVLET.29: Port not found (<endpoint_name>)
JAXRPCSERVLET.29: ポートが見つかりません (<endpoint_name>)
[可変情報]
<endpoint_name> : エンドポイント名
[説明]
クライアントからSOAPメッセージがHTTP POSTされた際、リクエストに対するエンドポイントの情報が見つからない場合に発生します。このとき、サーバのエラーログとしてJAXRPC.JAXRPCSERVLET.20が出力されます。
[対処]
配備記述子の内容を確認してください。
JAXRPCSERVLET.30: Internal server error (<exception_message>)
JAXRPCSERVLET.30: 内部サーバーエラー (<exception_message>)
[可変情報]
<exception_message> : 例外メッセージ
[説明]
内部エラーが発生しています。
[対処]
エラー内容から問題を解決してください。解決できない場合は弊社問合せ窓口へ連絡してください。
JAXRPCSERVLET.32: generating WSDL for endpoint: <transformer_message>
JAXRPCSERVLET.32: エンドポイント用の WSDL を生成しています: <transformer_message>
[可変情報]
<transformer_message> : トランスフォーマのメッセージ
[説明]
これは確認メッセージなのでエラーではありません。配備されたWebサービスでWSDLを生成しているときに出力されます。
JAXRPCSERVLET.33: cannot create transformer
JAXRPCSERVLET.33: トランスフォーマを作成できません
[説明]
クライアントがHTTP GETを行った際、WSDLファイルからServletコンテキストへの変換時に設定エラーが発生した場合に出力されます。配備しているWebサービスと一致しないWSDLを含めてしまった場合などに出力されることがあります。
[対処]
誤ったWSDLを含めていないかアーカイブファイル、または展開済みのサーバのファイル構成を確認してください。
JAXRPCSERVLET.34: transformation failed : <transformer_message>
JAXRPCSERVLET.34: 変換に失敗しました: <transformer_message>
[可変情報]
<transformer_message> : トランスフォーマのメッセージ
[説明]
クライアントがHTTP GETを行った際、上記のJAXRPC.JAXRPCSERVLET.33以外のパターンでのエラーが発生した場合に出力されます。
[対処]
弊社問合せ窓口へ連絡してください。
JAXRPCSERVLET.40: class not found: <class_name>
JAXRPCSERVLET.40: クラスが見つかりません: <class_name>
[可変情報]
<class_name> : クラス名
[説明]
エラーメッセージに書かれたクラスが見つかりません。
[対処]
配備したアプリケーションの構成が正しいか確認してください。
JAXRPCSERVLET.42: duplicate port name: <port_name>
JAXRPCSERVLET.42: 重複するポート名: <port_name>
[可変情報]
<port_name> : ポート名
[説明]
ポートの名前が重複しています。
[対処]
設定ファイルの内容を確認してポートの名前が重複していないか確認してください。
JAXRPCSERVLET.45: file not found: <file_name>
JAXRPCSERVLET.45: ファイルが見つかりません: <file_name>
[可変情報]
<file_name> : ファイル名
[説明]
エラーメッセージに書かれたファイルが見つかりません。
[対処]
ファイルがあるかを確認してください。
JAXRPCSERVLET.46: cannot read configuration
JAXRPCSERVLET.46: 設定を読み込めません
[説明]
設定ファイルの読み込みに失敗しています。
[対処]
webservices.xmlなどの設定ファイルが配備するファイルに含まれているかを確認してください。また、ファイルを加工している場合は記述が正しいかも確認してください。
JAXRPCSERVLET.47: cannot find configuration parameter: <parameter_name>
JAXRPCSERVLET.47: 設定パラメータが見つかりません: 「<parameter_name> 」
[可変情報]
<parameter_name> : パラーメタ名
[説明]
エラーメッセージに記述されているパラメータの読み込みに失敗しています。
[対処]
webservices.xmlなどの設定ファイルにパラメータが書かれているか確認してください。また、ファイルを加工している場合は記述が正しいかも確認してください。
JAXRPCSERVLET.48: config file: <file_name> not found
JAXRPCSERVLET.48: 設定ファイル「<file_name>」が見つかりません
[可変情報]
<file_name> : 設定ファイル名
[説明]
該当するファイルが見つかりません。
[対処]
ファイル名が間違っているか、対象となるファイルが存在しない可能性があります。
JAXRPCSERVLET.49: caught throwable: <exception_message>
JAXRPCSERVLET.49: throwable が検出されました: <exception_message>
[可変情報]
<exception_message> : 例外メッセージ
[説明]
Webサービスランタイムのサーブレット初期化時、またはdoPost時にJAXRPCException以外のエラーや例外が発生した場合に出力されます。
[対処]
例外スタックトレースが出力されている場合はメッセージを確認してください。
JAXRPCSERVLET.50: caught throwable during servlet initialization: <exception_message>
JAXRPCSERVLET.50: サーブレットの初期化時に throwable が検出されました: <exception_message>
[可変情報]
<exception_message> : 例外メッセージ
[説明]
Webサービスランタイムのサーブレット初期化時にServletException、またはJAXRPCException以外のエラーや例外が発生した場合に出力されます。
[対処]
サーバのログに詳細な内容が出力されますので確認してください。
JAXRPCSERVLET.51: caught throwable while recovering from a previous exception: <exception_message>
JAXRPCSERVLET.51: 前回の例外からの復元時に throwable が検出されました: <exception_message>
[可変情報]
<exception_message> : 例外メッセージ
[説明]
Webサービスのビジネスロジック内で例外発生時、その例外の処理中にエラーが発生した場合に出力されます。
[対処]
弊社問合せ窓口へ連絡してください。
JAXRPCSERVLET.52: no implementor registered for port: <path_info>
JAXRPCSERVLET.52: ポート用の implementor が登録されていません: <path_info>
[可変情報]
<path_info> : Servletのパスの後ろからクエリ文字列の前までの文字列
[説明]
クライアントのリクエストURIに対応するエンドポイントが見つからない場合に発生します。
[対処]
クライアントが送信するURIや配備記述子のコンテキストルートなどのエンドポイントURIに関する設定が正しいか確認してください。
JAXRPCSERVLET.53: no port specified in HTTP POST request URL
JAXRPCSERVLET.53: HTTP POST 要求 URL にポートが指定されていません
[説明]
クライアントからのリクエストしたURIが誤っている可能性があります。
[対処]
クライアントが送信するURIが正しいか確認してください。
JAXRPCSERVLET.54: no response was produced (internal error)
JAXRPCSERVLET.54: 応答は生成されませんでした (内部エラー)
[説明]
レスポンスメッセージ作成時に何らかの原因で失敗しています。
[対処]
配備したWebサービスの構成が正しいか、Handlerで意図しない処理をしていないか確認してください。
JAXRPCSERVLET.55: got empty request message
JAXRPCSERVLET.55: 空の要求メッセージが取得されました
[説明]
リクエストメッセージがない場合に出力されます。
[対処]
クライアントからリクエストが正しく送信されているかを確認してください。
JAXRPCSERVLET.56: JAX-RPC servlet: init
JAXRPCSERVLET.56: JAX-RPC サーブレット: 初期化
[説明]
これは確認メッセージなのでエラーではありません。サーブレットが初期化された時に出力されます。
JAXRPCSERVLET.57: JAX-RPC servlet: destroy
JAXRPCSERVLET.57: JAX-RPC サーブレット: 破棄
[説明]
これは確認メッセージなのでエラーではありません。サーブレットが破棄された時に出力されます。
JAXRPCSERVLET.64: Invalid Content-Type, text/xml required
JAXRPCSERVLET.64: コンテンツタイプが無効です。text/xml が必要です
[説明]
Content-Typeがtext/xmlでない場合に出力されます。
[対処]
クライアントから送信されているHTTPヘッダのContent-Typeを確認してください。
JAXRPCSERVLET.65: Invalid Header SOAPAction required
JAXRPCSERVLET.65: ヘッダーが無効です。SOAPAction が必要です
[説明]
無効なヘッダ情報が含まれています。SOAPActionの設定が必要です。
[対処]
通信しているSOAPメッセージを確認してください。
JAXRPCSERVLET.66: Thrown other error or exception. Please check server log.
JAXRPCSERVLET.66: その他のエラーが発生しました。サーバのログを確認してください。
[説明]
Webサービスのビジネスロジック動作時にエラーや例外が発生した時(例: データベース接続に失敗したなど)に、そのエラーや例外があらかじめサービスエンドポイントインタフェースに定義したユーザ定義の例外やJAXRPCExceptionとしてcatchして処理できなかった場合に発生します。
[対処]
サーバのログに詳細な内容が出力されますので確認してください。

2.2.2. Webサービス(クライアント)

2.2.2.1. 例外メッセージ

JAX-RPCがクライアントとして動作した時に出力する主なエラーメッセージと、その対処方法について説明します。

HTTP transport error: <exception_message>
HTTP トランスポートエラー: <exception_message>
[可変情報]
<exception_message> : 例外メッセージ
[説明]
HTTP通信に失敗しています。
[対処]
エラーメッセージの情報から問題を解決してください。
local transport error: <exception_message>
ローカルトランスポートエラー: <exception_message>
[可変情報]
<exception_message> : 例外メッセージ
[説明]
ローカル通信に失敗しています。
[対処]
エラーメッセージの情報から問題を解決してください。
request requires HTTP authentication: <http_response>
要求は HTTP 認証を必要とします: <http_response>
[可変情報]
<http_response> : Webサーバから返却された httpのレスポンスメッセージ
[説明]
サーバへの接続にHTTP認証が必要です。
[対処]
認証情報を設定するか、サーバ管理者へ確認してください。
HTTP Status-Code 404: Not Found - <http_response>
HTTP 状態コード 404: <http_response> が見つかりません
[可変情報]
<http_response> : Webサーバから返却された httpのレスポンスメッセージ
[説明]
送信先サーバからHTTPレスポンスコード404が返却されています。
[対処]
URLが正しいか、サーバが正しく動作しているか確認してください。

2.2.3. Webサービスコンパイラ

2.2.3.1. 例外メッセージ

JAX-RPCのWSDLコンパイルコマンドwscompileが出力するエラーメッセージと、その対処方法について説明します。

<option> is an invalid option or argument
<option> は、無効なオプションまたは引数です
[可変情報]
<option> : オプションまたは引数
[説明]
無効なオプションや引数を利用しています。
[対処]
コンパイラを実行するコマンドラインを確認してください。
error: file not found: <file_name>
エラー: ファイルが見つかりません: <file_name>
[可変情報]
<file_name> : ファイル名
[説明]
表示されたファイルが見つかりません。
[対処]
ファイルがコンパイラから参照できるか確認してください。意図しないファイルの場合はコンパイルのオプションを確認してください。
missing configuration file
設定ファイルがありません
[説明]
コンパイルに必要な設定ファイルがありません。
[対処]
設定ファイルを用意してください。
duplicate option: <option_name>
重複したオプション: <option_name>
[可変情報]
<option_name> : オプション名
[説明]
オプションが重複しています。
[対処]
どちらか一方を削除して再実行してください。
directory not found: <directory_name>
ディレクトリが見つかりません: <directory_name>
[可変情報]
<directory_name> : ディレクトリ名
[説明]
表示されたディレクトリが見つかりません。
[対処]
ディレクトリがコンパイラから参照できるか確認してください。意図しないディレクトリの場合はコンパイルのオプションを確認してください。
option <option_name> requires an argument
オプション <option_name> には引数が必要です
[可変情報]
<option_name> : オプション名
[説明]
表示されたオプションに必要な引数が不足しています。
[対処]
オプションパラメータの直後に必要な引数を加えてください。
cannot create file: <file_name>
ファイルを作成できません: <file_name>.
[可変情報]
<file_name> : ファイル名
[説明]
表示されたファイルが作成できません。
[対処]
作成先のパーミッションなどの権限や、ディスク容量を確認してください。
unknown feature: <option_name>
不明の機能: <option_name>
[可変情報]
<option_name> : オプション名
[説明]
オプション-featureに不明なパラメータが使われています。
[対処]
サポートされてない文字が含まれていないか確認してください。
unknown option: <option_name>
不明なオプション: <option_name>
[可変情報]
<option_name> : オプション名
[説明]
不明なオプションが指定されています。
[対処]
wscompileコマンドでサポートされているオプションか確認してください。
invalid feature syntax: <option_name>
無効な機能シンタックス: <option_name>
[可変情報]
<option_name> : オプション名
[説明]
無効な記述がされています。
[対処]
コンパイルに記述されている内容が正しいか確認してください。
no mode was specified, please use one of -import/-define/-gen
モードは指定されていません。-import/-define/-gen の 1 つを使用してください
[説明]
出力モードが選択されていません。
[対処]
-import/-define/-genのうちどれか1つを指定する必要があります。
too many modes were specified, please use only one of -import/-define/-gen
指定するモードが多すぎます。使用できるのは、one of -import/-define/-gen のみです
[説明]
出力モードが複数選択されています。
[対処]
-import/-define/-genは1つしか利用できません。複数をオプション指定していないか確認してください。
-import requires a WSDL-based configuration file
-import には WSDL ベースの設定ファイルが必要です
[説明]
オプション-import には WSDL ベースの設定ファイルが必要です。
[対処]
設定ファイルを用意して再実行してください。
-define requires a service-based configuration file
-define にはサービスベースの設定ファイルが必要です
[説明]
オプション-define にはサービスベースの設定ファイルが必要です。
[対処]
設定ファイルを用意して再実行してください。

2.3. WebOTX Webサービス(JAX-RS)

2.3.1. Webサービス本体

2.3.1.1. 例外メッセージ

JAX-RSが出力するエラーメッセージと、その対処方法について説明します。

「A (sub-)resource method,<method_info>, should have only one HTTP method designator. It currently has the following designators defined:<method_id>
[エラーレベル]
INFO
[可変情報]
<method_info> : リソースメソッドのアクセス修飾子、戻り値の型、メソッド名
<method_id> : 使用しているメソッド識別子。例えば、@GETとPOSTを指定した場合の内容は[@javax.ws.rs.GET(), javax.ws.rs.POST()]になる。
[説明]
1つのリソースメソッドに、2つ以上のHTTPメソッド識別子が使用されています。
[対処]
リソースメソッドにはHTTPメソッド識別子を1つだけ使用してください。
Mapped exception to response: 405
javax.ws.rs.WebApplicationException
[エラーレベル]
INFO
[説明]
以下のいずれかになります。
(1)HTTPリクエストに対し、ディスパッチするリソースメソッドが一つも存在しない
(2)リソースメソッドに定義する@HttpMethodアノテーションに指定するメソッド名がGET、POST、PUT、DELETE、HEAD、OPTIONS以外である
(3)HTTPリクエストに対し、リクエストメソッドはリソースメソッドで定義されていない、または一致していない
[対処]
(1)リソースメソッドを追加してください。
(2)@HttpMethodアノテーションに指定するメソッド名をGET、POST、PUT、DELETE、HEAD、OPTIONSのいずれかに修正してください。
(3)HTTPリクエストに対し、リクエストメソッドはリソースメソッドで定義されているか、または一致しているか確認ください。
A resource method,<method_info>, MUST be public scoped otherwise the method is ignored
[エラーレベル]
INFO
[可変情報]
<method_info> : リソースメソッドのアクセス修飾子、戻り値の型、メソッド名
[説明]
リソースメソッドはpublic以外のメソッドです。
[対処]
リソースメソッドをpublicメソッドに変更してください。
Producing media type conflict. The resource methods<method_info> can not produce the same media type
[エラーレベル]
INFO
[可変情報]
<method_info> : リソースメソッドのアクセス修飾子、戻り値の型、メソッド名
[説明]
2つ以上のリソースメソッドまたはサブリソースメソッドのリクエストメソッドの識別子、パス、MIMEメディアタイプなどが同じです。
[対処]
リソースメソッドまたはサブリソースメソッドのリクエストメソッドの識別子、パス、MIMEメディアタイプのいずれかを他のリソースメソッド(サブリソースメソッド)と違うものに変更してください。
The RuntimeException could not be mapped to a response, re-throwing to the HTTP container
com.nec.webotx.jersey.spi.inject.Errors$ErrorMessagesException
[エラーレベル]
INFO
[説明]
2つ以上のリソースメソッドまたはサブリソースメソッドのリクエストメソッドの識別子、パス、MIMEメディアタイプなどが同じです。
[対処]
リソースメソッドまたはサブリソースメソッドのリクエストメソッドの識別子、パス、MIMEメディアタイプのいずれかを他のリソースメソッド(サブリソースメソッド)と違うものに変更してください。
Mapped exception to response: 415 (Unsupported Media Type)
javax.ws.rs.WebApplicationException
[エラーレベル]
INFO
[説明]
HTTPリクエストのContent-Typeヘッダが、どのConsumesアノテーションにも一致していません。
[対処]
HTTPリクエストのContent-Typeヘッダに一致するConsumesアノテーションがあるか確認ください。
javax.ws.rs.WebApplicationException:java.lang.IllegalArgumentException: Error parsing media type<media_type>
[エラーレベル]
INFO
[可変情報]
<media_type> : 受信メッセージのメディアタイプ
[説明]
受信メッセージのメディアタイプのフォーマットは正しくありません。
[対処]
受信メッセージのメディアタイプのフォーマットか正しいか確認ください。
No provider classes found.
[エラーレベル]
INFO
[説明]
以下のいずれかになります。
(1)@Consumesあるいは@Producesアノテーションに設定した値において、フォーマットが正しくないMIMEメディアタイプを設定している。
(2)リソースロケータのパラメータのうち、@DefaultValueアノテーションで指定しているデフォルト値の型は、該当パラメータの型と一致していない。
[対処]
(1)@Consumesあるいは@Producesアノテーションに設定した値において、フォーマットが正しいMIMEメディアタイプに変更ください。
(2)@DefaultValueアノテーションで指定しているデフォルト値の型は、該当パラメータの型と一致させてください。
Mapped exception to response: 406 (Not Acceptable)
javax.ws.rs.WebApplicationException
[エラーレベル]
INFO
[説明]
リソースが設定した@ProducesアノテーションのメディアタイプはHTTPリクエストのAcceptヘッダの値と一致していません。
[対処]
リソースが設定した@ProducesアノテーションのメディアタイプはHTTPリクエストのAcceptヘッダの値と一致させてください。
The media type format is error:<media_type>
[エラーレベル]
INFO
[可変情報]
<media_type> : 受信メッセージのメディアタイプ
[説明]
@Producesアノテーションに設定する値のフォーマットが正しくないMIMEメディアタイプを設定しています。
[対処]
@Producesアノテーションに設定する値のフォーマットが正しいか確認ください。
A (sub-)resource method,<method_info>, should have only one HTTP method designator. It currently has the following designators defined: ,<method_designator>
[エラーレベル]
INFO
[可変情報]
<method_info> : リソースメソッドのアクセス修飾子、戻り値の型、メソッド名
<method_designator> : HTTPメソッドの識別子
[説明]
1つのリソースメソッドに対し、2つ以上のリクエストメソッド識別子を使用しています。
[対処]
リクエストメソッド識別子は1つだけにしてください。
jersey.api.NotFoundException: null for uri:<uri>
[エラーレベル]
INFO
[可変情報]
<uri> : HTTPリクエストのURI
[説明]
HTTPリクエストに対し、リクエストメソッドはリソース?メソッドで定義されていない、または一致していません。
[対処]
HTTPリクエストに対し、リクエストメソッドはリソース?メソッドで定義されているか、または一致しているか確認ください。
A sub-resource locator, <locator_info>, can not have an entity parameter. Try to move the parameter to the corresponding resource method
[エラーレベル]
INFO
[可変情報]
<locator_info> : サブリソースロケータのアクセス修飾子、戻り値の型、メソッド名
[説明]
サブリソースロケータのパラメータとしてエンティティパラメータを使用しています。
[対処]
サブリソースロケータのパラメータとしてエンティティパラメータは使用できません。パラメータの削除あるいはアノテーションパラメータを変更してください。
A sub-resource locator,<locator_info>, MUST be public scoped otherwise the method is ignored
[エラーレベル]
INFO
[可変情報]
<locator_info> : サブリソースロケータのアクセス修飾子、戻り値の型、メソッド名
[説明]
サブリソースロケータはpublic以外のメソッドです。
[対処]
サブリソースロケータをpublicメソッドに変更してください。
A sub-resource locator, <locator_info>, MUST return a non-void type.
[エラーレベル]
INFO
[可変情報]
<locator_info> : サブリソースロケータのアクセス修飾子、戻り値の型、メソッド名
[説明]
サブリソースロケータの戻り値の型がvoidです。
[対処]
サブリソースロケータの戻り値の型をvoid以外に変更してください。
com.nec.webotx.jersey.api.NotFoundException: null for uri:<uri>
[エラーレベル]
INFO
[可変情報]
<uri> : HTTPリクエストのURI
[説明]
サブリソースロケータの戻り値はnullです。
[対処]
サブリソースロケータの戻り値はnullにできません。null以外を返却するようにしてください。
A HTTP GET method,<method_info>MUST return a non-void type.
[エラーレベル]
INFO
[可変情報]
<method_info> : リソースメソッドのアクセス修飾子、戻り値の型、メソッド名
[説明]
httpメソッドがGETの場合、戻り値の型は「void」以外でなければなりません。
[対処]
戻り値の型を「void」以外に変更してください。