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WebOTX Application Server - CORBA仕様対応

CORBA通信基盤Object Broker

WebOTXのORBは、CORBAが規定するInternet Inter-ORB Protocol (IIOP)を使用します。WebOTXではIIOP1.2/1.1/1.0をサポートしているので、IIOPに準拠する他のORB製品と容易に通信ができます。また、IIOP over SSLをサポートしているのでIIOPの通信を安全に行うこともできます。

WebOTXは、CORBA 2.3、3.0(一部)仕様の言語マッピングに準拠した開発環境を提供します。通信に関する部分はORBで管理されるので、アプリケーション開発者は通信部分をプログラミングする必要がありません。またObject Adapterには、Portable Object Adapter (POA)を使用しているので他のORB製品からの移植もスムーズに行うことができます。

このようなCORBA通信の基盤となる機能を実装しているのが、WebOTX Object Broker(ObjectSpinnerより名称を変更)です。WebOTX Object Brokerは、ORB通信の中核部分を効率的に管理しており、世界最高水準の高い性能を達成しています。

各種CORBA共通サービスをサポート

WebOTXは、OMGが定める数多くのCORBA共通サービス仕様に対応しています。これらのサービスは、WebOTXを用いたシステムでは欠かせないものとして多くのシステムで導入されています。また、これらの仕様に準拠する他のORB製品との通信も実現しています。

名前サービス

名前サービスは、ネットワーク上に分散するオブジェクトリファレンスを一箇所に登録して管理するためのサービスです。サーバアプリケーションでは、このオブジェクトに分かりやすい名前をつけて名前サービスに登録し、クライアントがその名前をもとにオブジェクトリファレンスを検索することが可能です。

WebOTXでは、名前サービスを実現するサーバプロセスを提供します。このプロセスを「名前サーバ」と呼びます。名前サーバでは、ファイルシステムのように階層化してオブジェクトリファレンスを管理します。名前コンテキストは、ファイルシステムのディレクトリに相当するもので、このコンテキストが集まり木構造を作ります。名前コンテキストのうち、ファイルシステムのルートディレクトリに相当するものを特にルートコンテキストと呼び、ファイルシステムと同様に名前コンテキストの下に名前コンテキストを置くことができます。

WebOTXは、Naming Service Specification 1.1 (formal/2001-02-65)を実装しています。

インタオペラブル名前サービス

WebOTXの名前サービスは、CORBA 2.4で規定されているインタオペラブル名前サービスに対応しています。そのため他社製ORB製品をWebOTXの名前サーバに登録したり、他社製の名前サーバへオブジェクトの登録、参照を行うことができます。

Transactionサービス

Transaction サービスとは、オブジェクト指向トランザクションを実現するためのサービスです。Transaction サービスを使用することで、複数のWebOTXが動作する場合でも、データの更新は安全に2フェーズコミット処理が行われます。データベースの更新に失敗した場合は、Transactionサービスのリカバリ機能によりロールバックされるか、更新が正常に完了されるまでリトライされます。

WebOTXのTransaction サービスはCORBA Transaction Service 1.4に対応しています。そのため、他のCORBA Transaction Serviceをサポートしているシステムと相互運用することができます。また、Javaのアプリケーションに対しては、J2EEで標準となっているJTAインタフェースと連携して動作させることができます。

Transactionサービスを実装している製品として、WebOTXバージョン5まではWebOTX Transaction Serviceを出荷していましたが、バージョン6以降は各Editionにバンドルしています。

また、WebOTXが提供するJDBC DataSourceと連携して、JTAインタフェースによるJavaの2フェーズコミットを実現しています。JDBC DataSourceはOracleや Cloudscape、SequeLinkなどのJDBCドライバに対応しているため、これらの扱うデータベースと2フェーズコミットを行うことができます。

Eventサービス

標準的なCORBA通信では、クライアントアプリケーションからのサーバアプリケーションのメソッド呼び出しは同期呼び出しで行われるため、メソッドの処理が終了するまで待ち続けることになります。非同期の通信を行うためのサービスをEventサービスと呼びます。

Eventサービスでは、サーバ-クライアント間で受け渡すデータを「イベント」と呼び、クライアントアプリケーション(サプライヤと呼びます)からのイベントを一旦「イベントチャネル」にキューイングします。キューイングが完了した直後にクライアント側には処理が戻ります。一方、サーバアプリケーション(コンシューマと呼びます)にはイベントチャネルからそのイベントが送信されます。これによって非同期の通信を可能にします。

WebOTXで提供しているEventeサービスは、CORBAService(98-12-09)にしたがっています。

Notificationサービス

Notificationサービスは、非同期通信を実現するEventサービスを拡張したサービスです。WebOTX Notification Serviceがこのサービスを実装しています。ただし、非同期メッセージング機構である、「Java Message Service(JMS)」(*1)を利用するケースがほとんどとなっています。

Notification サービスの図Notification サービスの図

  • *(*1) V7.1以前のバージョンでは、Standard-J・Standard・Enterprise Edition で提供しています。

Securityサービス

WebOTXでは、セキュリティを実現するサービスとして、Security Service 1.2仕様に準拠した、IIOP-SSLを提供しています。

IIOP-SSLは、IIOP通信で使用する通常のTCP/IPソケットの代わりにSSLを使用する通信方式です。通信データがSSLにより保護されます。IIOP-SSLで通信を行うためには、SSLで使用する「証明書」が必要となります。またクライアントのアクセスコントロールも実現しています。

COM/CORBA

WebOTX/COMが備える機能
WebOTXでは、CORBAに加えて、COM/DCOMインタフェースにも準拠しています。

Windowsに閉じたシステムを運用する場合は、COMで実施するほうが簡単です。そのためにWebOTXでは、WebOTX/COMという製品を出荷しています。

また、CORBAとCOM間の通信も可能です。WindowsおよびUNIXが混合したシステムを運用する場合は、WebOTXを利用することになります。クライアントアプリケーションをCOMベースで作成し、サーバアプリケーションをCORBAで作成するというのが可能です。


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