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UNIVERGE IXシリーズ FAQ

SNMPv1/SNMPv2cに関するFAQ

Q.1-1 サポートしているMIBを教えてください。

「UNIVERGE IXシリーズ」がサポートしているMIBは以下の通りです(ver.9.2以降)。

標準MIB MIB-II(RFC1213)
Ethernet-like Interface MIB(RFC1643)
The Interfaces Group MIB(RFC2863,一部実装)
ISDN MIB(RFC2127,一部実装)
VRRP MIB(RFC2787,一部実装)
IGMP MIB(RFC2933)
BGP4 MIB(RFC4273,一部実装)
IPv6 MIB(RFC2465)
IPv6 ICMPv6 MIB(RFC2466)
IPv6 MLD MIB(RFC3019)
プライベートMIB SYSTEM MIB
- 温度
- 電圧
- ファン (IX3015、IX3110のみ)
- 電源ユニット (IX3015、IX3110のみ)
- システムutilization (CPU使用率相当)
- Heapメモリ
IPsec MIB
ログイン状態MIB
コンフィグ状態MIB
4ポートSW-HUB MIB
ネットワークモニタMIB
NGN MIB
無線WAN MIB

プライベートMIBの定義に関する詳細な情報は、「機能説明書 付録14 プライベートMIB詳細」に記載されています。

Q.1-2 IXシリーズのプライベートMIBファイルを入手したいのですが。

マニュアルのページにMIBファイルを掲載しています(MIBファイルをダウンロード)。

Q.1-3 ソフトウェアをバージョンアップした場合や、新たな拡張インタフェースカードを取り付けた場合などに、各インタフェースのifIndex値が変わる場合がありますか?

はい、ifIndex値が変わる条件は以下の通りです。

  • ソフトウェアのバージョンアップによる機能追加で、インタフェース数が拡張されているとき。
  • 新たに拡張インタフェースカードを装着した。もしくはカードの装着位置を変更したとき。
  • インタフェースの動作モードを変更したとき。(例:ISDN⇔専用線)

なお、ソフトウェアバージョン ver.7.5以降より、ifIndex値をコマンドで固定することが可能です。

snmp-agent mib-2 ifindex [device/interface] [ifindex番号]

【ifIndex値固定コマンドの注意事項】

  • device とinterface のみ設定可能です。
  • 内部用インタフェースには設定できません。
  • 設定を有効にするには再起動が必要です。

Q.1-4 シェーピング機能で設定したシェーピングレートが ifSpeedで見えるようにしたい場合、どのように設定すれば良いですか?

例えばシェーピングレートを1Mbpsにした場合、インタフェースで以下のコマンドを使用してください。

snmp-agent mib-2 ifspeed 1000

Q.1-5 トラップの送信先は最大何個まで設定できますか?

最大8個まで設定できます。

トラップ送信先の設定は、グルーバルコンフィグモードで以下のコマンドを使用します。

snmp-agent host [SNMPサーバアドレス] [community名]

Q.1-6 コミュニティは最大何個まで設定できますか?

最大8個まで設定できます。

コミュニティの設定は、グルーバルコンフィグモードで以下のコマンドを使用します。

snmp-agent host ip community [community名]

Q.1-7 IPv6に対応していますか?

ver.7.1以降のソフトウェアからIPv6に対応しております。

Q.1-8 システムロードアベレージ(装置負荷)やメモリ使用率をMIBで取得することは可能ですか?

プライベートMIB「PICO-SMI」で定義されている以下のOIDで取得が可能です。

  • システムロードアベレージ (装置負荷)[単位 %]
    • picoSchedRtUtl1Sec: 過去1秒間のシステムロードアベレージ
    • picoSchedRtUtl5Sec: 過去5秒間のシステムロードアベレージ
    • picoSchedRtUtl1Min: 過去1分間のシステムロードアベレージ
  • Heepメモリ (メモリ使用率) [単位 %]
    • picoHeapUtil: メモリ使用率

Q.1-9 送信可能なトラップの種類を教えてください。

以下のトラップを送信することが可能です(ver.9.3以降)。

  • 標準トラップ(Generic Trap)
    • cold-start
    • warm-start
    • link-up
    • link-down
    • authentication-failure

  • ベンダー定義トラップ(Specific Trap)
    • システムトラップ
      • 装置温度異常 (picoTemperatureFault)
      • 装置温度異常復旧 (picoTemperatureRestoration)
      • 電圧異常 (picoVoltageFault)
      • 電圧異常復旧 (picoVoltageRestoration)
      • ファン異常 (picoFanFault)
      • ファン異常復旧 (picoFanRestoration)
      • 電源障害発生時/電源OFF時 (picoPowerSupplyFault)
      • 電源障害復旧時/電源ON時 (picoPowerSupplyRestoration)
      • 電源ユニットを挿入したとき (picoPowerSupplyInserted)
      • 電源ユニットを抜去したとき (picoPowerSupplyRemoved)
      • ログイン/ログアウト時 (picoLoginSession)
      • ログイン失敗時 (picoLoginFailure)
      • オペレーションモード⇔コンフィグレーションモード遷移時 (picoConfigMode)
      • コンフィグ変更、削除時 (picoConfigModified)
      • 4ポートSW-HUB HUBポートのlink-down (picoExtIfLinkDown)
      • 4ポートSW-HUB HUBポートのlink-up (picoExtIfLinkUp)
      • 起動時ハードウェア自己診断NGトラップ (picoPostFailMessage)
    • IPsecトラップ
      • ISAKMP SA確立時 (pikeTunnelStart)
      • ISAKMP SA削除時 (pikeTunnelStop)
      • IPsec SA確立時 (pipSecTunnelStart)
      • IPsec SA削除時 (pipSecTunnelStop)
      • SAをライフタイム満了よりも早く削除したとき (pipSecEarlyTunTerm)
    • ネットワークモニタトラップ
      • ネットワークモニタ機能で障害・障害復旧を検出時 (picoNetMonWatchGroupStatusChange)
    • VRRPトラップ
      • 新しくマスタに遷移したとき (vrrpTrapNewMaster)
      • VRRP認証エラー検出時 (vrrpTrapAuthFailure)
    • ISDNトラップ
      • Dチャネルの状態が変化したとき (picoIsdnLapdOperStatusChange)
    • USB無線WANトラップ
      • データ通信端末がUSBポートから抜去 (picoMobileDeviceDown)
      • データ通信端末がUSBポートに挿入 (picoMobileDeviceUp)
      • 以下の状態が変化 (picoMobileSignalStatusChange)
        1. 電波状態
        2. 電波強度
        3. 接続回線種別

各トラップの詳細は、「機能説明書」の「付録15 Trap詳細」をご参照ください。

Q.1-10 link-downトラップを受信しました。どのインタフェースでリンクダウンが発生したのか確認する方法はありますか?

link-upトラップやlink-downトラップには、デフォルトで「インタフェース番号(ifIndex)」が含まれています。

また、以下の設定を追加することにより、link-upトラップやlink-downトラップの中身に、インタフェースの名前(ifDescr:FastEthernet0.0など)の情報を含めることも可能です。

snmp-agent ip trap [COMMUNITY] snmp link-up add-option
snmp-agent ip trap [COMMUNITY] snmp link-down add-option

Q.1-11 各インタフェースの回線使用率をMIBで確認することはできますか?

ポート毎の使用率を確認するMIB情報はありませんが、送受信するポートのデータ量から計算することが可能です。

インタフェースの送受信量は以下のMIBにて取得可能です。

<5分間隔でMIBを取得する場合の例>

回線使用率(受信側)
= { (現在のifInOctets) - (5分前のifInOctets) } x 8 / 300秒 (bps)
回線使用率(送信側)
= { (現在のifOutOctets) - (5分前のifOutOctets) } x 8 / 300秒 (bps)

ifInOctetsとifOutOctetsはともに32bitカウンタですが、回線使用率を計測する際には、前回取得時と今回取得時の間でカウンタが1周しない程度の時間間隔でMIBの値を取得する必要があります。

そのため、IXシリーズでは64bitカウンタでの計測も可能となるようにIF-MIB(RFC2863)もサポートしています。長い時間間隔でMIBのアクセスを行いたい場合には、IF-MIBでの監視を推奨します。

※64bitカウンタへアクセスするためには、SNMPv2を使用する必要があります。

回線使用率(受信側)
= { (現在のifHCInOctets) - (5分前のifHCInOctets) } x 8 / 300秒 (bps)
回線使用率(送信側)
= { (現在のifHCOutOctets) - (5分前のifHCOutOctets) } x 8 / 300秒 (bps)

Q.1-12 スイッチングハブを内蔵している機種(「IX2105」など)で、HUBポート毎にlink-upトラップ、link-downトラップを生成することはできますか?

本装置は、標準トラップ(Generic Trap)のlink-up、link-downトラップをインタフェース単位で生成する仕様であり、HUBポート単位での生成は行いません。

HUBポート単位のリンクアップ、リンクダウンをトラップで監視したいときは、本装置が独自で定義しているトラップを使用してください。

【設定コマンド】

snmp-agent ip trap public [COMMUNITY] port link-up
snmp-agent ip trap public [COMMUNITY] port link-down

Trap名 VARIABLES 発行契機
picoExtIfLinkDown picoExtIfAdminStatus HUBポートdown時
picoExtIfOperStatus
picoExtIfLinkUp picoExtIfAdminStatus HUBポートup時
picoExtIfOperStatus

リンクアップ、リンクダウンが発生したHUBポートのポート番号は、トラップの中に含まれるVARIABLES(「picoExtIfAdminStatus」、もしくは「picoExtIfOperStatus」)の最後に付加される「インデックス値」を見て確認します。

【VARIABLESの例】

  • HUBポート2でリンクアップ発生(AdminStatus=1、OperStatus=1)
    picoExtifAdminStatus.1.2 = 1
    picoExtifOperStatus.1.2 = 1
  • HUBポート2でリンクダウン発生(AdminStatus=1、OperStatus=2)
    picoExtifAdminStatus.1.2 = 1
    picoExtifOperStatus.1.2 = 2

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