ページの先頭です。
サイト内の現在位置を表示しています。
  1. ホーム
  2. 製品
  3. 企業・官公庁向け製品名一覧
  4. UNIVERGE IXシリーズ
  5. FAQ
  6. IPマルチキャスト
ここから本文です。

UNIVERGE IXシリーズ FAQ

IPマルチキャストに関するFAQ

Q.1-1 IGMP/MLDについて教えてください。

マルチキャストパケットを正しく受信者のみに転送するために、配下のホストが参加しているマルチキャストグループを管理するためのプロトコルです。

IGMPが IPv4マルチキャスト、MLDが IPv6マルチキャストで使用するプロトコルです。

ルータはマルチキャストグループごとにホストからの参加・離脱メッセージを処理し、参加者が存在するインタフェース全てに対してマルチキャストパケットを送信します。また、ルータからは定期的に参加者が存在しているかの確認なども行われます。

本装置は IGMPv1/IGMPv2、MLDv1/MLDv2に対応しています。

Q.1-2 IGMP/MLDプロキシについて教えてください。

IGMPはIPv4マルチキャスト、MLDプロキシはIPv6マルチキャストで使用する機能です。

マルチキャスト端末から受信したIGMP/MLDパケットをルータで終端し、端末の代理でIGMP/MLDパケットをサーバ側に送信する機能です。

アクセス回線(PPPoEなど)を終端するルータが必要な環境でマルチキャストネットワークに接続したい場合や、IGMP/MLDパケットをカプセル化(IPsecトンネル、GREなど)して送信したいときなどに使用します。

Q.1-3 マルチキャストパケットをGREやIPsecなどを使ってトンネリングできますか?

可能です。

マルチキャストサーバとの接続に使用するトンネルインタフェースで以下のコマンドを設定します。

ip igmp upstream (IPv4)
ipv6 mld upstream (IPv6)

詳しい設定方法は、「設定事例集」をご参照ください。

Q.1-4 マルチキャストパケットをQoSで優先することはできますか?

可能です。

QoSの対象がマルチキャストパケットでも、ユニキャストパケットと同じ考え方で設定を行います。例えば、あるサーバが配信するマルチキャストパケットを優先するときは、アクセスリストを用いて、送信元としてサーバのアドレスを、宛先にはマルチキャストアドレスを指定します。

Q.1-5 IGMPプロキシ/MLDプロキシで、設定可能なアップストリーム/ダウンストリームインタフェース数を教えてください。

アップストリームインタフェースはIGMP、MLDプロキシともに1つのみです。複数のインタフェースからマルチキャストパケットを受信して転送することはできません。

IGMPプロキシ、MLDプロキシ利用時のダウンストリームインタフェース数(※)は以下の通りです。

※PIM-SM利用時のダウンストリームインタフェース数は、Q1-13をご参照ください。

装置名 インタフェース数 インタフェース数(IPsec併用時)
IX2105 16 8
IX2207 16 8
IX2215 16 8
IX3015 32 16
IX3110 32 16
  • IPsecトンネルでマルチキャストパケットを転送する場合の最大トンネルインタフェース数
  • ver.8.0以降の仕様値。ver.8.0未満での登録数は「機能説明書」をご参照ください。
  • 上の表に記載する推奨値は、以下の条件において性能を測定したときの実測データに基づく値です。より条件が厳しい場合は、この推奨値を満足できない場合もあります。

  • プロトコル:IPv4
  • トラフィック特性:CBR(固定ビットレート)
  • ストリーム帯域:2Mbps以下
  • パケットサイズ:1,000byte以上

 

Q.1-6 IGMP/MLDプロキシの制限・注意事項を教えてください。

「UNIVERGE IXシリーズ」のIGMP、MLDプロキシには以下の制限事項があります。

[注意事項]

  • マルチキャストパケットをカプセル化する場合、トンネルインタフェースのMTU長によっては、マルチキャストパケットのフラグメントが発生し、期待するスループットを実現できない場合があります。
    特に、マルチキャストがUDPで配送される場合は、TCP MSS調整機能でフラグメントの発生を抑制できないため、マルチキャストサーバ側のMTU長をトンネルインタフェースのMTU長よりも小さい値に設定してください。

[制限事項]

  • ネットワークモニタ機能でマルチキャストの経路を操作することはできません。
  • IPv4マルチキャストパケットは、NAPTの設定によらず受信されます。廃棄する場合はフィルタ設定が必要になります。
  • IPv4マルチキャストをVRRPと連携する場合、IGMPをマスタ側で動作させるにはVRRPでプライオリティの設定をマルチキャストに合わせる必要があります。

Q.1-7 マルチキャスト・ルーティング機能に対応していますか?

PIM-SMv2に対応しています(ver.8.4以降、IPv4のみ)。

IPv6は未対応です。

PIM-SMを利用する上での注意事項については、Q1-14をご参照ください。

Q.1-8 利用可能なマルチキャストアドレスを教えてください。

Class Dアドレス「224.0.0.0~239.255.255.255」のうち、ローカルサブネットのマルチキャストトラフィック用に予約されている「224.0.0.1~224.0.0.255」を除くアドレスが指定可能です。

Q.1-9 本装置を、PIM-SMのRP(ランデブーポイント)として使用することはできますか?

可能です。

なお、本装置はRPの静的な設定にのみ対応しており、RPを自動で設定するBSR(Bootstrap Router)には対応しておりませんので、ご注意ください。

Q.1-10 本装置のインタフェースに接続されている端末(レシーバ)がIGMP未対応でも、そのインタフェースでマルチキャストパケットを受信可能とすることはできますか?

IGMPに対応していない端末でも、マルチキャストパケットを受信可能です。

本装置に、マルチキャストグループを静的に登録する設定(ip igmp static-groupコマンド)を追加します。

ip igmp static-group [GROUP-ADDRESS]

Q.1-11 VRRP仮想IPアドレスをRPアドレスとして使用することはできますか?

使用することはできません。

RPアドレスとしては、ルータのイーサネットインタフェースやLoopbackインタフェースなど、ルータのいずれかのインタフェースに設定されている実アドレスを指定してください。

Q.1-12 トンネルインタフェースでPIM-SMを利用することはできますか?

可能です。

トンネルインタフェースでPIM-SMを利用することができますので、IPsecを使ったインターネットVPN環境でも、PIM-SMによるマルチキャスト・ルートの冗長化を実現することができます。

Q.1-13 PIM-SMで、設定可能なダウンストリーム数を教えてください。

ダウンストリームインタフェース数は以下の通りです。

装置名 インタフェース数
IX2105 16
IX2207 16
IX2215 16
IX3015 32
IX3110 64

Q.1-14 PIM-SMを利用する上での注意事項を教えてください。

  • PIM-SMv1は未サポートです。また、PIM-DM、PIM-SSMも未サポートです。
  • IPv6は未サポートです。
  • PIM-SMとIGMPプロキシの併用はできません。
  • PIM-SMとマルチキャストスタティックルートの併用はできません。
  • RPアドレスを自動で設定するPIM Bootstrap Router(BSR)機能には対応しておりません。
  • PIM DR(Designated Router)の選出に使用する「DRプライオリティ」は未サポートです。そのため、DRには「IPアドレスが最も大きいルータ」が選出されます。

Q.1-15 IGMPスヌーピングに対応していますか?

IX2215の内蔵SW-HUBポートは、ver.8.9以降のソフトウェアでIGMPスヌーピングに対応しています(その他の機種は未対応)。

なお、IPv6マルチキャストでの同等機能(MLDプロキシ)はいずれの機種も未対応です。

ページの先頭へ戻る