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「4KBセクタHDD」(4KBネイティブモードの動作)でのWindows版、Linux版のOracle Databaseご利用について

Oracle Databaseは現行のリリースではプラットフォームによって4KBセクタHDD(4KBネイティブモードの動作)で利用できない、または制限がございます。本ページではWindows版及びLinux版に関して記載いたします。
なお、本ページに記載のパッチの入手には、PP・サポートサービス契約の締結が必要となります。予めご認識頂けますようお願いいたします。


■Windows版
Windows版Oracle Databaseは現行のリリースでは4KBセクタHDD(4KBネイティブモードの動作)に対応しておりません。
Windows版Oracle Databaseをご利用の際には4KBセクタHDD(4KBネイティブモードの動作)を使用しないでください。

4KBセクタHDD(4KBネイティブモードの動作)上にWindows版Oracle Databaseをインストールした場合以下のような事象が発生いたします。


[発生事象例]

・dbcaからテンプレートを使ったDB作成を行うと以下のエラーが発生する。

ORA-01503: CREATE CONTROLFILE failed
ORA-01565: error in identifying file [ファイル名]
ORA-17503: ksfdopn:8 Failed to open file [ファイル名]
ORA-27047: unable to read the header block of file
OSD-04006: ReadFile() failed, file couldn't be read. O/S-Error: (OS 87) wrong parameter

※エラーの中で表示される[ファイル名]は環境によって異なります。

・SPFILEを利用したDB起動で以下のエラーが発生する。

ORA-01078: failure in processing system parameters
LRM-00109: パラメータ・ファイル[ファイル名]をオープンできません。

※エラーの中で表示される[ファイル名]は環境によって異なります。


■Linux版(一部Redhat Enterprise Linuxに限定した記載になっております。)
Linux版Oracle Databaseは11gRelease2以降のリリースで4KBセクタHDD(4KBネイティブモードの動作)に対応しております。
ただし、下記仕様・事象を確認しておりますのでご確認いただけますようお願いいたします。


・現行のリリースではDirect I/Oに対応しておりません。そのため、初期化パラメータ filesystemio_options を "DIRECTIO" または "SETALL" に設定されないようお願いいたします。


・11gR2、12cR1ではADR(Automatic Diagnostic Repository)という診断データを管理する機能のディレクトリに対するI/Oに不具合があり、後述のエラーが発生いたします。個別パッチ 20837384 を適用いただけますようお願いいたします。
なお、Grid Infrastructure環境を利用される場合、GRID_HOMEにもパッチを適用いただく必要がございます。


[発生事象例]


・インスタンスのアラートログに下記エラーが出力される。
ORA-48178: error encountered while reading an ADR block file during ADR initialization
[ファイル名]
ORA-48101: error encountered when attempting to read a file [block]
[ファイル名] [0]
ORA-27072: File I/O error
Linux-x86_64 Error: 22: Invalid argument


※エラーの中で表示される[ファイル名]は環境によって異なります。


・ASMインスタンスのアラートログに下記エラーが出力される。
ERROR: ORA-48178 encountered when checking if the process is able to
ERROR: create the ADR schema in the specified ADR Base directory [ディレクトリ名]
ERROR: The ORA-48178 error is caused by the ORA-48101 error.
ORA-48101: error encountered when attempting to read a file [block] [ファイル名] [0]
ORA-27072: File I/O error
Linux-x86_64 Error: 22: Invalid argument
または
ORA-00600: internal error code, arguments: [dbgrfrbf_1], [ファイル名], [0], [1], [], [], [], [], [], [], [], []
ORA-27072: File I/O error
Linux-x86_64 Error: 22: Invalid argument


※エラーの中で表示される[ディレクトリ名]、[ファイル名]は環境によって異なります。


・ASMを利用される場合、spfileでのインスタンス起動時に後述のエラーが発生いたします。
そのため、下記PSUを適用頂く必要がございます。
・11gR2 PSU11.2.0.4.6以降
・12cR1 PSU12.1.0.2.2以降


[発生事象例]


インスタンスの起動時に下記エラーが発生いたします。
ORA-17510: Attempt to do i/o beyond file size
ORA-01078: failure in processing system parameters


・ASMを利用し、かつデバイス管理にASMLIBを利用される場合、関連するkmod-oracleasmに不具合があるため下記バージョンに更新ください。
RHEL6.6 kmod-oracleasm-2.0.8-4.el6_6以降
RHEL6.7 kmod-oracleasm-2.0.8-5.el6_7以降
RHEL7.1 kmod-oracleasm-2.0.8-8.el7以降
※RHEL6.5には不具合を修正したバージョンがございませんので、
Oracle DatabaseでASMを利用される場合は、RHEL6.6以上を利用ください。


・ASMを利用し、かつデバイス管理にudevを利用される場合、後述のエラーにより構築できません。
これはOracle Databaseの不具合に該当しており12cR1以下ではパッチ・回避策はございません。
12cR2で修正予定です。


[発生事象例]


・11gR2の場合
ASM構成時のCREATE DISKGROUPで下記エラーが発生します。
ORA-15018: diskgroup cannot be created
ORA-27061: waiting for async I/Os failed
Linux-x86_64 Error: 22: Invalid argument
・12cR1の場合
ASM構成時のCREATE SPFILEで下記エラーが発生します。
ORA-15081: failed to submit an I/O operation to a disk
ORA-15080: synchronous I/O operation failed to write block 0 of disk 0 in disk group CRS
ORA-27072: File I/O error


■更新履歴
2015年4月28日 公開
2015年6月1日  Windows版の状況を調査中から未対応に更新
2015年6月8日  Linux版の対応を記載
2015年11月12日  Linux版の事象を追記(ADRに関する不具合、ASMを利用した場合の事象)
2016年3月8日  Linux版でudevを利用したASMの構築ができない旨記載。


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