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Oracle - イベント/セミナー

Oracle関連イベント

Oracle OpenWorld 2016 での セッションレポート

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9月も後半の第四週、18日~22日の5日間で Oracle Open World 2016(以下OOW)が開催されました。週初めはサンフランシスコの強い日差しが照り続け、熱気に包まれていましたが、会場のモスコーニセンターには多数の参加者が集まりました。

NECは2013年から毎年、OOWでの講演を開催しており、今年で4回目となります。今年度は初となるスポンサーセッションを開催し、参加者から多くの注目を集めました。Oracle社との共同技術セッションについても、もちろん今年度も開催しております。Oracle製品の先進的な機能を実システムに適用するため、Oracle社と共同で検証に取り組み、講演で成果を発表いたしました。



Oracle OpenWorld 2016会場

NECのスポンサーセッションはNEC Corporation of America(以下NECAM)とBart & Associates様(以下B&A様)の共同での講演となり、OOW 2日目の月曜日に行われました。プライベートクラウドの事例紹介に、会場の熱量に呼応するかのように情熱をもった聴講者の方が多数集まりました。



NECAM Vice President Joe Salisbury

セッションではまず、NECAM Vice PresidentのJoe Salisburyより、NECの紹介とOracleとの協業の歴史について説明いたしました。

続いてNECAM Managing DirectorのMike Mitschより、プライベートクラウドにおけるシステムで、一般的にお客様が気にされる課題について解説。まずセキュリティとデータ保護、次点で性能が挙げられるとのことでした。

今回紹介事例とさせていただいたお客様もセキュリティやデータ保護を重要と考えており、それに加えてクラウドの運用管理によるコスト削減を期待していました。お客様の要望に応え、NECがどのように課題を解決したかを解説いたしました。

その後、B&A社のJonathan Evans氏に登壇し、本案件で取り組んだプライベートクラウド上でのPeople Softのバージョンアップについての知見を解説しました。さらにNECをパートナーとして取り組んだ理由を説明。OpenStackを始めとする主要OSSのコミュニティに参画しており、クラウド基盤への高い技術力を有していることなどを理由として挙げていただきました。

大勢の方に熱心に聴講していただき、クラウド事例への興味関心の高さが伺えるセッションとなりました。

週半ばになると気温も下がり始め、日中過ごしやすい陽気となりました。イベントも終盤にさしかかる水曜日の夕方、Oracle DatabaseとWebLogicのセッションが行われました。

Oracle Databaseのセッションでは、NECで実施している検証結果の紹介があり、Oracle USとの協業を担当している伊藤高志主任が登壇しました。セッションのテーマは「データベースメンテナンスによるアプリケーションへの影響を最小化するためのベストプラクティス」になります。

冒頭Oracle社クラウドエバンジェリストのTroy Anthony氏から、Oracle Databaseシステムにおいて、計画停止時間を削減するために気をつけるべきポイントや、Oracle Database 12cR2における機能強化の説明がありました。



Oracle Troy Anthony氏

その後クライアントフェイルオーバの技術責任者であるCarol Colrain氏から、段階的なクライアントフェイルオーバを実現する12cR2新機能"Drain Timeout"の説明があり、この機能を使用することにより計画停止時のアプリケーション影響を大幅に低減できるという検証結果の説明がありました。

再びTroy氏からNECの紹介があり、日本のカスタマーにおいては可用性が特に重視されるので、NECとOracleは25年以上にわたり高可用領域でのソリューション作成を共同で行っている、との説明がありました。

それに続いてNECで実施したサーバ停止、データセンターメンテナンスなどのユースケースでのOracle Database機能を活用した計画停止プラクティスの検証結果を説明し、今後もこのような高可用ソリューションを共同で顧客に提供していきたい、と結びました。



NECAM 伊藤高志 主任 (中央)

WebLogicのセッションでは、Oracle製品のソリューション開発を行っているNEC 牧田雄樹主任から、WebLogic Server 12cの新機能マルチテナントの可搬性について、検証結果とソリューションを解説いたしました。

冒頭、Oracle社の製品マーケティング担当 Eric Jacobsen氏より牧田を紹介いただき、共同検証はOracle社にとっても非常に有意義であると、NECの取り組みに対して感謝の言葉をいただきました。続いて、アプリケーション開発における課題について説明し、多くの顧客は環境構築、作業の自動化、継続的インテグレーション等最新の開発方法論の導入、軽量言語の採用、などに関し課題を抱えており、Java Cloud Service(以下JCS)を含むオラクルのアプリケーション開発クラウド群がこれらの課題を解決できると述べました。



Oracle Eric Jacobsen氏

続いて製品開発担当のAnand Kothari氏より、JCSの概要について説明いたしました。環境構築の容易さ、継続的インテグレーションに代表される最新開発技術のクラウドサービスとしての提供、オラクル製品との完全な互換性など、JCSの主だった特徴を紹介した後、今回のテーマである可搬性を支える基盤技術であるWebLogicマルチテナントについて解説いたしました。



Oracle Anand Kothari氏

その後、NECで製品技術を担当する牧田が登壇し、NECとOracleの技術協業について説明し、4年間にわたるオラクルと共同検証、共同セッションの内容を紹介しました。牧田は冒頭、アプリケーションの可搬性へのニーズの高まりを改めて強調し、別環境への移行に伴う複雑さと工数を如何に低減できるかが、クラウド環境を管理するにあたり重要事項であると解説しました。続いて検証結果の紹介では、従来の環境移行の方法とWebLogicマルチテナントでの環境移行の方法を比較し、オンプレミスの別環境への移行、及びクラウドへの移行の際の工数が70%以上削減されたことを示しました。



NECクラウドプラットフォーム事業部 牧田雄樹 主任

牧田は今回の検証結果を踏まえ、環境移行の際マルチテナントを積極的に活用していきたいこと、また今後はOracle Databaseが備えるマルチテナント機能との統合検証に取り組み、システムの移行をより簡単かつ安全に提供できるようにしたいと結びました。

最後にAnand氏より、最近のJCSのupdateについて解説しました。クラウド移行を更に促進する「AppToCloud」、クラウド上での運用を自動化する「Auto Scaling」、Web-App-DB等複数層からなる環境を一度に構築する「Stack Manager」など、多くの新機能を、デモを交えて紹介いたしました。

講演の終わりには、登壇したプレゼンター全員に対して聴衆の皆様から暖かい拍手が送られました。

NECは今後ともOracle社との技術協力の成果を社会ソリューション事業に活かし、価値あるシステムをお客様に提供いたします。

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