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中堅生産財卸・商社にもとめられる差別化戦略とは 【第5回】~事例に見る成長戦略の5つのポイント~

講師:片山和也 氏

第5回
卸・商社がとるべき成長戦略の方向性
(2008年7月公開)

講師:片山 和也  プロフィール
(株式会社船井 総合研究所 シニアコンサルタント)

5. 最後に:改革を成功させるために

中堅卸・商社における成長戦略の事例として、3社の例を挙げました。これらのケースは
1)自社PBの開発 2)エンジニアリング 3)卸から直需へ という戦略的判断(大きな投資を伴う、あるいは既存業務の否定)に基づくもので、まさにトップの決断なしに実行できることではありません。

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さらに改革を進めるにはトップの決断に加え、トップの打ち出す戦略の浸透が一連の改革を成功させるために必要なことです。特に卸・商社の場合は、個人商店の集まり的な側面を否定することができずまさに“戦略の浸透”が、改革を成功させるための大きなポイントになります。社員が100名を超えてくると、戦略の浸透が急速に難しくなります。そこで戦略を浸透させるために最も重要なポイントは、役職者の階層別機能の発揮です。そのためには継続的な階層別教育と、役職者の機能を発揮させる会議体の整備が求められます。
また抜本的な生産性向上のためには業務改革と、それに伴う情報システムの見直しが欠かせないことです。本当の意味での業務改革は仕事の進め方自体を見直さなければならず、それは情報システムの刷新につながることです。

また、情報システムは入れて終わりではなく、導入後も現場の使い勝手を検証しながらシステムの改善を継続的に行っていくことが求められます。こうした背景から、業務改革を成功させるためにはITベンダーの選定自体もその大きな要素となります。経営トップが考える真意を理解し、さらにその考えを第三者的にうまく社内に浸透・説得の上で納得させる“戦略浸透力”が、IT技術力に加えて求められるところでしょう。

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