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人事部門の変革第三章 戦略企画部門としての人事

(3)ポートフォリオ分析

1. ポートフォリオ分析とは

ポートフォリオ分析とは、人材(組織)の相対的な位置づけや状態をマトリクスを用いて「見える化」するアプローチである。縦軸と横軸を工夫すれば、角度を変えた多面的な分析も可能である。
マトリクスに分析要素をマッピングすることで、以下のメリットがある。

  1. 全体の状況を把握することができる
  2. 対応の方向と対象を明確化できる

全体像を視覚的に把握できるので、組織力の比較といったことができるだろう。またセグメント化した人材群ごとに人事施策を策定することで、より人材群の特性に合った打ち手が取ることができる。
図3-8は、人材ポートフォリオ・組織ポートフォリオの一例である。
 
<図3-8>ポートフォリオ例

人材ポートフィリオ(例)

<主な打ち手(例)>
A)将来の経営幹部として育成する
B)今後実績を上げることが出来るように重点教育をする
C)継続して実績を高く出せるように支援する (コミッション型報酬制度の導入等)
D)基礎的能力開発や他部門への異動などを促す

組織ポートフィリオ(例)

<主な打ち手(例)>
A)組織としての実績・人材適合度とも問題ないため現状維持を目指す
B)人材配置は問題ないが実績があげられていないため、他の要因調査が必要(マネジメントが不適等)
C)人材適合度に比べ実績が高いため、長く続かない恐れがある。安定化の施策が必要
D)人材配置・育成等の活性化が必要

※組織を「人材適合度」(高ほど役割にマッチした人材が多い)、組織としての「実績」でプロットした